blog本館の「判った!!!」続き 2005年07月24日(日)
ここから先は・・・、重たい話しが嫌な人や、影響を受けやすい方、実の父親からの性的虐待を受けた私を理解できない方はどうかご遠慮ください。

フラッシュバックが起きると必ず見えてくるのが、あの時のおぞましい光景と同時に、窓ひとつないコンクリートの真っ暗な部屋。

階段が鉄の扉に向かって3段。いっつも左角にひざを抱えて下を向き、丸くなってジーッとして動かない・・・女の子・・・それは、あの時の私だったんだと・・・。

苦しくて悲しくて悔しくて辛くて憎くて寂しくて地獄のどん底に居て苦しんでいたのは、今の自分ではなく、あの頃の小さな私の苦しみだったんだと気がついたんです。

泣く事も助けを求める事も、感情は一切口に出来ずに平静を装って生きてきた自分そのものだった。言ってしまったら・・・殺されるから・・・。そう父に言われ続けてきたから。「お母さんに言ったら殺すよ!」

今やっと!やっとやっと・・・30年かかって・・・その頃の自分を助け出す事が出来たの!助けてあげられたの!その時の光景は、それはそれは本当に苦しかった。抱えていたひざから、ゆっくり手を離し、這いつくばって一歩一歩と手を前に出し、はいはいをする形で、鉄の扉に向かっていったのです。

あの頃の、小さな私に今の自分が飲み込まれないように、周りを何度も何度も確認しながら、「今、私はここにいる!」と何度も泣き叫びながら、ものすごい重たい身体を運んでいったのです。

妹が、後ろから背中をさすってくれていました。ずっとついててくれました。やっとで階段の所まできて、一段ずつ必死に上がりました。今度は立ち上がらなくてはならない。重たくて重たくて、立ち上がることが出来なかった。

やっとで立ち上がれた時には、足はがくがくに震えていました。そして今度は重い鉄の扉をゆっくりゆっくり開けることが出来ました。前にある家の階段の一段目に腰掛けた時に、はっきり今の自分の意識に戻っていました。

その瞬間から、「もう何も怖くないんだよ。もう自由なんだよ。何も気にせず生きていけばいいんだよ。もう大丈夫♪私が居るから。何も心配しないで、私の中に入っておいで」そうつぶやいてました。

それから部屋に戻り、布団の上で寝転がったら、草原で寝転んでいるようなほど、爽やかな爽快な気分になっていました。

あー・・・本当にあの頃の自分が苦しんでいたんだと実感しました。あんな人間の皮を被ったやつのしたこと、攻めるだけバカを見ることはわかっていたけど、言わなきゃ気がすまない、どんな気持ちで自分の娘に手を出していたのかと!

でも、もういいって思えるようになったんです!多分、もうフラッシュバックも起きないと思っています。思えるようになったんです。重たいベールに包まれていたものが、パーっと消えたような、そんな爽やかさを感じています。

あとは、少しずつ、元気だった頃の自分に戻れるように努力していきたいです。小さな私が、今の私と一体化するまで、時間が掛かるのか、もうこのままでいいのか、何も判らない状態ですが、とても嬉しい。何よりも小さな私が、のびのびとはしゃいで喜んでる姿が、目に浮かんできます。それを感じていると、何より嬉しい。('▽'*)

人生の大きな壁を乗り越え、また1からやり直す気持ちで、小さな自分と一緒に生きて行きたいです。

ここまで読んで下さって、本当にありがとうございます。あなたさまも私の理解者の一人と思い、進んで生きたいと思っております。心より感謝申し上げます。<(_ _)>

逢いたい 2005年07月07日(木)
おかあさん、どこいっちゃったの?

逢いたいよ・・・声が聞きたいよ・・・

あの笑顔を見たいよ・・・・・さみしいょぉ・・・( p_q)