一日後記

2006年07月30日(日) 城ヶ島。

クルマの中でラジオを聴いていたら
パメラ・アンダーソンがウェディングツアーをするらしい。
それにしてもウェディング・ツアーって
何か面倒くさそうだと思うのは 私だけだろうか。

* * * * * * * * * *


ここ最近、海に行っていなかったので急に行きたくなった。
ついでに食べたいものもあったし
それではということで、まずは神奈川県の三崎まで。
その後城ヶ島でも回って帰ってこようかと。

“食べたいもの”はあるにはあったが意外に高い。
その前に寄った売り場で材料を見たらおよそ3分の1くらいだった。
少し手間はかかりそうだけど、これなら
自分でも作れそうだと思ったので予定変更。
“食材”の方を購入することにした。
(これはいずれまた書くと思う)





駐車場で死んだように寝てた猫。
つつくまで起きなかったので、ホントに死んでるかと思った。



城ヶ島はそこそこ人が多かったものの
イヤになるほどの人出でもなく。
足元からわらわらと逃げるフナムシを見ていたら
“まっくろくろすけ”を思い出した。

例によって例の如く岩場の縁に腰を下ろすと
偶然にも岩がお尻にフィットして全然痛くない。
風の気持ちよさと座り心地のよさにつられて
1時間以上、ただ海を眺めていた。





腕が少し焼けた。





2006年07月28日(金) 売れ残り。

CDを整理していたら『売ってもいいかな』というのが20枚ほどあった。
本棚のハードカバー本も7〜8冊
ついでだから売ってしまおう。

“お売りください”の某中古屋へ持ち込み、計算してもらう。
その間約20分、立ち読みしながら
路駐してきたクルマのことがやたら気になる。
一応駐車場つきの店を選んできたのに、満車で入れなかったのだ。

「買取でお待ちの○○様〜(私)」

呼ばれてカウンターに行くと、一冊だけ売れないものがあった。
別に焼けているわけでもないし帯もついているのに何でだろう。


“死ぬ瞬間 -死にゆく人々との対話- ”

売れ残った本のタイトルである。



2006年07月26日(水) あああぁぁぁぁぁ〜・・・・・。

仕事から帰ると、階段に“冊子小包”と書かれた段ボール箱。
その発送元には見覚えがあったので
『やっと届いたー』と思ったと同時にふと疑問が頭をよぎる。

・・・何でこんなにデカいんだろ?

まぁいいや。
破損がないように厳重に梱包したのかな
その程度に考えて、まずは夕飯の支度にとりかかり
一息ついてから梱包を解いた。


あ?

ああ。


ああああ。   (後 暫し絶句。)


・・・デカいはずだ・・・。




LPだもん・・・。

ウチ ターンテーブルないのに・・・。



確かにどこにも在庫がなくて、やっと見つけた嬉しさで
浮かれてしまったのは認めよう。
そそっかしい性格なのも 認めよう。
しかしここまで自分が浮かれポンチ
(実母はこういう時このように言う)
だとは思わなかった。


とりあえず実家にはターンテーブルがまだあるので
テープに落とすしかないな。こりゃ。












2006年07月22日(土) 写真整理。

ふとPHSのデータフォルダを整理していたら結構写真がたまっていた。
桜とか海とか、出先でいいなと思った風景だったり
ポストの集荷時間などメモ代わりに撮ったものだったりの中
そういったものばかりでもないわけで。




ものすごい錆びっぷりな自販機。

サンプル缶は1本除いて全部同じに見える。

10年ほど前からこの状態だったのは知っているが

買えるかどうか好奇心と躊躇のせめぎ合い。





グラスワインが100円の某ファミレスで。

ちょっとデザインカプチーノっぽいけど

タイムボカンシリーズに出てくるガイコツみたい。 もしくは、ぶた鼻。





これは今日撮った。

うなぎというか深海魚っぽい。



実はもう数枚、アップしかけたものがあったのだが
加工したとはいえ あんまりにもあんまりだったので取りやめた。


さて皆様のケータイの中には、どんな写真がありますか?







2006年07月20日(木) たぐりよせ。

少し前のハナシ。
バッハの曲を耳にした折“何か”がひっかかった。
今まで何度か聴いていたのに 不意にポンと
何か繋がったというか思い出したというか。

それが何なのかなかなか思い出せなかった。

憶えているのは、中学生の頃
その曲が入っているLP全てをカセットテープに落として
聴いていたということ。
あとは、歌がなかったということ。
クラシックではなかったということ。

中学では吹奏楽をやっていたので、その辺りで聴いたのだろうと思う。
何故ならインストの曲を聴く趣味はその頃なかったし
クラシックでないと思うのは、私がそこの部長をしていて
殆どそのテの曲をしていなかったのをよく憶えているからだ。


うーーーーーん。何だっけ。



幻魔大戦のサントラだ!!
(大友克洋がキャラクターデザインした角川映画の方。念のため。)
そうだ、あのメインテーマは部活でやった記憶がある。
因みに当時私はフルートで、今もまだ楽器は持っている。
数年前オーバーホールしたけれど吹ける自信全くナシ。


何かすごいスッキリした気分。
スッキリしたら今更そのサントラが聴きたくなってきた。

・・・これは私の悪いクセ。






2006年07月18日(火) ホームセンター。

作りつけの収納棚の棚板を増やそうと
家から徒歩5分のKという店へ。
ある程度品数は揃っているものの、使えそうな板は見つからず。
そういえばクルマでよく通る道沿いにDという店があったのを思い出し
早速行ってみることにした。

結論から言えば板はあったのだが、種類が多すぎてよく分からない。
家から持ってきた棚板1枚を片手に木材売り場で暫く呆然としていたら
傍にいた店員さんが一緒に探して下さった。
会計を済ませカットをお願いし、出来上がるまでの30分店内をブラブラ。

これが、結構新鮮で面白かった。


DIYもガーデニングも全く興味がないため
それに使う道具など知らないまま今に至っている。
早いハナシ“初めて見るモノ”のオンパレードなわけで。


さすがに買う気までいかなかったものが多い中
5kgのキッチンハイターだけは最後まで買うかどうしようか悩んだ。
今日は買わなかったけれど
次見ることがあったら、買ってしまうかもしれない。







全然関係ないファミレスの幟。

裏から見てるのは分かっているのに、頭の中では

『ステーキ おろし ちっぱり』。





2006年07月15日(土) 父ナビ。

葬儀のため早朝に家を出て、行きは2時間弱で
両親が泊っているホテルに到着。
(因みに今回両親は高速バス、私はクルマ。)
そこで着替えさせてもらいながら、帰りはウチのクルマで
拙宅付近の駅まで一緒に帰ろうということになった。
どうせ拙宅に近い駅から実家へは電車の乗り換えナシで30分程度だし
色々荷物が多いから、その方が楽だろうと思ったのだ。

そこでちょっと考える。

10年以上前、実家から母の郷里までは一般道で3時間くらいだった。
それなら送っていってあげようということで
父の記憶にある近道を頼りに(ナビは一応セット)帰路につく。


しかしそれからが大変で
カーナビと父の記憶が微妙にかみ合わない。
途中までカーナビの地図を見ながら『うん、これでいい』
なんて言っていたのに気がつけばズレている。
最初の頃は自信ありげだった様子が、段々アヤしくなってきた。

おまけに軌道修正するには既に遅く渋滞に巻き込まれ
結局3時間で帰るつもりが5時間(うち休憩30分)かかり
実家に着いたのは20時過ぎ。
その後1時間ほど休ませてもらい、私が自宅に着いたのが22時半。


あまり父ナビもアテにならないなぁと
湯船で一日を思い返していたら、つい可笑しくなってきた。






おつかれさまでした♪





2006年07月14日(金) 順序。

先日亡くなった叔母は
“死に顔を見せるより各々の思い出のままの方がいい”
という意向(本人のなのか家族のなのかは分からないが)で
お通夜と告別式の前に、荼毘に付された。

単純なことだけれど、すごくいい考えだと思う。


何かで読んだ話に、葬儀社でバイトを始めた人が
まず最初にやることは現場の手伝いなのだそうだ。
ただそれにも注意点がいくつかあり
その中には『仏様の顔を見ないこと』というのがあるという。
たとえ親戚でも知人でもない方の死に顔でも
結構印象に残ってしまうものらしい。

これは私も身に覚えがある。
以前の後記に書いたので詳しいことは割愛するけれども
確かに印象に残ってしまう。
生前の思い出が少しかすれてしまうほどに。


普段からお互いに
『もし脳死状態になったら、延命措置はしないで欲しい』と
言っていたけれど、もう一つ言うことが増えた。


残る問題は、相方がそれをきちんと憶えてくれているかどうか
・・・・だろうな。きっと。



2006年07月11日(火) おろしたて。

洋服や靴など、おろしたてのものは
何かワクワクするような気分になるものだ。
しかしそうは思えない時もある。

揃えたのは結婚した当初であったから約10年前のこと。
それまでは適当に色を合わせてごまかしていたが
さすがにそれではまずいと思い、新調した。
そしてその服やバッグは買った時のまま、カバーにかけ
幸い出す機会もないまま今日まできていた。


今朝 実母から叔母の訃報が入る。

あまりに突然すぎて、最初はあまり実感がなく
実母からのその後の連絡も、普通に話をしていた。


それが 10年ぶりに出した喪服のタグを切った瞬間
いつもニコニコしていた叔母の顔をふと思い出し
急に涙が出てきた。


合掌。





2006年07月09日(日) 生産者。

とあるスーパーの野菜売り場で見つけたズッキーニ。







2006年07月07日(金) はなたけ。

ここ2〜3ヶ月ほど、鼻がたまに痒い。
しかも場所が外側ではなく内側の
詳しく書けば鼻骨の辺りなので、ちょっと始末が悪かったりする。


そういえばだいぶ昔の話なのだけれど
祖父が鼻にポリープを患い、手術したことがあった。
この鼻ポリープ、別名を“はなたけ”と言う。

漢字で書くと“鼻茸”。
読み方によっては“はなきのこ”。

実は恥ずかしながらついさっきまで本当に
鼻の穴にキノコが生える病気だと思っていた。
実母からその話を聞いた時
『おじいちゃん、鼻にキノコが生えて手術するんだって』
としか言わず、ポリープのポの字も出てこなかったからだ。

鼻にキノコって。
不謹慎とは知りつつ色んな画が頭の中に浮かんでは消えた。
鼻の穴からシメジみたいなのが1本にょきっと生えてたりとか
鼻毛と共生するエノキの思い切り小さいヤツとか。


しかしこの“鼻茸”、何となくおかしい名前とは裏腹に
放っておくと嗅覚が鈍るらしい。

おそるべし鼻茸。





2006年07月04日(火) ナビ頼りの罠。

海はそろそろ人出が多そうな時期
どこか一人で出かけるのにいい場所はないだろうかと
少し前からそう思っていた。

で、思いついたのは“滝”。
大好きな水の音はしてるし、何より涼しい。
(波やら渓流やら、自然の中で水の流れる音は落ち着くものがある)
今日は東京都桧原村にある『払沢(ほっさわ)の滝』に行くことにした。

拙宅からだと一般道で3時間ほどかかったところに駐車場があり
そこから更に徒歩約10分のところに目指す滝がある。
実際行ってみるとそれほど大きくはないためか
滝壺のすぐ傍まで行けることと、大きい水飛沫が少ないことが気に入った。
そこで小一時間ほど水の流れる音を楽しみ
滝の横にある苔から落ちる玉のような雫を眺めて過ごす。

駐車場に戻ったのが14時少し前。
確かこの辺りに『数馬の湯』という温泉施設があったことを思い出し
ナビで調べると、案外すぐ出てきた。
念のためマイお風呂セットも持ってきてあったので、立ち寄ることに。


ところが だ。

30分走っても一向にそのような看板は出てこないばかりか
軽自動車同士でもすれ違えないような山道に入ってしまう始末。
所々待避所のような場所があることから対向車が来る可能性は想像できる。
幸い一度しかその場所は使わなかったが
それでも『秘湯みたいなトコなのかな』程度にしか思っていなかった。

それが完全におかしいと気付いたのは
“この先採石場”の看板を見つけた瞬間。
そこは少し開けていて、プレハブの事務所もあり人影も見える。
ナビはその先を示しているものの
どう見てもこの先に温泉があるとは思えないので、そこで道を尋ねた。

丁寧に紙に地図を書いて下さった方に伺うと
私は真逆の方向に車を走らせていたらしい。
故に滝からだと10分少々で行ける場所であったにも関わらず
そこからだと40分はかかるというのである。
しかも、ごく稀にナビ頼りでここまで来てしまった人もいるという
・・・そう 私のように。

とりあえず夕食時までには帰らなきゃと思った瞬間
温泉に浸かる気はヘナヘナと萎えてしまい、帰路についた。





払沢の滝。
紅葉の季節になったらまた来ようと思う。






2006年07月02日(日) むきたまご。

午後、隣県のスーパー銭湯。

ここのところこのテの場所は時々行くようになった。
電車だと身づくろいだの荷物だのが少し煩わしくて
以前は全く行く気すら起きなかったが
クルマだと帰りは白粉はたいて眉と口紅だけで済むから気楽なもの。

入り口でチケットを買う時、急に韓国式アカスリでも
やってもらってみようかと思い立つ。
実は以前ミトンを買ってきて自分でやったことはあっても
こういう場所でやってもらったことはない。


浴場で先に顔だけ洗って10分ほど時間待ちついでに入浴。
その後アカスリ室(?)でアカスリ開始。
結構な力でゴシゴシやられて最初は少し驚いたし痛かったけれど
慣れてくるとそうでもなくなってきた。
そして30分のコースが終わる頃には大量の垢。ひええ。

もうひとつ驚いたのは
何をやってもダメだったうなじ辺りのザラつきが取れたこと。
2ヶ月ほど前に汗疹のような湿疹ができて、それは治ったものの
何故かその後肌のザラつきだけが残ってしまっていた。


垢をひんむいてもらってからは露天風呂でひたすらのんびり。
昼頃夕立のように降った雨も上がり、所々青空も見える。

ハタと相方のことを思い出してお風呂から上がると
向こうは既に40分待っていたらしい。





信号待ちで見かけた“レンタル マキ”の看板。
スナックのネーミングセンスって、やっぱりどこかヘン。
(写真が見づらくてすみません)


 < 過去  INDEX  未来 >


Haruki [MAIL] [HOMEPAGE]