暑さの中で立ちすくむ
山の麓で待ち焦がれる

そろそろ遠く離れてゆく太陽
目を遣る銀色に輝く砂の海原

君に見初めて頂きたい
耽る想いを醒めた月に返して

よく言われんだ
「頭が悪い」って
勿論それ位は自覚症状
多々あるのだ
それでも精一杯の気持ちで日々過ごしてるのさ
誰にも知られない様に強かにそっと
世界が奏でるメロディーは聴き飽きた

よく悲しむんだ
「心が空っぽ」って
勿論これ位の人生強調
見たコトさえないが
これでも精一杯の気持ちで日々過ごしてるのさ
彼にも覗けない様に密かにそっと
引き出しに仕舞った薬は有り難くも融けて一つになってゆく
素直に告げると辛いからなんだろ