日日雑記
emi



 ダラダラと描いております

絵が決まらなかったり、コマ割りがイマイチだったり、思ったようにいきませんねえ、原稿。
毎回、ああダメこんなのと落ち込みつつ、他に描き様ないから仕方ないとあきらめモード。

主線はGペンですが、髪もGのが描き易いことに気付きました。今まで細い部分は丸使ってたんですが、長めに引くとかすれるの。筆圧のモンダイだと思います。

嫌いなトーンワークはできるだけ減らす方向へ。
描きたいとこ以外は極力省略。
断ち切りコマも極力省略。

GW中に仕上がるといいなあ。





akikoのNEW ALBUM『Vida』を買いました。夏を迎える時期にふさわしく、ブラジル音楽中心です。
大好きな「Chega de Saudade」が入ってて嬉しい♪

10枚目のALBUMにして人気も安定してきたのか、平積み売りでした。初回限定盤はかわいいアートワーク仕様になっています。

吉田秋生『蝉時雨のやむ頃』
こなみかなた『チーズ スイートホーム(4)』
も購入。
吉田さんの新作読むの久しぶりだなあ。新境地に挑む畢生の感動シリーズだそうです。いや、相変わらず黒髪少年がイカすわ(笑)。








2007年04月29日(日)



 結局、今ンとこ何観てるかとゆーと

火曜日…『セクシーボイスアンドロボ』 『ぼくらの』
水曜日…『DEATH NOTE』(録り溜めしてる)
土曜日…『黒の契約者』
日曜日…『風林火山』

以上。
5月になったら、土曜の夕方に 『電脳コイル』 が入ってくる予定。書店にノベライゼーションが平積みされてたなー。
公式ではPVの動画配信が始まりました。いいじゃん、好みだわ! ノベルス担当の宮村優子さんのコメント、最後の一行が笑えます。



明日からGWですね。
相変わらず「ガンダムウ……、いやゴールデンウィークどうする?」と一瞬口ごもってしまいます;
ヒマを見つけて原稿やりたいんだけど。akikoの新しいアルバムも買わなきゃ。


大槻ケンヂ 『ゴスロリ幻想劇場』 読了。
佐々木丸美 『夢館』 に入りました。ああ、これでもかな乙女ちっくがツラい;




下描きが終わったー\(^o^)/
たった8枚だけどー\(^o^;)/

そこはかとなくアルエドかー!?
あたしの錯覚かーー!!??








2007年04月27日(金)



 原稿モード

逆算したら、始めないと間に合わないことに気付き(遅い#)。

新しく描く部分を極力端折るため、以前のイタズラ描きを引っ張り出してます。地球とアタシにやさしい原稿(だから妄想だって)。


イラストだとしゃっちょこばるクセに、マンガだとスラスラいくなあ。そして相変わらずギャグなんだかシリアスなんだか……; いえ、極少枚数ですが。SSだけじゃ足りなくて、枯れ木でもかき集めてみよーかと。


兄さんオンリーは来月5月27日(日)です。
そろそろ、TOPにリンク貼らねば!




【今日の私信】

>漫画人間ではなく、漫画伝道師として清く正しく美しく、
一般の方々の基本的間違いを訂正してあげてください。

>再来年のNHK大河、やっぱりミラージュ系視聴者が現地に大挙しちゃったりするんでしょーか。







2007年04月26日(木)



 感想とか

今日届いた「コンティニュー33」はギャース特集。放送済23話の解説と用語解説とインタビュー満載でした。

やたら「ルルは童貞だけど、スザクは経験豊富」という点に話題が集中してるような(苦笑)。そーなのかー、なんとなく坊ちゃんの方に余裕が見えたのはそのせいかー;
ここいらのエピソードはドラマCDに詳しいそうです……って、発売されてたの?(相変わらず外部情報に疎いワタクシ;)



セクシーボイスアンドロボ 第三話ですが。
なんだかだんだんテンション下がってくるのがなあ。ニコの両親部分をもう少し簡略処理したら……それとも後から必要になる伏線なのかしら。

堀井憲一郎氏が「他者性ドラマの逸品」といった感想をネットに書いてました。他者性とは、説明のないまま不親切にドラマが進行していくことだそうです。リアルではないけれど、現実世界の理不尽さとつながっているとか。

三話まで見て、現実をきちんと把握してるのは地蔵堂のふたりとロボだけなように思います。
なんつーの、ロボは人が生きていくための指針を、もうちゃーんと知っているのよね。あとは女の子と仲良くなれれば、彼の目標はなかば達成されるとこまできてる。

この世界は、生きることの意味を割り切った人間と、そうでない人間の住むふたつに区分されていて、ニコの家族は前者、ニコとロボは後者に住んでいるの。
割り切れない世界の中でも生きていける知恵をもってるのがロボ。もっていないのがニコ。
ふたつの世界を結ぶのが地蔵堂――そんな風に思って観ています。


冒頭、持ち寄った自慢のフィギュア品評会が最高でした!
「ザンボット3」のテーマソングを朗々と歌うロボもナイス♪ でも残念ながら、個人的にロボアニメはあんまり観てないんだよなー。

ロボ本体とコックピットの分離合体という画期的手法を編み出したのは、言わずと知れたマジンガーZ。初の女子パイロットもこのアニメだったと思います。
その後観たのはグレートマジンガー、ライディーン、ダンガードAくらいか。ガンダム直前の、ザンボットとダイターンを見逃したのは痛恨の極みであります。

J9、ゴッドマーズ、ロボじゃないけどトルーパーあたりは完全にオフ。そんでいきなりEVAに飛ぶあたりが;



ところで、マックスロボのテーマソング、何かに似てるなあとずーっと考えていましたが、今朝方顔を洗ってるとき

グレートマジンガー

であることを思い出しました!
ありがとう、水木のアニキ!!








2007年04月25日(水)



 キーボードを注文してみたり

ちょっと前に「旅立ちの日に」の楽譜を買いました。フレッツ光CMでSMAPが歌ってたヤツね。
混声三部とピアノ伴奏譜の、ピアノを練習しようと思いまして。


ウチは結婚してからずーっと集合住宅住まいのため、生ピアノでなく電子ピアノを使っています。しかし、昨今やや荷物置き場と化し、弾こうとするといろいろ下ろしたりずらしたりしなきゃなんないの。これ意外とめんどくさいの。

そんなワケで思い立ったらすぐ弾ける、そこいらに置いとけるキーボード欲しいなあと思ってたんです。

できるだけ手軽で音色がいっぱいあるもの――で探し、YAMAHAの製品を注文しました。
人気商品らしく品薄なので、在庫確認の上取り寄せに時間がかかる模様。果たして首尾よくゲットできるかどーか。
がんばってくれ、密林(苦笑)。




−−−−−−−−−−−−−−

4月になり、お子さまが幼稚園に通い始めたご家庭も多いことでしょう。近くの幼稚園でも、門にしがみつき号泣といった毎年恒例登園模様が繰り広げられております(笑)。

ウチの子どもが通ったのは、「幼稚園類似施設」と呼ばれる特殊なお教室。自然とたわむれる自由で手作りの保育が評判で、同じ社宅のお子さんの多くが通っていました。

保育者が少ない分、お母さん方が交代で保育に参加します。経営に関してはすべて父母による運営委員会が執り行う、ユニークな施設でした。

3年間運営委員だったため、ほとんど毎日子どもと登室したような気もします。なかなかたいへんでしたが、他のお母さん方や先生方と密接な関係をもてましたし、子どもたちの成長も日々間近で感じることができ、今ではいい思い出になっています。


あの頃のあたしは、ほぼ10年振りにヲタク熱が再燃し、吉祥寺アニメイト詣でが楽しみでした(笑)。登室は東バビの昴流くんコスプレ状態だったような気がします。accessに夢中で、月に何十冊も雑誌や小説、マンガ単行本を買ってました。
2〜3ヶ月に1冊の割合でコピー誌を作り、初の夏コミ個人参加も果たしました。


思えば子どもの幼稚園開始と同時に、現在の生活スタイルが形作られました。
能動的に何かを始める絶好のチャンスなので、いつもアンテナを研ぎ澄まし、すぐスタート切れるようスタンバイしておきましょう。








2007年04月24日(火)



 「黒の契約者」 第三回

前後編が多いので「第○話」にするとこんがらがりそう。


今回も食欲魔人の主人公クロべえ(名前覚えられないのでしばらくこれで通す)。エビチリ、チンゲンツァイの炒め物、卵スープ……朝から豪華な食卓です。ウチにも出張してきてくんないかな。チャイニーズって犬は食べるそうですが、猫はどうなんでしょう。


ゲートの向こうを初めて調査したという先生。冒頭のゲロゲロ・シーンが凄かったです。
あれはなんですかね、遊星からの物体X系? アンドロメダ・ストレイン風なら、ある一定の条件下以外の人間が全滅する病原体があったとか、流星雨から注ぐ電波に含まれる、遺伝子モデルに酷似したデータがどーとかこーとか。

あたしさー、猫に憑依した精神って時点で、どうしても吉川良太郎の一連のSFを思い出すのよねー。特に「黒の契約者」に関しては『シガレット・ヴァルキリー』と呪われた姉妹編って感じで(苦笑)。

霊的存在≒電磁波。
電脳化テクノロジーと未知の遺伝子の結合。
結果、精神による異能者ではなく、あらかじめ肉体にそのための器官を持った異能者の出現。


ふっふっふ、こうなると”組織”の存在がとっても楽しみですわね♪









2007年04月23日(月)



 私は腐女子じゃない!

ただ、マンガやアニメが好きなだけ。
なのにまわりに誤解されて……。

そんな悩みをもつ女性のために「パンピー保険」登場!
この保険に加入できれば、名実共に「一般人であること」が保証&保障されるとゆーシロモノです。

加入審査はとても簡単。
ウソ発見器を装着して、質問すべてに「つまんない」と答えるだけ。

「ギアス」 「つまんない」
「鋼」 「つまんない」
「戦国」 「つまんない」
「絶望」 「つまんない」

……以下ざっと100問。
顕著な反応があった作品については、代表的な複数CP(含リバ)の踏絵を強行。ここで引っかかってしまえば、むしろあきらめもつこうと言うもの。

30〜50喜んで!なので、キャリアウーマンのアナタも安心♪
月々の保険料は、溜め込んだ手持ちの同人誌を定期的に奉納。手厚く供養いたします。

もしも三大疾病
「テニス、大振り、家庭教師」
にかかった場合は、以後の保険料はいただきません!

――いかがでしょーか。






「地球へ…」第三話は予約録画忘れました。しかも故意に。
少女マンガ原作のアニメが苦手なのは、やっぱり絵柄への執着が強いせいかと思います。「地球へ…」は少年マンガだけど、やっぱり竹宮さんの作品だからね。






買った本。
 
 夢花李 『天狗神』
 久米田康治 『さよなら絶望先生(8)』
 鎌谷悠希 『隠の王(6)』
 桜庭一樹 『GOSICK S(3)』
 後藤田ゆ花 『愛でしか作ってません』
 黒田勝弘 『”日本離れ”できない韓国』

後藤田さんのは、実際に起こったBL業界最大手の倒産をきっかけに生まれた長編青春小説だそーです。すごいですねー、生き馬の目を抜くってこういうことかしら(ちょと違)。

黒田さんのは、ネットで評判の良かった新書です。3分の1読みまして、理解が深まるとともに、怒りが蒸し返されるよーな(苦笑)。









2007年04月22日(日)



 いや、何が面白いって奥さん

姉の娘(3歳)による、うろおぼえのキャンディのうた。

さわってー
さわってー
さわってキャンディ〜♪



誰がさわってほしいですか。アニソン……もとい、アンソニー坊ちゃんですか。
そんな私は(どんな私だ)キャンディいっこも読んだことありません(アニメも観たことねェし)。

以上、藤生『マザーファッカーズ 底辺BL作家の日常』は、あまりに内容が特濃で、新発売のぶし沈殿もあったりして、一日10ページ振るのが限界DEATH。




偶然とゆーか必然なのか、まさかtvkのあの時間帯(sakusaku夜の再放送直前)にアニメフルボディ来るとは思いませなんだ。

つーことで子どもが買ってきた鬼頭莫宏『ぼくらの』、現刊6冊一気読み。
ううう……不意打ち過ぎて、ミゾヲチイタイDEATH。
セカイ系の完成形って気もしますが。
単に少年少女堂々巡りじゃない、政治も哲学も六次元もミステリも、隠し玉まで入ってマス。



あーここんとこ読むマンガ読むマンガ面白くって、あたしゃ幸せだよ。ならTOP絵くらい更新しろボケ#って話なんですが;

ちなみに夜中3時まで絶好調で読んでたら、手がかじかんで動かなくなりました。
温度計見るのが怖い。つか、寒い。









2007年04月20日(金)



 ラブレターバトンをいただきました

サイトTrue Colorsの雅*也さまから「ラブレターバトン」をいただきました。
手紙代筆を使って、愉快なラブレターを書いちゃおうという趣向です。

ルールはこんな感じ。
(1)ではまわしてくれた人の(2)をそのまま披露してください。
(2)ではまわしたい人へラブレターを代筆くんにて作成してください。
(注意:愛する人の名前をまわす人の名前、あなたの所へまわす人の好きな人物を入力)

(1) あなたが先日もらったラブレターを披露してください。

親愛なる emi 様へ(鋼のエドより)

ああemi様、emi様、emi様・・・
あなたの心に不法侵入したいエドです。
emi様はまるで波打ち際の落ち武者のようにアメリカンジョークがお上手ですね。
あなたを思うと二人三脚で過労死しそうです。
emi様のためなら、10年でも20年でもスシを握りつつ、空中分解することもいといません。
「エドさんの眼差しって足払いみたいですね」
と無邪気に笑うemi様の横顔が忘れられません。

エドより
PS.地面から出てきてください。

……波打ち際の落ち武者と言われると、自分が某ヒイロ・ユイになった気分ですわね(苦笑)。それじゃ早速スシ握ってもらいましょーか。ああ、空中分解しなくていいから!再構築もしないでいいから!!


(2) あなたが預かっていたラブレターをしっかり友だちに届けてください。

へぇへぇ。じゃ打ち止め御免でエド兄さんへ。

お騒がせ芸人のエドワード・エルリック様へ

あなたの心に不法侵入したい、雨の日以外も無能です。
エドワード・エルリック様はまるで優柔不断な水たまりのように無党派層に大人気ですね。
あなたを思うと寝食を忘れて110番せずにはいられません。
エドワード・エルリック様のためなら、泥沼の底で針に糸を通しつつ、空中分解することもいといません。
「雨の日以外も無能さんの眼差しって鼻の下みたいですね」
と無邪気に笑うエドワード・エルリック様の横顔が忘れられません。

雨の日以外も無能より
PS.腐っても鯛

惜しいなー、知事選もうちょっと遅かったら立候補間に合ったのに。
PSは、鯛より大佐のがいいような気も。

雅*也さま、楽しいバトンありがとうございました♪




−−−−−−−−−−−−−−

昼間、新聞のラテ面に「徹子の部屋/ゲスト及川光博」の文字を見て、食べてたペヤングソース焼きそばがハナに逆流しかけました。しっかりDVD録画したですよー。

そして夜、田辺誠一目当てで観始めた『ホテリア』、終わる頃にはすっかりミッチーに釘付け。

「堕ちていいのは恋だけさ♪」

が、頭の中でリフレイン(笑)。




−−−−−−−−−−−−−−

以下、3件私信。

>どんな理由でも、浜ランはきついッスね;

>お風邪早くよくなりますように。

>パリの人は、国際人嫌いで外国人好きだそーです。ご旅行楽しんでいらしてね♪











2007年04月19日(木)



 第二話はちょっと失速

セクシーボイスアンドロボ。
臓器移植のインパクト狙いで、前半わざともたつかせてたのか……どちらにせよ、やや苦しい感じが。


冒頭、勝負服を手渡すセンパイに一瞬、

あたしはなんのドラマを観ているんだろう

と、軽い脳震盪を覚えました。
もしかして、後ろから右京さんとか出てきそうで。


来週ゲストのお姉さん、劇場版デスノで月の恋人役だった人ですね。
あの頃の松山氏はもっと痩せぎすに見えましたが、やっぱ撮影中のカロリー摂取が尋常でなかったか。


さて、ニコにとっての永遠ボイスは、今後の伏線足りえるのでしょうか。
三話以降の台本を読んだ浅丘さん、地蔵堂女店主のキャラは掴めたのでしょうか。


伊豆スカイラインで食べるソフトクリームは美味しいよね♪









2007年04月18日(水)



 今頃何なんですが……

フィギュアスケートで選手がステップに入ると始まる、観客の手拍子。あれって演技に邪魔じゃないんスかね。

広い会場では音はあちこちで反響しズレてくし(元より拍手自体が合ってなかったり)、肝心の音楽が聞こえなくなったりしないのかしら。
応援だったりその場の雰囲気だったり、理由はいろいろあるでしょうけれど、なんとなく観客側の一方的な満足度が高いように思います。

協会は選手に無記名アンケートとか採らないのかなあ。結果如何ではヘソ曲げられて集客率悪くなっちゃうかもだから、敢えて避けてんのかも。



スポーツでは、一般的に効果があるように思われていて、内実そうでもないものに

1.海岸等の砂の上を走る
2.集団で声を合わせながら走る

があるそうです。
どちらも走るためのエネルギーを無駄に消費してしまうとか。持久力の練習なら、普通の道を黙って走るのがいいんだって。



昔は、お腹が痛くなるから運動中に水を飲んではいけないと言われました。足腰を鍛えるのにウサギ跳びは当たり前でした。今はどちらも否定され、実行されていません。

あのツラさは何だったんだ、チキショー。





一時下火だった野球モノが、ここんとこ復活してきました。とはいえブームを支えているのは、製作側の思惑とビミョーに異なる気も……。昨日のニュースを見て、現実とのギャップにため息ついてます。

最近は日本のプロ野球なんて、大リーグの二軍扱いだってゆーじゃないですか。
新橋で街頭インタビュー受けるおじさま方も、浮世のウサ晴らしをあきらめちゃったのか。








2007年04月17日(火)



 『地球へ…』を引っ張り出しました。

月刊「マンガ少年」別冊、朝日ソノラマ刊。
竹宮恵子・作『地球へ…』第一部〜第四部総集編。
”永久保存版”だの”豪華ポスター付”といった文字が表紙に躍っています。


第一部総集編は発行されていたのを知らず、友人に貸してもらったあとどうしても入手したくて、朝日ソノラマにハガキで問い合わせました――しかも官製ハガキで。

問い合わせには、返事もらうために往復ハガキを使うのが常識ですが、なにしろ当時はイナカ住まいの厚顔無恥なお子ちゃま。しかしそんな不躾にも関わらず、編集部からまだ在庫があるので郵便局でこうこうして申し込んでくださいと丁寧なお返事をいただき、感激したのを覚えています。
そうしてゲットした本は昭和52年9月発行、230ページで定価380円。時代を感じるでございますね。


第一部には本作他『ジルベスターの星から』やスタッフのマンガ製作現場レポ、SF作家光瀬龍氏による竹宮論など、なかなか盛りだくさんになっております。

光瀬氏の「何故、作品の多くで主人公が少年なのか?」という質問に、竹宮さんは
「子どもの頃から、男ならしてもよいが女だからしてはだめということが多く、不満を抱いていた。私もやってみたかったという気持ちから」
と答えています。
24年組共通の、ジェンダーとかフェミニズムの波が、竹宮さんにも如実なワケです。

エッセイ『マンションネコの興味シンシン』(角川書店)には、『地球へ…』の劇場版アニメ化を許可したことについて
「絵が単純化して原作のイメージが崩れるという、多くの読者の反対もあるが、私は日本のアニメーションに好意をもっているから」
とあります。しかも
「成功しても失敗しても、アニメ界全体のコヤシになってくれるだろう」
とまで書いています。



……個人的に劇場版アニメは、999の成功から二匹目のドジョウにされた感が否めませんが(そして、そういう扱いの物の多くが辿る結果になってしまいましたが)、確かに作ってみなければ何も始まらないのも事実。その意味で、今回のTVアニメ化に敬意を払いたいと思います。

第二部〜四部に関しては、後日また。








2007年04月16日(月)



 それぞれの2回目

気合や期待がないものって、気楽に観られるから好きさ。
面白ければラッキー♪だし、つまらなければお疲れさんで済むもんね。
つーことで2回目感想(抄)です。



■DARKER THAN BLACK 黒の契約者

前後編の後編。
設定がイマイチよく分かんないので、公式等で確認してきました。

ヘルズ・ゲートは未知の存在、ゲート出現と同時に異能力者である「契約者」「ドール」も出現。総合的には、more契約者(感情有)thanドール(感情無)。
ゲートの秘密をめぐり各国諜報部が暗躍している。諜報部が利用する「組織(外人部隊みたいなもの?)」があり、黒率いるチームに銀、黄、猫がいる。
契約者たちが引き起こす犯罪調査の特務機関は「国家公安局外事四課」と呼ばれる。

契約者たちは異能力を手に入れた代償として、能力を使うたび代価を支払わなければならないそーです。どっかの等価交換みたいだな; そのため、ある物は指を折ったり、ある者は小石を並べたり。黒の場合は「使う前に爆食する」なのかしらん?
防弾コートが、あんな薄っぺらく折りたためるなんてステキ♪ 次に会ったら頭か足狙いですわね、フフフ。

猫に精神憑依するあいだ、体が失われてしまったというマオ。こういうのがお好きな方には、吉川良太郎『ペロー・ザ・キャット全仕事』をオススメします。



■地球へ…

昔マンガを読んでいた頃は、ミュウを拒否するジョミーに「この分からずや!」と怒っておりました。ところが今回のアニメだと「差別される我々って可哀想」という、ミュウの自己憐憫がハナにつくんだよねー。長老たちの説明も、新興宗教的胡散臭さで嫌な感じ。
ストーリーはほぼ同じ経過をたどっているのに、何故だろう。単にあたしがトシ食って保守的になっただけか?

ソルジャー・ブルーのブーツが足ピッタリフィットなのも気になります。原作のブカブカゆるゆるブーツは、お恵タンが009をリスペクトしたもの。そのブルーのブーツをガンダムキャラに取り入れたのが安彦さんなの。

あのブカブカ加減を描きたくて、どれだけ苦労したことか。
マニアはどーでもいーよーな事にこそ、拘りが強いのでした。








2007年04月15日(日)



 初・韓国料理店

「チジミってなぁに?」

のっけからこんな質問で始まるほど、韓国料理に疎いです。
ちなみにビビンバの”ビビン”は、かきまぜる、”バ”は、ご飯のことですって。同居人は簡単なハングルなら読めるので、店内のポスターとか片っ端から教えてもらいました。

テーブル上の鉄板が微妙に傾いていましたが、余分な油を流し落とすための工夫らしいです。網よりこっちのがいいのかしらん。
お店は豚肉専門で、最初に厚切りベーコンのような長いバラ肉が出てきました。食べ頃になると、お兄さんがハサミでジョキジョキ。なんかすごいなー、ワイルド!って感じ。

実はキムチも初めていただきましたのよ。市販のものって、生臭い気がして食べられなかったのです。
焼肉あとの鉄板にキムチとご飯と千切りネギを投入し、チャーハンにしてもらったのが絶品でした! 思ったほど辛くないし、炒めたせいか生臭さもゼロ。美味しかったです〜♪

まだ全身が燻したように臭います……明日も休みでよかった(^^ゞ





さそうあきら『神童』を一気読みしてしまいました。最近マンガを続けて読むのしんどくなってたんですが、メチャメチャ面白くって、もう!
そっかー、松山くんがワオなのかー。
映画観に行ってみようかな。







2007年04月14日(土)



 最近、東海林のり子さんによくお会いします

ご近所住まいなのでお会いするのは不思議じゃないんですが、最近立て続けに駅内ビルでお見かけ致しますの。

少し足がお悪いそうで、ときどき杖をつかれています。今日はご主人さま同伴でお買物のようでした。
まわりの人たちも一瞬「あ」という顔をしますが、皆地元なのでそのままやり過ごしている感じです。





来週封切られる映画『神童』の原作マンガを買ってきました。文庫で全3巻。少女マンガの文法に慣れ親しんだ身としては、『セクシーボイスアンドロボ』といい、なかなか取っつきにくい絵柄です。

一緒に佐原ミズ『マイガール(1)』も買いました。
夢花李に絵がそっくりだなーと思っていたら、同一人物の別PNでした。お話はイマイチでも絵が抜群に上手いので毎回イラスト本のつもりで買うんですが、今回は割りとイイ感じに物語りも仕上がってます。BL一直線かと思いきや、パパと娘のホームドラマだよ!
背表紙見ると新潮社から発売……うーむ、とうとうマンガ部門できたのかー; でもだからこその路線なのかもなあ。





帰り、バスのロータリーから大学内工事のための巨大なクレーンが二機見えます。よーく見ると、基台にそれぞれ名前が書いてありまして。

「怪力君」(超デカい)
「強力(ごうりき)君」(怪力君より小振り)

となると以下、「薄力君」「微力君」「非力君」「無力君」とか続くんだろーか。

風が強い一日でした。








2007年04月13日(金)



 誰もがどこかに

軟着陸できればいいのに。
ほんのちょっとのことで、世界はキミの受け入れ態勢を準備してくれるんだよ。


 そうよ、あなたのせいよ
 だって、あなたひとりで生きているんじゃないもん
 どうしようもなく、世界と関わっているんだもん


その箱を開けちゃダメ!
画面に向かって声なき声をあげてました。
飛び立つ鳩たちに、ああやっぱりとくず折れてしまいました。

そのかわり、ニコとロボはパンドラの箱を開けたのかもしれません。この世のすべての悪でさえ、世界の一部に過ぎないのだという。


レシートを手に集合住宅の前に立つニコ。
そこには童夢のような圧迫感はなく、今の彼女に把握できる精一杯の世界の大きさを感じます。


上等の良心回路を持ったロボと一緒に、世界の果てをもっと果てまで伸ばせ、ニコ!







2007年04月11日(水)



 参加することに意義がある

のは、オリンピックと選挙と避難訓練ってとこかしら。

昨日はボランティア先と自分のと、二ヶ所投票所に行きました。どちらも投票用紙確認に完全PC導入だったのが印象的です。票数の統計なんかに便利なんだろうな。
知事の結果は速報でしたが、その他はどうなったやら。まだ朝刊見てないや。





「学校の行き帰り車中がヒマなんで、少し難しい本でも読んでみようかと思って。照れくさいけど買っちゃった♪」

と子どもが差し出したのは

『涼宮ハルヒの憂鬱』(しかもコミックス版)。

お母さんはいったい何のために、今までアンタを育ててきたのよorz

「……大学生はドストエフスキーを読むものでしょう。『カラマーゾフの兄弟』くらい買ってきなさい」

聞きながら子どもが書き付けたメモを見ると

ドスト・F・スキー

なんかもう、足元から世界が崩落していくような……










2007年04月09日(月)



 美しいその名は

て・へ・ら〜♪
ダ・カーポの声が空耳こだまでございます。

『地球へ…』観ました。次回は微妙……ブルー出てる間はなんとか頑張りたいですが。
お恵タンが泣きネズミの夢見たのが、マンガ描くキッカケだったそうですね。竹宮恵子名義の作品は、原作が増山さん、お恵タン、増山+お恵の、3タイプありますが、『地球へ…』はお恵タンの原作らしーです。

恥ずかしながら初めてのオフセ印刷で描いたパロは、ブルーと009と超人ロックの三つ巴でした。個人的にあのヘアスタイル萌えです。



『黒の契約者』は第一話が前後編仕立て。
日本が舞台なのに、メインキャラが皆チャイニーズっぽ。主人公くんが李歐みたいだといーんだけどなあ♪
お話の先は読めないけど予想はつくって感じ? 仮初の星空という設定で、イーガンの「宇宙消失」を思い出しました。



買った本。

大槻ケンヂ 『神菜、頭をよくしてあげよう』
ヴァージニア・ウルフ 『ダロウェイ夫人』
西尾維新 『刀語・4』
黒田硫黄 『SEXY VOICE AND ROBO』(1)(2)
藤生 『マザーファッカーズ』

大方の同意を得られると思いますが、火曜から始まるドラマは松山ケンイチ目当てです。原作は文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞だそーですが、絵柄がスゴイの。主線がさ、筆描きなんだわよ。筆ペンじゃないの、筆なの筆(くどい)。
70年代のガロかと思ったわよ。くわ、読むの楽しみ!

『マザーファッカーズ』は完全衝動買いです。サブタイにね

底辺BL作家の日常

ってあって、さっさとレジに持っていっちまいました。
20ページ(全148ページ)まで読んだ感想。

病んでる。

じゃ、また。








2007年04月08日(日)



 されど夫婦

新入生が猫を被った狡猾なセンパイたちに引率され、次々改札をくぐっていったり、定期券売り場にあんびりばぼな長蛇の列できてたり。
この時期特有の混沌感を曳きつつ、駅はごったがえしておりました。

今日は午後から公的任務(?)を終えた友人とまったりお茶。
駅ビル内は想像を絶するような混雑なので、ちょっとハズれたケーキ専門店に入りました。

友人の長男は高校受験を控えていて、五里霧中の進路探しで親子ともども頭が痛いらしーです。
ウチもこれといって強い希望があったワケじゃなく、消去法で決まったようなもんだし、多くは似たり寄ったりの状況。つか、10代で将来決めろって言うほうがムリだろと、自分のときのことも含めて思いますぜー。


子どもの話が一段落すると、次はダンナと義父母の話題。ま、お定まりのコースですわね(笑)。
両者の一致した意見は
「夫というものは口には出さずとも、大なり小なり妻は自分の従属物だと思ってる」
でした。だからといって自尊心が傷つくわけでなく(プライドはもっと別の場所にもちませう)、男はそのくらいの自負があった方がよかろうと、妻は思ってもいるのです。従属と言うからには、守る責任も負うんですからね。


我々は離婚に寛容である一方、恥だという感覚がまだまだ強い世代です。
あたしの身近でも幼馴染がひとり離婚しただけで、あとはそこそこ結婚生活を維持しています(まだ未婚もいるしな)。第一離婚しなけりゃなんないほどの理由って、そんなにはないと思うのよね。夫が暴力的だとか、浮気が絶えないとか、経済的に破綻して生活を維持できないってくらいじゃない?

性格や趣味の不一致も慣れればどーってこたありません。相手もガマンしてるんだろーしさ、お互い様なのよ。妻として出来損ないの自分が、何を偉そうに相手を批判できましょうやって感じ。



子どもが生まれたりそれぞれの親が具合悪くなったり、あるいは異動、転職退職、本人の病気等々で夫婦の関係は絶えず流動していきます。
油差したり螺子巻き直したり、微調整を繰り返してなんとか長持ちさせるのが結婚の妙味かなーと、あっというまの20年を振り返ったりするのでした。








2007年04月06日(金)



 検診に行ってきました

年一回、自治体で行われる検査を受けていましたが、自分の体調やスケジュールと合わない事も多いので、今年は婦人科医院へ行ってきました。

結婚前からお世話になっていた先生と久しぶりにお会いし、とりあげていただいた子どもが今日、大学の入学式に臨んでいますとお話しすると、とても喜んでくださいました。

ひととおりの検査に加え、少し気になる症状についても相談にのっていただき、触診ではなにも問題ありませんと言われて、こちらも喜んだ次第です。
血液検査もお願いしたので、これで婦人科検診としてはパーフェクトだそうです。

完全予約制、保険対象外でなかなかお財布に厳しいけれど、健康をお金で買えるなら安いもんでしょう?






2007年04月04日(水)



 絶叫コードギャース #23

えーとりあえず、

おはようございました、オレンジくん

としか言いようが;


毎回録画して、まっ昼間に観てるんですが、こんなん深夜2時3時にリアル観戦しちゃったひにゃあ、萌え炸裂で屋上から飛び降りたくなっちまいますね!


ユフィの強制転向の真実を告げられたスザク坊ちゃん、やけに冷静な最後の電話が怒りの根深さを物語ります。

敵にも身内にも、ここまで良いように扱われたユフィが哀れな気もしますが、持てる者の優越を無邪気に露呈する無神経が招いた末路なのかもしれません。

貧乏人の妬みひがみは、亡国のイーちゃんどころじゃないのですよ。

GWで底無しに非難された「完全平和主義」に対する、サンライズ内の”反逆”が込められてるんじゃないかとまで思えてしまいます。
そうでなけりゃ、EVAに対するサンライズ的答えですかね。

ヒーローを望む時代、あるいは出現する時代は、世界が熱的死を迎えた末期症状を抱えています。人はそれをデカダンスとも呼びますが、ギャースに限ってはエントロピー肥大の方が合っていそうね。

城塞都市東京が、足元からパージされる様子は美しゅうございました。
掃いて捨てるような愚連隊は、自分たちでは到底解読不能の十戒を手に、果たしてどこまで行くのでしょうか。

そして、
C.C.の独り言のクセは治るのか。
ナナリーはクララになれるのか。
ミレイさんとロイド先生は結婚するのか。
そのときの仲人は誰か。
ニーナはドライバー1本で何をしようとしてるのか。
扇千草とは前国土交通省大臣のモジリか。
ディートハルトは合衆国版電通を開設できるのか。
ラクシャータのキセルは折れるのか。
咲世子さんの出番はあるのか。
ダールトンは姫様のもとへ帰れるのか。
シュナイゼルおにーさまは何してるのか。
すでに次世代型のイヤーなガキ二人は、スプリガンを呼べるのか。


#24&25は夏放送……
まさにナントカの生殺し状態ですが。

ホントに終わるんか、つか、終わる気あるんか、このアニメ;








2007年04月03日(火)
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