タイトルなし - 1975年08月01日(金) 作業をざくざくしていて、ふと画面を切り替えてびっくりした 随分前のあなたからのメールがぽっかり開いていた ただ1通どこかに紛れ込んでいたそれには ブロッコリーの酢の物が辛くなったと 次の日 本当なら電車で帰らないはずだったのに もしも運命や神様というものがあるならば 確かにあたしたちは引かれたのだと思う でもそこまで 乗り継ぎが良くてあなたに気付かず走り去ったあたしを 呼びとめる名前をあなたは持たない 逆の立場だとして、あなたを呼び止める名前をあたしは持たない 6年一緒に居たそれがあたしたち でも、もし もしも 呼び止めてくれていたなら 何かが変わったんだろうか 1年経って やっぱり伝える言葉をあたしは見つけられずにいる -
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