つらつら日記

我慢

雪は言う 別れ際に
「帰っちゃイヤだ」
そして ぎゅって抱きついて
困った顔の彼を見上げる


彼の答えは
「いつかね・・・」
そう言って優しくキスをくれる


雪は もっと我慢をしなければいけない
そんなことを何度も何度も言われてきた


今すぐ 雪の願いが叶うことが無いって分かってる
だけど 雪の欲望を知っていて?


自堕落な生活にあこがれてみるけど
それと共に きちんとした生活も一緒にしたい


一人分じゃなくて二人分
それがいつかでいいから 現実になって欲しい
そんな願いを知っていて?



「成長していない」
そぉ言われて その通りだと思ったけど
それ以上は出てこなかった
天邪鬼にすらなって 不安にさせたり


それでも つないだ手が嬉しかった
二人でもたれ合って眠ってしまった電車


どれだけ お互いに傷つけてきたんだろう
どれだけ お互いに必要性を感じてきたんだろう


あまりに大きな存在は
あまりに普通すぎて
時に大切さを忘れがちで


当たり前だけど ドキドキできるように


私が流す涙は ただ
言いようの無い感情に胸がつぶされるから
2005年09月14日(水)

目が覚めて

思った
「なんで 自分はひとりで眠ってるんだろう」
あの人の腕の中に居たはずなのに なんで?


ただ無性に会いたくなった


朝ごはんを食べてるときも
着替えているときも
急にドアのベルが鳴らないものかと思ったけど
まず それは望めないってわかってて
軽くため息をついてみる


何のためのため息なんだろう?
自分の欲深さ?
それとも 彼への抗議?


午前中に会いに行ったところで
約束をしてなければ
ぃや 約束をしてたって 彼は起きていない


眠りながら私を胸に抱いて
「やっぱり行けばよかったな・・・」
寝言のようにつぶやいてた


私は ちょっと 泣いた




「会えないね」って言った日に
会いに来て欲しいと思うのは
やっぱり わがままで
その感情を隠し通さずに
こぉやって暴き出してしまってる


月曜日は 起こしに行くから
その後 少し外に出て
借りたDVDを見てしまわないとね
2005年09月09日(金)

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