ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2002年08月30日(金) 手仕事

「ねぇ、うちで手仕事しない?」

きのう、友人に電話をかけました。

バザーの作品を作らねばならないのですが、

どうも一人では気乗りがしません。

そこで、手仕事仲間を家によぶことにしたのです。

彼女は二人の子どもと一緒に、自分の手仕事を持って来てくれました。

5歳(娘)、4歳(男の子)、もうすぐ2歳(女の子)

3人を傍らで遊ばせながら、各々の仕事に取りかかりました。

一人では遅々としてすすまないことも、

二人で楽しくおしゃべりをしながら作業していると、

はかどるから不思議です。


ひとつは、ノルマの保育用品。(やっと完成した〜!ほっ。)

もうひとつは、自由作品。

今年は子ども用のエプロンと三角巾を作りました。

参考にしたのは、クライ・ムキさんの

『モンテッソーリ教室から学んだ自立を助ける子ども服』

(文化出版局)

2年前にこの本を手にしながら、作ったのはこれがはじめてな私。(^^;

クライ・ムキさんは、

お子さんをモンテッソーリ教育を実践されている幼稚園に入られ、

そこで、子どもの自立に、毎日着ている衣服が、

大切な役割を果たしていることを知られたそうです。

モンテッソーリ教育のことにも少し触れているので、

実際に手作りをしなくても、参考になる1冊です。


娘達は、シーツと椅子を使って、

キャンプごっこなぞをしていましたが、

そのうち、「織り機」を取り出してきて、

自分達も手仕事をはじめました。

しばらくしたら、またキャンプごっこに戻りましたけれど…笑。



2002年08月26日(月) また、3人家族に。

「お母さん、また3人家族になっちゃったね…」

娘が夜になって、寂しそうにこうつぶやきました。

そう…、地蔵盆でいただいてきた金魚たち、

今朝、がんばっていた最後の1匹も死んでしまったのです。

塩水浴をしてみたり、薬を買ってきて薬浴をしたりしたのですが、

やはり金魚ちゃんたちは弱り過ぎていたのでしょう…。

娘は、前の公園の木の根元に、金魚達をうめてやりました。


ベランダには、主のいなくなった鉢。

ボタンウキクサも、なんとなく所在なさげに浮いています。


ついつい、そちらを見てしまう。

たった1週間前の我が家の状態にもどっただけなのに…

なにやら寂しくて、

もの足りない気持ちになってしまうのでした。



2002年08月25日(日) 夏祭りの後で

お向かいの公園で、今夜は夏祭りがあります。

「こんやはゆかたをきたい!」

娘のリクエストにこたえ、いったんしまいこんだ浴衣を取り出しました。

「う〜ん、やっぱりこの浴衣、ずいぶんと小さくなったなぁ…」

日々の中ではあまり気がつかない背丈の成長も、

こうして浴衣に袖を通すと、はっとします。

7月に着せた時よりも、また少し娘は大きくなったような気がしたのでした。


さて、お祭りに行くと、娘は決まって、かき氷を所望。

風が肌寒く感じる今夜…かき氷も、もう食べ納めです。


少し行くのが遅くて、ビンゴゲームのカードがもう売り切れでした。

仕方がないので、「お家に帰って3人でゲームをしてあそぼ」

と娘をなだめて、家に帰り、

最近、はまっているHABA社の缶入りリトルゲーム「黒猫ペーター」を

3人でいたしました。




カードが33枚入っています。

動物さんの上半身と下半身を合わせて行くゲームです。

1枚、鉛筆を片手にもった黒猫が、所謂「ババ」です。

娘は、黒猫をひくと、すぐに「あ〜あ」と言って、

ポーカーフェイスになりきれないところが、笑えます。

そして負けた人の手に、勝った人が、

付録でついていたフェイスペイント用の鉛筆で×印をつけます。

本当は鼻の頭を黒く塗るのですが…ちょっと抵抗があって(笑)

手に印をつけることにしたのです。

「ババ抜き」ならぬ「黒猫抜き」の後、

「ジジ抜き」をやって、その後、このカードで神経衰弱をしました。

で、黒猫を引くと、

カードをぐちゃぐちゃ〜っと、シャッフルすることに。

これには、もう3人で大騒ぎ!

だってねぇ…せっかく覚えたカードの場所が

振り出しにもどっちゃうんですもん。

あ〜、おもしろかった!


さて…ひとしきりカードゲームで遊んだ後、絵本を読み、

さあ、「おやすみなさい」と明かりを消しましたら、

突然、娘がジタバタと暴れ出しました。

「あ〜〜〜〜っ、ゆうちゃんはビンゴゲームがしたかったのにぃ!」

大声で泣き叫んで、ふとんや枕にバンバンと当り散らしています。

おおっ、ここまで娘が荒れるのは久しぶり。

しばらく「よしよし、来年は早く行こうね」などと、

なぐさめていましたが、いっこうにおさまりそうにありません。

はぁ…。


仕方がないので、私がメモ用紙で、ビンゴゲームを作りました。

それから、また3人でビンゴゲーム。

すると、うまい具合に娘が一番に「ビンゴ!」となりました。

ちょうど、まだ娘には見せていなかったハウステンボス限定の

ミッフィーちゃんのノートがあったので、

「はい、賞品はこちらで〜す!」と渡すと、本当に嬉しそうな顔!


時間はもう10時半…

窓から、立待月が「おや、まだおきているのかい?」と、

やわらかな黄色の光で微笑んでいます。

娘はやっとやすらかな気持ちで、眠りにつくことが出来たのでした。

おやすみなさい♪ いい夢見てね…。

ほっ



2002年08月23日(金) とっておきのトースト

お昼になって、冷蔵庫をあけたら、う〜ん、何もない。

あるのは、卵・牛乳…、それにパン。

娘に「ねぇ、お昼にとっておきのトーストをつくろうか?」

と、提案いたしました。

娘は、目を輝かせ、

「とっておきのトーストって、何? なにぃ?」と聞いています。

ふふっ、それはできてのお楽しみ♪


…私は、とてもフレンチトーストが大好きなのです。

ところが、娘は赤ちゃんの頃、卵がダメでした。

卵が入っていると、すぐに口のまわりが赤くなったのです。

それで卵料理を遠ざけていたため、

娘は今でも、プリンや茶わん蒸しなどを食べてくれません。

ましてやフレンチトーストは少し半熟っぽいので、

今まで食べさせたことがなかったのでした。

最近、卵とじにしても大丈夫になってきた娘。

そろそろフレンチトーストも大丈夫だよねぇ…。


そこで、

「これはとっておきの秘密のトーストだよ〜」と

娘の前にフレンチトーストをおきました。

最初は、疑り深く…上目使いに私を見ながら、

一切れをおそるおそる口に持って行く娘…。


「おいし〜い!」


ああ、よかった〜。

お口のまわりも、赤くなったりしません。

これで私の大好きなフレンチトースト、我が家に復活です。(^-^)

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8/9「旅の思ひ出<その4>〜記憶を残すもの〜」をupいたしました。



2002年08月21日(水) おつきさまの誕生会

夕方、眼科に行くために、娘はおばあちゃんとお留守番。

7時前に、やっと診察が終わったので、電話を入れました。

すると…

「今日ねぇ、おつきさまのおたんじょうびなんだよ!」と娘。

「ん???」


我が家のリビングは東向きです。

つい先程、山の端からのぼってきた月が、

まあるく輝いていて、

どうやら娘に「今日がわたしの誕生日よ♪」と、

こっそりと語りかけたらしいんです。


母に「ゆうちゃんと先に食べておいてね」と言っておいたのですが、

8時前に帰ってみると、食べずに待っていました。

母曰く「ゆうちゃんが、お誕生会だからママを待っているの!

と言い張って…」

食べなかったらしい…(^^;


さて、8時前にはじまりました「おつきさまの誕生会」

部屋の明かりを消して、

十三の明るい月をながめながら、娘が歌をうたいます。


 ♪ ハッピィバースディ おつきさん、

   ハッピィバースディ おつきさん、

   ハッピィバースディ〜 ディア おつきさ〜ん、

   こんやは おたんじょうびぃ〜♪


おつきさまは、空でにっこりとほほえんでいました…。



2002年08月20日(火) 涼しい風

昨日から、涼しい風が吹いています。

窓のそばにいると、肌寒い程…。

ふと気配を感じて、

ベランダの掃除をしていた手をとめて、外を見遣りましたら、

ちょうどエゴノキのてっぺんのあたりに、

赤とんぼが群れて、飛んでいました…秋の色を漂わせて。



「もうすこし、みずくさがあったほうがいいね」…

というわけで、金魚の鉢用に、

ボタンミズクサとひとまわり大きな浮き玉を買い足しました。


金魚たちは、浮き玉の下がどうやら居心地がいいらしく、

そっと近寄ると、浮き玉の下でじっとしています。

浮き玉を娘が動かすと、

さっと今度はウキクサの下へと潜り込むのでした。

最初は生き物を飼うのは大変なので、

実は、金魚を飼うのもしぶっていた私…

けれど、実際に飼いだしてみれば、

いちばん気に入っているのは、この私かもしれません。


ところで、きんぎょちゃんたち、5匹いるのですが、

今日は娘が名前をつけていました。

「めめ」「ちち」「にに」「みみ」「りり」というのだそう。

ふふっ、まるで『からすのパンやさん』のようです。(^-^)

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8/8の日記に「旅の思ひ出<その3>〜ハウステンボス〜」をupいたしました。



2002年08月19日(月) きんぎょのおうち

17日の土曜日、滋賀の実家で「地蔵盆」がありました。

実家は孫の堤灯も用意してくれています。

お供えを持って、お参りをすませた後は、子ども達のお楽しみ♪

劇や紙芝居、ビンゴや輪投げなどを楽しんだ後、

「金魚すくい」もありました。


で、持ち帰ったきんぎょちゃん…

今まで生き物を買うことがなかった我が家には、

えさも水槽もありません。

「きんぎょのえさとおうちと、ブクブクを買いに行かなくちゃね。」






素焼きの「鉢」が金魚のおうちです。

ベランダに置いているので、日陰を作るために、

「ボタンウキクサ」と「陶器の玉」を浮かべました。

金魚さんたち、住み心地はいかが…?



2002年08月16日(金) 初対局/五山の送り火

本日、ひとり遊びに飽きて、退屈しきっていた娘…

お昼過ぎに約束を取り付けて、

Tちゃんのおうちへと向かいました。

かばんには「ヒカルの碁 囲碁スターターBOX」を入れて。(笑)


さて、Tちゃんちに着く早々、娘は9路盤を取り出し、

「ねぇ、Tちゃん! 囲碁やろうよ!」と

対局を申し込みました。

そして、Tちゃんのパパが見守る中、

娘(5歳) 対 Tちゃん(もうすぐ5歳)の

勝負がはじまりました。


最初、娘はTちゃんにいきなり2つ石を取られてしまいました。

おぉっ、Tちゃん、強し!

娘は、石をとられてもめげずに、

とりあえず、あちこちに石を置いていきます。

Tちゃんは、とりあえず石をつなげて置いていきます。


娘「Tちゃん、碁石はこうやって持つのよ。」

(と言って、碁石を指にはさんだ手を差し出す。)

Tちゃん「ぼくだって、ほら、じょうずだもん!」

(Tちゃんも負けじと、ポーズを決める。)

…まずは、形から入る二人…(笑)


      パチッ パチッ パチッ ……


思いのほか、勝負は長引き、三段格のTちゃんのパパに

「う〜ん、ようわからん展開や。」と言わしめる二人。(笑)

結局、×目差(あ〜、いくつか忘れた!)で、

娘が勝ちました。

それにしてもよかったね〜、対戦相手が出来て!(^-^)

囲碁はライバルが居てこそ、上達するものだし、ほほっ。

あ、今頃、Tちゃんは、

パパの特訓を受けているやもしれませぬ…。

(う〜ん、その光景が目に浮かぶ…笑。)

娘も、仕事から帰ってきたパパに、

「パパ! 今日はTちゃんと囲碁をやった。

ゆうちゃん、もっと囲碁をやりたい!」と

やる気満々なのでした。
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今夜は「五山の送り火」

8時になると、まず「大」の字が点火されました。

部屋のあかりを消して、ベランダで「大」の火を眺めます。

ご先祖様を見送る火…

少し離れている我が家からも、

そのオレンジ色の炎のゆらめきを感じます。

その炎を見ていますと、

次第におごそかな気持ちになるのでした。

その後、家を出て、北山通を歩いて行き、

ちょうど山の真下あたりで「法」の字を見ました。

娘にも「ゆうちゃんのおじいちゃんやご先祖様に

ごあいさつして、お見送りしようね」と申しました。

娘はどこまで意味がわかったのか、不明ですが、

おじいちゃんも孫に見送ってもらって、

天の上で、喜んでいるかもしれません。


今夜はところどころで「リリリリリ」と

コオロギの声が聞こえます。

「五山の送り火」が過ぎると、いよいよ夏も終盤。

あんなに暑い夏は早く過ぎ去って欲しいと思っているのに、

夏の過ぎ去る足音を聞くと、

どこかしら寂しくて、まだ去らずにいて欲しいと

勝手なことをおもうのでした。

(それに、まだバザーの作品も仕上げていないし…

夏休みの宿題を仕上げてなくて焦っている気分…苦笑。)


帰りに久しぶりに「papajon's」に立ち寄りました。

娘は「ニューヨークチーズケーキ」

パパは「コロナビール」

私は「チョコロチーノ」というのをいただきました。

チョコと生クリームの入ったラテ。

おいしゅうございました。




2002年08月15日(木) マスカットティー

久しぶりにレピシエの「マスカットティー」を作りました。

3時のティータイム、

遊びにいらしたSちゃんのお母さまに、お出ししました。

すると、その涼し気な色に誘われて、

Sちゃんも「飲みたい」と言ってくれました。

そして、ひとくち飲んで、「美味しい〜」♪

(去年の「ひとコマ」にも書きましたが)

娘もこの「マスカットティー」は、お気に入りなのです。

他のお子さんも気に入って下さったので、嬉しくなりました。

「マスカットティー」は、

熱いお湯で入れたのをアイスティーにすると、

茶葉の苦味が出てしまうのですが、

湯冷ましで、1時間程時間をかけて出しますと、

マスカットの香りが引き立ち、

後味がさっぱりとした、さわやかな飲み物になります♪



2002年08月14日(水) 9路盤

8/7の 「旅の思ひ出〜海を渡る風」をUPいたしました♪
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私の両親が、今日は京都の百貨店に用事があるというので、

一緒に夕食を外でいただくことにしました。

久しぶりに銀閣寺近くの「おめん」へ。

冷たい方を頼みましたが、

う〜ん、温かい方にすればよかった。

冷房がきいているので、夏でも温かなつけ汁の方が、

身体には優しい気がします。

ここはつけ汁に、白ごまやお野菜も入れて、

うどんと一緒にいただくのですが、

今日はやけに「牛蒡」が美味しくかんじられました。

今度、うちでも、牛蒡のつけ合わせ、やってみよ♪


帰りに書店に立ち寄りました。

パパが絵本を読んでいる娘のところにやってきて、

「ゆうちゃん、ちょっとおいで。

『ヒカルの碁』の9路盤見つけたから。」

と、娘を呼びに来ました。


2月ごろに、家にある碁盤を出してやっていたときは、

何もわかっていない娘でしたが、

最近になって、少しだけやり方がわかってきたようです。

(とはいえ、パパに言わせると、

今でも何もわかってないそうですが…笑。)

「9路盤、ゆうちゃんの練習用に買ってあげよう♪」と

パパはいそいそと、レジに持っていきました。


夫は友人の家に遊びに行くと、時々、碁を打ちます。

先日もそうして打っている時に、娘に

「夕飯できたから、パパたちを呼んできて」と申しました。

すると、娘は二人のところに、どどどっと出かけて行って

「ごはんですから、『うちかけ』にしてくださぁ〜い!」と

言ったので、大笑い…(いやはや、おそるべし「ヒカルの碁」)


ところで、今日、パパに「囲碁は趣味なの?」

と聞いてみました。

「院生(注:日本棋院の院生ではないです、はい。)の頃は、

よくやってたかなぁ…。メール碁も、やってた。」

「は?…メール碁ぉ?」


メール碁と申しますのは、

次の一手をメールでやりとりしながらするのだそう。

なにしろ十ん年前のこと、まだネット碁なぞなかった頃です。

「あ、今でもそのときの棋譜、残っているんじゃないかな。」

……はぁ。

あ、でも世の中には、「はがき碁」というのもあるそうで、

一局打つのに、なんと1年もかかるそうです。

優雅と申しますか、なんと申しますか… 

囲碁はやっぱり奥が深い…。

ちなみに、まったく囲碁オンチな私には

娘が教えてくれるそうです…(^^;




2002年08月13日(火) 夜風にあたりながら

未明は寝過ごして見のがしましたが、

ピークをすぎたペルセウス座流星群…

ベランダの椅子に腰掛けながら、

夜空が”ぽろん”と、星の涙を流すのを待ちました。

夜風が肌に涼しく、

夏がそろそろと旅支度をしているのが、感じられます。

しばらくすると…

   リリリリリィ ロロロ

   チッ チッ チッ チッ

すゞやかな虫の音が聞こえてきました。

夕方には、「ジィ〜ッ」と暑苦しく鳴くアブラゼミが

エゴノキに止まっているのを、

娘とお友達がみつけて、

それを皆でわいわいと観察していたのですが、

その同じ木の根元当たりから、

今は、秋を告げる音が聞こえてくるのでした。

空は薄雲がところどころにあって、

結局、こぼれ落ちる星を見つけることはありませんでした。

あんまりじぃっと夜空を眺めていますと、

「あれ?流れたかしら…」と思う、

錯覚流星を見ることが、幾度かあったのですが…笑。

次第に東の空は雲が広がりはじめました。

けれど、ベランダを立ち去るのが惜しくて、

しばらく、虫の音を聴きながら、

夜風に吹かれていたのでした。

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8月7日〜11日の「旅の思ひ出」は、

ぼちぼち更新してまいります。

今日の「ひとコマ」と同時進行で書いて行きますゆえ、

どうぞよろしくお願いいたします。(ぺこり)




2002年08月09日(金) 旅の思ひ出<その4>〜記憶を残すもの〜

お昼過ぎ、

楽しかった「ハウステンボス」を後にして、

海路、大村へと向かいます。

ハウステンボスの旅の思い出として買ってきたもの。

それを見ると、

楽しかった気持ちが思い出されるよね、きっと。

あなたが大きくなって、

旅そのものの記憶が、奥底へと沈んでしまったとしても…。






陶器で出来たミニチュアハウス

窓枠やドアがおうちによって、いろんな表情を持っています。

ほんとは10軒ほど並べたかったんですけれど…(^^;

町並み構築は、またのお楽しみということで。

(って、一体いつの話しだろう…笑。)






小さな木ぐつ

娘に「1足好きなのを選んでいいよ」と申しましたら、

小さな小さな木ぐつを選びました。

お人形さんへのお土産なんですって…ふふっ。







万華鏡

ひとつは、おばあちゃんが買ってくれました。

もうひとつは、やっぱり来る途中にハウステンボスへ行ってきた

という親戚の方から、娘へのプレゼント。

どちらも、その小さなのぞき穴から、

それぞれの美しい世界が広がっています。






万華鏡をのぞいていると、

ふと…

昔、母の三面鏡を覗き込んで、

限り無く自分の姿が写っている世界に入り込み、

ちょっとゾクっとするような…

不思議な世界で遊んでいたことを

思い出しました。







手回しのオルゴール

ステンドグラスの箱に入っている小さなオルゴール。

クルクルとまわすと、

「風の谷のナウシカ」が流れます。

この音色とともに、風車のうぁん、うぁんと回転する音が

イメージとして重なって行くのでした。

娘はハンドルを回して、オルゴールの音色をききながら、

一体、何を思っているのでしょう…。



さあ、旅のモードを切り替えて…。

明日は、7回忌。




2002年08月08日(木) 旅の思ひ出<その3>〜ハウステンボス〜

さて、

ハウステンボスでのお気に入りのひとコマを、

写真で綴ってまいります。




ハウステンボスといえば、やはり「風車」。

風の力を利用して、低い位置から高い位置へ水を汲み上げます。

近寄ると、「うわん、うわん」と

風を受けて回る独特の音がいたしました。





朝起きて、

テラスに出ると、白鳥達がやってきました。

この白鳥は子連れで、

子白鳥はまだグレーの羽毛におおわれています。

朝のクラッカーをわけあう娘…笑。


…ホテルの朝食があまりにも高いので、

1日目の朝は、

義母が福岡で買ってきたパンを、

(↑義母に感謝!)

2日目の朝は、お土産店で仕入れた

クラッカーとチーズとジャムをいただいたのでした。






娘はパパと二人で、はじめてカヌーに乗りました。

最初は心もとない様子でしたが、

しばらくすると、オールの手さばきも板についてきた感じです。





小雨がぱらつく中、帆船「観光丸」に乗りました。

(この写真は、翌日「オーシャンライナー」から撮ったものです。)

帆をあげる様子を興味深く見学。

その後、船の舳先を歩くというアトラクションを楽しみました。

足下はロープを編んだ粗い網があるだけで、

下を見ると、波がチャプン、チャプン!

けれど娘は、涼しい顔をして、

お船のガイドの方の心配そうな顔をよそに、

先頭をきって、ひょいひょいと歩いてきました。


う〜ん、エッシャーの3D映像は怖くて泣いていたくせに、

こんなんはまったく平気なのよね…。

…やっぱり娘は、お猿でした…(^^;






娘がハウステンボスで一番の楽しみにしていたのは、

テラスから見えます、この室内プール。(別料金…高かった…涙。)

朝から「プール!」と叫んでいた娘をなんとかなだめすかして、

ハウステンボス内を見て回り、

3時過ぎからなんと6時まで、プールで過ごしました。

プカプカ浮かんでいるのが気持ちよいらしい。

私は久しぶりにジャグジーとサウナを楽しみました。(^-^)





プールで遊び疲れ、夕食に入ったレストランで寝ていた娘。

夜の「水上スキーショー」がはじまったとたん、復活!(笑)

ライトや花火の演出もあって、

昼間とはひと味違ったショーに、酔いしれた娘でした。

(こういう曲芸的なものが、好きなのねぇ、あなた…笑。)





水上スキーショーの後は、噴水のショー♪

ウッドデッキに腰掛けて、

光と噴水の織りなす幻想的な世界を楽しみました。

これが終わった後は、レーザー光線と花火のアトラクション。

娘はますます目が冴えて、

その後、横の広場から聞こえてきたキューバ音楽に目を輝かせ、

「踊りに行こう!」と言う始末…。

お〜い、子どもはもう寝る時間だよー。




さて、

娘がハウステンボスで一番楽しかったのは…

実は、この噴水です。

音楽にあわせて、噴水がいろんな出方をするの。

この噴水のトンネルを走り抜けるのが、お気に召しまして…

気がつくと、ずぶぬれ。

唇が紫になるまで、ここで遊んでいたのでありまする。

子どもって、結局、こういうものが好きなのよね…。


☆ ☆ ☆

ところで…、

パパが一番楽しみにしていました「ルフティーバルーン」。

あいにく滞在していた3日間とも、

強風のために、あがることはありませんでした。

その風のおかげで過ごしやすかったので、

仕方ないのですが、

ちょっと残念でした…。



2002年08月07日(水) 旅の思い出<その2>〜海を渡る風〜

ホテルをチェックアウトした後、

もう一度、ステンドグラス越しにうつる美しい光が見たくて、

大浦天主堂へと出向きました。

さあ出発というときになって、再びざぁ〜!っとすごい雨。

しばらくホテルで雨宿りしていましたら、

晴れ間が見えてきました。

本当に長崎のお天気は、きまぐれです。

大浦天主堂に入りますと、

今朝は東の窓から投影された光の模様が、

床にうつっています。

そして、やはり雲の動きとともに、

そのステンドグラスの色が、

はっきりと映ったり、ぼやけたりするのでした。



大浦天主堂の前にありますお店で、

きのう食べ損ねた「ザボンソフトクリーム」と、

「ザボンジュース」をいただきました。

「ザボンジュース」がさっぱりとしていて美味♪

…と、ふたたび雨が降り出しました。

お日さまは、雲の中を出たり入ったりとお忙しいご様子。

さきほどは、天主堂では出ていてくれてよかった…



お昼すぎにレンタカーを返し、

ハウステンボスまでは、船で行くことにしました。

ふだん、鉢の中のような街に住んでいるゆえ、

大村湾をのぞむ風景は、とても空が広く感じます。

船の甲板にあがりますと、

海からの風がとても心地よく感じました。

長崎の気温は摂氏30℃、かたや京都は37℃…。

この気温の差は、海から渡る風がもたらしているのでしょうか。

目を閉じると、

自分が海を渡る風に、

乗っているような気持ちになります。

船が波を切る音を感じながら、

一路ハウステンボスへ…。




ハウステンボスに船がつきますと、

まるで外国の波止場に入港したような趣です。

ホテルは「フォレストヴィラ」というコテージタイプ。

1階にリビング、2階にベッドルームが2部屋あります。

ベッドルームは屋根裏部屋のように、

少し天井が傾斜していて、

まるでグリンゲイブルズのアンになったよう…。




コテージのテラスに遊びにきたすずめ♪




街路樹には、マロニエが植えられてあり、

見上げると、大きな実がなっているのが見えます。

ベスコフの『どんぐりぼうやのぼうけん』(童話館出版)の

マロニエの子どもたちが出てきそうです。(^-^)





マロニエの子どもたちは見つけられなかったけれど、

ツクツクボウシが遊びに来ていました♪




2002年08月06日(火) 旅の思ひ出<その1>〜ステンドグラスの光と影〜

今回、空港から長崎市内までのアプローチは、レンタカーにしました。

きょうびのレンタカーには、

ちゃんとナビゲーションシステムが搭載されているのですねぇ…

目的地のホテルをインプットしてしまえば、

あとは「まもなく、右方向です。左方向です。」

という指示通りに、車を走らせるだけ。

地図要らず…はじめての場所へ行くには大変便利です。

(ちなみにうちの車では、私のナマ音声ナビシステムです、笑。

しかし、こんなに便利ですと、ますます頭使わなくなりそうです。

そのうち、外部記憶装置がなければ、

生きては行けなくなるかもしれませぬ…)

あと少しでホテル到着…という頃になって、急に天気が怪しくなり、

バケツをひっくりかえしたような雨が降り出しました。

すごい雨…さっきの青空はどこへやら。

ホテルにチェックインして、しばらくすると

またさきほどの雨はなんだったのだろう…というようなお天気。

(そう…長崎にいる間中、この気紛れなお天気に振り回され、

傘を持ち歩かねばなりませんでした。)


ホテルの窓から見えた「四海楼」で遅い昼食。

ここはちゃんぽん発祥のお店で、

海を望む、とてもながめのよいところでした。

一杯800円ほどの「ちゃんぽん」で成功して、

こんなりっぱな「御殿」を建てたのですね〜。(ほぅっ!)


その後、「祈りの丘 絵本美術館」へ。

1階は、童話館の本屋さん。木のおもちゃも取り扱っています。

(パパはここで、日時計をこっそり買っていました…ふふっ。)

1階で、今夜からの夜のお供に「エパミナンダス」を購入し、

2・3階の美術館へ。

2階では、太田大八さんの原画、

それに、娘が好きな作家のひとりであります「ペトラ・マザーズ」の

『ヴィクターとクリスタベル』の原画が展示されていました。

3階には、私がずっと見たいと思っていた

大道あやさんの「びわの木の下」の絵が展示されています。

その大きな絵の前に立ちました。

絵を1枚完成させるごとに、歯を1本ずつなくされているということですが、

なるほど…と、思わせる大作です。

夏の植物たちの勢いと、のびやかな動物たちの表情を見ていると、

そのエネルギーに圧倒されました。

木島始さんの詩に絵をつけられたという

『花のうた』(佑学社・絶版)の絵も、

四季折々の花が描かれ、とても心惹かれました。

(今度、図書館でかりてこよう。)


絵本美術館を後にして、

坂をのぼりつめたところにあります「大浦天主堂」へと

まいりました。

娘は、美しいマリア像に心を動かされた様子です。

中に入って椅子に腰掛けていますと、

ちょうど西日が差し込んできました。

東側の壁に、ステンドグラスを通して入ってきた光が、

赤や黄色、それに青色、緑色の模様をくっきりと映し出します。

しばらくすると、おひさまが雲の影になり、

次第にその色が弱まりました。

そうしてじぃっと待っていますと、

ふたたび、美しい色がくっきりとあらわれます。

その光の強弱に、雲と風の流れを感じて、

しばらく光が織りなす情景を、ながめて過ごしました。

気が遠くなるような年月を、

このステンドグラスの窓たちは、

ずうっと変わらずに、こうして美しい色の光を、

太陽の動きとともに、奏でているのでしょう。

そこではゆるやかな時間が、

流れているように思いました。


「大浦天主堂」から、「グラバー園」へ行き、

その後、チンチン電車に乗って、新地中華街へ。

「江山楼本店」の特上皿うどんが美味でした。

帰り道、チンチン電車の最終駅で降り立ち、

まがりくねった細い階段道をのぼると、

ちょうど「大浦天主堂」の横に、ひょっこりと出てきました。

どこかしら異国へ来たような…

そんな夜のひとときでした。



2002年08月05日(月) 旅の準備

明日の長崎出発に向けて、娘にも

「ゆうちゃんのお荷物を、リュックにつめて」

と、申しました。

すると、いそいそと準備をはじめたのですが…


娘「この子たち(カンガルーと子リスとうさぎのぬいぐるみ)

を持って行く!」

私「そのうちのひとつになさい!」

(どうせ、旅先で増えるんだから…笑)

そこで、ぬいぐるみはカンガルーひとつにしぼられました。


娘「それから、これと、これと、これと…」

あれこれおもちゃをつめはじめました。

しばらくして、リュックに詰め込んだ中身をチェックする私。

(まるで検閲…笑)

「これも、これも、これも、重たいからパス。」


…こうして、選ばれたものは…

☆カンガルーのぬいぐるみ

☆ハンカチ3枚(ぬいぐるみのおふとん用らしい…笑。)

☆幼稚園の(宿題!?)お天気を書き記すノート

☆小さな色鉛筆

☆娘のシステム手帳(地図を書くのに、必要らしい…笑。)

☆↓小さな「おつきさまバランスゲーム」

 

 (大きな「お月さまバランスゲーム」よりも

 実はむずかしいです…。かわいいお星様もついています。

 お値段はなんと、300円でした。)

☆小さな小さなピンボールとパチンコゲーム。

(去年、サンリオの商品を買ったらおまけについてきたもの。

これを後生大事に持っている娘…。)

☆あやとりのひも

☆折り紙にもなるメモ帳

☆サングラス


さて、荷物を詰め終わった娘…

リュックをしょっては、うろうろ、うろうろ。

しばらくすると

「あ、わすれものないか、チェックしなきゃ!」

と、中身を出したり、入れたり…


ふふっ、背中に羽根がはえていました♪



2002年08月03日(土) 夏のひとコマ

ここ1週間、病院通いで、矢のように時間が飛んで行きました。

ちょっと頭がぼぅっとして、もはやどの日にどんなことがあったのか、

忘れつつありますが。。。(^^;

ここ1週間のなにげないひとコマを、

ちょっと振り返ってみようと思います。


  
         

         「暁の夢」が咲きました。

         思っていたよりも、渋い色合いです。





パパが北海道から帰ってきました。

お土産のひとつが、これ。

六花亭のストロベリーチョコ♪

フリーズドライされたいちごが

ごろん!と入っていました。(^-^)



          

           くるみをいただきました。

         娘「これ、りすさんにあげるの?

           りすさん、うちに遊びにこないかなぁ。。。」

         私「ゆうちゃんがりすさんになって食べてね」

         娘「え? これ、ゆうちゃんも食べていいの?!」

         私「うん、いいよ」

         殻つきのくるみの実物をはじめて見た娘。。。

         これはりすさんにあげるものだと

         思っていたようです。(^-^)

         殻を割って、美味しくいただいて、

         その後、殻は娘のおもちゃになっています。





子ども用のサングラスを買いました。

可視光線よりも紫外線カットが目的なので、

グラスの色はわずかに入っている程度です。

7月号の『母の友』を読んでいて、

紫外線の影響を考えさせられました。

私達の子どもの頃よりもはるかに多い紫外線に

今の子ども達はさらされているのですね。。。

私は自分が若い頃は、目に対する紫外線の影響などは、

知らずにいましたから、

サングラスもなしでヨットにも乗っていました。

結構、強烈に紫外線をあびていた時期が長いので、

将来的に白内障になる可能性が高いのではないかと思っています。

今からでも少しは予防しようと思って、外出時には、

サングラスと帽子は欠かさないようにはしていますが。。。

(白内障は若い頃に目にどれだけ多くの紫外線を

あびたかが影響しているそうです。)

せめて娘の目は少しでも予防しよう。。。と、思うのでした。




        

        夏のある日の夕暮れです。

        すべてが、薄紫の水晶の中に入ってしまったかのように、

        空気までが、染まって見えました。

        娘が「わぁ〜、水色とピンクがまじりあっている1」と

        感嘆の声をあげたひとコマでした。

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この夏休みがはじまってからというもの、

どれだけ病院通いをしたことでしょう。

先週は首の痛みで、接骨院と整形外科。

今週に入ってからは、目の調子があまりに悪くて、

ついにパソコンの画面も見ることが出来なくなってしまいました。

(コンタクトレンズはかすんで見えず、眼鏡は矯正視力が0.1まで

落ち込んでいました。。。とほほ)

結局のところ、頭痛、それにともなう首筋の痛み。。。

すべての不調の原因は「目」から来ていた気がします。

そこで、コンタクトレンズと眼鏡を作り直しました。

今日は真新しいコンタクトレンズでPCに向かっているので、

快適です。(^-^)

それにしても眼鏡の高いことと言ったら!

覚悟はしていましたが、値段をきいたときにはクラっとなりました。(笑)

一番うす〜いレンズ(←当然一番お高いレンズになる。)でも、

牛乳瓶の底のような分厚さ。。。はぁ、ため息。

でも、眼鏡では、0.4までしか矯正できませんでした。

欲張ってもう少し、矯正視力をあげようとしましたが、

立つとクラクラするので、眼鏡でよい視力を得ようと思うのは

今回は諦めました。


やっぱり「目」は大事。

いたわってあげないといけないですね。。。


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