てっちゃんの近況
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2001年02月27日(火) 学習発表会

 きょうは、一年生の授業参観で体育館で3クラス合同で学習発表会がありました。それでれ、この一年間で出来るようになった事を発表しました。縄跳びをするグループ、跳び箱をするグループ、群読をするグループ、合奏をするグループ。てっちゃんは10人ぐらいでピアニカを持って出てきました。午後でお薬が完全に切れている状態のてっちゃんは落ち着きがなく、みんなが演奏している時は一緒にはしませんでした。あらあらと思っていると、次にてっちゃんが一人だけで『メリーさんの羊』を弾きました。 私語でざわついてい父兄がその瞬間、黙っててっちゃんの演奏に聞き入ってくれました。ママはウルウル・・・・・ 何が嬉しかったかって、そういう機会を与えてくださったた担任の先生のご好意や、彼だけ特別に扱われる事に誰も文句を言う事なく「てっちゃん、じょうずだねぇ」と言って受け入れてくださる周りのお友達とその御父兄方の温かい気持が嬉しくて仕方がありませんでした。最後は画用紙4枚で一つの大きな文字を作って、全体で「おかあさん、ありがとう、がんばってます」と言葉にして、それぞれの文字を持っている4人でその文字を発音していくという出し物で、てっちゃんは「がんばって」の中の小さい「つ」を担当。小さい「つ」なので、てっちゃだけは一人でした。ても、ちゃんとタイミングも合わせて「つ!」と言って役割を果たせました。 先生に伺ったら先生は最初から「つ」はてっちゃんにやらせようと思ったんだそうです。でも、練習では、ふざけてしまって、わざと違う言葉を言ったりしていたそうです。 それでも諦めずに最後まで、てっちゃんにやらせて下さった先生、そして、その期待に応えたてっちゃん、素敵な信頼関係が築けているんだなぁと改めて思ったのでした。
そんなS先生に担任を持って頂くのも、後一ヶ月・・・・ 来年も、また良い先生に恵まれますように・・・・


2001年02月14日(水) 正しい認識

 まだ、脳波の検査をしていないし「てんかん」と診断わけでもないのに、「てんかん」という言葉は重くママの心に広がりました。でも「どうなっちゃうんだろ・・・」とつぶやくママに「考えたってしょうがない事は考えない! なるようにしかならないよ」と言うパパ。思わず笑ってしまいました。

 昨日はネットや本で少し調べてみました。最近の「てんかん」治療はめざましい発達があり、お薬をきちんと飲めば殆どの人が普通の生活が出来るようになるらしいです。先日来てくれた看護婦さんのお話しでも、むしろ脳内出血や重い内臓疾患よりも良かったかも知れないというニュアンスでお話してくださいました。きょうは一日繰り上げてK先生の診察を受けました。脳波の検査は先日の痙攣発作の影響がないように少し日を置く方がよいとの事で3月2日になりました。K先生はお話しの中で「実際のてんかんの事情と世間の認識にづれがある」とおっしゃっていました。私が思っていたよりも「てんかん」って、たいした事ないのかもしれません。

 帰ってから昼食を取りながらお昼のワイドショーを眺めていると、ハワイ沖のえひめ丸沈没の続報をやっていました。遺族のお気持を思うと「私の思いなどはお笑い種かもしれないな」なんて思うのでした。


2001年02月13日(火) てっちゃん、救急車に乗る

 きのうの夕飯のときのこと「てっちゃん、御飯だよ」と呼ぶと食卓までは来たものの顔色が悪い。その前からふっくんが「てっちゃん気持悪いんだって」と言っていたので「食べたくなければ無理しなくて良いよ」と言うと、TVのある隣の部屋に行ってしまう。食事が始まり、ふとてっちゃんの様子を見たパパが「あいつ、もどしたぞ」と言って席を立ったので後を追って、てっちゃんのところへ行くと傍らに固形物のない嘔吐物で濡れた跡がある。パパが横になっているてっちゃんに声をかけると反応がない。眼を開けているのに焦点が定まらない様子でまったく反応がない。そのうち手が痙攣を始める。「へんだ!」初め夜間診療所に電話してどうすればよいか聞くと大学病院の救急を紹介され救急車を呼ぶ事にする。たまたま救急隊の隊員の方が近所の方で奥さんが看護婦さんだったので自宅に連絡して下さったらしく救急車よりも先に看護婦さんが来てくださる。その頃には痙攣も止り意識レベルが上がったようで、こちらの声かけにうるさそうに反応して目を閉じた。再び救急車から電話が入り看護婦さんが呼吸や脈、熱などを知らせていた。間もなく救急車が到着、暫く救急車の中で処置をしたあと大学病院へ。そのころには声も出て、反応もしっかりしてきた。ただ発熱時などにおでこにはる冷却材も嫌がるてっちゃんが酸素吸入のマスクをおとなしくつけているのは明らかにいつもより元気がない。大学病院に着くと私は待合室で待たされ処置室に呼ばれたときには、てっちゃんはもうベッドに座っていた。血液検査、CT検査ともに特に気になる所見なし。今の段階では原因ははっきりしないが、てんかんの可能性もあるとの事。きょうはいったん帰って改めてK先生(てっちゃんがいつもリタリンを貰っている小児科の先生)の外来で見てもらうように指示される。K先生は神経の専門、脳波の検査をしてもらえばはっきりするはず。 K先生の外来は木曜日・・・・

 すみません、まだ昨日のきょうで気持がちゃんと整理されていません。客観的に事実を並べるような報告しかできません。


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