久しぶりに朝からすっきり晴れて、湿度も低くて気持ちの良い日。
涼しい(ヒトによっては寒いのかな)日が続いてるのを良いことにのんびりしていたら 雑事が溜りに溜ってしまった。
今日はchimomoも部活で遅いし、papaさんは呑み会で帰宅は午前様だろうし。
ウィンドウショッピングがてら、一度に用事を全部片付けちゃおうと思って出かけた。
ところが―――
途中までは良かったんだけど、市役所を出た所でナンパされてしまったのだ(滝汗)。
大学生の娘がいる、年齢も40代に達してるママをナンパして、どーするのかしらね〜。 ネットは意外と狭い世界だから、ナンパ氏が見る可能性も高いので詳しくは書かないけど。
いえいえ、ナンパされて喜んでるんじゃなくて、憂いているの。 街頭で声かけて来る人に、下心の無い真面目な人はまずいないと思うの。
わたし、きっとスキだらけなんじゃないかなぁ。 chimomoにも「ぼぁ〜っとしてる」って叱られるから、せめて歩いてる時くらいはちゃんとしてようって思った矢先の事件。
しっかりしなくっちゃいけないのよね。
うん。だけど。 年齢よりもかなり若く見られてるっていうことだけをプラスに考えておこうかな。
あ゛――― でも… もうちょっとヤキモチ妬いてくれても良いのになぁ。
2006年04月27日(木) |
大切なものは自分の力で守らないと。 |
雨の降り出しはお昼頃からっていう予報は、見事にハズレ。 朝から強い雨足。
気温が低くてラクだけれど 雨は好きだけれど 朝からの雨は、ちょっとだけ憂鬱。
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最近、TVをつければ殺伐としたニュースばかりで、気が滅入ってきちゃうね。
そんな中のこの事件には、ちょびっと「?」って首を傾げてしまったの。
フルート奏者の山形由美さんのフルートが、東京駅のコインロッカーから盗まれたのだそう。
2本で1200万円とか。
それが盗まれてから1時間後に、川崎駅のコインロッカーで見つかったんだって。 ちょっと不思議な顛末だけど。
朝のワイドショーとかでも「見つかって良かったですね〜」っていうキャスターの問いかけに 「本当に良かったです。フルートは繊細な楽器ですから、強いショックを与えると――云々」というお話。
彼女にとって、フルートはどんな存在なのかな。 フルートが無くなったら、仕事できなくなっちゃうんじゃないのかな。
それより音楽家にとって、楽器は自分の身体の一部のはず。 命と同じくらい大切なもの。
それを決して安全とは言えないコインロッカーに預けるっていう気持ちが、信じられなかった。
繊細な楽器を、温度も湿度も最悪なコインロッカーの中に、平気で置き去りにできるなんて…。
そう感じたのは、わたしも長い間フルートを吹いていたからなの。
わたしのフルートは30万円の、何処の楽器店にもある普通のフルート。 (でもムラマツ製なのよ♪) ウチは決して裕福じゃなかったけど、父が音楽好きなわたしのために、大枚叩いて買ってくれた大切な楽器。
どんなことがあっても、身体の周りから離さなかった。 演奏旅行に行く際も、荷物でいっぱいでも楽器だけは手に持っていた。
だからプロなのに何故?って思えちゃったのね。
どうしても自分の手から離さなくてはならないなら、きちんとしたセキュリティのある所へ預けるべきだって思う。 ちゃんと保険もかけて。
辛口なこと書いちゃったけど、でもやっぱり楽器が戻って良かった。
楽器ってね、盗まれた後は売り飛ばされたり、溶かされて金や銀にされちゃうの。
以前いた吹奏楽団の楽器庫が盗人に入られて、高価な楽器ばかり盗まれて とうとう返って来なかったことがあったの。
複雑な気持ちになった雨の朝だった。
2006年04月24日(月) |
大気も人の感情も不安定 |
深夜から降り出した雨が朝まで残ってて、気温も高いからジメジメムシムシ。 まるで6月みたいねぇ… なんて思ってたら、一転俄かにかき曇り―――
どしゃ降りの雨が!!
大気が不安定だっていう天気予報だったけど、伊豆の方で地震は続いているし 山手線は工事ミスとかでストップしているし。 何だかちょっと心配な空模様。
最近、世の中のすべてが不安定な気がするね。
交際のトラブルから、13歳の女の子を殺しちゃった15歳の事件にしても。 国民不在でただのお家争いにしか見えない、千葉の選挙にしても。 お隣の国との確執や、こうしている今も起きているテロと戦争にしても。
負の感情が、地球に満ち満ちて、爆発寸前になっているような気がして。
こんなふうに憂いてしまうのも、天気が不安定だからだけじゃないと思うけど。
昨日の台風のような風雨に洗われたみたいに、空が抜けるように高くて青い。 「蒼」という字が好きなんだけど、今日の空は「青」という表現がぴったり。 太陽がじりじり照りつけるから、痛いくらい。 湿度が低いし、風も冷たいから爽やかなのが幸い。
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ブックマークのことを昨日の時折綴に綴ったので、その続きでブックマークに対する、わたしの思いをもう少し。
時々、この拙い駄文を読んで下さる方が増えているようなの。 しょーもないモノだけど、それはとてもウレシイこと。
でもできたら―――
ブックマークは時折綴じゃなくて、Topにして頂けたらウレシイんだけどなぁ…って思って。 トップページから入って下さると良いなぁ… って。 そうして下さる人が増えたら、2倍、ウレシイなぁ… って思う。
…というのはね、
トップページの「4/**のヒトコト」は、ちょっとした呟きを毎日アップしているので そういうのも見て頂けたらウレシイなぁ… などと思いますのん。
でもね、Home Pageは見る人の自由。 この場所が何だか気に入って、訪ねて来て下さる人がいる それだけで、何だかほんわかした気持ちになれる。
それだけで充分だって思ってる。
いつもホントに「ありがとう」なのです。
2006年04月20日(木) |
ブックマークが寂しくなりました。 |
今日の東京は、まるで台風の真ン中にいるかのよう。 吹き荒れる強い風に、叩き付ける激しい雨。 それもお昼過ぎには、カラッと晴れてしまって。 春から初夏にかけての天気は、突然変わることが多いよね。
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素敵な文を綴っている人のブログや、こころにビビッ☆って来る写真を載せてるHome Pageとか お気に入りにしてまた来ようと思うと、携帯電話のブックマークに入れておくじゃない?
少し前まではブックマークも増えて、そ〜っと見に行くのが楽しかったのね。 掲示板が苦手なわたしは、なかなか「初めまして」が書き込めないために、躊躇してる間にその場所が無くなってしまうっていうこともしょっちゅうで。
遊びに行ったら閉鎖になってたっていうことに遭うのも、ネット歴6年になるとかなりの数になったり。
最近、そういうことが立て続けにあって、ブックマークも半分以下に減っちゃった。
携帯電話版Home Pageは、開設〜閉鎖までのサイクルが極端に短くて 毎日たくさんのpageが消えては、また生まれて来るって言う。
閉鎖は管理人さんの自由なわけだし、しっかりした理由と決意があるのだから 引き止めても仕方ないものね…。 寂しいけれど「寂しい」なんて言っちゃイケナイんだよね。
素敵なpageを作っていたステキな管理人さんには、何処かでまた遇えたら、とても嬉しいナ…。
無くなってしまったpageの痕跡を見つめて、そんなこと思ってる。
言葉は、なんて不安定なモノなのだろうと思う。
負の意味合いなど少しも無く綴ったモノが、受け取る相手には鋭いナイフのように感じたりすることがある。
こころの距離が開くと余計にそういうこと、あるかなって思う。
言葉に温度差を感じてしまったり… とか。
相手は傷つけてやろうなんて、小指の先ほども思ってなかったのだと知ったら なぁーんだ、誤解してたのか〜って、さらっと忘れてしまえば良いのに いつまでも引きずるなんて、情けないとわかってるんだけど。 ねぇ わたし。
初めての大学生活もそろそろ1週間が過ぎようとしてる。 不安だらけだったchimomoも大分慣れて来たようで、大学の周囲にどんなお店があるか 興味を持つ余裕が出てきたみたい。
大学の最寄り駅には、行列のできる「たいやき屋」さんがあってね。 大学生たちも随分買いに行ってるんだって。
そういう話を2、3日前に聞いたんだけど、今日、帰りに寄って買って来てくれたの。
濃いお茶を入れて、早速頂いたら…‥
とっても美味しいの!
中の餡がとってもほっくほくで、甘過ぎない優しい味。 小豆が大きくて、小豆そのものの甘さを味わうことができちゃうし オマケにシッポの最後の最後まで、ぎっちり詰まってる。 それに周りのはみだした皮が、カリカリで芳ばしいの♪
いつもはあんまり好んで食べないchimomoでも、ぺろりとたいらげちゃうんだから、かなり美味しいんだと思う。
「ほっくり」っていう言葉がぴったり。 chimomoの気持ちにも、こころがほっくり。
「鎌倉山あずき茶屋」の暖簾を見かけたら、立ち寄ってみてはいかがでしょ? 優しい甘さに、疲れも和らぐ気がしますよ♪
本館であれ、ココであれ 自分の居場所であることに変わりはないのに。
Diaryなど、自分の覚書のために綴っているものなのだから、短い言葉だって良いし、具体的でなくたって良いのに。
ぴたっ… と書けなくなることがある。 しょっちゅう。 それは頻繁に起きる。
一度そうなると、治るまでに時間がかかってしまう。
わたしの心の中には天秤があって、少し闇の方が重くなっている。
いつもそちらに少し傾いている。
だから普通の人なら一晩眠れば消え失せてしまうことでも、秤の均衡を失うと、途端に天秤は闇に大きく傾いてしまう。 一度天秤が傾くと、時間がたっぷり経ってももとに戻らない。
治すには、「陽」の方にいっぱい錘を乗せてやれば良いんだろうけど 頭ではわかっているつもりが、その錘が見つからない。
そういう時は―――
大好きなコトをする。 コレが一番の回復薬かも知れない。
ゲームをめいっぱい楽しんだり、絵を描いたり、写真を撮りに散歩に行ったり。
そうしているうちに少しずつ、天秤も動き出すだろうから。
桜吹雪の中を散歩するのって、楽しい。 味気ない灰色のアスファルトが、一面薄桃色の絨毯になるし 舞い散る花弁がキレイだけれど、物哀しさも連れてくる。
来年の桜も、こうして見られると良いな…。
わたし、妙に犬に好かれるの。
幼い頃から犬と一緒に暮らしてたからかな。 先代のスピッツとは、8歳の春に泣く泣く別れたのだけれど 次のマルチーズとは14年間も一緒に暮らした。 母が他界した翌年に、彼も天へ召されてしまった。 それからは犬は飼っていない。 長い間ペットロス症候群が治らなかった。
だからなのか、道で出会うワンちゃんたちが、わたしに必ずアプローチしてくれる。 すれ違うコたちは、わたしを必ず振り返る。 「遊ぼ!」って、瞳が誘ってる。 犬が好きな人は、そういうオーラでも出しているんだろうか。 彼らはみんなわかるみたい。
今日も大きな雑種のワンちゃんに逢った。 彼はわたしを見つけるなり駆け寄ろうとして、飼い主さんにリールを引っ張られた。 だけど頑として、そちらへは戻らない。 首が締まってしまう。
ついいじらしくなって、しゃがんで声をかけたら―――
もうむちゃくちゃ。
わしわし と、頭や首やお腹を撫でたら、太陽の匂いがした。
絨毯のような手ざわり 温かい体温 無邪気な瞳
彼らは、そこにいるだけで、心を温めてくれるんだなぁ…。
懐かしい愛犬の瞳を、見つけた。 そんな気がした。
今日はchimomoの大学の入学式だった。
大学生になってまで、入学式に親がついていくのはどうなんだろう…と前日まで考えてた。 chimomoも不安なんだろうなぁ。 「一緒に来てよ〜」と言うので、門までついて行って、保護者が少ない様子だったら帰ればいっか と決めた。
気温も低くて、朝から雨降り。 先日の雨にも堪えて懸命に咲いていた桜も、半分ほど花を散らしていた。 ん゛〜 入学式に雨なんて、雨は好きなんだけど、ついてないかも。
大学の最寄駅についたら、たくさんの人、人、人。
他の大学のサークルが、勧誘に来ていたのね。 狭い駅の出入り口がつまっちゃって、身動きできないくらいなの。 きっと毎年こうなんだろうね。
思ったより、一緒に来ている親がいっぱいでビックリ。 女子大だからじゃないかと思う。 やっぱり新しい環境に送りだすのだから、娘のことが気がかりだっていう親は、わたしだけじゃないみたい。 なんだか嬉しく感じた。 親離れ、子離れしていないから というわけじゃないと思う。
入学式も、厳かで趣のある良い式だった。 伝統を大切にしながら、新しいものも積極的に取り入れていくという姿勢って良いな。 就職のことにしても、とても手厚く指導している様子に好印象を抱いた。
先生と学生との顔合わせの際にも、親を同席させて下さったり 新入生への大学側からの贈り物が、防犯ベルだったの。 それから大学周辺の病院マップとかもあって。 女性のことを考えた対応がウレシイと思った。
おっとり型のchimomoには、この大学の雰囲気が合っていると思う。 やっぱり縁のある所に受かるものなのかも知れない。
学生部の方のお話に、ほろりとさせられた。 学生部は進路や生活の相談など、一番学生と接することが多い場所で 今、とても混雑していて、悩み事を相談に来る子たちが激増しているのだそう。
両親は忙しいから話ができない 親には言えないことがある など、涙ながらに話す子がいるのだそう。
大学生になったんだからって、突き放すんじゃなく、よく話を聞いてあげて頂きたいとおっしゃっていた。 これって、一番大切なことだよね…。 子供は何歳になっても子供なのだから。
入学式は、いつでも気持ちが新しくなる。 この気持ち、いつまでも持っていたいと思う。
明日からはもう、午後までオリエンテーションが始まる。 前日まで「友達できるかなぁ…」なんて、ぼそり…と呟いていたchimomoだけど そんな不安は消し飛んで、もう、お友達ができた様子。 ちょっと安心した。
2006年04月03日(月) |
「コナン・ドイルの事件簿」 |
深夜にNHKで放映していた「コナン・ドイルの事件簿」 今夜が最終回だった。
ずっと観ていたんだけど、この最終回が一番面白かった。 ドイルさんがあまりにも軟弱ナンパ氏に見えちゃって 安っぽく感じちゃった作品も幾つかあったんだけど、まぁ、いっか。
ジャック・ザ・リッパーがイギリスの夜を震撼させていた時代の町並みや人々の服装 (個人的に特にマント♪) 調度品やらハリーくんの物語に出てくるダイアゴン横丁ふうの商店やら店内やら 興味をそそられるものばかり。
それにシャーロック・ホームズが生まれるきっかけになったエピソードが面白かったし。 わたし、隠れシャーロキアンなの。
人の心の中に巣喰う闇の描写が素晴らしかった。
コナンドイル自身、複雑な家庭環境の中にあったし、特異なものに対する畏怖が憧れになる気持ちもよくわかるし。 氏の作品はみんな読んだけれど、そのすべてに繋がる原点を感じられた気がした。
2006年04月02日(日) |
シアワセ?それとも不シアワセ? |
昨日はエイプリルフールだったんだね。 ウソをつくの、すっかり忘れてた。
「ウソをつけるっていうのは、幸せだからだ」ってお友達は言うの。 そうね、ウソを楽しめるゆとりがあるっていうことは幸せかも。 また、そういう相手がいるっていうわけだし。
でも… もともとは日本にはなかった慣習なわけだし、わたしはあんまりそうは思わないかなぁ。 ウソを楽しまなかったからって、別に不幸せだって感じないし。
昨日は八分咲き桜を楽しんでいたし、オマケにわたしが朝方に見た可笑しな夢の話をしたら、みんな大爆笑して。 エイプリルフールなんてこと、すっかり忘れちゃってた。
chimomoが涙流して笑いころげながら「もぅ ママはボケすぎなんだってば」って言う。 でもわたしは何がそんなにオカシイのかわからないの。 どうやらこのボケっぷりは、天性のものらしい。
幸せか、そうでないか 何だかノドに引っかかって取れなくなった魚の小骨みたいに、いつまでも心の隅っこに残って すっきりしないでいたら、夕方から強い雨が降り出した。
花散らしの雨にならないか気がかりで、その小さな魚の小骨のことに気を回さないですみそう。
わたしの棲み家の周辺には、桜の樹が500本近くあって、毎年それはそれはキレイに咲く。 誰に教えられたわけでもなく、また今年もとってもキレイ。
わたしは生まれた時からずっとこの場所に棲んでいて、当時はまだ幼かった桜の樹たちと一緒に育ってきたから 何だか「きょうだい」のような気持ちがするの。
ちょうど8分咲きになったので、chimomoと一緒に散歩がてら桜を見てきた。 薄桃色のアーチを通るのが、子供の頃からの楽しみなの。 よくこのアーチの下で、友達と遊んだっけ。 もうみんな、この町を出ていってしまったけど…。 chimomoもこの桜たちが咲くのを楽しみにしてくれているのが、一番ウレシイ。
ちょうど家の前にも桜の樹があって、家に居ながらお花見ができちゃう。 特に夜桜は最高。
妖艶な夜の桜に魅せられながら呑むお酒は、また格別なお味。 「遙かなる時空の中で」(漫画の方ね)のお話に出てくる「墨染めの桜」を思い出しちゃう。
ヒトはどうして桜の樹の下で、うかれ騒ぐのだろう。 上野公園のお花見、なんかね、最悪。 桜なんてそっちのけ。 アルコールの一気呑みとかしちゃって、どんちゃん騒ぎ。 大音量でカラオケしてる集団も。 楽しく過ごすのは良いけれど、なんだかなぁ…。
ウチの周辺は古くから住んでいる人しか知らない場所だから、あまりトラブルは無いけれど ここ最近、高層マンションとか建って、ちょっと見慣れない人が増えた。 ゴミは持って帰ってほしいなぁ…。
精一杯咲いて、短い間に散ってしまう桜。 誰かのために咲くんじゃなくて、誰かに認めてほしくて咲くんでもなくて。 ただひらすらに、命のある限りに咲く。 その姿に魅せられるんじゃないかなって思う。
この美しい桜を見ながらお酒を呑むなら、ひそやかに、ゆったりとが良い。 盃に花弁を浮かべて、風流というものを楽しむのが最高の贅沢だと思う。
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