愛するのに疲れた
愛されるのも面倒
ココロを通わせても裏切られる
カラダを絡ませたら依存する

優しくされて
逃げ場をもらって
勝手に信じて
バカみたい

言葉なんて簡単な嘘
甘くて柔らかい嘘
フワフワでサラサラな雲
掴めなかった見抜けなかった私は愚か

純粋なだけ？
安らぎたいだけ？
独りになりたくなかっただけなのに

期待も演技もしたくない
有りの侭で居れたらいい
繕ってる毎日はうんざりだ

楽しんだもん勝ち

初めての場所なのに
別れを思い出した
あの時もこんな感じで
目の前をタクシーが行き交い
こうしてしゃがみこんで煙草を吸った
違うのは隣に誰も居ないこと
違うのは私が泣いていないこと
いつになれば終るのか この日常
いつになれば癒されるのか この感覚
他人になりたくはないが 自分でいたくない
わざと広い中に一人ぶちこんで
このロウソクの灯りを燃え広げて
時間の経過を外の綺麗と重ねたい

衝撃には弱い、消えやすい
音飛びする世界

君の奏でるギターは悲しいメロディー？
過去を怒りを愛憎を注いで創る美しさ

やけに短く切られた黒髪は似合わず
好みで染めることは出来ないが
まぁどうでもいいか
眩しき色を纏って笑う姿が自然体

横で対面してる偉そうな人と偉い人
誰もが抱える弱さを否定してる彼は我儘

いつからか人は増えてきて
わたしたちの口数は減って
煙草の吸い殻は増えてきて
グラスの中身は減っている

全てが日常茶飯事でないが
たまにはこれでもいいか

生活の幅

こんなんで毎日は続くらしい
他人事知ったこっちゃない
青や白に染めるロマンス
どうやら君には届かぬらしい
それでもいい
久々に一気に飲み込んでみたり
触られてみたり重なってみたり
君の顔が髪が肌が代わりとして存在してる朝
流行りに手を染めて家路に着く
また後で今度は違う表情で会うんだ
みんなして知らぬふり

自由になった今
ルーティンワーク
やるべきことはたくさん
やりたいこともたくさん
それを羽根伸ばしながらやるのさ
誰にも文句は言わせねぇ
だってあたしは自由
やっと楽しみ方がわかりましたよ
お父さん、お母さん
それから数えきれない人たちへ
声を大にして
自由な人生を

今日は雨なんだと思って朝早くに起きてみる
あの子はまだ夢の中
わざと意地悪して起こしてみる
重い瞼ゆっくり開けて
まだ虚ろな瞳が私を捉える
伸びすぎた前髪
おでこに張り付いたそれを掌で
撫でる
柄にもなく優しい言葉かけてみる
そして珈琲を入れる
カップぎりぎりまで注ぎこむ
満たせ充たせ君の中まで
雨は結局降らなかった