お世話になりました。
everydiaryが復活し、書き込めるようになったので、これからはそちらの襖日記へ書き込みます。また何かご縁がありましたら、覗いてやって下さいませ。
2002年04月17日(水) |
それは小銭解消の道具ではないですよ、先輩 |
会社で有志を募って(この場合の有志、使い方が違いそうだな)小遣いを積み立てしているのだが、ひとりとても迷惑な奴がいる。 奴、とは言っても先輩なのだが。
先輩は2000円を100円玉20枚で平気な顔をして積み立て係の私に渡すのだ。それだけならまだしも、出張・外出している人よりお金を預けてもらうのが遅い。 (先輩は毎月の弁当代も係が何度も言わないと踏み倒さんばかりだという)
先輩、残業してるのは結構なんですけどね、早く預けてくれないと銀行しまっちゃうんだよね。あとさあ、もう窓口も閉まっちゃってるから小銭だと預け入れできなくなっちゃうんだよね。で、催促に行ったらぶすっとした顔してたけれどさあ、そんならあんた今度替わりに積み立てに行ってよ。
逢えるとわかった途端仕事が手につかなくなった。どうしようもないな。何かの病気だ。
怖かった。夢で良かったと心底思った。
薄曇の昼間、通りなれた道を運転している。 昼間だと言うのにあたりに車はいない。 突然後ろからボンネットが異様に長い車(外車みたい)が無理に追い越してくる。 少し下り坂になっている所でその車はガードレールにぶつかり、長いボンネットが弓のようにしなり車がぐちゃぐちゃになる。 その光景に気を取られ、動揺しつつ車を走らせると、まるで生き物が轢かれたかのように車が地面にぐにゃりとつぶれているのを見た。 気持ちが悪かった。
昼食時、窓のを外を救急車が通ったのを見て、それまで忘れていた夢を急に思い出して気分が悪くなった。
会社の同僚に薦められて基礎体温をつけ始めて早幾日。 「妊娠しちゃうかもしんないしー」や「子供が欲しいんだよね」と言う理由ではなく、最近体調がすぐれず、婦人科のお世話になるべきかどうかちょっと考えていたので、そのきっかけ作りに基礎体温を測り始めたのだ。
あれ?なんか体温が微妙に下がっているよ?と思って、5分で測っても(普段は2分で測れるのだ)やっぱり少し低い。あれ?と思っていたらやってきました。 きちんと自分の体が素直に機能しているようで何だかわからないけれど嬉しかった。
それにしても、あまりにわかりやすくて笑える。
月例の会議が今日は3つもあった。 さすがに3つあると時間が中途半端に余ってしまうので、余った時間は、同僚と誰でも出来る石の粉砕をひたすらしていた。
そのつまらない作業中の会話で、桜が満開なので今日は桜並木の下をわざわざ通って帰ろうと思う、と同僚に言ったら、そんなら私も見たいから桜を見に行こうという話になり、定時ダッシュで帰宅し、彼女と合流した。
同僚とは珍しく恋愛話をしながらパスタを食し、桜の名所に向かう。 月曜日だというのに花見をしている集団が異様に多い。普通夜桜見物は寒いものだけれど、今日はコートなしでも平気なほど暖かかった。しょぼいスポット、と思っていたそこは思った以上に素晴らしく、普通の裸電球で桜に当てられた光はあたりをピンクに染めていたので、ああ本当に桜ってピンク色なんだなあと当たり前の事を今更思ったのだった。
道中や、桜並木の下で、基本方針演説で寝ていた先輩の顔を思い出して笑い転げ、それを見てわら転げていた私が視界に入ったのがおかしくて同僚が笑い転げ、社長がとある漫画のキャラクターそっくりだと言っては笑い転げ、暗くて来た道がわからなくなった私を笑い転げして、とにかく腹筋をたくさん使った。 こうして下らない事で笑える事が、一番大事なのかもしれない。
「玉砕覚悟なんて言わないで、もうちょっと自分を信じたらどうですか」 ありがとう。嬉しい。 自分を信じるって、でも本当に難しいね…。
まだ時間に余裕があったのでわざわざ遠回りをして近所の桜並木を何個所か行脚し、満足して帰途についた。
桜の下で…、というのは実は誘いだったらしい。 一応社交辞令は出しておいたけれど、気になる人がいて、 お誘いに乗れるほど私は器用じゃない。 これがだめなのねと思うのだけれど、私はそういうところが硬い。
やはりF氏の事がひっかかってひっかかってしょうがない。 仲間と一緒に会える、それだけで心臓がドキドキしたじゃないか。 どうしたらいいんだ。
T氏に協力を仰ぐべきなのか。 もし、私の思っている事とF氏の思っている事が一致しない事がわかっても、 仲間でつるんでいられるだろうか、と思うと躊躇してしまう。
まるで私の存在自体が嘘のような一日だった。 あのー、どうやったらマンガンをスタンダードなしで測定できるのさ? 何時間か前の自分に聞いてみたい。
「桜の下で昼寝でもしたいですね」は誘いなのか?
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