2005年03月30日(水) |
『ソバと団子』の次は『パン』! |
夫が、明日で有効期限が切れるレストラン・チェーンの無料券を持っていたので、今日、その無料券が使えるケーキ屋さんに子供たちを連れて行って、ケーキを買ってやることになりました。
普段はちょっと行かないような、こじゃれた、高級なお店です。 でも、ケーキ4人分には十分すぎる金額の無料券があるので、一番高いのを選んだって大丈夫!
ところが、下の息子が選んだものは、カウンターの上にオマケのように置かれていたパン! それも、菓子パンでも惣菜パンでも珍しい種類でもなんでもない、ただの、何の変哲も飾り気も無い、ミニサイズの丸型フランスパン、130円也……。
そういえば、確かに、彼は、そういうパンが好きみたいです。 皮のパリっとした丸型のパンとか、フランスパンの、それも両端の、固い皮の部分とか。 上の息子もフランスパンでは皮の部分が特に好きなので、うちでは、フランスパンを食べる時は、必ず子供たちに両端を譲ることになっています。
でも、いくらパンが好きだからって、何もケーキ屋さん――それも、普段は縁がないような高級なお店――で、わざわざパンを選ばなくても……(^_^;)
結局、金額に余裕があったので、そのパンの他にケーキをもう一つ買ってやるということで落ち着きましたが、ケーキ屋さんで、甘いケーキではなくパンを選ぶ子供って……。 先日の、上の息子の『そばと団子』といい、つくづく、うちの子供たちは食べ物の趣味が渋いです。
2005年03月28日(月) |
本日の更新&ちょっと胸が痛んだ話 |
『イルファーラン物語』第四章第三場(前)アップしました。 今場は、前・中・後の三分割の予定です。 このところ、割と細かく分割してますが、その分、ちょっとだけ更新が早い(つもり)です。
同じ枚数でも、気楽なおしゃべりがだらだらと続くような回と、展開が早い回や内容がヘヴィな回とでは、『体感長さ』が違いませんか? 今、連載してる部分は、わりと『体感長さ』が長く感じる部分じゃないかと思うんです。 それもあって、やや短めに区切ってみてます。 ちょうど、『三回に短し二回に長し』みたいな分量だし。
話は変わって、昨日、たまたま、テレビで、『ソフトバンク・ホークス』のユニフォームを着た王監督の姿を見かけたら、思いがけず胸がちくっと痛んで、自分でも意外に思いながら、ちょっとセンチになりました。
というのは、私、プロ野球には特に興味が無いのですが、7年間、ダイ○ー系列の店でパートしてまして。 毎年、毎シーズン、店内に流れるホークス応援歌をエンドレスで聞き続け、ホークスの勝敗に一喜一憂(別にホークスのファンなわけじゃないんだけど、それによって翌日にセールをやるかどうか、ひいては店の売上や自分の出勤時間が変わってくるので……)し、何かにつけて優勝セールだの応援感謝セールだのナントカ記念セールだのとホークスをダシにしたセールをやりつづけては、その都度、選手の似顔絵入りのグッズやポスター、球団のロゴ入りのハッピやメガホンに取り囲まれ、セール初日やお正月に出勤した時は選手の似顔絵入りのオリジナル大入り袋(中身は100円玉一個(^_^;))を貰い続けてきたのです。 特に王監督は、セールのたびに、似顔絵入りのポスターのもと、その背番号89にちなんだ『89円セール』をしてきたんです。
でも、特にホークスに思い入れがあるつもりもなかったので、ホークスが売却された時には、一抹の寂しさと共に、これでもう、あの迷惑な優勝セール(内輪の事情なので詳しくは書きませんが、セールのたびに、ちょっと個人的に迷惑をこうむる事情があって……)や大音声の応援歌から開放されると、むしろほっとしたものなんですが……。
そんな私が、王監督の胸に『ソフトバンク』の文字を見た時に、一瞬でも、あんな持ちになるなんて……。 なんか、全く未練も何もないつもりだった元カレが新しい彼女と街を歩いているのをうっかり見かけてしまった時のような気持ちかも?
パート先のファーストフード店で、学生アルバイトさんが何人か卒業&就職で辞める代わりに新人さんが入りました。 これが、何かするときにいちいち『○○しますっ』と宣言し、二言目には『はいっ、がんばります』を連発する、体育会系根性娘さんで。
大変真面目でがんばり屋さんな感じで、とっても良いのですが、人が何か教えると、その言葉を、いちいち真剣にうなずきながら復唱するんです。 「これは○○ですよ」「はいっ、○○!」「ここをこうしてね」「はいっ、こうする!」 あまりにもささいなことまでいちいち全部復唱されると、ちょっと恥ずかしいです(^_^;)
一度、うっかり「このへんは、まあ、適当にね」などと言ってしまったら、「はいっ、適当に!」と、はりきって、きっぱり復唱してくれてしまいました。 ……いや、あの、そこは復唱しなくていいから……。 ほんと、うっかりしたことは言えません(^_^;)
ところで、今、ちょっと、お遊び番外編を一編書いてます。 こないだの魔王のの続編とは別のです。(でも、同じくらいくだらないです) すぐに書き終わると思っていたので、ちょうどサイト111111ヒットがもうすぐだから、その記念企画として出そうかと思っていたら、ふと気が付くと、読みを誤ってて、いつのまにか111111ヒットは過ぎていました。 次のメモリアルってなんだろう……。 120000ヒットはまだまだ先だろうし。サイト4周年も、だいぶ先だし。 近いうちには特に何もなさそうですね。 別になんでもないときに、突然番外編をアップするかもしれません。
2005年03月24日(木) |
大阪弁フィルター&方言万歳 |
相互リンク先 よもぎの森さんの日記で、面白いものが紹介されていました。 あんまり面白いので、私も便乗。 文章を大阪弁に自動翻訳してくれる、大阪弁化フィルターというものです。 森さんは、自分の小説『ティルスの紡ぎ詩』の冒頭を大阪弁に訳して日記に載せてましたが、これが面白いのなんのって。 笑えるだけでなく、なんかすごく味がある、いい雰囲気の小説になってるんですよ。
面白そうなので、私も『イルファーラン物語』の冒頭を翻訳してみました。 でも、『イルファーラン物語』はもともと文章が硬いせいか、難しい文章の後に大阪弁の語尾をとってつけただけ……みたいになって、あまり面白くありませんでした。残念。 でも、セリフ部分だけはそれなりに面白かったです。 なので、ちょっと、翻訳成果をご紹介。第一章第一場冒頭のアルファードのセリフです。
「なんでわしは、虹がでるたびに、引き寄せられはるようにあの場所へ行くのやりまひょ。なんのために……。あそこに、何があるとぬかすのやりまひょ。わしの失われた過去の手掛かりを探しにいくのやろうか。オノレがこの世界に生まれ出た場所、オノレの原点ともいえる、あの場所に。……そうや、わしがあほんで倒れとったあの日にも、虹が出とったのや。目をあけて、最初に見たんは、虹やった……」
ちなみに原文は↓ 「なぜ俺は、虹が出るたびに、引き寄せられるようにあの場所へ行くのだろう。なんのために……。あそこに、何があると言うのだろう。俺の失われた過去の手掛かりを探しにいくのだろうか。自分がこの世界に生まれ出た場所、自分の原点ともいえる、あの場所に。……そうだ、俺があそこで倒れていたあの日にも、虹が出ていたのだ。目をあけて、最初に見たのは、虹だった……」
アルファード関西人化は、かなり無理があるかと……(^_^;) でも、ローイのセリフは、きっと関西弁でもあまり違和感が無いに違いない。
……と思って、試してみました。結果は……。
原文 「リーナちゃん、ごめんな。いきなりこんなこと言って驚かして。やっぱり、ちょっと唐突だったよなあ。うん、今の今までただの友達だったのが途中の段階全部すっ飛ばしていきなりプロポーズってのは、いくらなんでも無理があるよ。俺としたことが、どうかしてたよ。反省してる。今度誰かにプロポーズするときにゃ、これを教訓にして、もっとうまくやるよ。だからあんたは、このことはもう気にしないで、いままでどおり軽口の言いあえる仲でいてくれよな」 ↓ 「リーナちゃん、ごめんな。いきなりこないなことぬかして驚かして。やっぱり、ちーとばかし唐突やったよなあ。うん、今の本日この時までたやら友達やったんが途中の段階ぜええんぶひとつのこらずすっ飛ばしていきなりプロポーズちうのんは、なんぼなんかて無理があるんや。わしとしたことが、どうかしてたよ。反省しとる。今度どなたはんかにプロポーズするっちうときにゃ、これを教訓にして、もっともっともっともっともっともっともっともっともっとあんじょうやるで。やからあんたは、このことはもう気にせんといて、本日この時までどおり軽口の言いあえる仲でいてくれよな」
やっぱり、ぜんぜん違和感ないんですけど……(^_^;) ローイって、もともとこういうキャラだよね……。
実は私、最近、『焼きたてじゃパン』に出てくる金髪・関西弁の河内君が、自分の頭の中でたまにローイとダブるような気がしてたんですよね。 私の頭の中ではローイはもともと関西弁キャラだったらしいです(^_^;)
この『大阪弁化フィルター』、リンクしていいものかどうかわからないので、興味のある方は検索してみてください。すぐに見つかります。
ところで、この大阪弁は自動翻訳だから、まあ、かなりヘンだけど、それはお笑いネタだから置いといて、真面目な話、方言って、いいですよね。
昔、投稿雑誌『詩とメルヘン』に『方言詩集』というコーナーがあって、私、そのコーナーが大好きだったんですよ。 方言で書いた詩って、とにかくいいんです。 どんなどうってことないような内容でも、方言で書いたとたん、がぜん味わい深く、素敵な詩になっちゃうんです。 同じような内容でも方言で書いてあるというだけで、突然、素敵さが数倍増しになるんだから、なんともうらやましかったです。
私は東京出身なので、完全に標準語をしゃべっているわけでは無いものの、はっきり方言とわかるほどの方言は持っていないことが、ちょっと残念です。 我が物として使いこなせる方言を身につけているって、もの書きとしては、すごく有利なことではないかと。
宮沢賢治の詩に、瀕死の妹が「雨雪とてきてけんじょ」(←うろおぼえですが)というのがあるんですが、あれも、あのセリフが方言でなかったら、あれほどの味わいは出なかったんじゃないでしょうか。 方言で書いてあるから、あのセリフで、グっと泣けるんですよ……。
方言は、もの書きにとって、貴重な財産ですよね。 もちろんそうじゃない人にとっても。
22日11時現在、メイン掲示板に書き込みが出来なくなっています(レスもつけられません)。 同じOTDさんで借りている別の掲示板は普通に使えるし、障害情報も出ていないのですが……。 とりあえず、しばらく様子を見ますので、その間に御用の方は感想掲示板かメールフォームにお願いします。
追記:掲示板復活したようです。一時的な不調だったようですが、最近、OTD掲示板、なんだかトラブル多いです(ーー;) ご迷惑おかけしましたm(__)m
話は変わって、噂話、もう一つ。 小説総合相談所の小説相談掲示板で、びっくり事例を見かけました。 相談者である小説サイトの管理人さん方に、学校で友人にその人のサイトを『自分のサイトである』と詐称してしまったらしい学生から小説の内容等に注文をつける電波な脅迫メールが届いて困っている……という、サイト乗っ取り・管理人なりすましの事例です。
他人のサイトを自分のサイトだとウソを言ってしまうとか、そのウソがばれないようにサイト管理人さんにプロフィールや作品等の書き換えを要求するとか、そのこと自体、信じられないようなびっくり事件ではありますが、これは、最近、同人サイトを中心にかなり流行多発しているトラブルのようです。 今回びっくりしたのは、その先なんです。
相談者の方が、相手のIPを元にプロバイダに相談して相手に注意してもらったところ、相手は子供で、親御さんが出てきて、『サイトを作品ごと買い取りたい』とおっしゃったとのこと! なんて親だ……。信じられない……。 なんでも、その子供が、うそがばれると自分が学校で友達にいじめられると心配していたということで、親としては我が子がいじめにあわないようにと考えた挙句の苦肉の解決策だったんでしょうが……。 いや〜、びっくりです。
ところで、そういう、主に低年齢層によるサイト乗っ取りを予防するには、日記やプロフィールなどで『大人』をアピールしておくのも一策とのこと。 確かに!(笑) うちのサイトなんか、どう考えても、小中学生が『私のサイトです』なんて言うはずがありませんね! ていうか、そもそも、言いたくもならないでしょう……(^_^;)
作品そのものも、小中学生が『自分が書いた』と友達に自慢したいようなものじゃないだろうし、管理人が年寄りであることがサイトのあらゆるところから加齢臭のごとく芳しく匂い立ってますからね、うちのサイト……(^_^;) そして、作品だけでなくサイトのほうも、管理人のアクが強すぎて、あらゆる端々から管理人のヘタレな個性がダダ漏れだから、誰も自分がこんなサイトの管理人だと思われたくなんかないのでは?(^_^;)
『月刊カノープス通信』3月号、『イルファーラン物語』第四章第二場(後)UPしました。 今は時間が無いのでとりあえず更新報告だけ。 詳しい日記は後で書きます(たぶん)。
追記 今朝の日記の続きです。 『イルファーラン物語』、今回のカット部分。 アルファードが戦斧を入手するシーン、本当は、『斧が壁に固定してあって、アルファードがそれを真っ赤になって力んで金具ごと引っこ抜いて、里菜がその怪力に唖然とするとともに、意外と無茶な力任せの行動にちょっとびびる』という、ややコミカルなシーンがあったのですが、全カットしました。
一応、全く意味や理由のないただのお遊びではなく、『普段は分別臭い言動を取るアルファードが、開き直るとけっこう過激な無茶をする人である』=『だから、ある日突然、巨大怪獣と素手で戦うなんていう暴挙に出ても不思議はない』という伏線も兼ねているつもりだったのですが、やっぱり無駄な文字数を使いすぎで、緊迫したシーンでダラケすぎだし、このシリアスなはずの場面でそんなお笑いをやって緊張感を削ぐのもどうかと思ったので。
まあ、緊張感やシリアスさは、そのシーンがなくても、里菜の言動がしっかり台無しにしてくれちゃってますけど(^_^;) 我ながら、こんな緊迫感のないヒロインって、あっていいんだろうかと思います。なんでこうなっちゃったんでしょうか……(^^ゞ
昨日は上の息子の小学校の卒業式でした。 で、夕食は息子の好きな料理を作ってささやかなお祝いパーティーをしてやろうと思い、息子に、なにが食べたいか聞くと、答えは、 「お父さんが作ったおにぎり」でした(^_^;) 息子よ、なぜ、『お母さんが作った』ではなく、『お父さんが作った』なの? まあそれはさておき、夕食のメニューとしては、おにぎりはちょっとどうかと……。 いや、パーティーだから主食は特別におにぎりにしても別にいいんだけど、他におかずも必要でしょう。
で、 「おにぎり以外では何が食べたい?」と聞くと、 「……ソバ」でした(^_^;) 夕食がソバとおにぎりいうのは、さすがにどうかと……。 で、他に食べたいものを聞くと、 「ソーセージとから揚げ」と、やっと子供らしい答えが。
そして、卒業式の後、子供たちをつれたままついでにスーパーに寄り、息子に、お祝いの食事のデザートに好きなものを選んでいいよというと、息子が迷わず選んだのは、可愛いケーキでも華やかな果物でもなく、時節柄、ちょうど売り出されていたお彼岸のお供え団子(^_^;) つくづく趣味が渋いなあ……。
そんなわけで、昨夜の我が家の夕食は、山盛りのもりソバと、ソーセージと、トリのカラ揚げと、ついでにあげたジャガイモのカラ揚げ、生野菜、それに、夕方、息子が、突発的にふきのとうとつくしを取ってきてくれたので、プラスふきのとうのてんぷらとつくしの卵とじ、デザートはお彼岸のお供え団子という、なんだかとんでもない取り合わせに(^_^;) 一応、ご飯も炊いたのですが、誰も食べられませんでした……。
ゆずささん宅がついに閉鎖なさるそうで……。 理由は、サイトのほうに行けば具体的に書いてありますが、実生活の一身上の都合とのこと。 オリジナル小説サイトを閉鎖してからも二次創作という新天地で眩しく輝いてたゆずささん、私は場違いなのでROMに徹していて、特に交流もなかったのですが、ちょこちょこ覗いてはいて、ゆずささん作品のファンで居続けてもいたので、さみしいです。 いつか帰ってきてくれると嬉しいな。 ゆずささん、『神々の系譜』の続きは一生でも待ってますよ〜!
そして、既に二月頭から活動を停止して、サイトの閲覧のみ出来るようになっていたひさちさん宅も、まもなく、3月いっぱいで閉鎖予定です。 こちらも実生活の一身上の都合とのこと。 そして、こちらも『十五王国物語』の連載途中……。 ひさちさん、復帰をお待ちしております!
どちらも、サイトを始める前や、始めたばかりの頃からのお知り合いです。 春は別れの季節ですね〜。しんみり。
あと、もう一つ、これは閉鎖なのかどうかわからないんですが、 須永さんちがしばらく前から閲覧不能になっていて、心配です。 最初はトップページだけ見れてたんですが、数日前、とうとうトップページも消えて、サーバー側からの閉鎖のお知らせが。
正式な閉鎖ではないと思うのですが、とにかく、今現在、小説のページが閲覧できない状態には違いないので、とりあえず作品集からは取り下げさせてもらいました。 もちろん、サイトが復活なさったらいつでも作品集に復帰してもらえるように、データは別の場所に残してあります。
ところで、話は変わって、先日アップした『子供の領分』ですが、私は知らなかったけど同タイトルの商業小説があるらしいですね。 作品のことは知らなかったけど、作者は有名な方ですね。 トップページのアクセス解析に『子供の領分 オリジナル小説』のキーワードがひっかかって判明したんですが……。
私はドビュッシーの『子供の領分』からタイトルを取ったのですが(同名小説のほうもたぶんそうなのでしょう)、シューマンの『子供の情景』のほうにしとけばよかったかな。 とりあえず、タイトル後に『同名の商業小説とは一切関係ない一次創作作品です』と注を書き加えてみました。 これで同作品の二次創作を探している人に迷惑をかけなくなるといいんですけど。
それにしても、検索結果を見てると、たぶん二次創作を読みたくて『○○(←原作名) オリジナル小説』で検索する人って、けっこういるみたいですね。 前にも何度か、そういうキーワードでうちに迷い込んできた人がいるんで……。
私、『オリジナル』といえば一次創作のことだと思ってたんですが、『○○という作品を題材にした、ファンによる独自の作品』という意味で、ファン・フィクションを『オリジナル小説』と呼ぶ人もいるのでしょうか。 今度から、『一次創作である』ということをぜひとも主張したい場合は、『オリジナル』ではなく『一次創作』と銘打つことにしようっと。
NNRの新ランキングシステムへの移行手続きが本格的に始まったようなので、作品集参加者の方にリンク張替えのお願いのメールを出しました。 参加者のほとんどの方は親しい人たちなのに、コピー文面なので、なんか他人行儀でごめんなさい; 皆さん、継続参加してくださるでしょうか……ドキドキ。 ちょっと忙しそうだから心配な人とかいるんですよね……。 別に積極的に抜けたいわけじゃなくてもリンク張替えの作業に割く時間がないから継続参加できないという人がいるのが一番心配です。
ところで、同じく作品集を主催していた天城さんは新システム移行を期に作品集を解散なさった模様(T-T) 他に、個人短編集じゃない『作品集』って、いくつも無くなかったですっけ? 『影の世界の恋人たち』と、新しく出来た『軍服』(だったっけ?)のやつと。 前に、もう一組あったけど、期間限定のものだったから解散しちゃったし。
いったい、これで、『アンソロジー』という独立ジャンルが成立するんでしょうか?(^_^;) 今後、新しい作品集が出てこなかったら、あんまり作品が少ないからと、新システム本稼動時に『アンソロジー』ジャンル、廃止されちゃったりして?
2005年03月10日(木) |
本日の更新&呆れたスーパー |
『イルファーラン物語』更新しました。
近所のスーパーでは、いまだにひなあられを売っています。それも、ひな祭り前と同じ価格で……。
そのスーパー、毎年、明らかにバレンタイン用の包装のハート型のチョコとかも、バレンタインが過ぎてもずっとそのまま同じ値段で置き続けるんですよ。 ひなまつり、バレンタインに限らず、ホワイトデー、クリスマスなど、あらゆる行事商品が同じことで、サンタさんの長靴入りお菓子とか、ポインセチア柄のシャンメリーとか、クリスマス柄の期間限定袋入りのお菓子の売れ残りなども、毎年、年が変わってもずっとそのままの値段で置いてあります。 (さすがにクリスマスケーキだけは、生ものだから、売れ残ると値引きするけど)
そんなわけで、今年も、いまだに、デカレンジャーの手提げ紙袋入りのクリスマス用お菓子詰め合わせまでが、そのままの値段で置かれているんですが、あれ、クリスマスが過ぎてから、一つも売れてないような気がするんですけど……(^_^;) 紙袋入りだから、中のお菓子の賞味期限もわからないし、せめて値引きしないと、もう誰も買わないと思いますよ、スーパー○○さん……。
2005年03月08日(火) |
非ジャンル作品?&子供心と秋の空 |
昨日アップした掌編集、とりあえず検索サイトなどへの登録の予定は無いのですが、小説大好きさん用のタグも書き換えない、センデンゴン板さんでも宣伝しないなど、あまりにも何もしていないので、ちょっと寂しくなり、ふと思いついてインターネット創作作家協会の会員作品データベースにだけ登録してみました。 最近『イルファーラン物語』の更新時もあそこにはずっと申告してないし、たまには何か参加してみるかと思って。 『イルファーラン物語』とかより、これのほうが、あそこのカラーに合ってるような気がするし。
で、いつもファンタジーばかり書いている私が珍しくファンタジーじゃないので、ジャンルを選ぶ時、はたと困ってしまいました。
ああいうのって、なんてジャンルなんですかね? ファンタジーでもSFでもホラーでも推理でもサスペンスでも恋愛でも歴史でも童話でも、何でもないんですよ?(あ、『ルシーダ』だけは、あえて言えばサイコホラーかもしれないけど) かといって、純文学ってガラでもないし……。
ファンタジーとかSFとか推理とかの、いわゆる『ジャンル小説』以外の、普通の小説、『ただの小説』って、どういう風に区分するものなんでしょう? そういえば市販の小説でも、そういう、特にどのジャンルでもない小説っていっぱいありますが……。そういうのって、みんな、なんて呼ばれてるんですかね? やっぱり、単に『小説』? 京極夏彦なんかは、もう、タイトルの上に、ただ『小説』とだけ銘打ってありますよね(^_^;)
というわけで、困った挙句、『非ジャンル作品』というのがあったので選んでみましたが、もしかして、ぜんぜん見当違いだったりして? 私、良く知らないんで……。
で、登録した後で、ほかの人のデータを見てみたら、『掌編』だけ選んでジャンルは選ばないという手があったことに気が付いたんですけど、わざわざ修正するほどのこともないので『非ジャンル作品』のままです。
ところで、話は変わって、昨日、一年近く前に投稿した作品である『ふたごのたまご』を読み返してふと思ったんですが、当時と今とで、既に、子供たちの話題に上る有名人って、すっかり違っちゃってますよねえ……。
あれは、執筆当時、息子たちに『知ってる有名人の名前を言って』と頼んで並べ立ててもらったものなんですが、今じゃ、うちの子たち、もうボブ・サップの話もしないし、ベッカムの話もしないし、ダンディのことも忘れ果ててるっぽいし……。
当時、ベッカムと氷川きよしにミーハーしてた下の息子は、その後、ある日突然自分はヨン様の大ファンだと言い出して私たちを驚かせ(うちでは冬ソナなんか一度も見たこと無いのに、ガールフレンドの家で見せてもらってきたらしい……)、一時期、やけに夢中になっていましたが、最近ではまた、ヨン様のヨの字も口にしなくなりました。
彼は、我が家でただ一人、流行に弱い人なんですよ。 お友達(それも、主に女の子たち)の影響を受けやすく、何か流行ると、なんにでもすぐ夢中になって、しばらくすると忘れちゃう(^_^;) 彼を見てると、『そういえば小中学生の頃、女の子たちってああいう風だったなあ(私は違ったけど……(^_^;))』と、思い出されます。
私は子供の頃、そういう流行話の輪に全く入れない女の子で、今も世間の流行にはぜんぜん乗らないので、彼のミーハーな言動は、ちょっと新鮮で、見ていて面白いです。
2005年03月07日(月) |
本日の更新&泥縄大王 |
掌編集<子供の領分>UPしました。 田島光記さん主催の企画『365ALIVE』(2月で終了しています)に投稿した現代もの掌編3編の再録です。 暗〜い(^_^;)、非エンタメ作品です。
一応、非ファンタジーのつもりなんだけど、空想と現実が渾然と入り混じった子供の内的世界を描いているので、リアリズムとも言い難く……。 要するに『何だかよくわからない暗〜いもの』です(^^ゞ ものによっては、けっこうダーク&残酷。 ものによっては、ほのぼの&お涙?
企画投稿時はタイトルがなかった掌編ですが、今回、タイトルをつけました。(もっとも、私の心の中では最初からタイトルがついてたんですが……) 女の子が猫を殺して埋める話が『星の猫ルシーダ』で、男の子が朝ごはんに玉子ご飯を食べる話が『ふたごのたまご』で、幼稚園女児がアリンコをつぶす話が『だあれもしらない』というタイトルです。
企画への投稿は『星の猫ルシーダ』『ふたごのたまご』『だあれもしらない』の順番だったのですが、サイト再録に当たっては、順番を逆にしました。 順番といっても続き物ではなく、どこからでも読めるようになってるのであまり関係ありませんが、一応、年齢の小さい順に並べてみたのでした。 ちょうど短い順にもなってるし、『ルシーダ』のラストが一番連作のラストに相応しい気がしたので。 『だあれもしらない』は、途中までほのぼのとみせかけてラストがブラックなので、あれが最後だと後味悪いだろうし……(^_^;)
たった3編の掌編集、扱いにちょっと悩みました。 扉ページをつくるべきかどうかとか、フレームメニューから直接飛べるようにするかどうかとか。 結局、扉ページは作らず、トップのサイト案内の作品リストからは各作品に直接飛べるようにし、フレームメニューには、今までサイト案内中のリストからしか飛べなかった『銀河鉄道途中下車』と合せて『その他作品』という項目を作り、『その他作品目次』を作ってリンクしました。 これで、今後、雑多な小品が増えても、悩むことなくここに突っ込めます(^^)
シンプル・イズ・ベストをモットーに、『基本的にすべての作品(または作品専用目次)にトップページからワンクリック飛べる』ことにこだわってサイトを構成してきましたが、作品数が増えるごとに泥縄式に対応していくと、やっぱりごたごたしてしまいますね。 最初からもっと計画的にやってればよかったんでしょうけど、なにしろ『いきあたりばったり大王』なんで……(^^ゞ
最初から中身がなくても細かく仕切った入れ物を用意しておいて後から中身を入れている方式じゃなく、中身が出来てからそれを入れるための場所を作るというやり方は、そういえば、召喚図書館のほうでも共通してます。
前にも書いた気がするけど、こういう人がイルベッザ城のような建物を作るんですね!
昨日、 女子高生異世界召喚図書館が一周年を迎えました。 当初は集まるかどうか危ぶまれた作品も今では40を数え、一日のアクセス数も最近では多い時で600以上、普通でも300〜400くらいあるようになって、カウンターも76000を越えています。 ネット小説ランキングの新ランキングシステム試運転に参加したら、試運転ながら、2月に16票もの投票もしていただくことができました。
一年間、これといったトラブルもなく、たいした手間もかからず、これのおかげでたくさんの面白い作品にめぐり合えたり、知り合いが増えたりと、いいことばかりありました。 異世界召喚ものを読みたい人と読まれたい作品の出会いに十分貢献できていると思うし、このリンク集をきっかけに異世界召喚ものを書き下ろしてくれた人がいたのも嬉しい出来事です。
そんなこんなで、いいことばかり。 よくないことは、ヤフーのカテゴリーに申請しても登録してもらえなかったことだけ? でも、登録されなくても『異世界召喚』などのキーワードで検索するとだいたい一番上のほうに来るので無問題(^_^;)
これからも、気長に楽しく続けていきたいです。
先日、感想掲示板でなぜか筋肉の話をしていて、夫が仕入れてきたご町内の噂話を思い出しました。(先日の『頭蓋骨』といい、なんか、私、感想掲示板で、よっぽどいつもいつもヘンな話ばかりしているみたいですね……(^_^;))
市営の健康センターのトレーニング・ジムで、いつも、ある特定の男性(筋トレが趣味で筋肉モリモリの逆三角体型)が上半身裸でトレーニングに励んでいたところ、ある日、女性利用者から『気持ち悪い』という苦情がきて、『トレーニング時にはTシャツ着用のこと』という規則が突然作られたという話なんですが、これを聞いた時には、大笑いしつつ、ちょっと可哀想になりました(^_^;)
だって、まあ、女性も利用する公共の場で半裸はたしかに配慮不足ではありますが、本人はきっと、ぜんぜん人に迷惑をかけるつもりなんかなくて、ただ、自分の好きな、楽な服装で、何の悪意も害意もなくせっせと趣味の体力増進に励んでいただけなのに、それで他人から苦情が出るなんて……(^_^;) しかも、苦情の理由が『気持ち悪い』。……ププッ。 可哀想だけど可笑しい……。
ま、可哀想がっていられるのも、私がその現場を実際に見てないからで、見たらやっぱり『気持ち悪い! こういうのは断固規則で規制すべきである!!』と思ったかもしれませんけど(^_^;)
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