ふすまのおく
細々、ぼそぼそ書いてます。

2017年08月27日(日)

よくある出入りの激しい会社に勤め続けている者だけれど、
人が辞めていくたびに毎回同じことが繰り返されてそのたびに思うことがある。

労働者と使用者の間には大きな隔たりがあって、それが埋まることはない。
だから、「嫌なら辞めろ」と言われて「嫌なので辞めます」と言うのも約束事で、
それについてどちらの側も感情的になるのが理解できない。

「どうにかならないか」と使用者が言うが、どうにもならないから辞めるだけで、
「引き留められなかった、むしろひどいことを言われた」と労働者が言うのも、
引き留められたかったのかな?なら辞めなければいいのに、と思うので、
どちらの側の言い分も理解できるし理解できない。

どちらの側も前を向いて次に行けばいいのに。
使用者は次の人を探して引継ぎで業務に支障が出ないようにしたらいいし、
労働者もさっさと見切りをつけて次を探せばいい。

っていう簡単なことだと思うんだけど、第三者だからそう思うだけで、
当事者になってみるときっとそうもいかないんだろうな、と思う。

あと、感情がもつれるというのは仕方がないことなのかもしれないが、
私も色々思うところは多いが表には出さないようにするので、
どうかどちらの側も淡々とことを進めてほしいと思う。


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襖 [MAIL]