ふうこの英国留学日記-その後

2006年06月17日(土) 妊娠9ヶ月目に入りました

昨日、9ヶ月健診に行ってきました。ベイビーの推定体重は1900g。週数どおりの標準体重ぴったりだそう。浮腫・血圧・尿検査は異常なし。しかし、体重はなんと9kg増・・・体が重いはずだ。これ以上太らないようにしないと・・・
性別は99%女の子だそう。もうピンクのベビー服購入済みだったので、良かった。
問題は羊水の量がちょっと多めなことと引き続きの貧血対策。また、普通にしていても脈拍が90くらいあるので、動悸・息切れがはなはだしい。

先生の診察のあとは初めて助産師さんと入院や出産について詳しく話をする。基本母子同室・母乳推奨・一応分娩台は使うのだができり限りフリーなスタイルの出産OK・入院中家族の出入り24時間OKということを聞き、自分の希望に合ったバースプランを実行できそうなので、すごく安心した。
CDやアロマオイルなどの持込可ということなので、今から出産の時ようリラックス音楽&小物を準備しておこうと思う。
7月の頭の日曜日には産院主催のパパママ学級があるので、夫婦で参加を申し込んでおいた。そのとき分娩室や新生児室も見学させてくれるらしい。なんかいよいよだな・・・という感じがする。

健診のあとは実家で少し休んだあと、母と姉はバレエの公演に行くというので、私は仕事帰りの父とうちの家族いきつけの小料理屋で待ち合わせして晩御飯を食べることにした。
実は、うちのダンナがそこで学生時代からの親友と久しぶりに食事&飲む約束をしていて、私も体調が良かったら来るように言われていたのだ。
というわけで、思わず父・私・ダンナ・ダンナの親友Oさんと4人で思わず和食の夕餉。都心での外食はまめぞん以来で、食事も美味しかったし、すごく楽しかった。
うちのダンナはクールビズでクライアントに会う日以外は6月1日以降、会社に行くときも綿シャツ&チノパンなのだが、ダンナの親友Oさんは相変わらずお洒落で、ビームスでオーダーした3色使いのストライプの英国調スーツ、オーダーのクレリックシャツ、シャツに合わせたポケットチーフという身なり。
聞けば彼の会社もクールビズを導入していて、社長すらノータイ出社しているというのに、こういうファッションを通すのは自分の趣味の問題だからと言う。
「いつも(色も合わせた)ポケットチーフまでしてるんですか?」と聞くと、「いや、いつもじゃないけど、今日はアヤさんに会えるかもしれないと思ったからね」とサラリ。
素敵な奥さんも娘さんもいながら、よその女にもこういうリップサービスをしてくれるこの人は相変わらず芸人のようで素敵だった。
Oさんも持ち上げトークは父に対しても発揮され、なんだか父も息子のような年の男二人相手に上機嫌な様子でめずらしく饒舌だった。話題は、経済政策や産業界や株、腕時計の話などやっぱり男っぽい内容。やっぱり女と男って関心の持ちどころが違うのかも。



2006年06月06日(火) 恵比寿 「まめぞん」で初夏の味覚を堪能!

さて、先週の週末は義理の兄の結婚式だった。会場の品川のホテルまで家から電車で1時間しかかからないのだが、身重いつ体調が悪くなっても休めるようにホテルに部屋をとったのでそこで一泊してきた。
最近人ごみに週末出かけることなんてなかったし、美容院に行って髪をセットし、化粧したりするのも自分の結婚式以来だったので妙に興奮してしまった。
でも、義理の姉になる人は本当に性格の良さそうな方で、義兄とともにいい友人や上司にめぐまれている二人の様子が伝わってくるいい式だった。

私は体調も良く無事に親族紹介から披露宴まで全部立会うことができたが、夜8時近くに披露宴がお開きになった時には、かなりぐったりしていたのですぐに部屋に帰って横になった。
が、その後は夜も朝もせっかく同じホテルに泊まっているのだからと義理の両親とお茶したり、翌日の朝も親戚の方々にあいさつしたりと、チェックアウトまで結構忙しく過ごす。これも普段やらない嫁の務め?などと思う。

せっかく久しぶりに都心まで来たということで、お昼ごはんを恵比寿「まめぞん」に食べに行った。ここは以前この日記で紹介した溜池山王にあったフランチレストラン「レチュード」の元スタッフが開いたお店。
「レチュード」は私の結婚パーティをやらせてもらった大好きなお店だったのだが、諸事情により昨年の11月で閉店。そこで働いていたソムリエの星野夫妻が新しく開店したレストランがこの「まめぞん」なのである。オープンの案内を頂いていたのに、なかなか足を運ぶことができなかったのだが、やっと行くことができた。

料理はイタリア料理をベースにしたものでお店自体は「ユーロダイニング」とうたっている。でも、よくある中途半端な南欧料理とは全然違い、素材を生かした斬新かつ繊細な味で非常に満足度が高かった。
私たちはあまりお腹が減っていなかったのでランチのパスタコース(2500円)を頼んだのだが、こんなに美味しいならメインディッシュのあるコースにすれば良かったと思うくらい。
食したメニューは以下の通り。

前菜 イベリコ豚の自家製ハム みぞれソース
   レバーペーストとカリカリのバケット
   白えびと大根もちのライム添え

アントレ 黒豚の自家製ソーセージとレンズ豆の煮物 
     サワーマスタードソースで

パスタ 穴子とナスのジンジャーソースのパスタ

デザート ティラミスパフェ

このメニューだけ見たら、「えっ、大根もち?ソーセージ?」と思うかもしれないが、それがまったく全体にヨーロッパ料理として違和感がないのだ。創作料理とか和洋折衷料理が嫌いで本格的でオーソドックスな味が好きな私がそう思うのだから、たいしたものだと思う。
黒豚のソーセージとレンズ豆は本当にヨーロッパぽい懐かしい味がした。友人のイタリア人がよく作ってくれたレンズ豆の煮物を思い出した。
生姜味の穴子のパスタは和風っぽい組み合わせなのだが、この穴子も軽く燻製にしてあるらしく、香りが良くプリプリしている上に生姜のピリリとした風味と相まって梅雨の時期でも食欲をそそる一品で、パスタとしての完成度は高かった。
ちなみに、ダンナが頼んだ「子羊のトマトソースのパスタ」も食べたのだが、こちらは正統派のイタリアンの美味しさで、こういうものもしっかり作れるんだというシェフの力を知り、安心できた。

ソムリエの星野さんがオーナーなので、ワインのラインナップはもちろん充実。うちのダンナなどは、星野さんに好みを言うだけでそれにぴったり合ったものを持ってきてもらえるので、ワインリストを見て悩む必要がない・・・と信頼しきっている。

今の私の体ではなかなか行けないこのレストラン(ワイン飲めないし)、家具はカッシーナでおしゃれだし、料理も本格的だけど、気取らない雰囲気で本当におすすめです。

恵比寿 まめぞん 
渋谷区恵比寿4−23−14 ASビル 2F
TEL 03-3449-0350  定休日 月曜日 
[月〜金]11:30〜14:00(L.O) 18:00〜22:30(L.O)
[土・日・祝]12:00〜14:30(L.O) 18:00〜22:30(L.O)
夜のディナーコース 5250円〜 グラスワイン 900円〜


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