ずっと日記を書いていなかったので、うっかりしたらなくなっているかもと思ったあぶねぇ。
この間から、小さくて、ダンゴロムシを長く伸ばしたようなのに、触覚がついてるようなのを部屋の中で見かけるようになった。
もしかしてゴギブリの幼生だったらどうしようなどと思って、ネットで調べるのもいやだと思いながら、部屋の掃除を強化したりしていたのだが、やっぱりいなくならない。 時々見つけた時には、ちょっと追いかけてティッシュでつぶせるほど動きがトロいので、いよいよ、「経験の少ないゴギブリ」のようなものかと思い始めていたが‥‥。
調べてみたら、紙魚だった。 裏側には、小さい足が並んでいて、背中側は王蟲のような甲殻。銀色の粉がついてるそうだけど、そんな事を言われたらちょっと格好いいじゃないかと思ってしまった。紙の魚なんてなぁ‥‥。 そして体は異様に柔らかいそうだ。確かにつぶした後は跡形も無いほどだった。掴み取れないのよ。
紙魚を最初に知ったのは、中学校の頃だった。 何かの本で読んだのだけれど、実際の姿は知らず。 文庫の小説の中に、薄い肌色で、2ミリくらいの透き通るような虫がいて、あれが紙魚だと思ってた。 違ったんだな‥‥あれはダニかな‥‥。
古本屋で買ってきた本にはいそうな気がしていて、そういう古臭さはたまらん。と思っていたのでいつか家にもいるようにならないかなぁ(希望)と思っていたが、とうとう家にも‥‥。思っていたよりも変な形だったし、銀色というよりはくすんだ灰色なんだけど。
なんていうか‥‥紙魚っていいよねっていう先入観がなければ許せねぇ形だな。
退治するには、本を虫干ししたり、本の入ってる部屋の風通しを良くしたりせにゃならないのだが、本を溜め込んでいる部屋には窓もなく。 扇風機をかけてしばらく待つしかないねぇ‥‥。
本を食われるのはごめんです。
では、また明日。
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