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2004年12月27日(月)


■きょうも平和。
夏休みを前にした子どものような気分です。はやく冬休みにならないかなあ。。前の仕事であぶく銭と称して残業代を貯めていたのですが、就職したらそのお金で買おうと思っていたものがあって、とうとう注文してしまいました。はじめての全集!復刊ドットコムで見つけた安房直子全集です。彼女の童話は美しくてほんとうに好き。冬休み一日目は大掃除をしてなんとかしまって、二日目からこたつにはいってりんごをしゃりしゃり食べるみたいに大事に読みたいです。あと途中になっていたテレビ版の攻殻機動隊(とあわよくば妄想代理人)を全部見てしまいたいなあ。ハウルも見てないし。ってアニメばかりだな。


先日はクリスマス会をしてきました。プレゼント交換をして、仔猫にゃんたちと遊んで激写して、親ばか気分を味わってきました。当たったプレゼントは動物パズルで、これもすごくかわいいのでした。500円以内とかいって、きっちり守ったのはわたしと小夜ちゃんだけという…。それからモリさんが前回優勝したのでベンズにも行ってきました。冬休みまであと少しだからと思って、ちょっと遊び過ぎました。うー、やっぱり眠いです。


2004年12月22日(水)


■そうかつそうかつ。とほうふ。

眠い日々です。

師走なせいか、なんとなく今は気が急いているのですが、来年はもう少しゆったりと過ごすつもりです。主催するイベントがなくなるので、なんとか時間をひねり出せるかなと思って、もう少し絵や映画を見たり、本を読んだり、卓球をしたり(笑)デートをしたり(微)、綺麗な服を着たりしたいです。つまりはふつうの女の子みたいな生活をしてみたいでし。

そういえば、一時期前世はナマケモノに違いない!と思っていたのですが、今年はやらなければならないことを辛うじてやり遂げられたような感じです。夏休みの宿題を8/31に終わらせましたという感じ。実を言うと、わたしはいつも夏休みが終わってから宿題を始めたりしていたんですねー。あはは。作文は人に書かせたりね(笑)。今日やらなければいけないことはやる、というのは出来たと思うので、来年の目標は今日できることは今日やる、と。うう。たぶん無理だけど。怠惰だなあ。

中学のときの目標は早寝早起きで、バカじゃないのと言われたけれど(笑)、結局わたしにとっての学業がそんなに大事なものではなかったのかも。仕事は大事なので、やっぱりベストの体調で望めるように毎日8時間!眠らないと!と思います。眠いと頭回らないです。

それから詩に関しては、2月あたりにひとつイベントに出る予定ですが、なにかお誘いがあれば無理のない範囲でぽつぽつ出てみたいなあとは思います。基本的にはじっくり書けたらいいなあと。来年の映画館はワークショップですし。で、ゆっくり準備をして同人誌を年末か、翌年(つまり再来年ですが)、作りたいのです。ひとのことばを所有したいという何か漠然とした欲求があって、本の形で残せたらいいなあと思うのでした。というのは建前で、DTPソフトのインデザインを使ってみたいのでした。何かないと買う勇気が出ないから(笑)


2004年12月19日(日)


■僕の彼女を紹介します
観て来ました。結局のところ2番煎じなので、猟奇的な彼女の方が断然面白いのですが、それを承知の上でのごり押しな展開にウケました。基本的にチョン・ジヒョンのアイドル映画で、なんだかんだいってやっぱり可愛いので、ストーリー展開は意味不明ながらちゃんと泣かせるのでした。チョン・ジヒョンは顔が少し丸くむくんでいるような気がしたのですが、でも可愛かったです。それに尽きます。

まあ、シナリオに関してはしょうがないとしても、日本版を作って挿入歌は差し替えるとかしてもよいかも。歌の良し悪しではないんですが、XJAPANは今は痛いだろうと。


あーうー。明日は会社の忘年会です。なんで月曜かな(微)。


2004年12月16日(木)



朗読会に行ったり、前の職場の同僚の送別会に行ったりしました。欲を言えば映画観たいなあ。もうちょっと眠りたいなあ。寝不足のせいではないと思うのだけど、微妙な失敗をしたりしてます。紅茶を溢れさせて周りをびちゃびちゃにしたりとか(微)。しかもひとに全部拭いてもらったという…。わたしはいつも何かをこぼしてはひとに拭いてもらっているような気がするなあ。

■「家族八景」筒井康隆
中学のときに「農協月へ行く」を読んで、話は覚えていないものの何かトラウマになっていた筒井康隆ですが、「七瀬ふたたび」はドラマで見ていたので、これなら読めるかなと思って買ってみました。すごく読みやすい。タイトル通り、八つの家族が出てくるが、描写がぜんぜん細やかじゃなくて、筒井氏の顔を思い浮かべながらちょっと笑ってしまいました。

■「人は何で生きるか―民話集」トルストイ
「家族八景」と一緒に買ったのですが、よく考えてみるとこれはおかしな組み合わせだったなあと思う。

文章が気持ちよくて昔話のスタイルをとっているのがいい。聖書だと(物量的に)重いけれど、これなら確かにいいかもしれない。ものごとをシンプルにしていくと難しいことは何もなくて、許しの精神が他人だけでなく自分を救うのだというトルストイの主張はよくわかる、…わかるのだけれども、彼はずいぶん徹底している。


2004年12月12日(日) コトバコ終了しました。


■コトバコ最終回
とうとう終わりました。あとは忘年会と反省会を残すばかり。
最終回では初スクリーンお目見えで、自主制作映画とアニメーションを流しました。手作りの感触がコトバコにとっても合っていて(合わせていただいて)、本当に感謝! 最終回にとってもいい思い出になりました。

振り返るとコトバコというのは奇跡のような体験で、なんというか、それはイベントの成功とはまた別のものに対する感覚で、ここにみんなでいる不思議(おっとパクリ)みたいなものかも。みんなのなにか見えないものが、コトバコを点に交錯しているようなのが素晴らしかったと思います。打ち上げで、スタッフ間で褒めあい合戦をしていましたが(笑)、とにかくこの6人だったから、というのが最初にありきでした。こういう経験はもう二度とできないかもしれないし、とっても貴重で不思議な一年でした。他のスタッフみたいに自分がどう変わったというのは実はよくわからないのですが、何か変わったような気はするんですよね。うーん。

通ってくださった方、ゲストの皆様、映画館関係者のみなさま、本当にありがとうございました。わーん。さみしいです。


2004年12月05日(日)


■「真空が流れる」佐藤弘(新潮11月号)
新潮新人賞を取った作品で、保坂和志に影響を受けていると聞いて、評判もわりとよいみたいで手にとってみました。小ぶりではあるけれど、落ち着いた語り口でなかなかよかったです。今後、本が出るようなことがあれば、読んでみたいと思いました。この作品は短いみたいで、これだけでは出版されないかも。タイトルは受賞にあたって改題したそうですが(元は「すべては優しさの中に消えていく」)、このタイトルもいまいち。改題しただけに気になってしまう。

主人公は高校生で、友人に頼まれてその自殺の場面をビデオに収め、編集している。初めから友人は死んでいるので、編集作業と死んだ友人との思い出が同時進行で進んでいく。ふたつの時間軸が連などで分かれているわけではなくて、いきなり過去に突入するのがふしぎと自然で上手い。インタビューでもっと力量があればもっと緻密に書けたはず、と言っているとおり、どこか書き落としているような印象も。物語は”真空”状態というか、宙ぶらりんなのに、主人公だけが最後が妙にすとんと着地しているのが気になりました。最後まで宙ぶらりんの印象を残さなければいけないのに、作品そのものがうまく落ちてしまったように錯覚してしまう。


2004年12月03日(金) 冬仕様に


■トップ画像を冬仕様にしました。
ちょうど銀杏が綺麗な時期ですけれど、12月に入ったので。少し前に現代詩フォーラムのプロフィール写真も変えてみました。ジャック熱いまだ冷め遣らず。