更新履歴 キキ [home]

2008年11月30日(日)


■トリエンナーレに行ってきた
けど、感想は後日書くことにして。今日行くことは決めてあったのに、昨夜つい「片付けられない女魂」というブログを読み込んでしまった。朝の4時まで。
http://katadukero.blog77.fc2.com/

片付けの過程がというより、ブログそのものが面白い。お父さん面白すぎ。部屋が綺麗でも汚くても、人間としての価値にはあまり関係ないと思うが、雑念が多くなるのは否めない(経験上)…。効率悪いし。

わたしの汚し方は、積まずに(積めるほど物がない)ひたすら広げてしまう。使ったものを元に戻さない。中高大と学生時代はそこそこ汚かったが、あるとき急に綺麗になった…。ちょうどいいペースでこなせる仕事に就いて、朝目覚ましが鳴る前に起き、お弁当を作り、8時に家を出、6時半頃帰宅。11時に就寝、みたいな生活で急にいい子になったら(笑)、急に部屋も綺麗になった。でもこのペース、2ヶ月しか続かなかった。外資に吸収され、3ヶ月目から超激務。。1年ぐらいで心が折れかかって辞めたけど、今思えばいつだって、辞めたところは辞めてよかったと思う。手に入らなかったものは手に入らなくてよかったんだ…とまでは、まだ思えていないけれど。

今は自活していて忙しいし、めっちゃ綺麗とはいえないけど、もう少し物を整理すれば、もうちょっと暮らしよくなる気がする。12月でもう3年。生活の見直しは自分の見直しにもなって、けっこうタメになっているようだ。とはいえ、いろんなことができる・きちんとしているイコール幸せではない、ことは忘れていはいけないと思う。わたしはわたしを飢えさせないのは当然だが、かつ歓ばせなくてはいけない。それが生きるってことだ。


2008年11月29日(土)



浅田真央の演技を見て泣いてしまう。最近泣いてばかり…?
アンシリーズのブックカバー作成を試みるも、インク切れで断念。
悔しいのでモノクロで百鬼夜行抄10巻分を作成。なにげに怖い感じになってご満悦。

毎週部屋を片付けている気がする。
年末だし、そろそろガツンと捨てねばならん。

先日初めて服を通販で買ってみた。会社に来ていく服に困っていたのでちょっとほっとした。癖になりそうで怖い。服を買うのが嫌いというわけではないが、仕事上必要…とか義務的になると途端に買い物が嫌になる。かといって着心地が悪かったり身体に合わないものも嫌だし、数があればいいというわけでもなし。やっぱりシンプルでいいものを長く着ようと思った。

通販で買う前に、いちおう冬物のトップスを全部並べてみた。数はそこそこあったけれど、なるほど。ズボン(しかもヒップハング)が多いわりに、うっかりすると腹が見えてしまいそうな丈の短いものばかりだ。半分ぐらい捨てたい…が、それじゃあさすがに回らないかな…。

最近覚えた言葉に原価償却というものがあって、(上手く説明できないので適当にぐぐってもらいたい)高い衣類や靴などももそういう考え方をしたらよいのかなと思う。物持ちはよい方(かなり)だけれど、物を大切にする…というのとはちょっと違っていたと、今になって思う。

唯一常にすっきり片付いているのは食器類。吊り棚のみに入れているけれど、ものすごいうまく収まっていて、何がいくつどこにあって…というのが把握できている。目をつぶっていても出し入れできる。わお。流しの下とか、キッチンは片付いている。のに、なぜ他のところは…。あ、下駄箱も綺麗。靴あんまりないから…。


2008年11月28日(金)


■実は結末を知らない完結した名作コミックランキング
http://ranking.goo.ne.jp/ranking/026/comic_conclusion/

ああ、途中まで読んだ漫画がたくさん。シティハンターのラストはよかったなあ。過去のあんなことやこんなことが走馬灯のように甦ってきて、インパクトがあったし、いい話だった。タッチやめぞん一刻のラストもじんときた。あと、動物のお医者さんのラストは意外だったけれど、あれ好きだなあ。ドラマでは要潤が二階堂を演じていて、あれで要潤を好きになりました。

ああパトレイバー全部読まなきゃ。
高校の美術部にいたころ、先輩がゆうきまさみのアシスタントをやっていて、超進学校だったのにそういう道を進んでいる人がいるのが不思議だった。私自身には自分の道などなかったけれど、周りには常にそういう人がいて、好きでやっていることとはいえ、献身というのか、うまい言葉がわからないけれど、周囲に惑わされず、やるべきことをやっている職人のような人たち、素敵だなあと思う。

ヒカルの碁は続編やらなかった方がよかった。とはいえ、佐為篇のラストは感動的。ヒカルの碁好き〜。


2008年11月27日(木)


■アンの娘リラ(読み途中)
アンブックス最終巻はセルビア皇太子殺害のニュースから始まる。アンの末娘リラは、典型的な末っ子気質で、陽気で気が強くて、自尊心が強く気概があって。。ちょっとおばかさんな感じで、箸が転がっても笑ってしまうようなお年頃。早く大人になりたくて、ものすごく楽しみにしていたパーティ(いわゆる社交界デビューのようなものか)にようやく参加が叶って夢のような時間を過ごすのだが、途中で開戦のニュースが飛び込んでくる。

カナダは徴兵はなかったようだが、志願兵を募っていて、リラの兄弟や知り合いがどんどん入隊していってしまう。勇んで長男は出かけていったけれど、心優しい次男のウォルターは、自分が殺すことになる相手のことを考えてしまう。それでもやっぱり行かないわけにはいかないだろうと、リラは思い、アンも読者である我々も心のどこかで感じている。どちらに転んでも、強すぎる感受性は自分を殺すことになる。志願者のみなどといっても、本当は選択の余地などない。

不平を言わず役割をこなすリラに対して、アンは誇らしく思いながらも、少女らしい時間をほとんど持てないまま大人になってしまうのだろうかと、哀しみを感じる場面がある。冒頭のリラがあまりに天真爛漫だったため、リラだけでなく、あらゆる人々が失ってしまった時間が重い。われわれは毎日3度の食事を取り、大いに笑い、安らかに眠る、そのことに対して、思い悩む必要などないはずだ。電車の中で、読み進められなくなってしまって、わたしはしばらく本を閉じた。

たとえば家政婦スーザンの信念を曲げない態度も立派なのだけど(ブライス家の人々は彼女によって本当に救われていると思う)、リラの感受性と想像力の豊かさ、それを支えるバランスのよさと強度には感服する。しかしそれもこれも、ただ笑って過ごせるはずだった少女期と引き換えにして得たものなのである。





2008年11月26日(水)


あ、パスワード残ってた。ほっ。

 *

いろいろ書きたいなあという気持ちが湧いてきている今日この頃。

といいつつ、サイトはさらに縮小させる予定であります。来年はがんばって詩集を作るつもりです。そしたらたぶんちょっと肩の荷が下りるかも。荷物なんかほんとは何も背負ってないのだけど、背負ってないってことを確かめるために、形にすることが必要、なのかも。詩を書き始めて約10年、やはりそろそろ別の場所とか別の段階へ進んでもいいころだと思う。