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2005年04月23日(土) |
「コンスタンティン」 |
観てきたよー!
でも映画館ガラガラだったよー!(泣笑)
公開直後のレディースデーだというのにやたら空席の多い丸の内ピカデリーでございました…。天下の800席が泣いてるぜ。切ないなあ。負けるなキアヌ。
でもまあ確かに、映画としてはイマイチだった気がします(笑)。私は十分満足したけどそれはキアヌファンだからであって、純粋に作品そのものに期待してた人がどれだけ楽しめたかは謎ですね。ストーリーもツッコミ所満載だし、びっくりする程のアクションがあるわけでもなく、何となくダラダラ2時間、という感じ。公開前はマトリックスのイメージを引きずった宣伝のされ方をしてたから、ああいう路線を期待してた人は特にがっかりだったんじゃないでしょうか。今更だけどマトとは全然違う映画ですよ。こっちはオカルトです(しかもB級)。カトリックの宗教観をベースに天使や悪魔が入り乱れ、時折地獄の描写なんかも出てきたりして、これはアレだ、邦画でたとえるならどことなくCASSHERNやデビルマンに近い匂いを感じます(笑)。いや、さすがにデビルマンほどひどくはありませんけど!
ただし、繰り返しになりますが、私個人的には大満足でした。始めから終わりまでとにかくキアヌが綺麗に撮られてて、顔もシャープで美しいキアヌ(役にあわせてダイエットしたらしい)を思うさま堪能。それに今回のキアヌはなんかちょっと可愛かったよ(笑)。カッコイイ役のはずなのにどこか決まってないというか。結構いっぱいいっぱいで悪魔払いしてるくせに終わったとたん急に得意気になるし、あの大袈裟なライターの使い方もはっきり言ってちっとも格好良くないし(一日30回いちいちあんな仕草で火を付けてると思うとむしろ笑える)、それにネコちゃん膝に抱っこして両足たらいに浸して「地獄に行ってくる」とか言われても! 間抜けだから!(笑) 可愛いといえば、バスルームのシーンで浴槽の縁にアヒルちゃんが置かれていたのを私は見逃さなかった。嘘じゃないよ!アヒルちゃんだよ!余命一年のやさぐれエクソシストが毎晩アヒルちゃんと風呂に入ってると思うと和むなあー。
あと、終盤でピーター・ストーメアがキアヌをいたぶる様子がたまらなく絶品でした。後ろからがっちり抱きしめて耳たぶベロベロ舐めながらシャツを引き裂くなんてあんたタダ者じゃないね!萌えたよ!さすがサタン!もー悪魔にも天使にも神様にも愛されちゃってキアヌ総受け状態。ファンとして言うことないです。監督ありがとう!
キアヌ以外では、ハーフブリードの二人、特にガブリエルが雰囲気あってすごく良かった。ラストの天使の格好よりも、最初に出てきた時のスーツに羽姿が耽美でグー!でした。
****** コンスタンティン 【CONSTANTINE】
2005年 アメリカ / 日本公開 2005年 監督:フランシス・ローレンス 声の出演:キアヌ・リーブス、レイチェル・ワイズ、 ティルダ・スウィントン、ピーター・ストーメア (劇場鑑賞)
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