=====ミジカウタ=⇒
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そのこと自体に 何の罪悪感も 無くなった
咎める人も 責める人も いないから
そのこと自体を 重要なことだと 思わなくなった
悲しみ嘆く人も 嫉妬する人も いないから
いつから 声を殺して 泣くことを 覚えたのだろう
いつから 泣くことが 難しくなって しまったのだろう
ハラハラと伝い落ちる その水のような雫に
何の意味があるのか
それすらも 判らなくなってしまった 哀れな私
自分を嫌な風に演出して 嫌われようと努力した
これ以上傷つきたくないから これ以上悲しみたくないから
間違っている自己防衛で 得るものなんて何も無く
私の亡骸だけが残り 消滅するのを待っていた
ひっそり静かに その寂しさの中に
貴方を愛し通したこと 貴方と愛し合ったこと
忘れてしまわないように
貴方と出逢えたこと 貴方と過ごしたこと
すぐに思い出せるように
心の引き出しの 一番上のその真ん中に
いつも大事にしまってる
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