とうとうロンドン滞在も残り約3週間。
実は先日、ホストマザーと話し合った時に
思わずショックなことを言われ、へこみまくり、
もうホストマザーなんて大嫌いだ!
ついでにフラットメイトも大っ嫌いだー!!
と、1人でしくしく泣くという事件がありまして。
もうほんと、1人だけで涙しているんですけどね。
ホストマザーは何も気にしていないに違いない。
とため息をこぼしながら。
で、そういうことも含め
過剰な期待をしないという鉄則が出来たあたしは、
最近、かなり調子がいいです。
身体の調子はわるわるなのですが、精神的にスッキリしております。
人間、1回底を見ると強いね!
ホストマザーとも、普通に話しているし
フランス人とも、本心を隠しながら
笑いながら話しているし。
そんな2面性な自分がはっきり言って怖いです。
とか言って、向こうも仮面被ってたりして。
そうしたらあたしの何枚も上を行くことになるな。
おそろしや。ぶるぶる。
でも、あたしはありがたいことに
日が経てば経つほど、その時の怒りや悲しみを忘れ、
しまいには無い事と同じになる。
という、おめでたい性格の持ち主なので、
ホストマザーとの事件も消えて無くなりそうな今日この頃。
それよりも、30日からホストマザーとホストファーザーは、
約3週間の旅行に行ってしまって、
あたしの帰国する日に彼らはいない
という恐ろしい出来事が待ち構えておりまして、
そのせいか、彼らとの別れがちと寂しい。
そんな毎日を送りつつあります。
特にホストファーザーはあたしを可愛がってくれてたので
悲しみはホストマザーの数10倍だっ。
彼らがいなくなると、あたしが帰国するまでの毎日、
この家は無法地帯と化します。
あたしは、それが本当に恐ろしい・・・。
フランス人女2人組は彼らがいない間、
何かやらかしやしないだろうか。
と、そんなこんなで、今日も楽しいロンドン滞在。
2004年09月22日(水) |
自分の成長を感じる時。 |
イギリス滞在も残すところ1ヶ月を切ってまいりました。
英語に漬かりまくれる環境、
あらゆる建物や景色を素晴らしいと感じ取れる環境、
そのような環境とお別れするのは、
かなり名残惜しいのですけれども、
道路上に電車内に、なりふり構わずごみを捨てまくり、
それがゴミ清掃人のためだと信じて止まないイギリス人、
懲りずに止まりまくり、遅れまくりなイギリス最強電車軍団、
レディーファーストは身についているけど、
それ以外では気を使えないロンドン在住者達。
これらとお別れが出来るのならば、
日本に帰るのがむしろ待ち遠しいくらいです。 (それくらい、これらのことではストレスが溜まっているのだよ。)
特にやはりヨーロッパ人には
日本人と同じような気遣いは期待出来ないということを、
今回のロンドン滞在で痛切に思い知らされました。
もちろん、ヨーロッパ人全員はそうではありませんよ。
中には素晴らしく気が使える方達もいるのです。
こっちが見習わなければ!
と思ってしまうくらいです。
しかし、今、ホームステイ先に
素晴らしいフランス人の女の子がいまして。
去年もこの家に来たことのあるマリーという子なのですが、
バスルームの使い方がまるでなっちゃいません。
前髪をバスルームで切ったのでしょうか。
別に前髪を切るくらいはいいのですよ。
そんなの個人の自由だし。
でもさ。
洗面台にもトイレの蓋の上にも
髪の毛ばらまいたままってのはどうよ。
その後、キレイに片づけるってことを知らないのかい。
もちろん、シャワーを使った後、他の同居人がしている、
バスをキレイにする(髪の毛を捨てたりとか)も
やっている試しがございません。
浴びたら浴びっぱなしー。
そして昨夜が今までで1番、最強でしたよ。
多分シャワーじゃなくてお風呂に入ったのでしょうか。
バスジェルか何か使って。
あたしがシャワーを浴びようとバスルームに行ったら、
浴槽の底にアワが溜まりっぱなし。
チラリと上を見たら、シャワーにもアワが付きっぱなし。
もうこれは怒りを感じることを超えて
あきれるだけです。
反対に笑えてきちゃいましたさ。
いまだかつてこの家では拝見したことのない
貴重な光景だと判断したあたしは、
それを1人で見るのはもったいなかったので、
隣の部屋の日本人女性、ますみを呼び寄せて、
その光景を分かち合ってしまいました。
普段はそんなに話してない彼女だけど、
心が通い合った瞬間です。
以前なら、そのような光景を目にしたら
特にひどい時はホストマザー&ファーザー、
それか直接本人に対して通報していたのですが、
最近はそういうことさえもめんどくさい。
相手に文句を言うってことは
それだけパワーがあるってことです。
そして精神的にも結構負担がかかるってことです。
もうね。
そんなことで怒ったり、イライラするのがバカらしい。
どうせ、あたしもここでの滞在がわずかしかない訳だし、
他人のことは構わず、のんびりとやっていくことに決めたのです。
いちいち怒って、神経すり減らしてたらバカみたい。
だって、彼らはそんなこと気にしてないんだもん。
もし仮にこっちが同じことをやっても
きっと気にしないんじゃないだろうか。
とゆーわけで、あたしは最近怒りを感じたら
『おうっ。ストップストップ。
怒るだけあたしが損なのよー。』
と落ち着きを取り戻すことにしてます。
たまーにブレーキかからないこともあるけれど、
あたしってば大分、今回の滞在で図太くなったんじゃないだろうか。
そういう意味ではロンドンよ、ありがとう。
またまた観光に行ってきました。
別に1人旅がブームなのではなく、
行きたいところに行くためには
1人で是が非でも行かねばならない!
といった感じでしょうか。
だって、もうすぐイギリス滞在終わっちゃうしねー。
ちょっと執念入ってます。
ここまで観光に情熱を燃やせるあたしがとっても素敵です。
というわけで、今回はロンドンから電車でなんと
片道5時間以上もかかるペンザンス
というところに行ってきました。
とにかくイギリスを西に西に行ったところにある港町です。
何が特別かというとイギリスの最西端にある。
ただそれだけ。
1番端っこに自分で飛ばされてみたかったというだけのお話です。
もともと端っこ好きだし。
えぇ、地味に生きたいのです(違)。
そんなこんなで行ったペンザンスは
初日、金曜日から雨でして。
先週の旅行でも大雨と大風に邪魔されたあたしは
『神様のいじわるー!』
とさめざめと泣いておりました。
5時間以上もかけてはるばるやって来たというのに
雨のせいで、予定していた観光すべて台無しだなんて
やってられません。
とりあえず、心の中で祈ってみました。
『神様、明日はお願いだから晴れにしてー!』
とな。
そうしたら、午前中は微妙だったものの
午後には、とっても良いお天気!
神様は、やっぱり実在しているのですね。
都合の良いときだけ、神頼みなあたしなのに・・・。
ちゃんと願いを聞いてくれてありがとう。ほろほろ。
そういうわけで、予定していた観光は
見事にクリアー。
相変わらず、自ら進んで田舎に飛ばされているおかげで
日曜日になると、お店がほとんど開いておらず
何かと不便は生じるのですが、
イギリスの古き良き田舎の景色や
美しい海辺を見ることが出来てとっても満足な滞在でした。
やりたいことは80%はこなしましたとも!
100%こなすのは難しいです。
今回の目玉は何といってもセント・マイケル・マウント!
これは小さな島なのですが、
その頂上にはお城が建っているのです。
海岸から300メートルほど離れたところに存在している島なので、
普段は、もちろんボートがないと海岸からは行けないのですが、
なんと!1日に4時間だけ、
干潮時に海の底から、島へと続く道路が現れるのです!
そして、その道路を渡って、その島へと行けちゃうわけです!
その日の干潮時は午前11時15分という情報を得たあたしは
30分前にその場に到着。
でも前日の雨の影響もあって、
まだ水が完全に引いておりませんでした。
とゆーわけで、その日の寒さにも風にも負けず
その場で待つこと1時間半!
待っている間に天気も良くなり、
海から道路が見えてくるではありませんか!
潮が引いていく状態も見れたし、
完全に潮が引いた状態も見れたしで、
喜びはひとしおです。
海岸から島へと渡る際、1人ぼっちで弾けてました。
もうホントうきうきです。
自然って何て素晴らしいんだ!
心から感じましたよー。
今回の旅の欠点はとにかく移動時間が長いことね。
だって、往復11時間以上よ?
普通に飛行機で日本に帰れるし。(直行に限るが)
おかげで今もお疲れ気味です。
きっとエコノミー症候群です。
あんまし電車で動いてなかったし。
とゆーか自分の席で窓からの景色に感動して
『わーい!世界の車窓からだー!』
なーんて、はしゃいでたからだけど。
とにかく、イギリスは景色が素晴らしい。
それも普通の田舎の景色が最高。
これを見るためだけでも、イギリスに来た甲斐がありました。
今、かなり日本に帰国する気満々なのですが
イギリスの景色と別れるのは本当に寂しいです。
あぁ、日本に輸入したい。
今回の日記は、ゴキブリ嫌いの方、
そして想像力のたくましい方は、
読むのは遠慮されるのが宜しいかと思われます。
あたくし自身、この話を思い出しただけでも未だに
全身鳥肌ものなのです。
でもあたしとこの気持ち悪さを分かち合いたい!
というチャレンジャーな方は、ぜひぜひ下へとお進み下さい。
今週の月曜日、再び午後の学校に行ってきました。
そして先生は再び、あたしの大好きなメリッサでした。
というわけで、授業は進まずに
会話ばっかりしているのです。
そして、オーストラリアの話をし始めた所からでしょうか。
オーストラリアには虫がうようよいるよん、
という話になったのです。
シドニーにいたメリッサがシャワーを浴びていたときに、
ふと上を見上げると、
人間の顔くらいの大きさのバカでかいクモを発見してしまい、
恐ろしさのあまり、叫ぶことも出来なかったという話から、
あたしがケアンズで1人暮らしをしていたときに
食卓テーブルになぜかうようよアリがいて、
どこから入ってきたのか定かでは無かったのだけれど、
ある日、彼らの巣がテレビのリモコンにあることを知り、
その中のアリのあまりの膨大な量に気持ち悪くなり、
心の中で号泣しながら処理したという話まで、
本当にほとんど虫ネタで終わってしまったのですが、
その中でも強烈だったのは、やはりメリッサのあの話。
やはりメリッサが元ボーイフレンドといっしょに
シドニーにいたころ、
彼女はとある民家に急遽滞在せざるを得なくなったのです。
突然のことだったので、選択の余地はなく、
ボーイフレンドと滞在し始めた初日。
メリッサがキッチンの引き出しからフォークを取り出そうと
開いたとき、そこには目にしてはいけないモノが!
引き出しで動き回っているゴキブリ軍団。
軍団ですよ?軍団!
つまり1匹ではなく、数匹がそこに存在していたわけです。
そこにそれだけゴキブリがいるってことは・・・・。
多くを語らなくても、誰でも容易に想像できるかと。
絶句して、顔面蒼白状態で、引き出しを閉めたメリッサ。
すぐさま、ボーイフレンドのところに飛んでゆき、
『一刻も早く引っ越す必要があるわよ、あたし達。』
と告げ、翌日にはホテルへと移ったのです。
でも恐ろしいのはここから。
はぁー。ゴキブリ地獄から開放された。
と喜ぶ間もなく、メリッサは発見してしまったのです!
テレビから、リモコンから、あらゆる電化製品から、
ゴキブリの子供たちと卵たちを。
電化製品の中は暖かいので、住むには格好の場所ってワケです。
たった1日しかその家にいなかったにも関わらず、
すでにその中にはヤツらの子孫が。
メリッサはその後半泣きで、すべての電化製品を
降りまくり、その処理に追われ、
さらに再びホテルの部屋も変わったそうです。
でもその降りまくった後の部屋はどうなったのだろう。
ゴキブリパラダイス?
てなワケで、このように日記にしているだけでも
あたしは再び、鳥肌立ってきております。
もう気持ち悪いったら仕方ない!
その点、イギリスは1年中涼しいため、
ゴキブリは存在しておりません。
今、あたしはそういう意味では天国にいます。
とゆーわけで、ゴキブリ嫌いの方、
ぜひイギリスのような涼しい国に引っ越すことをお勧めいたします。
2004年09月09日(木) |
人とぶつからないコツ。 |
今日は、午後からもう1つの学校での
授業がある日でした。
あたしの今日の担当の先生は
あたしの1番のお気に入りメリッサ!
彼女は本当におもしろーい!
いつも笑いながら授業を受けることが出来ます。
そんなメリッサとの会話は非常に濃い!
彼女には英語で生理のことを何と言うのか
と言うことまで聞けますよ。
気を遣わなくて良くてほんっとーにラク。
そんなメリッサに今日は
『あたしがロンドン人に対してイライラしちゃうこと』
をテーマにお送りいたしました。
メリッサも色々な不満を包み隠さず言ってくれるので、
こういう文句も言いやすい。
ストレス発散に格好の相手です。
あたしがロンドン人全体に対して不満なこと。
それは1つ。
人がせっかく前から来る人をよけながら歩こうとしても
向こうからぶつかるかのごとく接近すること。
これに限る。
何だか日本人以上に予期せぬ動きをするんですよ。彼らは。
前から来る人を避けようと、
せっかく右によけたにも関らず、
彼らも一緒になって右に寄ってくるのです。
あたしが先によけたのが目に入らんのか。
そんなこんなで人込みを歩くのは
とても神経を使います。
何せ、彼らの動き読めませんから。
気が緩んだ瞬間に衝突している可能性大です。
お願いだからスレスレで横切るのもやめてー。
あなた達の手に持っているタバコが
今にも当たりそうでコワイんだってば!
てなことをメリッサに言ったら
彼女も同意してくれました。
同意しただけでなく、素敵なアドバイスまでくれました。
そのアドバイスというのは、
下を向きながらじみーに歩くこと。
下を向きながら歩いていると
必ず前から来る人がよけてくれるそうなのです。
いや、向こうも下見てたら追突事故は免れませんが
彼女は毎日これをしていて、
見事に皆さんよけてくれるんだそう。
とゆーわけで、あたしもちょっとだけやってみました。
うつむきながら歩いてみました。
あぁ、暗い子に思われそうだ・・・。
とも思ったけど、ぶつからなくて済むなら
それは一向に構いません。
するとすると!
みーんな見事によけていくではありませんか!
こっちに向かって歩いていた人も
あたしを避けるべく、方向転換してくれるし!
なんてラクなんだ!
道を譲ってもらえるなんて、まるで女王様のよう。
気分がいいので、帰りにもトライしようと思っております。
皆さんもぜひお試しあれ。
とうとう待ちに待った瞬間が訪れました!
お湯が使えるようになりました!!
うわーい!
あたしの階に、とうとうお湯が!
お湯が復活!!
こんなことで喜べる人は、とりあえずあたしの近辺では
あたしの階の住人だけだと思われます。
ありがとう!フィリップよ!! ←ビルダーの名前。
もうあたしの帰国する10月まで
使えないままだと観念していたのですが、
予想に反して使えるようになりましたよ!
人間何事もあきらめが肝心ですね!(使い方に間違いアリ)
てなワケで、昨夜はひっさびさ
自分の階でシャワーを浴びれました。
あぁ、もう感涙・・・。
今度は、このまま10月までお湯が使えるよう祈るだけです。
普通にまた、使えなくなりそうなのがコワイっす。
先日あたしの恐れていることが起こりました。
日本でも9月11日から公開される映画
『ヴィレッジ』を見に行ったのですよ。あたくし。
『シックスセンス』の監督の新作ということもあるし、
年々評価が下がっているといっても
気になるじゃないですか。
どんな大どんでん返しが待ち構えているんだろうと。
映画の雰囲気は嫌いじゃありません。
恐いところはあっても笑えるところは見事に無いのですが、
映画全体の風景とかキレイで、良かったのです。
途中までは、どんなにセリフに分からないところがあっても
なんとかついていけたしさ。
ただ主人公の恋人がおかしなヤツに刺されちゃったあたりから
その状況は一変!
英語の細かいところは分かっても
全体の会話までは理解できないという事態に陥り、
その結果。
オチが分からないまま終わったよ。
これってアリですか?
今まであたしは何のためにロンドンで英語を勉強してたのだろうと
真面目に悩んだ瞬間です。
見事に全てが無となりました。
1番起こってはいけないことが起こってしまったのですよ。
神様、あたしは何か悪いことをしましたか。
まだ続くと思ったら、ホントにあっけなく終わってしまい、
意表をつかれた感じです。
悔しいからもう1回見て、オチを理解したい気もしますが、
きっと字幕で見ても映画自体面白くなさそうなので、
それは出来ないお話です。
あの映画にまたお金を払う・・・ムリ。あたしにはムリ。
とゆーわけで、他人任せにしたいというのがホントの気持ち。
もし、このレビューを読んでしまっても
『よし!見に行くぞ!』
という方がいましたら、ネタの横流しお願いいたします。
ウチのホームステイ先にイタリア人が2人います。
1人は2週間前にやってきて
10日間だけ滞在する女性、エミリア。
これが困ったことに、あたしが苦手なタイプなのです。
なんとゆーか・・・自分の意見は正しいんだみたいな感じで
自慢気に話す感じが特にダメ。
自分の言ったことを容易には撤回しないのね。
そして押し通すの。
とゆーわけで、彼女の話題はここまで。
あまり話したくもナイ。
今週末にはここを去って頂けるので嬉しい限り。
もう1人はセレーナ。
あたしがここの家に来る前から滞在しております。
彼女も一癖ある性格だけど、
でもいたって問題無し。
彼女のことは大好きです。
まぁ、2人に共通しているところは
自分の意見は簡単には曲げず、
むしろそれがあたかも正しいかのように話すところね。
それはおまえが思ってるだけだろってな感じです。
それがエミリアのほうが日常にチラホラ出ているから頂けない。
イタリア人って、そういう性格なのかしら。
んで、そのセレーナのほうなのですが、
今回、彼女が困っているのです。
毎朝朝食の時に決まって出会う彼女が突然今日の朝。
『陽子・・・あたし、フランス人には耐えられないの。』
って沈痛な面持ち。
その理由は2つ。
第1はフランス人の女の子ナデイシュ。
彼女はここにすでに2ヶ月近く住んでいます。
そのナデイシュとセレーナの使うバスルームは一緒。
そして毎朝、セレーナのほうがナデイシュより早く
家を出なければいけません。
そんな大忙しな時間帯に、ナデイシュったら
毎朝40分もシャワー使ってるんですって!
しかーも、使った後、キレイにしていないらしい。
いやー、あたしもそれは同じ階ならキレてるな。
あたしの朝の慌ただしい時間に
40分もバスルームに篭もられちゃたまらないっつーの。
しかも排水溝のとこに溜まった、他人の髪の毛って
かなりヤな感じ!
あたしも1回それにお目にかかったときは
ホストマザーに告げました。
2回目は慣れと諦めで、無言で片づけたけれど★
それをセレーナは体験してしまっている模様。
さらにナデイシュは早朝にラジオを大音量・・・
とまではいかないまでも、朝の時間帯には響き渡る音量で
聞いているのです。
なんだろう。あれは。もしかして目覚し代わりに
かかるようにしてるのかな。
そして第2の理由は、フランス人の男の子ピエロントン。
彼は以前、あたしと同じ階にいたのですが、
今は理由があってセレーナと同じ階。
とゆーわけで、使うバスルームは一緒。
そういうワケでセレーナは気づいてしまったのです!
ピエロントンがたまーにトイレを使った後
小の方を流していないということに!
わーお。
ってゆーか、あたしは以前から気づいていましたよ。
同じ階にいた人はみーんな知ってます。
だって同じトイレ使ってましたから。
でも流さないときって決まって夜中なんですよ。
流した時って、結構大きい音するじゃないですか。
だからピエロントンは、その音で夜中にみんなを起こすことを嫌って
だから流さないんだと、みーんなクレームしてなかったんです。
それにこういうことって言いにくいよね。
『ちゃんとトイレ流してよ!』
ってねぇ・・・。大きい方はちゃんと流してるし。
でもセレーナにはそれが耐えられないご様子。
『フランス人は他人のことを気にしない。』
と、フランス人全員に対する苦情になっちゃっております。
とゆーわけで、あたしは、
『で・・・でもナデイシュは来週にはこの家を去るしね?
それまで耐えられる?』
とフォローしておきました。
そうしたら我慢するとのこと。ふぅ。
でも、
『今週末は別のフランス人が来るのよ。』
と言って引きつった笑いをしておりました。
それ、あたし知らなかったですけど?
また新たなのがやってくるのか。はぁ。
シャワールーム争いは延々に続く。
でもあたし、これ何気に面白がってます。
だって、今あたしはイタリア人エミリアを嫌がっていて、
そして同じイタリア人のセレーナはフランス人を
嫌がってるんですよ?
なんか面白い。あまりにも歯車噛み合ってなくて。
とはいえ、私たちの同居生活はうまくいっているのです。
いや、いっていると思いたい。うんうん。
|