【三志塾】 塾長yoneの授業日記
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今週は、中学3年生の保護者の方々を対象に進路相談会をおこなっています。 去年までと違い、よりじっくりと相談できるように1人1時間の時間をとっています。 というのも、年々中学校の進路指導が、保護者や子どもたちにとって頼りないものに なってきているらしく、塾の進路相談への期待度が高まっていることにあります。 (※一生懸命に指導されている先生、ごめんなさい。 でも保護者の方がよくそう言うので・・・)
昨日の相談会では、保護者の方がこんな話をされていました。 そのお子さんの担任は、進路指導に関して、 「僕は責任を持てないから、どの高校に行けるとか行けないとか、 受けたほうがいいとか受けないほうがいいとかは言わない主義です。 行きたい高校は自分で決めなさい。」 と子どもたちに宣言されたそうです。これってどうなんでしょう?
確かに、行きたい高校は自分で決めるのが前提ですが、 その行きたい高校がその子の学力や性格に見合ってなければ、 やはりそのことを本人や保護者の方に告げるべきなのでは・・・ と私は思うのですが・・・。
「自分のことは自分で決める!」という姿勢を示すことは、 これからの世の中を生きていく子どもたちに必要なことかも知れません。 しかし進路指導でその姿勢を貫くのはいかがなものでしょうか。 何と言ってもまだ中学生、やはりアドバイスはきっちりしてやらなければ・・・。
文部省のお達しで、中学から業者テスト(偏差値)が消えて久しいですが、 それ以降の学校の進路指導は確かに頼りないものになっているようです。 先生の手元に客観的な進学資料がないのですからそうなったのも仕方ないと思います。 それを不安に感じたのか、現在中学では、結局以前の業者テストと同じ様な 「校内実力テスト」というものを作成・実施し、客観的資料(=偏差値)を もとに進路指導をされているようです。 しかしそれは地域が限定された中だけのもので、なかなか資料として使うのが 難しいのではないかと思います。
そんなこんなで保護者の方々が塾の学習指導や進路指導を頼ってくださっていますが、 うれしく思うと同時に、自分たちの責任の重さを痛感しています。
子どもたちの将来を決めかねない高校選び、 最後の最後まで一緒に悩み、苦しむ覚悟です。
過去の今日・・・
近ごろ、小6クラスがなかなか全員そろいません。 毎年のことながら、修学旅行の季節は授業進度の調整が難しくなります。 「修学旅行に行っている間に次の単元に入ってたぁ〜」なーんてことになると その生徒達がかわいそうだし、かと言って全ての小学校の修学旅行が終わるまで 同じ単元で止まっているわけにもいかず・・・ 広域から生徒を集めている塾泣かせの時期でございます。
ところで、最近の小学生の修学旅行は随分変わりましたね・・・私の頃と比べて。 私の近辺の小学校はだいたい広島に行くんですが、行き先や宿泊先って学校単位で かなり自由に決められるようになったみたいですね。 広島だけ行く学校があるかと思えば、広島と長崎に行く学校、広島に行って岡山で 泊まる学校、・・・などなど同じ市内の学校でも結構バラバラ。 持っていけるお小遣いも3000円までのところや4500円のところなど色々あるようです。
最近、休憩時間に子ども達と修学旅行など学校行事の話をして盛り上がっていますが、 学校のことをいきいきと話す子ども達の顔を見ていると何だか安心すると同時に、 自分自身の小学校時代の思い出がよみがえってきて懐かしさを感じています。
過去の今日・・・
昨日から風邪だ・・・身体の節々が痛い。 ちょっと寒くなったかと思うと、こんな目にあってしまう・・・。 ふだんから身体を鍛えておかないとだめだなぁ。
過去の今日・・・
久しぶりの日記です。もう全然、日記になってません。 先週は中間テスト対策の問題作りと11月・12月の時間割作り追われ、 ゆっくりとHPを更新する時間がありませんでした。 そういう諸作業も一段落つき、ただいまパソコンの前に余裕をもって 座っているところです。
今週は、中学部はテスト対策週間で通常授業は少しお休み。 各学校別の対策問題でテスト直前の復習となります。 毎度のことながら、テスト直前になってあわてて勉強し出す子どもがいます。 「先生、ここ分からないんで教えて下さーい」のオンパレード・・・ 「だから普段しっかり勉強しとかんとアカンやろ!」と言いたいのを グッと我慢しながら教えていますが、何度言っても普段勉強しない子って いますねぇ。それも同じ子。何も言われなくても自分から進んでやってる生徒も いるというのに・・・ホント不思議です。
過去の今日・・・
なかなか日記が更新できなくて申し訳ございません。 先週の中ごろから風邪気味で、少しパソコンから遠ざかっておりました。 今日と明日の2連休でしっかり休養して、また更新がんばりたいと思います。
塾の授業のほうも、風邪の影響で声が出にくく辛いです。 中間テスト対策授業が目前に迫っているのに・・・最悪。 「声」は商売道具なので無理できません。のど飴なめながらがんばってます。
過去の今日・・・
1999年10月08日(金) 連休
今週は、各学年とも9月受験の模試の結果が戻ってきました。 毎回、結果を返したあと、生徒たちに講評を行っていますが、 今日はその講評の一部を書きたいと思います。
−中2への講評より− 9月の模試は夏休み中の学習が成果となって表われています。 成績が伸びた人や好成績を維持した人は、それは努力の結果であり、 私は大いにほめたいし、自分自身でも誇りと自信を持って今後の学習に 取り組んでいけばいいと思います。 逆に成績が下がった人、この人は夏にどれだけの努力をしたでしょうか。 思っている以上に他の人はがんばっていたということではないのでしょうか。 私はよくみなさんに、 「今しっかり学習しておくことが、将来人生の選択肢を広げることになる」 と言っています。 また、その学習効果をあげるためには「目標を持ち努力することが大切だ」 とも言っています。
今、オリンピックが行われていますが、女子マラソンでは高橋尚子さんが 見事に金メダルに輝きました。ゴールした時の彼女の笑顔は最高に素敵な笑顔でした。 インタビューで彼女は「42kmを楽しんで走った」ということを話していました。 君たちは、彼女の笑顔を見て、またインタビューを聞いて、 「高橋選手は楽に金メダルを獲ったんだなぁ。」と思ってはいないでしょうか? あの笑顔が出るまでにどれだけの苦しい練習に耐えてきたか、 「楽しんで走った」と言えるまでにどれだけの努力を重ねてきたことか。 では、なぜ苦しい練習に耐え、努力できたのか。 それは頂点に立つという大きな目標があったからにほかありません。 目標は夢でなく実現するものだ!という強い意志があったのでしょう。 しかし目標を持っただけではそれを自分一人で実現するのはなかなか難しいものです。 彼女は小出監督という素晴らしい指導者と出会い、監督を信頼し、 その指導に素直に従い努力し続けた結果、金メダルという最大の目標を実現 できたのです。
勉強も同じだと思います。まずは目標を持つことです。 いい高校に行きたい、将来こんな仕事に就きたい、次のテストで合計400点を とりたい・・・ 大きな目標でも小さな目標でも何でもいいからまず目標を持ちましょう。 そしてその目標を夢で終わらせないためにも、私たちと一緒に努力していきましょう。 私たちと君たちのお互いの信頼と努力が、必ずや目標を達成させるに違いありません。
過去の今日・・・
1999年10月01日(金) クラス分け
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