青い蒼い毎日
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出版記念パーティーで花束を主役に渡した。
今日はパーティーの2本立てだと彼が言う。
「誰か車を回すように言って」
「私が送って行きますよ」
車内をさっと片づけて、この頃つかわなくなっていた香水をひと吹きする。 香りとともに、思い出すでしょう?
道々楽しそうに話すけど。
この頃お酒が過ぎますよ。
私は女に戻る。
東京から来客あり。 ガーデンパーティーでおもてなし。
私はあまり上手ではないので、接待はほかの方にお願いした。 帰り道 彼を送っていったら、コーヒーが飲みたいという。
「やっぱりビールがいいなぁ」
車を止めて少し話をする。 私が誤解しているので、ちゃんと話しておきたいことがある。 仕事の話だから。
聞いてほしいって。 聞いてくれるだけでいい。 なんだか口説かれているような感じ。
いい雰囲気だったけど、私は無意識に仕事の話題に戻してしまった。 少し 残念。
サボテンの植え替えをする。
少しずつ日が長くなり、春が近づいている。
彼は遠いところにいて、このごろは話す言葉も一つ二つ。
私はどこに向かうのだろう。
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