時々管理日誌
時々だけ書く管理人の日誌です。
サイト運営や創作について、日々の雑感など。

2003年09月19日(金) 月に一度見ればいいサイト?

先日の更新のとき、トップページに表示している約一か月分の更新履歴の、下のほう数回分を削除しました。
で、ふと、そうすると五万ヒット記念の『銀河鉄道途中下車』に、どこからも行けなくなってしまうことに気付きました。
厳密にいうと、本当にどこからも行けないわけじゃなく、実は過去の更新履歴からは行けるのですが、過去の更新履歴って、ほとんど自分の備忘録のためにとってあるだけのもので、たぶん、そんなところを見る人は、まず、いないでしょう。

で、どうしようかなあと、ちょっと考えました。
そのまま事実上の期間限定公開作品として自然消滅させてしまおうかなあ、とか。
何しろ中学生のときの作品だし、中途半端に二次創作もどきだし、ちゃんと、自分の『作品』として他の作品と同列に扱うようなものではない気がしたので。

でも、やっぱり、うちでは期間限定アップはやめようと、考え直しました。
その時に来てくれた人だけが見られる期間限定企画というのは、それはそれで臨場感・稀少感があって楽しいものだけど、うちのサイトのひそかな方針には合わないと思って。

その、ひそかな方針というのは、『月に一度来てもらえば十分に全部のコンテンツを見渡せる、変化に乏しいサイト』を目指すという方針です。
これ、サイト発足以来の、私のサイト運営のひそかな指針なのです。
何も、よりによって、そんな消極的なことを指針にすえなくたってよさそうなものですが……(^_^;)

『毎日どんどん変化して、いつ来ても新しいコンテンツが楽しめ、ちょっと目を離すと楽しいイベントを見損なってしまうかもしれないから、毎日覗かないと気がすまないようなサイト』というのも、それはそれですごいし楽しいと思うんですが、私が最初からあえて目指してきたのは、そういうのの対極にある、変化の乏しい、ゆるやかなサイトなのでした。

月に一度くらい行けば、必ず何かしら新しいものはあるけど、その量はそんなに多くなくて、一度の訪問で見てまわれる程度。で、ここ一ヶ月間位に更新されたものはすべてトップページに明示してあるから、月に一度行ってれば更新されたものを見落とす心配が無く、安心してぼちぼち付き合える。
そんな、『月に一度しか行かなくても取り残されること無く、安心して常連気分でいられるサイト』というのが、当初からの密かな目標なのです。

月に一度行けば十分なサイトなんて、毎日見ないと面白いイベントを見逃しちゃうかもしれない変化の激しいサイトとちがって、アクセス数は伸びないですよね(^_^;) 月に一度しかカウンターを回さないですんじゃうんだから。

だけど、長く付き合うのには、そういうサイトのほうが、疲れないと思いませんか?
みんな、あちこちのサイトを見てるんだから、そのすべてを毎日チェックするなんて、大変じゃないですか?
少なくとも、私だったら、大変だと思うんです(自分がそういうテンションの低い怠け者だからって、他の人もみんなそうだろうと思うのは大間違いなのかもしれませんが……^_^;)。
一箇所二箇所くらいは、毎日見るところがあってもいいけど、その他たくさんのサイト全部を毎日のように見てまわるなんて、負担が大きすぎて長続きしなさそう。

その点、月に一度覗けば用が足りるようなサイトのほうが、作るほうも見るほうも楽でいいじゃないですか。
カウンターがどんどん回わらなくてもいいから、自分もお客さんものんびりできるほうがいいです。

だから、私は、『月に一度くらいしか来ない人がたくさんいる』というのを前提として、トップページには常に約一か月分の更新情報を載せ、月に一度来れば何も見逃さないようにしています。
期間限定企画と銘打ったものも、キリ番企画などでやっていますが、それも、参加者募集などが期間限定なだけで、その企画の記録はみんな後々まで残してあります。

本当に期間中にしか見られないのは、トップページのイラスト展示くらいかな? あれは、その月に来ないと、もう二度と見られないです。
とはいえ、展示期間が一ヶ月交代だから、これも、月に一度来てくれていれば、全部見れてるはずです。それに、イラストそのものは宝物殿で常設展示されているわけだし。
あと、まあ、時々、臨時アンケートとかはやりますが、それはまた話が別ということで。

そんなわけで、『銀河鉄道途中下車』は、少なくとも当面は残すことにしましたが、じゃあ、どこからリンクしておこうかと、また、ちょっと悩みました。

で、最初はちゃんと、他の作品と同じように、トップページ下部のサイト案内と左側のメニューバーの二箇所にタイトルを載せてみましたが、やっぱり、あれを『イルファーラン物語』などのメイン作品と同列に扱うのには抵抗があったので、結局、メニューバーからは削除して、サイト案内からだけ行けるようにしてしまいいました。
他のよりちょっとだけ隠れてるコンテンツです。

これは応急処置で、将来的に、何かこういう半端なコンテンツが幾つか集まったら、それを『その他作品』とか何とか一まとめにした目次ページを作り、その目次ページにメニューバーからいけるようにしてもいいかなと思ってますが、今のところ、ぜんぜんそういうあてはありません(^_^;)


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冬木洋子 [HOMEPAGE]