昨日・今日と実家に行っていた時のこと。 作業の合間に居間で実母とお茶を飲んでいたら、 実父が2階から降りてきて一言。
「今、階段下りてたら何しようとしてたか忘れちゃったよ!」
実母:「じゃぁ(階段の)途中まで行けば思い出すんじゃない?」
『そうか』と呟き、再び階段を上る音 ・・・数秒後に再び居間のドアを開けて実父が言う。
「途中で立ち止まって、結局上まで行ったけど 思い出せないんだよなぁ!」
横で首を振りながら『あかん、ボケた』と言う娘。
先日ヘアワックスを顔に塗りたくったことは棚に上げてるくせに。
昨日は今日のための下調べ、今日は実家へ 新しいPCのセッティングとデータの移し変え。
とりあえず、仕事に関わるところはクリアしたけれど その他趣味云々の部分がまだ移し変えできないまま タイムアップになってしまい、明日に持ち越し。
ちょうど相方の仕事も終わる時間だったため、 待ち合わせて外で食事・・・しようとしたところ 途中で人身事故のため、電車がストップしていた。 運良く乗り継ぎ可能な駅で止まったので、 ターミナル駅のほぼ端から端まで猛ダッシュ。 隣町で降りてバスかタクシーに乗ろうとしたら バスは行ってしまった直後でタクシー乗り場には長蛇の列で そしてここでも再び一駅分のマラソン。
この寒い中、あまり相方を待たせたくもなかったために 走り回ったけれど、結局電車の中で缶詰になった彼に 待ちぼうけをくらってしまった。
後で聞いたところによると、私の頭からは うっすら湯気が立っていたらしい。
お風呂上り、クリームと間違えて、顔に
ヘアワックスを塗りたくる。
春一番の風のせいかどうかは分からないが 無性に頭がうざったくなった。 隣町まで出かけたついでにいつもの美容室へ電話を入れ、 徒歩15分の道すがら、ふと髪型のことを考える。
先日、10何年ぶりで偶然会った知人に 『髪どうしたんですか?!』と驚かれたことがあった。 どうしたもこうしたもないだろうと思ったが、 よくよく考えてみれば彼女と最後に会った時はまだ 髪が肩より長かった頃だから、無理もない。
肩甲骨が余裕で隠れていた時、シャンプーの度にバスタオル2枚は使い 一つに髪を結うためヘアゴム2本は必須だった。 トリートメントが減るのも、異常に早かった。 それが今では下手をすればフェイスタオル1枚で事は足りるし ヘアゴムで結わけるほど、髪も長くない。 トリートメントなんておそらく当時の4分の1にも満たないだろう。
以前はショートカットが嫌いだった。 背が高いので似合わないと思っていたし、女らしくない自分を 少しでも女らしく見せたいという諦めの悪さがあった。 何より当時好きだった人の好みが、ロングヘアだった。
そんなこともあったなぁなどとバッサリ切った頭を 鏡で覗き込んでいる自分は、 その頃よりだいぶ余計な力が抜けている気がする。
先週半ばあたりだろうか、何となく長谷寺の 十一面観音が見たくなったのを機に一人プチぶらり旅。 気の向くまま歩いてこようかなと。
家事をある程度片付けねばいけない身ゆえ 江ノ電の長谷駅に着いた時は既に午後1時を回っていた。 午前中曇っていた空も、大分晴れている。
私が見たかったのは、バカでかい方ではなく 小さい方の十一面観音。(確かにデカいのにゃ圧倒されるけれども) こっちの方がお顔の輪郭が『しゅっ』と細くて個人的には好み。 観音堂の中で10分近く眺めていた。
(あまり仏像には詳しくないので、個人的好み云々で 判断いたしております。ご容赦を。)
歩くついでに近くの鎌倉大仏へ。 写真では見たことあっても、実物は初めて・・・でも やーっぱりこの大仏さまのお顔は好きじゃない。丸すぎて。
江ノ島で途中下車して、海が広く見える場所で座ってボンヤリ。 ずーっと波音を聞きながら煙草をふかしていたところ 突然背後から地元らしきオジさんから声をかけられた。
暫く他愛もない話をしていたのだが、いきなり 「何か、嫌なことでもあったの?」と聞かれて面食らう。 どうやら浜辺で女一人、ボンヤリしている姿というのは そういう風に見えてしまうらしい。
ふと、自分の影がひどく長くなっているのに気付いて 再び江ノ電に乗り、藤沢から帰宅。
久しぶりに、国立博物館に行きたくなった。 ついでに湯島の梅の具合も見てこようかななどと 家を出たのがほぼお昼。
今思えば、朝から少し体調がおかしかったがまぁ大丈夫だろうと。
残念ながら梅はまだまだな様子。 白梅がチラチラとしか咲いていなかった。
不忍池をぐるり歩いていても、だるさばかりが増してくる。 挙句の果ては博物館内の椅子で、眠りこけてしまった。
帰宅後熱を測ると、平熱+2°。 去年から今年まで風邪知らずであったから、 少々自分の体力を過信していたようである。
顔馴染みだった酒屋のオバちゃんと、駅前でばったり。 『だった』というのは、去年暮れにその酒屋さんは 突然店を閉めてしまったから、過去形なわけで。
思い返せば在庫が異常に少なくなっていて 相方と不思議がってはいたのだ。 閉店した翌日には看板が外されて、あっという間に フランチャイズの飲食店へ様変わり。
オバちゃん曰く『やっぱりねぇ、酒屋も厳しいのよ』と。 実際近所のコンビニでは普通にビールが買えるようになり、 スーパーですらお酒の取り扱いを始められては 厳しいのも仕方がないのかもしれない。
この数年で、だいぶ昔からあったお店がなくなった。 その後はコンビニになったり、ファストフード店になったり 銀行のATMコーナーになったりと、まぁ色々。 キレイはキレイだけれど、何か物足りない気がするのは 単に地元民のエゴなのだろうか。
ちなみにこの商店街、飲み屋とパチンコ屋は増えたけれど 本屋が一軒もないのが少々辛い。
何気なく見ていた賃貸アパートのフリーペーパーに こんなのがあった。
・・・・・・・・。
まぁお風呂ついてるだけ、いいんだろうけど。
昨日、仕事が終わって帰ろうとした時 『ちょっと待ってて』と呼び止められた。
何だろうと思い待っていると、出てきた社長夫人が 『これ、飲まないから持ってって』とボトルを片手に
・・・遠目でも、一目でそれと分かるラベル。
ドンペリだー!!
思わず『いいんですか?!』と大声で言ってしまったのがまずかった。 社長夫人は、それが何だか全然分かっておらず 私に言われて何かを知ったらしい。 ただ『ドン・ペリニヨン』の名前だけは、知っていた。
結局(出した手前、代わりのものを出さなければならなかったのだろう) コニャック1本頂戴してきたのだけれど。
あんまりブランデーは飲まないんだよなぁ。(笑)
勤務先での勤めも今日で終わり。
殆どの荷物は発送も伝票作成も済んでいたし、今日やった仕事といえば 廃棄物をまとめることとか、会長家族の仮住いである 近くのマンションまで荷物片手に往復したりとか、その程度。 その程度の仕事であったから、殆ど手持ち無沙汰で一日過ごしていた。
それでも。
気付けば店のオープニングからエンディングまで 10年ここにお世話になっていたわけだから (単に辞める理由がなかっただけなのだけれど) 何となく感慨に浸ってしまう。
今日、初めて2階の住居部分を見せていただいた。 1階の店舗部分は10年前に改装していたので外観は新しいが 2階部分は50年前に建てられたそのまま。 おそらくこの界隈でこんな木造は、ここだけだろう。
午後、親会社の経理担当の方から私宛に電話。 今後の雑事を説明されてから『長い間、お疲れさまでした』と言われて つい涙が出そうになる。 実はこの方、電話では何十回も話したことがあったけれども お目にかかったことは結局ないままになってしまった。 その分、無意識に電話口で深々とお辞儀。
全てまとめて最後、店を出る時はあえて いつもと同じように『お疲れさまでした!』としか言わなかった。
ただ一つ普段やらなかったこと。
店全部が見える場所まで離れてから、一礼。
『お世話になりました。』
週1日しか休みがなく、ひたすら眠る相方を起こすのも気が咎め さっさと身支度を済ませて出かける用意をする。 いずれにせよこの時期、重度の花粉症であるがゆえ あまり外には出たがらないし、 同じところで景色を眺めるということは苦手らしく かえってこっちが気を遣うことも度々ある。
風が少々冷たいとはいえ、陽も差していたので 思ったほど寒くはない。(革手袋もはめてたせいだろう) ふらふら歩いたり、時折煙草に火をつけたり 気の向くまま動くこと3時間ちょっと。
しかしその大半を、大好きな『端っこ』で座って ぼんやり景色を眺めながら過ごしていた。
ここに来ると必ずといっていいほど座っている『端っこ』。
・黒のシャツジャケット ・ジーンズ1本 ・ビットリアのロード用チューブ2本 ・未開封のリンゴ酢1本 ・開けて間もない七味唐辛子1瓶 ・生理用品 ・文庫本2冊 ・ストッキング2組 ・仕事用に使っていた靴1足 ・レッグスプレー
以上、勤務先に置いてあった私物を昨日梱包して 今日宅配便で届いた。
この世でこれほど『開けてワクワクしない』宅配便もない。
一応、勤務先の営業は昨日で終了し 残務整理と年末やらなかった棚卸しと荷物の発送etcの 日々に入る・・・はずだった。 現在殆ど一人で店の中を切り盛りしているお蔭で 少しでも作業の短縮を図ろうと、ノートPC持参して とっとと在庫管理も終わらせる・・・つもりだった。 実際ウインドウに昨日『閉店のお知らせ』も貼った。
それなのに。
今日になって突然『残務整理しながら営業もする』って どういうこっちゃ。 確かに一つでも在庫が減ればいいことだけれど、 いくら個人店舗とはいえ営業する以上 少なくとも発送のための荷造りと伝票作成はできなくなる。 それより何より、お客様への説明ができないのが辛い。 何せ『いつまで(営業するの)?』と聞かれても ハッキリしたことが言えないわけだから。
さすがにその辺は明確にしておいて欲しいと 帰り際に言ったのだが、返事が 『とりあえず13日に(建物を)壊し始めるから。』とは 答えにも何もなってない。
あー・・・・疲れた。
先月末、開腹手術を受けて入院中である親友のお見舞いに 仲間のA嬢とH嬢と、御茶ノ水で待ち合わせ。 そういえばA嬢とは、彼女が懐妊して初めて会ったが コートの上からではまだお腹の膨らみが分からない。
ランチを食べながら雑談と、お見舞い品の相談。 寝てるだけじゃ暇だろうからと、マンガ本にすることにし コミックばかりの書店に移動。 隅々まで見ながら、CDの『ジャケ買い』ならぬ『タイトル買い』 (あまりに大ウケしたボーイズラブの小説があったもので) をしようかと思ったが、他人が見たら アヤしいだろうということで却下した。
結局、普通のマンガを数冊購入する傍ら 私も懐かしくなったものを見つけて7冊購入。
入院している本人曰く『まだクシャミとか腹筋を使うと、傷口が痛い』 とは言っていたが、思ったより元気だったので一安心。 ホールのようなところにあるベンチで2時間ほど話していた。
その後、駅で2人と別れて池袋で用を済ませてから、帰宅。
つくづく定期健診って、必要だなと思う。
勤務先の2階である住居部分も、引越し準備やらで忙しい。 以前一度別の場所へ越すという話もあったせいか 荷物はさほど多くない・・・はずだったが、 いざ整理してみると、かなりの量があるらしい。
先月あたりから、色々お酒やら何やら いただくようになった。
そんな中。
これをハチミツの空き瓶一瓶分頂戴してきた。 ぱっと見、黒砂糖の塊のように見えるが、違う。
45年ものの梅干。
ちなみにコレ、当然だがめちゃくちゃ塩辛い。
でも飴代わりに口の中で転がしてると、結構好きなんだな〜。
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