■映画の感想です。映画館で観たもの中心。普通にネタバレしてるのでお気をつけください。
■好きなのはハリウッドエンターテイメント。邦画は苦手。イケメン俳優に甘いです。美しい男を発掘するのがライフワークです。
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2002年11月30日(土) ウェイキング・ライフ

アート系アニメ。実写で撮った上からデジタルペインティングしてあるそうです。大変前衛的というか何というか、目にあまりやさしくない色彩で非スムーズにうねうね動く。空飛んだり目が飛び出たり顔色がカラフルに変化したり雲になって消えたり、摩訶不思議映像体験、トリップ・ムービー。 公式サイトは→コチラ


夢の世界から抜け出せずにいる主人公の青年が様々な人達の話を聞き続けるというストーリー…というかストーリーと言えるんだろうかこれは…。何のヒネリもなくフツーに実写で撮ってたらドキュメンタリーでも通用しそう。前後の脈絡関係なく(それが夢だろうと言われれば確かにそうなんだけど)大勢の人が次々出てきて喋る喋る。とにかく喋りまくる。
それがまた、人間とは何なのか?死とは何なのか?我々はどこにいくのか?みたいなメンタルで哲学的なダイアローグ&モノローグの連続。

つまり、普通にアーティスティックなトリップ・ムービーだったら映像の奇抜さで観る者を酔わせるのであろうけれども、この作品はその視覚的効果に加えて言葉でも攻めるわけです。目も耳も攻める。右脳と一緒に左脳も刺激されてる感じ? しかもセリフが多くて切り替わりも早い。律儀に真面目につきあってるとホントにトリップできそうです。

なんか見終わった瞬間は、脳がぐったりお腹いっぱいー、って感じだったんだけど、今になってみるともう一回見直したいような気がしないでもないなあ。結構好きかも。ただ私は英語がまったくできないので、耳で聞くとか言っても結局は目から情報を入れてたわけで、その辺が悔しいです。英語で聞ければ印象も違うのでしょう。吹き替えで見るのもいいかも。


キャストとして名を連ねてるイーサン・ホーク&ジュリー・デルピーといえば「恋人までの距離」ペア。というか、監督が同じなんですよねあの映画と今作と。今回もベッドの中であの続きのような語り合いをしてくれてちょっと嬉しかったです。出番はあっという間だったけど。
…いや、この映画ね、下の↓出演者のところに一応イーサンやジュリーの名前を書いたけど、主演のワイリー・ウィギンズ以外は、みんなほとんどワンシーンずつしか出てこないんですよ。ソダーバーグ監督なんかもね、あっソダーバーグだ!って思ったらそれで終わり(笑)。


そして。このリチャード・リンクレイター監督の次回作「Tape」の予告編もやってました!
なんだかちょっと、これ面白そうよ!というより私が好きそうよ! 出演はやっぱりイーサン・ホーク、そして奥様ユマ・サーマン、あとはおなじみ仲良しのロバート・ショーン・レナード。うん、息の合った仕上がりが期待できそうですね〜。楽しみ!
情報は→コチラ。予告編は→コチラで見られます。(要Win. Media Player)。



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ウェイキング・ライフ 【WAKING LIFE】〔アニメ〕 

2001年 アメリカ / 日本公開:2002年
監督:リチャード・リンクレイター
出演(声):ワイリー・ウィギンズ、イーサン・ホーク、
ジュリー・デルピー、スティーヴン・ソダーバーグ、etc.…
(劇場鑑賞)


2002年11月29日(金) たそがれ清兵衛

普段邦画に全く興味がない私にしては珍しく、予告編を見た時から非常に気になっていた作品。いやあ期待を裏切らないじゃないですか山田監督さすが巨匠でいらっしゃる! 観に行って正解でした。実に、実に良かったでがんす。あ、方言うつった。

これ一応時代劇ですが、普段時代劇を見慣れてない人(私のように)でも十分楽しめる仕上がりだというところがポイントだと思うのね。舞台は幕末だけど盛り込まれたいろんな要素が現代社会に通じていて、それが平成不況の下で清く正しく頑張っている我々小市民の共感を巧みに誘うわけです。生活の苦しさ、でもその中にあるささやかな幸せ、組織に属することのやるせなさ、不器用な恋愛、などなど。こういうところが山田洋次なんでしょうか。
そしてただしみじみさせるだけじゃなくて見せるところはきちんと見せるというか、例えば決闘のシーンの緊迫した感じなんか非常に良かったです。よくあるような型通りのチャンバラではなく、固唾をのんで見守ってしまう緊張感。音もリアル。

上映時間二時間超えると言われると私はいつも少々うんざりなんだけど(内容の善し悪しにかかわらず)、でもこの映画は途中全然退屈しなかったのでその点も感服致しました。だって歴史に残る大合戦やら世紀の偉人やら描いた大スペクタクルじゃないですよ? 幕末の東北に生きる平侍の姿を追うだけでたっぷり129分飽きさせないというのはそれなりにすごいことではないかと。

真田広之扮する清兵衛は、謙虚で素朴で欲もなく、けれど実は切れ者で腕が立つ、という、ちょっとマスターキートン((c)浦沢直樹)風キャラ。髪もボサボサで服は薄汚れて見た目悲惨なんだけどこういう主人公に反感覚える人って少ないだろうし、ある意味普通の二枚目演ずるよりもオイシイ役どころかもしれないなあと思いました。
でもまあ、「幼い頃から貴女を嫁にするのが私の夢でした」なんて唐突に言い出した時は正直ビックリしましたけど。娘2人も作っておきながら今更何言ってんだオイ!みたいな。しかもあなた最初に再会した時誰だかわかってなかったじゃん!みたいな。いや、いいんですけどね。いいんですよ。真田広之だからいいんです。

宮沢りえも良かったです。あと個人的には田中泯さんの武士っぷりに拍手をおくりたい。井上陽水の曲も良いです。予告編見た時からこの曲頭の中で鳴りっぱなしですよ。井上陽水って何なんでしょうね。新しいんだか懐かしいんだかわかんないリズムとフレーズと歌声でやみくもに人を魅了する。


ただひとつだけ心残りが。実は上映開始時刻に間に合わなくて最初の7,8分を観てないんですよー。良い映画だっただけに実に、実に悔しいでがんす。(<いい加減にしろ) ということでビデオになったら再見決定。


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たそがれ清兵衛

2001年 日本
監督:山田洋次
出演:真田広之、宮沢りえ、
小林稔侍、大杉漣、田中泯
(劇場鑑賞)


2002年11月28日(木) プロフェシー

実は観たのが一週間以上前なのでちょっと内容忘れ気味でございます。感想は怠けず観てすぐ書かないとダメですね。私は特に忘れっぽいし。

ええと、リチャード・ギア扮するワシントン・ポスト誌の記者が、妻を自動車事故で亡くしたことをきっかけに奇妙な現象・不思議な出来事に巻き込まれていくお話…だったです、確か。昨日の「フレイルティー 妄執」なんかと違って明らかに完全にはっきりと超常現象がメイン。
ネタ的にはX-ファイル系かな。っていうか、ギア様そんな一人で悩んだり引退した学者を頼ったりせずに、今すぐFBIのモルダー捜査官に相談しなよ!と観ていて何度も思いました。いやもう、いつデヴィッド・ドゥカヴニーが乱入してくるのかと最後までワクワク期待しっぱなし。(嘘です)

それはともかく真面目な感想としてはですね、全体的に結構怖くてなかなか面白かったです。ほとんど予備知識がない状態で観たのでその分余計に怖がれたのかもしれませんが。血がドバドバ出たりするグロテスクな恐怖ではなく、演出でギクッ!ビクッ!とさせられる、そういう怖さでした。映像や音など細かい部分がすごく凝ってたなあ。チケットを買ったときに“ご覧になった後に開いてください”などと意味深に書かれた解説プリントが配られて、言われた通りに観賞後に読んでみたらアナタ、もう一度見直して確認したいこと満載。こりゃ気付かず見過ごしてしまったことがたくさんありそうだ。
しかしこの作品、何と実話が元になってるらしいですよ! アメリカで60年代に実際にあった(そして未解決の)事件なんだって。うえーん怖いよう。


ただしラストは賛否両論あるでしょう。オチを付けないというこのやり方は、まあ反則といえば反則なんだけども、でもこうした反則的な語り方自体が、我々人類には絶対理解不可能な次元の違う「何か」の存在のひとつの提示形式である、…と考えると、何となく納得…できませんか? 宗教的な話ではなくて、私が言いたいのは、神とか悪魔とか心霊とか異星人とかそういう人間が創り上げた概念やロジックを超越した「何か」、つまり信仰や畏怖や観察の対象にすらできない「何か」のこと。次元が違うものは理解できない。理解できないものは語り得ない。でしょ? 屁理屈かなあ。つーか何故必死になってこの作品の弁護をしているのだ私は…。な、成り行きです単に。特に思い入れがあるわけではありません。


ギア様は、今まで何となくロマンス専門ジゴロ担当というイメージがあったのですが、こういう役も良いですね。「運命の女」も「シカゴ」も観に行きたいと思ってます。



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プロフェシー 【THE MOTHMAN PROPHECIES】 

2002年 アメリカ / 日本公開:2002年
監督:マーク・ペリントン
出演:リチャード・ギア、ローラ・リネイ、ウィル・パットン、
アラン・ベイツ、ルシンダ・ジェニー
(劇場鑑賞)


2002年11月27日(水) フレイルティー 妄執

俳優ビル・パクストンの初監督作品。本人も出演してます。低予算で地味に作られながらも次第に話題となり、今やスティーブン・キングにジェームズ・キャメロンにサム・ライミも絶賛(らしい)。「史上初!血の出ない映画でR-12指定」のサスペンスホラーです。

「神の手」という謎のメッセージを現場に残すバラバラ殺人が発端。ある夜事件を担当してるFBI捜査官のもとに突然正体不明の男が現れて「犯人を知っている」と告げ、そして信じがたく怖ろしい自らの生い立ちを語り始める…、というストーリー。連続殺人事件そのものがメインではなく(非常に重要ではあるけれど)、マシュー・マコノヒー演ずる謎の男が語る過去が映画の主な内容。

上の方↑で便宜上“サスペンスホラー”と書いたんだけど、これ正確には何と紹介してよいやらちょっと悩むなあ。もちろんスプラッタではないし特殊効果で視覚的に怖がらせるわけでもない、サイコっていうのとも違うし、オカルトとも…違う、よね?(訊くな) もっと人間の怖さを追究していて、なおかつ微妙に超常現象も含んでる。宗教的な要素も絡みます。公式サイトにあった「マインド・ホラー」っていう表現がやっぱり一番ピッタリくるかな。

サスペンス仕立てにもなってるので、どう決着がつくんだ?というハラハラ感も味わえます。まあトリックとしてはちょっとズルイというか、取り立てて目新しくはない(と思う)のだけれど、話の運び方がなかなか上手いんだよね。過去の話が延々続くのにそれが見事に現在に繋がっていくんです。並行して、完全に第三者の視点で冷静に見ていたはずの我々観客の信念が揺らぎ、挙げ句の果てにばーんと突き放されてしまう。
…うーんダメだ。なんか感想言ってるだけでもネタバレになりそう。最後まで見終えると、だからあの時ああだったのか!と色々伏線張られてたこともわかります(母親の写真にこだわっていたこととか、握手をしなかったこととか)。

それからマシュー・マコノヒーとビル・パクストン、彼らの演技良かったです。ちょっとイッちゃってる感じで、特にマシューさんのあのおさえた喋り方なんてすごくハマってました。子役の男の子も上手かった。

しかしよく考えるとヤバイ話だなあ。怖いというよりヤバイよ。原題とは一見無関係の「妄執」というこの副題が、内容のヤバさを多少フォローしているのではないかな、と思いました。


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ところで。上映前にクリスチャン・スレーターの新作(いや厳密に言うとあまり新作ではないんだけど)「ハードキャッシュ」の予告編が見られましたー!わーい。ヴァル・キルマーと共演のドタバタ犯罪劇(っぽい)。来年1月に公開だそうです。最近日本公開作が多くて嬉しいな。でも主演の時は単館ばかりで寂しいな(涙)。脇役の時は大きい劇場なのに…!くっ。




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フレイルティー/妄執 【FRAILTY】

2001年 アメリカ / 日本公開:2002年
監督:ビル・パクストン
出演:マシュー・マコノヒー、ビル・パクストン、
パワーズ・ブース、マット・オリアリー
(劇場鑑賞)


2002年11月23日(土) マイノリティ・リポート


はりきって応募した試写会に見事はずれたため意地になって先々行オールナイトで観て参りました。我ながら大人げないです。先行ロードショーなんて一体何年ぶりでございましょう。

プレコグと呼ばれる予見者達を軸にしたシステムにより殺人の予防が実現している近未来のお話。まあ公開前だしストーリーについて詳しくは申しますまい。
(*とか言いつつ以下ネタバレ満載なので未見の方は絶対反転させないように)

未来世界の設定は色々面白かったです。なんかね、近未来ではモニタもディスクも透明になるらしいですよ!すごいよね!ハイテクだね!そのくせ肝心の予知結果はビンゴゲームの玉みたいにゴロゴロ転がってくるあたりちょっとアナクロで素敵。あとアレですか、トム氏のご自宅だけ妙に最先端なのはやっぱりハリウッドスターだからですか(違)。息子の映像を見て懐かしんでる場面で思わず「JM」のビートたけしを連想してしまったのは……私だけですね、はい。すみません。

 それからこれは「A.I.」でも感じたことですが、途中の流れが若干冗長だなあという気がしました。そして話が進むにつれてSF性が薄れてゆきご都合展開炸裂だなあという気もしました。あら私今ひょっとして「M:I-2」観てるのかしら?と錯覚に陥るトムクル独壇場シーンがちらほらと。だって機械に挟まれながら取っ組み合いした挙げ句そのままできたてホヤホヤの赤いスポーツカーで逃げちゃうなんていくら何でもあり得んだろ!コリン・ファレルもあなた、そこで真面目に悔しがるなっつーの。どう考えてもありゃ常識超えてるって。あと、(手配されてるはずの)トムの網膜でどうしていつまでもあちこちの要所に侵入できるんだろう、とか。それ以前にあの眼球は大丈夫なんですかね。ずいぶん長いこと持ち歩いてたみたいですけど。


などと色々つっこみましたがこれらは全て巨匠スピルバーグだからこそ言いたくなる種類の単なるいちゃもんというか、ええと要するに、総合的には楽しかったでーす。本格SFファンの人には物足りないかもしれないけど万人をターゲットにしたエンターテイメントとしてはよろしいんじゃないでしょうか。ええわたくし映画は娯楽派でございますから。


原作の設定を発展させて映画オリジナルの話にしたところも好感持てました。観る二日くらい前に原作を読んでみたのですが原作は原作で面白いです。どっちかというと「マイノリティ・リポート」というこのタイトルは原作での方が生きてた感じ。今回の“未来透視”にしても「A.I.」で扱われた“人工生命”にしてもSF素材としてまだ発展が期待できる旬なテーマで、つまり味付けによってはかなり骨太の硬派SFに仕上げることも可能だったと思うんだけども、でもスピルバーグはやっぱりどうしても人間愛の方に焦点を当てたいのかなあ。もちろんそこがいいところなのだとは思います。だから個人的にはSFよりファンタジー系をいっぱい撮ってほしいです。


最近見直したトムさんも普通に良かったですが、予想以上にヒットだったのはコリン・ファレル。なんか可愛くないですかこの人! 相変わらず顔の上半分がポストブラピ。いや冷静に見れば全然似てないんだけどさー、でも確かにブラピを彷彿とさせる何かがあるのだよ。私の中のブラピレーダーが反応するのだよ。
「ジャスティス」で演じた実直純粋な若中尉もよく似合ってたけど今回の嫌味なエリートの方が断然私好み。それにメガネですよメガネ。メガネ萌え〜。サスペンダーも可愛いし。今ハリウッドで最もサスペンダーが似合う若手俳優に決定。


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余談ですが、先行ロードショーの特典で入場者全員がポスター(非売品)もらえたんですよ。それでさっそく上映前に広げてみたら下の部分がカレンダーになっていて、おっなかなか気が利いてるじゃん!と一瞬感心したのですがよく見るとそれは来年ではなく映画の舞台となった2054年のカレンダーでした。50年後のカレンダーを今どうしろと…。とりあえず友人と二人で2054年の自分の誕生日が何曜日なのか確認してみたもののそれ以外の用途をいまだ思いつけません。ちなみに私は水曜日でした。(だから何)



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マイノリティ・リポート 【MINORITY REPORT】 

2002年 アメリカ / 日本公開:2002年
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・クルーズ、コリン・ファレル、
サマンサ・モートン、マックス・フォン・シドー
(劇場鑑賞)


2002年11月21日(木) サンタ vs. スノーマン 3D

アイマックス専用の3Dアニメ映画です。入り口でメガネもらってそれかけて鑑賞すると映像がリアルに浮き出て見えるという、今となっては懐かしきディズニーランドの「キャプテンEO」方式。なんかさ、こういうのっていいよね!楽しくていいよね!ねッ!(疲れてるの?)
アイマックス(→参照)だけでも結構な迫力だと思うんだけど、それに加えて3Dなので視覚的に大変楽しいです。それこそ遊園地のアトラクション感覚で小さいお子様方は大喜びだよきっと。子供が飽きずに観てられる長さ(上映時間36分)だし、もちろんストーリーも完全に子供向け。……あれ、でもその割に来場していた観客が(我々含めて)全員大人だったのは何故かしら…。……。嗚呼みんな…疲れているのね…癒されたいのね…。

ええと、こういう映画でわざわざあらすじ説明するのも野暮かなあ。でも言いますよ。ひとりぼっちで暮らしてきたスノーマンがある日人気者のサンタクロースの存在を知り、みんなに愛されてるサンタを逆恨みしてクリスマスを乗っ取る計画を立てる、というお話。こう書くとスノーマンが悪者みたいだけど全然そうじゃなくて、もちろんサンタもすげーいい人で、なんだか子供向けのベタな童話とわかっていてもついホロリとさせられてしまうというか、……え、やはり疲れてますか私。

まあ基本は子供向けなんだけども、冒頭でにこやかにさりげなく(しかしキッパリと)行われる窓社攻撃とか(監督か原作者かMacユーザーなんだろうか)、オイオイそりゃスターウォーズかよっ!とつっこみたくなる戦闘シーンとか、ところどころ大人が楽しめる小ネタも入ってたりしていい感じ。
脚本のスティーブ・オーデカークという人は「親指タイタニック」などの親指シリーズの制作者で、あとジム・キャリーの「エースベンチュラ(2の方)」なんかも監督したそうです。


ということでクリスマスにぴったりのほのぼの作品でございました。日本では品川でしかやってないみたいなので(→上映スケジュール)、お近くにお住まいで小さなお子様のいらっしゃる方にはおススメです。遠方の方は公式サイト(→コチラ)で雰囲気だけでもぜひ!




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サンタ vs. スノーマン 3D 
【SANTA VS. THE SNOWMAN 3D】〔アニメ〕*I-MAX

2002年 アメリカ / 日本公開:2002年
監督:ジョン・デイビス
原案・脚本:スティーブ・オーデカーク
声の出演:ジョナサン・ウィンタース、ベン・スタイン、
ヴィクトリア・ジャクソン
(劇場鑑賞)


2002年11月20日(水) 恋に唄えば♪

う〜〜〜んどうなんだろう。微妙。なんだか予想と違ったというか、予告編のイメージからとりあえず歌いまくって踊りまくって結果オーライみんなハッピィ!みたいな映画かと期待してたんだけども、実際観てみたら意外と中途半端な印象でした。

恋人から突然別れを告げられた女の子(=優香)が、偶然出会った(というか拾った)アラビアちっくな壷の魔法使い(=竹中直人)と一緒に彼の心を確かめるべく奮闘する、というミュージカル映画……なんだけど、そのミュージカルのシーンがどうもいまひとつ。下手にドラマ性持たせずもっとハチャメチャ弾けてもよかったんじゃないかなー。

でもまあ主演の優香ちゃんは歌はともかくとってもカワイイのでファンの方はそれなりに楽しめると思います。相手役の玉山鉄二くんという人は、私は初めて見たんだけど、ちょっと武田真治をさっぱりと若く長身にしたようななかなかの美青年でございました。「百獣戦隊ガオレンジャー」でブレイクした若いママ達のアイドルだそうです。現在放送中の「薔薇の十字架」にも出てるそうです(見てないのでよくわかりませんが)。そして近頃こんなこともしたそうですよ!んま!やるじゃないの!
あとは石野真子とか中山忍とか片桐はいりとかチョイ役で出てます。古田新太なんかも何気に見せ場が多かったような。


なんというか、…これは完全に余談ですが、こういう映画を観てしまうと、「ムーランルージュ」なんかがいかに優れた作品かということを改めて感じてしまいますね。あのクオリティー。あれだけやったユアンとニコール・キッドマンはやっぱりスゴイよ(勿論バズ・ラーマンもスゴイけどさ)。…あ、でもでも、個人的にはこうした楽しい邦画は応援したいです。もっと増えるといいな。頑張れ和製ミュージカル映画!



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恋に唄えば♪ 

2002年 日本
監督:金子修介
出演:優香、竹中直人、
玉山鉄二、篠原ともえ
(劇場鑑賞)



◇ おまけ ◇
カウンター&劇場入り口付近 ところでこの映画、平和島シネマサンシャインで観てきましたです。平和島にあるのは競艇場くらいだろうと高を括ってるそこのアナタ!、その競艇場の真ん前にこんなモダーンなシネコンができてるのですよ〜(写真も撮ってきました。右→)。私は今回初めて行ったのですが、キレイですいてて大変快適でした。…ていうかレディースデイなのに会場に4人(内2人は私と友人)しかいなかったんですけど(実話)…、だ、大丈夫かしらこの作品…。


2002年11月16日(土) (雑記:これから観たい作品)

◇ もっといっぱい映画が観たいなあ、と思います。でもなかなか思うようにいかなくて悔しいです。それでもロードショー作品は勢いで映画館に駆けつけちゃえばまだ何とかなるもので、意外と見逃しがちなのは手元にあるDVD。いつでも見られるしー、などと余裕かまして後回しにしてるうちにそのまま残っちゃう。私の場合映画鑑賞は現実逃避であり、すなわちストレス解消であり、つまりストレス解消のためにDVD買うわけですよ。それで買った時はうわーい!早く観たーい!とか思ってルンルンなんですけど、でも結局時間がないから封も開けずにPS2の横に(←私PS2で再生して観てるので)何週間も(時に何ヶ月も)放置してたりして、そうすると部屋に帰ってそれ見るたびにああまだ観てないんだ…今日も観られなかった…って焦燥と倦怠とが入り混じったようなやるせなさに襲われて、もうストレス解消なんだかストレス溜めてるんだか自分でもわかりません。つうか部屋を片付けろって話ですね。

◇ そんな感じでまだ観てないDVDが「リプリー」と「 チャーリング・クロス街84番地」。もういい加減に近々観ます。絶対観ます。だって「リプリー」なんてこの頃から放置したままなんですよ私。放置プレイかよ。

◇ 公開中の作品では、「プロフェシー」「ウェイキング・ライフ」を観る予定です。「恋に唄えば♪」「たそがれ清兵衛」も観たいんだけどなー。あと「フレイルティー/妄執」

◇ ちょっと先ですが「マイノリティ・リポート」もすごく観たいです。なんか私、近頃突如トム・クルーズが格好良く思われ始めて、先日友人に、「ねえ、最近思うんだけどさ、トム・クルーズって、何だかんだ言ってもやっぱりそれなりにカッコイイよね」と振ってみたところ、「遅っ!今頃何言ってるのこの人!あなた多分世界で一番気付くの遅いよ!」、と言われました。世界で一番!…そりゃ確かに遅いわ…ああ私ったらトムクルの魅力に世界一疎かった女なのね。ごめんなさいトムさん。(急にさん付け)


◇ それからもっと先ですが、こんな素晴らしいキャスティングの映画が!

うわあ、うわあ…! こりゃたまらんなあクックック。垂涎。
で?いつですか?公開はいつなんですか?!観たいぞ早くぅ!
(注:まだ撮影も始まってません)


2002年11月08日(金) ゴスフォード・パーク

これぞロバート・アルトマン!と誉れ高き一作のようです。昔アガサ・クリスティとか大好きだった私はなかなか楽しめました。1932年のイギリス郊外、「ゴスフォード・パーク」と呼ばれるカントリーハウスに集った人々の群像劇。
とにかく登場人物が多い多い! 集まってくるゲストだけでも結構な数なのに、それぞれの従者やメイド、屋敷の使用人に至るまでの人間模様がたっぷりと描かれる。まあこの作品はそこが見どころなのであって、優雅に遊んでる貴族達と裏で忙しく働く使用人達、その一見別世界でありながらも微妙にリンクし錯綜してる様子をカメラと一緒に追いかけて味わう映画なんだよね。カメラワークが(どちらかというと)使用人視点寄りなところは新鮮だと思いました。
一応殺人事件も起こるんですがそれはあまり重要ではなくて、…あっでもこの映画に関しては「殺人事件が起こる」という程度の予備知識はあった方がいいのかもなあ。あの目配せは何?とかあの態度は意味深!とか最初から一人一人の言動に集中して見ていた方が楽しいんじゃないかと。ま、謎解きそのものはたいしたことないんですが。メインはあくまで人間ドラマ。

キャストは役柄に準じて本当にイギリスの俳優さん達で固めていて雰囲気ばっちりです。特にエミリー・ワトソンとか良かったな。マギー・スミスとヘレン・ミレンがアカデミー賞でノミネートされてたけど、エミリー・ワトソンだって全然負けてないと思うぞ。(マギー&ヘレンが悪いと言いたいわけではなくて)


それはそうと、ちょっとちょっとー、ライアン・フィリップってこんなに可愛かったっけー?! いや可愛いっていうのとは違うんだけど、小賢しくて図々しくて、でもそれがピッタリで、何て言うか、そのぅ、ぶっちゃけタイプですこの役。えへ。ベッドの上でとある夫人のファスナーを下ろすシーンなんて特にいいねぇ。とりあえず私的に深夜の1時にミルクを持ってきてほしい男優NO.1ってとこだね。無論二夜連続で。ホットでも冷たくてもどっちでもお任せするワ。(観た人にはわかる)
まあ私の好みは別にしても、彼なかなか健闘してたと思います。「ご主人様グループ」vs「召使いグループ」とはっきりと分けられたキャストの中で、彼だけが唯一その垣根を超えられるというちょっと異色の役どころなんです。って、あーあんまり言っちゃうとネタバレになっちゃうけど、とにかくズラリと並んだ英国役者達の中でボブ・バラバンと二人、申し分ないアメリカ人を演じてました。…なんかベタ褒めじゃん私。苦笑。まあいいか。だって可愛かったんだもーん。




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ゴスフォード・パーク 【GOSFORD PARK】 

2001年 アメリカ / 日本公開 2002年
監督:ロバート・アルトマン
出演:マイケル・ガンボン、クライヴ・オーウェン、ヘレン・ミレン
ライアン・フィリップ、マギー・スミス、エミリー・ワトソン
(劇場鑑賞)


2002年11月07日(木) トリプルX

えーなんだなんだ結構面白いじゃんこれ! これぞハリウッドエンターテイメント、爽快&豪快なアクション目白押し。私みたいな娯楽作好きは何も考えず一気に楽しめます。うん。映画館で観て正解。

恐るべき運動神経で信じられないようなスタントパフォーマンスを行い世間を騒がせてる主人公(ヴィン・ディーゼル)。その身体能力に目を付けたNSAが、罪の免除と引き替えに強引に彼をシークレット・エージェントにしてしまう。…あれ?一般人を抜擢してスパイに、って、どっかで聞いたような話じゃないですかこれ? そう。そうなんですよ。ついこの前観た「9デイズ」。あの映画とどことなーく似てるんです。何故か両方とも潜入国がチェコのプラハだし(ほんとに何故だろう。流行ってるのかチェコ)。しかしながらこっちの方が断然面白い! いや「9デイズ」もね、観た直後はあれはあれで悪くないと思ってたんだけど、こっちと比べちゃうと色んな点で中途半端なんだよなあ。

で、この「トリプルX」なんですが、やっぱ最大の見どころはド派手なアクション。手を変え品を変え最初から最後までこーれーでーもーかー!ってくらいに繰り返されます。雪山のシーンなんて凄かった。スカイダイビングも。
それから話の進み方的に非常にノリが良いというか、特に無駄な説明を一切省いてわけがわからないうちに観客を引き込んでしまう冒頭なんてなかなか上手いやり方だと思いました。こういう映画って、は?なぜそうなるの?とか、いくらなんでもそりゃ無理だろ!とか細かい所にいちいちこだわったりせずに、素直に楽しんだモノ勝ちだよね。
あとは何だろう。そうだ、小道具なんかも面白かったです(←「9デイズ」の時もそう書いたけどやっぱりこっちの方が面白いですごめんなさい)。双眼鏡とか、あとあのフル装備の車! あれもっと活躍させればよかったのになあ。なんかいっぱいスイッチついてたじゃん(笑)。その開発者として出てくるメカオタクのエージェント(マイケル・ルーフという俳優さん)も良かった。

ヴィン・ディーゼルって、今回スキンヘッドで筋骨隆々で全身タトゥーで一見怖いけど、でもよ〜く見ると目が優しくて可愛い感じ。これでアクション俳優の肩書きができちゃう(ていうか既にできてるの?)かもしれないけど、違う役柄も見てみたいなあ。



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トリプルX 【xXx】 

2002年 アメリカ・チェコ / 日本公開:2002年
監督:ロブ・コーエン
出演:ヴィン・ディーゼル、サミュエル・L・ジャクソン、
アーシア・アルジェント、マートン・ソーカス
(劇場鑑賞)








----- 今日の私信 -----

◇ 大っ嫌いだ!というほどの人はあまりいませんが、…、ここだけの話、ヒュー・グ○ント氏やベン・○フレック氏やラッ○ル・クロウ氏などは、実は苦手です。でも私のことだから何かのきっかけで突然好きになる可能性は大いにあります(笑)。最近だとジム・キャリーがそうかな。昔は避けてたのに今はどちらかというと好きです。


◇ …ええと…。…ただただ感服致しました。戴きましたお言葉を都合のいいように解釈して受け止め幾度となく赤面してしまった単純極まりない自分に恥じ入っております。いえ、わたくし全てを意のままに書き綴っておりますのでレトリックやら偽装やら難しいことは存じ上げませんのよ。辻某氏などとまぁ畏れ多いこと。お戯れを。
お礼を申し上げても誉めてはいないと、お詫びを申し上げても何を謝るのかと言われてしまいそうで何とも適切な言葉が見つからないのですが、私があれから昼夜を問わず必死で探していた日付をさりげなく教えて下さるという、卓越した鋭い語り口に巧みに込められたそのお優しさにはやはり深謝致したく存じます。ありがとうございました。つきましては3月28日の日記における二点をただちに修正したことを持ちまして、勝手ながらこのたびの私信にかえさせていただきます。かしこ。

* しつこいようですがアンケート、ひとこと感想匿名メールフォームのようにご利用いただいて構いませんので皆様この機会にぜひご意見を聞かせて下さいねー。…公取委?来るなら来やがれ!(笑)


2002年11月06日(水) マッスルヒート

本当はゴスフォード・パークを観る予定だったのですが、っていうか観る気満々で劇場まで行ったのですが、これがものすごい混雑! 外までずらーっと並んでるんですよ。上映されてる恵比寿ガーデンシネマがそんなに大きい会場ではないってこともあるんですが、それにしてもあんなに混んでるなんて。仕方ないので今回は潔く断念。


で、代わりに「マッスルヒート」。何だこの脈絡のなさは! まあいいじゃないですか。ケイン・コスギ実は好きです。こう、生真面目でどことなくストイックな感じが可愛くてよろしい。(何様)
ケイン・コスギが主演でこのタイトルで、あと予告編を見た印象などから、ケインがリングの上でひたすら格闘し続けるような映画かと予想していたらそういうわけでもなかったです。でも率直な感想としてはイマイチ。アクションだけでなく荒廃した近未来とか兄妹愛とか仲間とか色々な要素を取り入れてまとめようとしているのは良くわかるのですが、ちょっとそれが逆効果というか…、うーん、無理にストーリー性を持たせる必要はなかったんじゃないでしょうか。さして必要とも思われない脇の設定を細かく描いてるためにケインは台詞も少ないし終始無表情を強いられてるし、主演なのに可哀相だなあという気がしました。ほんとにね、ニコリともしないんですよ。笑うと可愛いのに勿体ない。最後の最後で、あっ笑うかな、と思いきやそのまま暗転だし(笑)。もちろんアクションは文句なしです!筋肉スゴイです。ラストの対決なんて北斗の拳かと思いました。スタントなしで演じたそうですよ。いやもう、ほんとスゴイです。頑張ったねケイン。

あと裏の主役とも思われる活躍ぶりだったのが悪役の加藤雅也。ヒップホップ系ファッションからマフィア系スーツ、果てはタトゥー入り(メイクだろうけどさ)の半裸まで披露してくれます。この人やっぱりカッコイイよね? どうだろう。それにあまり歳をとってないっていうか、斎藤由貴に向かって「君は、僕を、スキになる」とか言ってた頃と雰囲気が変わらない気がします。ひゃー懐かしー。憶えてる人いるかな。どうでもいいけどあの頃は加藤也だったんだよね、確か。
反対に(失礼ながら)歳とったなあと思ってしまったのが哀川翔。色々大変な役でした。私はこの人見ると無条件で「とんぼ」を思い出してしまうんですけど。「とんぼ」のツネ。ひゃー懐かしー。憶えてる人いるかな。(しつこい)



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マッスルヒート

2002年 日本
監督:下山天
出演:ケイン・コスギ、哀川翔、加藤雅也
橘実里、金子昇
(劇場鑑賞)










----- 今日の私信 -----

◇ オリバー・プラット、確かに味があっていいですね〜。ちょっと古いですが「三銃士」の時とか良く憶えてます。最近だと(といってももう古めですが…)ロビン・ウィリアムズの「アンドリューNDR114」にも出てましたよね。
それからゲイリー・オールドマンは私も大好きなんです! セクシーだし、それに、役柄ごとにまるで別人かと思わせるような(笑)あの演技力! たまらないです。

◇ ね?「PLANNET OF THE APES/猿の惑星」、誰かに解説して欲しいです、よね?(笑) ティム・ロスにはビックリしましたけど。というか、私ははじめ誰だかわからなかったです(笑)
「ハッシュ!」ぜひ見てみたいと思います。最近邦画に興味が出てきたので楽しみ!


2002年11月04日(月) (私信です)

前回更新時にひっそりと置いたアンケート(左上)、早くも気付いてご回答下さった皆様本当にありがとうございます! 当初本文できちんと告知してお願いするつもりでしたが、そこまでしておいて一通も回答が来なかったりしたら本気でへこむと思ったのでビクビクしながら何食わぬ顔でリンクだけ貼った次第でございます。やい。この小心者。

それでありがたくもレスポンスを戴けたとたん気が大きくなり今度はこうして堂々とお知らせしてるわけですが、引き続き回答絶賛受付中ですのでよろしければ適当にご協力お願いします。年内置いとくつもりなので気長に待ってます。一度お送り下さった方もひとこと感想メールのように使っていただいて構いません。まだ回答してないフリして送り直してくださっても構いません(ていうかそうされても私には全く判別できません)。

(余談ですが実はさっきソースを確認してみたら微妙に間違ってたりして。慌てて修正。シロウトのやっつけ仕事はこれだからダメですね。あ、届いた皆様のご意見は正しく受け取ってますので大丈夫です。)



で、素早いご回答があまりに嬉しかったので、勝手ながらこのたび初回限定でレスさせていただくことにしました。どなたかわからない方にお返事するのはちょっとドキドキ。皆様ありがとうございました。

------ 以下私信 -------

◇ 私オーランド・ブルーム君大好きですよ! ちょうど先日、若手美形俳優を巡ってヘイデン・クリステンセン派の友人とオーランド・ブルーム派の私とで熱い議論を戦わせたところです(笑)。ライアン・フィリップもいいっすね〜。私「誘拐犯」見た時はベニチオ・デル・トロそっちのけで密かに彼のことばかり追っていたくらいですもの。(…という事実はベニチオファンの友人には内緒/笑)

◇ ビデオで見た映画は感想書いてないの結構あります。映画館で見た新作については、どんなにつまらなくても何も感じなくてもとりあえず一言書こう!と自らに課したので、全部もれなく取り上げてます。それだけに苦し紛れなことが多いですが(笑)。

◇ ええと、ブラッド・ピットもちゃんと好きです(笑)。ブラピ=ミーハーに好き、ジェームズ・スペイダー=映画人として好き、キアヌ=身内を見守ってるような愛情(失礼)、あそこにいる三人の「好き」の違いはこんな感じです。

◇ ジュリアン・サンズ! 知ってます知ってます。私好みのハンサムです。というか、「裸のランチ」や「眺めのいい部屋」を差し置いて真っ先に「ボクシング・ヘレナ」を思い出し、いやーあの時の彼はたまんねーなぁ、などと考えてしまうわたくし。このダメ女ぶりはいかがなものでしょう。見事に性根が腐ってます(笑)。

◇ 申し訳ございません! 確かに、確かに正しくは「インデペンデンス・デイ」であります。全然気付いてませんでした。もう、何と申し上げてよいやら、全てが仰る通りでございますハイ。…そして恥ずかしながらこれも仰る通り、未だに間違ったまま。いえあの、実は早速訂正するべく該当部分を探してるんですが一向に見つからないのです。どこでどう書いたのか自分で全然憶えてないんですよぉ!どこだー?
それはともかく、上記含めたトータルなご意見大変嬉しく興味深く拝聴致しました。こちらの思惑を見透かされたような鋭いお言葉に何度となくヒヤリとさせられつつ(笑)。いやあアンケート設置して良かったなあ。今後ともどうかどうかよろしくお願いします。
(あっ!でもでもひとつだけ。あの時私がせせら笑ったのはあくまで私の友人その人個人であり、誤読をされた不特定多数の方々を総括して対象としたわけではありませんから! ……と、いちおう見苦しい言い訳をしてみたり/笑)


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