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2011年03月03日(木)


■悪魔のトリル（3/2）
初東京オペラシティＣＨ。きれいなホールだなあ。場所はあれだけど。。

今回の目当てはネマニャ・ラドゥロヴィチ。前々回だったか、ＧＷのクラシックの祭典で、間違って取ってしまったチケットで（笑）偶然聴いて、なんだこれは〜！と思ったのだった。クラシックは素人なので比較対象はないんだけれども。身体の中に、何か正しい音があるとして、そこにぴたっとはまってかつ、持ち上げられる感じ。

今回も曲の好みなどにもよるけれど、いや〜よかった。
シャコンヌ、いい曲だなあ〜。


2011年03月01日(火)


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ひとりで盛り上がっていたairだけど、4月から妹のノートＰＣ（東芝）を預かることになって、とりあえず保留。というか、忙しすぎて、ＧＷ過ぎるまでは何もできなそう。。

アカデミー賞の作品賞、主演女優賞は予想通り。ナタリー・ポートマンの受賞が嬉しい。先日『ソーシャル・ネットワーク』を観たけれど、おしゃれでクール、タイムリーで、今見るにはとても面白いけれど、数年先には面白みが半減しそう。

主人公がしょうもなくて（憎めないけど）、「あんたがもてないのはオタクだからじゃなくて、性格が悪いからよ！」とエリカ様に罵られるわけだけど、人の心の機微がわからないんだけど、なんとなく繋がっていたい、そんな主人公の気持ちそのものが、皆にも支持されたのだし、ソーシャルネットワークそのものでもあり、面白いけどなんだかなあ…という気もする。

彼がひとりぼっちになったのは彼自身のせいだけど、彼の仕事ぶりにたいして、周りの人間も要求が大きくなりすぎると、どうしても齟齬が生まれるわけで…、お金とか権力とか怖いなあと思う。裁判を起こした親友とか双子の先輩とか、哀れで、執着心もできれば持たずに生きたいなあと思ったり。教訓に満ちた作品だった。ぜんぜん心揺さぶられないけど（笑）。それがアカデミー賞（に限って言えば）の敗因だと思う。シンプルに。