やっぱりそれなりに長い年月を生きているわけで。 やさしさ、ずるさを巧みに使い分ける。 本人はそんなつもりないのかもしれないけれど、 シロにとってはオロオロすることばかり。 それも新鮮で楽しいのだけれどね。
先日現れた救いの神とキスしちゃった。
シロのココロにいつのまにかスーっと入ってきて 二人で飲んだ帰り道、路地に引っ張られてサッと。 イヤとか避けるとかそんな余裕もなくて、彼は確信犯。 それから何回か飲んだけど、一度もそういうことなかったから 酔っていたんだと思っていたのだけれど、そうではなかったみたい。
シロにとって気持ちのいいキスをいっぱいしてくれた。 どういうのがスキなんて話したことないのに シロ好みのキスを知っているかのように。 もう夢見心地であやうく最後までいってしまうところだったよ。 さすがにまだそれはできないよ。 流されるのは簡単だけれど、後のこと考えたら慎重にならないとね。
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