渦巻いてる言葉が多分たくさんあって
それはぐるぐるに巻かれた終わり無い磁気テープのようなもので
すっと引き出せばとめどなく単語が溢れるのはわかっているけれども
自分の感情とか生き様とか位置付けとかその他もろもろを
単に単語で正当化してみても
それは単なる厚化粧のようなもので
本音を言えば意味のないこと。


吐き出す事を抑えるのではなくて
今は吐き出すべきじゃないと　ただ思う。
だだ漏れになる台詞や形容詞は
薄っぺらなままでは単なる紙屑にしか過ぎない。


捨てられるべき紙屑ならば存在の意味すら無いまま。


叶うならば
溜め込んだ全ての言葉が
小さな石ころの欠片くらいにでも
何かカタチのあるものに育ちますように。

手のひらの上には何もない。
それだけのこと。
ただそれだけのこと。


それ以上でも　それ以下でもなく。


この手のひらの上には何もない。
ただ、それだけ。

日常に満ち溢れるものが
多分間違いなく
大切なものだと思う。
当たり前が永遠に続くはずだなんて
思ってはいけない事なら知ってる。




出来る事なら全てを見逃しませんように。

ほんとうにほしいものを


いわないときめた


きらわれるのとむかんしんとでは








どちらがくるしいだろう