深夜3時頃のこと。
いきなり何か大声で言ったあと、むっくり起き上がり 横にあったタンスの引き出しを ものすごい勢いで開け閉めし始めた。 『●●●(←不明)がないー!』と言いながら 何かを探している様子。でも見つからない。
そのうち『うーーーーん・・・』とまたそのまま倒れて 眠りに落ちてしまった。 あまりに不気味だったので揺り起こしてみたものの 反応ナシ。
「すごい怖かったんだけど。」
夜、帰ってきた相方にそう言われたのだが全く記憶にない。
時々私にはそういうことがある。
2006年09月20日(水) |
Who brought the cat? |
妹の同僚が妹へメールで送ってきたものを実父へ。
面白がった実父が私へ。
妹に聞いたところ、出所などは全く知らないらしい。
ファイルを開いた瞬間思わず大笑いしてしまったので 転載。
“誰だ?猫を連れてきたのは!”
用があって実家に行く。 それを済ませてから実母と2人、お茶を飲んでいた時のこと 母が知人から教えてもらったという“梅の砂糖煮”を出してきた。 これが結構甘酸っぱくて美味しかったので作り方を聞くと
「青梅をね、一晩水につけてお砂糖で煮るのよ。 お砂糖は聞いた量の半分くらいで作ったんだけど・・・」
・・・それくらいは想像つく。で、量はと聞くと 『ちょっと待ってね』とノートを持ってきた。
私が子供の頃から見てきた、母のレシピ帳。 表紙は黄色を通り越して茶色くなっており 新聞や雑誌の切り抜きや、教えてもらったレシピが ぎっしり詰まっていてノートは閉じきらずゴムで束ねている。 よくよく見ると そういえば昔作ってもらったなぁと思うものも。
古い日付のものの中にはお菓子などのレシピもあった。 たぶん私達に食べさせようとして取っておいたのだろう。 それがだんだんおかずなどのものの割合が増えてくる。 何か、母の“主婦の歴史”を垣間見た気がした。
ただ、分類などは全くしていないので 結局当初の目的である“梅の砂糖煮”のレシピは いまだに分からないのである。
誰かに聞いたという“ラッキョウを使った料理”の走り書き。
右下に赤で大きくダメだったとある。
作ってまずかったものの意味らしいが、字の感じから察するによほどまずかったんだろうと思う。
ふと水族館に行きたくなって、ドライブがてら鴨川シーワールド。 動物園にせよ水族館にせよ、生き物を見るのは面白くて好きなのだ。
顔まで水に浸かって寝ていたアザラシ。
もう少し場所がずれれば顔は水面より上に出るし
呼吸だって楽だと思うのだが、なぜそこで寝てるんだろう。
マンボウ正面。
横から見ると優雅に泳ぐように見えても
正面から見ると、やっぱり何か・・・おマヌケ面としか。
余談だけどマンボウのお刺身はおいしい。
イルカの目。
窓越しに手をぺたぺた上下左右に移動するのを
興味深そうに顔ごと追っかけて見ていた。
こちらもその様子が面白くて暫くじゃれていたけれどハタと気付いた。
イルカの目って 結構マジでガン飛ばしてるようにも見える。
すみません。暫く更新止まってました。
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最近時々スーパー銭湯や温泉施設などの 大きいお風呂へ行くようになったことは、以前書いたと思う。
そこで、かなり驚いた女性がいた。
その某温泉施設の洗い場に並ぶシャワーやカランは全部 スイッチ部分を押して必要な量のお湯を使ういわゆる“銭湯式”。 途中でお湯が出なくなれば、またスイッチを押すの繰り返しなわけで。
私の隣にいたその方は、お臍の高さにあるスイッチを足で押していた。 最初は『え?!』と思ったが、だらりと下がった右手を見て 『ああ、右手がご不自由だから足なのかな』くらいにしか感じなかった。
ところがどっこい。
左手でものすごい勢いでシャンプーを泡立てると 手持ちのブラシで梳り始めたのだ。 右手で。 ・・・あ 右手 使えるのね・・・。勘違いしてましたよ。勝手に。
それだけなら私の思い違いなのだが、驚いたのは別のこと。 左足で踏んでいたカランのスイッチはその間ずっと踏みっぱなしで 即ち お湯はそのまま出っぱなし。 渦を巻きながら桶に溢れるお湯を何度もザバーと流すのを見て 『あなたそれ、必要ないなら足離せよ』と つい思う。
しかも今度はその桶へおもむろにシャワーヘッドを突っ込み シャワーのスイッチを右足で押し始めた。
右足はカランのスイッチを押し、左足はシャワーのスイッチを押し 左手は桶のお湯をひっくり返すのにおおわらわ 右手は泡だらけの髪を梳るのにおおわらわ。四肢フル稼働。 稼動していないのは、渦を巻く間もなくただ流れるお湯。 隣で使う方のお湯がこんなに流れてきたのは、私も初めてだ。
いくらそういうところでは気にせず使えるとはいえ 果たしてこの方が髪の先から爪先まで洗うのに バケツ何杯分のお湯が必要なのだろうか。
私が子供の頃から今でも時折読み返す本の中に “飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ”というのがある。
その中で著者は“自殺をする人は弱い人ではないと思う” というようなことを書いていた。 決して自殺というものを肯定しているわけではない。 ただ、自ら命を絶つことということが 果たして“弱い人”にできることなのか。
「死ぬ気になれば、何でもできるよ!」
かつて自殺未遂をした知人に思わずそう言ってしまったことがあったが どこか自分で空々しい感じがしていた。 “だって、アンタみたいな勇気 私にはないもの。” たぶん、知人がその時感じたことは分かっていなかった。 これは今でも分からないし、これからもできれば そうありたいと願う。
ちなみに私は自殺については肯定も否定もしない。 そりゃ目の前でそういうことがあったら必死で止めるだろうが。
“私が”悲しむ、“私が”何もしてあげられなかったと悔いる ・・・そういうことはあると思う。きっと。 しかし意を決してしまった人には、もはや届かぬ声なのだろう。 たとえ肉親や、愛する人たちのものだったとしても だ。
午後、出先から帰る途中のクルマの中で 徳島の事件の容疑者が自殺したらしいというニュースを聞く。 先述の通りそのことには肯定も否定もしないけれど だけど 何だかなぁ・・・。
夜と違いゆるゆる流れる道の中で、そんなことを考えていた。
■先日行った某スーパー銭湯。 一人分(600円)の入浴券を買おうと入口で自販機に 1,000円入れたら出てきたお釣りが9,200円。 一瞬頭がフリーズした。 『あれ?万券入れたっけ?』 確認しても私が入れたのは千円札。第一万券ならお釣りは9,400円。 仕方がないのでフロントでわけを話してくずしてもらい 自分の分のお釣り400円をもらった。 スパイ向きの人間とそうでない人間の2種類に分けるとするならば 私は絶対後者なような気がする。
■高嶋兄がやった桃太郎侍。 フェロモン度高すぎ。 あれ、意外に高嶋弟の方が合いそうだと思う。終わっちゃったけど。
■マイアミバイス。 最近また再放送していて、何でだろうと思っていたら 映画でリメイクするらしい。 ちなみにドラマ版で主演しているドン・ジョンソン。 個人的にはその後の“刑事ナッシュ・ブリッジス”の方が好きだ。
何故か私が好きだなぁと思う俳優さんにはシワが多い。 ・・・これってフケ専??
■ちょっと色々あって今の仕事を辞めることになった。 約1年の勤務期間は、おそらく最短。
■クルマの中でラジオを聴いていると 『3回り下の兄弟ができることになった』という投稿。 しかも母親とはちゃんと血のつながった親子だという。 そんな話を聞きながら思い出したのは、かつての同級生。 彼女(当時17歳)は7人姉妹の長女で 一番下の妹さんはまだ1歳だった。
どっちもすごい。
昨日の日付で 自転車を車内に積んで出かけた話を書いたが 実際にロード2台を載せたのは2回目である。 最初は義弟(妹の相方氏)に空いたロードを貸すためで 走ったのはごく近距離。しかも平坦。
リアシートを倒しフラットにすると、フロントホイールを外したロード2台は積める。
・・・但し、助手席はかなりキツくなってしまうのが難点。
ところが今回丘陵地をこの状態で走ったら 坂道のカーブで一気に自転車が斜めに倒れた。 平坦な道では何ともなかったけれど、やはりカーブじゃダメか。
「とりあえずマウント(フォークを固定している部分)の板を もう少し長くした方がいいかもね。」
ルームミラー越しにゆらゆら揺れるサドルを見ながら私が言うと 助手席の相方が少し考えてこう言った。
「うん。あとはロープで固定するか・・・ でも もう少しスピード落とせば大丈夫なんじゃない?」
果たして改善すべきは、どちらだろうか。
暑くても、湿度が低くなったなぁと感じるようになった日曜 ロード2台をクルマに積み込み、多摩湖自転車道へ。 相方は過去何度か来ていたが、私は初めてだ。
まず多摩湖をぶらりと周ってみたものの外周から 湖(といっても貯水湖なのだけれど)はあまり見えない。 自転車道も幅2〜3mほどで若干未舗装の部分もあるため ロードでダーッと駆けるより、のんびりポタリング向きだと思う。 木陰も多くて、家族連れを何組もお見かけした。
途中にはこのようなトンネルがいくつかある。
ものすごく涼しい。けど天井から水がポタリと落ちてくるのが ちょっと怖い。
あまりに立派なサトイモの葉。急な雨には重宝・・・するわけないか。
少し自転車道に飽きた頃、多摩湖から途中で道を一旦外れ 一般道を通って狭山湖を目指す。 地図を持っていなかったので、とりあえずユネスコ村の看板を目印にし アップダウンを繰り返す道をヒーヒー言いながら走った。 クルマに乗っているとつい忘れてしまう感覚だ。
ちなみにこの辺りは丘陵地なので、アップダウンが多い。 山ほどではないにせよ、土手のように 平坦な道を走り慣れた脚にはかなり効いた。
狭山湖(山口貯水池)。
湖自体は特に感じるものはない。広い場を吹き抜ける風は心地いいけれど。
陽が傾いてきたので再び一般道からクルマに戻り 自転車を積み込んでから、近くにある『かたくりの湯』で たくさんのひぐらしの声をBGMにゆっくり脚を揉み解す。
露天風呂で時折目を閉じて、その声だけを味わっていた。
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