懊悩煩悩
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↓適性・適職診断とかいうサイトがあるのですが http://www.neutra.go.jp/diagnosis/
↓やってみたところこんなん出ましたけど〜 http://www.neutra.go.jp/diagnosis/result10.html
ある意味ズバリすぎてもう何も言うことない。恋愛のあたりとかかなり言い当てられてんな〜仕事のトコとかも。事務系向かないのに事務系やってますよ。しかもほんのりルーチンワーク入ってる感じの仕事だし。あははは笑っとけ笑っとけ。
2005年09月18日(日) |
体重減と最高血圧89の狭間で |
約1ヶ月ぶりの日記ですがこんにちは。 昨日は久々の美術館での絵画鑑賞で心の洗濯をしてきました。京都で開催中のルーヴル美術館展。異常に年齢層高めな客層とごったがえす中でしたがじっくりいい絵を見られて満足。以下ミニレビュー
・さすがにルーヴル展、平日だろうが休日だろうが客多い
…私が行ったのは休日でしたが、身内が平日真っ昼間に行ったところ、あまりの人の多さにげんなりしたらしい) ・展示点数がやや少ないうえにカテゴリごとに細分化されているので物足りない印象
…全73点、有名どころの大作というより有名画家の小品、ややマイナーな画家の秀作が多い。ドラクロワの「怒りのメデイア」やドラローシュの「若き殉教の娘」、ドミニク・アングルの「泉」「トルコ風呂」や「プシュケとアモル」2作品などを除いてあとは地味な作品が多いかも。エスキース(習作)もちょこちょこと。個人的にはドラローシュの肖像画「ナルシス=アシル・ド・サルヴァンティ伯爵」の手の描写のあまりのリアルさにしばらく身動き出来ないほど感動してしまった。これまで見てきた西洋絵画でこれほどまでに肉付きが良く、浮き出た血管まで絶妙なタッチで描いているものはなかったので異常に心を動かされました。言うまでもなく、顔の造形のリアルさも毛皮をまとった姿の違和感のなさも、今にも動き出しそうという言葉がぴったりくる素晴らしい絵でした。というかお金が許すなら買い取りたい勢いで。レオポール・ロベール「アルコの聖母祭からの帰り道」の鮮やかな色を配色しながらもどこかしっとりとした雰囲気が良かった…ポストカードには採用されてなかったけど。あとは超超個人的ですがトロワイヨンの絵が1点来てたのは嬉しかったなぁ…それとコローは断然風景画、中でもバルビゾンで活動していた時の少しくすんだ色合いの絵が一番彼らしいと思いました。人物画は正直いまい…ゲフンゲフン)
・ポストカードのセレクトは結構良いが、図録の構成はいまひとつ
…いつもポストカード制作側と自分との間に横たわる深くて昏い河に愕然としながら仕方なく図録を買って帰ることが多いのですが、今回はかなり趣味が合ったようで(というよりもおそらくポストカードの種類が多いだけ)ホクホク。ただし、図録はパラパラとめくった範囲で言うと極小の画をかなり大きく載せていたり、大作の画を小さく掲載していたりと実際の画に対してかけ離れた載せ方をしていたのが不満。ジャン=ピエール・フランクの「エジプト遠征からのボナパルト帰還前のフランス国家の寓意」はもっと大きく載せないと良さが伝わらないよ〜ちくしょう勿体ない。
ということで、少ない展示数ながらも質の良い作品を揃えてあるところはさすがルーヴル、といった感がありますがやはりやや物足りないことも事実。ミレーの絵も小品2点とやや拍子抜け。どうせならエッチングも持ってきてほしかったなと思います。それとポストカードのセレクトが良くても印刷がいまいちなのが…これが一番悲しい。明日はベルリンの至宝展行きますよ〜あと会期終わるまでにミラノ展とギュスターヴ・モロー展行くぞー!芸術の秋!それが終わればミュシャ展だ!!
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