酔いどれ日記
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2002年10月17日(木) 新曲 2002,10,17

外でメロディーが浮かんだら、携帯に着メロとして保存している。
ライブも落ちついてきたので曲にした。
今日スタジオでやってみた。なかなかいいんじゃない?
詞を付けなきゃ・・。後から付けるのはかなり辛いんだけど。



2002年10月05日(土) 狂った果実

ライブが終わったのは今から何時間前だっけ・・。
 今はそれとは全く違った空間−バーのカウンターに肘をつき、似合わないダイキリなんかをちびちび舐めている。
 店に流れる音楽もそこに流れていたそれとは違った黒人の物悲しい歌声が、グラスの氷が溶ける音やオイルライターの火を擦る音なんかに混じって、まるで何かを訴えるかのように心の中にすっと入ってくる。
 アルコールがほどよく体中に回り始めた頃、ちょうどレコードが終わった。この店で俺が声を発するのは、注文する時と店を出るときだけだ。
「マスター。もう悲しいブルースはやめてくれ」と小さな声でつぶやいてみる。
 期待はあっさり裏切られた。ダイキリをもう一杯注文して一気にそれを飲み干して店を出た。
 通りはまだ暗く、街頭のほのかな明かりは、夜はまだ終わっていないと言いたげだった。
 路地裏の陰で少し吐いて、とぼとぼと歩き出した。
「俺たち日本人は幸せなんだよなぁ」
 むせび泣くような女の歌声がしばらく耳から離れなかった。


2002年10月04日(金) 早春

好きな女の子のお気に入りのアーティストがきっかけで、
そのアーティストを好きになることがあるよね。
その子が薦めてくれた本はがんばって読んでしまう。
その子の好きなものは無条件で好きになってしまう。
二十年まえの今頃の季節だったと思う。



2002年10月02日(水) 両手に余るもの

一年ぶりに会ったそいつの顔を思い出すのに、そんなに時間はいらなかった。
台風の中片手に傘を持ち、余った手には差入れのペットボトルが八本入っていた。
忙しい仕事の休みと俺達のライブがやっとうまく重なった。
そうしてそいつは半分濡れた髪でそこに立っていたんだ。
ライブ終了後、軽くなった片手にはそのかわりにCDが三枚握られていた。
近いうちにお前の店に顔出しに行くよ。
そうしないとまた一年後ってことになりかねないからな。
差入れは何にしようか。
そんなことを考えながら空を見上げると星が出ていた。



2002年10月01日(火) なくてはならないもの

「たばこなくなったんすよぉ」
そう言って皮ジャンのポケットをさぐる。
「あっ。入ってる・・入れてくれてたんや」

いい女を嫁にしたなお前。


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