2004年11月30日(火) |
自分の非を認めることの難しさ |
昨日ランチした上司より上の課長に誘われ二人で最後のランチ。色々と話したが、私がこの職場を辞めたくなったもっとも大きな理由である、2〜3ヶ月で人をクビにしていくという状況をまったく反省しておらず、10月に入ってやっと仕事を覚えてきた新人を12月までの見習い期間でクビにしようかと思っているのだが、と逆に私に相談してきたことにあきれてしまった。しまいに、せっかく仕事を任せられるようになって安心して留守できるようになったのに辞めるなんてがっかりよ!と怒られた。
彼女の言うことで、もっともなことも何点かあった。私が心労を感じたのも私の責任だろう。 しかし、話しているうちに静かな怒りがこみ上げてきた。
彼女は自分の非をかけらも認めずすべて周りの責任にしている。もうこの人には何を言っても無駄だし、今までのこともすべて自分に都合の良いように曲げて解釈してきているんだ。 そこには進歩も改善もない。新人が自分の思うようにならなければ怒るかいびるか無視するか。
せめて少しでも彼女が自己を省みる発言をしてくれたなら、どんなに良かったか。最後まで、私は悪くない。好きでクビにしたんじゃない。と開き直る彼女には静かな怒りがこみ上げた。
やっぱり自己反省するって大事なことだと思う。 痛い目にあって、どうしてそうなったのかとことん考える。 そこから人は学んで成長するしかない。
自分の弱点を認めることは痛いこと。でも、気づかないフリをしてもしょうがない。問題は解決しない。周囲の人をみくびってはいけない。
自分の非を認める強さを持つこと。これが私が彼女から学んだことです。
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