日日雑記
emi



 人気上昇中”blog”

昨年暮れにプロバイダーの@niftyさんから「ココログ」のご案内をいただきました。案内文を読んでもよく分からずとにかく現物(笑)を見にいってみると、なにやら日記のような掲示板のようなレンタルスペースが展開されていました。

鋼のアニメ感想を独立したコンテンツにしようか迷っていた時期だったので、試しに無料版を借りてみることに。レイアウトのデザインは予め用意されたテンプレートの中から選び、サイドバーのメニューを整えるだけで始められるお手軽さでした。

通常HPを作るときは自分のパソコンでページを作成しリンクを貼りファイルに収め、FTPでサーバーにアップロードという手順を踏みます。慣れればどうということもないですが、面倒っちゃ面倒。その点ココログは掲示板に投稿するのと同じ感覚で管理が楽なんですね。

ところがあたしはこのココログの基本を、ついこないだまで全然知らなかったのです。ココログ・リンク集にアクセスランキング専門のサイトがあり、気紛れで登録してみたところ「登録はblogに限る」との一文が。「…ビーログって何?」そこでいろいろ調べてみたら「ココログのようなスタイルを持つ新しいタイプのウェブサイトがblog=ブログ」とあるではないですか!

そもそも読み方から違っていた(滝汗)このブログ、特徴を説明するのはとても難しい(らしい)のですね。まずタイトルがあって、本文とメニューを表示するサイドバーがあるのが基本スタイル。記事を書き込むとどんどんログが溜まっていき、個別にコメントを受け付けられ、他の記事とリンクできるトラックバック機能を持つ…こんなトコでしょーか。

スタイルからして日記形式のサイトが多いですが、画像も貼れるし、記事ごとにカテゴリ分類しておけばサイドバーのカテゴリ一覧ですぐ閲覧可能なのが便利。また各サイトのスタイルが似ていることで、検索しやすい利点もあるようです。
あたしのは無料版でテンプレートも少ないですが、有料版はデザインや細かい部分のカスタマイズもできるので、サイトの内容によってはさくさくっとしたブログはかなりグーかもですv

ブログが注目を集めたのは911テロの際、ブログを駆使したジャーナリストが大手メディアを凌ぐ情報を発信して以来だそうです。日本ではこれ以前から更新が簡単な日記や掲示板などが独自に進化し、ここにブログ機能を加えることで最近急速に普及しているとのこと。

現在ブログをレンタルしているサービスはココログ以外にもたくさんあるので、これからHPを始めてみようかなーという方はちょっとのぞいてみてはいかがでしょうか。

2004年04月29日(木)



 今週のテニプリ

………う〜〜ん、プロの漫画家にこんなコト言っちゃなんですが、あたしが担当だったらラスト3Pネームのダメ出しだなあ。「来い、何度でも」のあとに赤也の手から滑り落ちるラケットのコマを加えさせます。さらに見開き3/4も使ってるのに赤也が何してるのかよく分かりません。全部ひっくるめてやり直しね。あれだけ細かい描写ができるんだから、情報を的確に配分する構成にしないと勿体無いと思うんですが。まあとにかく不二センパイが勝ってよかったよ(^_^;)。
その直前のデスノートがああなので(笑)、ほとんど嫌がらせかと思っちゃいましたわ。そんな画力抜群の小畑さんでも、グリップを握る手のデッサンは所々甘いです。

スポーツに限らず拳銃や剣など、物を持って振り回す絵は本当に難しい。右利きか左利きか、両手で握る時はどちらが上か、実際自分で持ってみなければ描けません。絵描きの水準がモロに露呈する怖い部分なのです。その点水島新二の一連の作品は、バットの重みや振ったときのうなりまで読者が実感できるリアリティがあり素晴らしいです。
他には、バイオリン等弦楽器演奏をたかたか描ける人はランクAAAですね。アレも相当厄介ですよ〜、体と楽器の割合とかフォルムとか。構えも難しいし、あからさまにウソ描けないし;

手や指がちゃんと機能した絵が描けているか、素足のつま先がきちんと描けているか――絵の上手下手がはっきり分かる要素です。


2004年04月27日(火)



 ファンデーションを変えてみた

下地をぬるのが面倒なので、ファンデーションをパウダー系からリキッド系に変えてみました。ところが思ったよりも肌が荒れていて、特に頬のカサつきがひどいことが判明。リキッドだとそういうのバッチリ分かっちゃうんですよね。

しょーがないので洗顔を浴用石鹸(;)からちゃんとした洗顔フォームにし、化粧水・乳液・美容液入り保湿クリームをぬりぬり。ポイントはクリームを一度にたくさんではなく、時間をおいて少しずつぬりなじませること。昨夜と今朝のお手入れで大体よくなった感じです。

先日のルナティックで、シミにはローズヒップのお茶が効くらしいという話題が。そーいやウチにローズヒップのジャムがあったなあと、早速紅茶に落としていただいてます。駅前デパートに新宿高野の商品が置かれるようになったので、お茶もジャムも格段にメニューが増えました。嬉しいv

2004年04月26日(月)



 昨日はルナティック(^.^)

体調がイマイチだったので直前まで出席迷ってました。なのに同居人ったら「そのトシになったらどこで倒れようが関係ないでしょ」と凄いことほざきやがるんですの# でもま、それも言えるかと考え直し行ってきてよかったですv

お受験のいろいろで二回くらいおサボリしたため、久しぶりに会った子もいました。立ち話もなんなのでと、すぐデパートのレストラン街へ行き中華のお店へ。お粥のメニューをいただいたんですが、サッパリしてとても美味しかったです。少しずつ小皿に盛られた副菜もナイス。ジャスミンティの香りでホッとしました。
薬味のトウバンジャンが辛い(←当たり前。でもあたし辛いの苦手なの;)と顔をしかめたら、台湾帰国組の子が「台湾の食堂のトウバンジャンは大豆(ははは)の形がそのまま残ってて美味しい。しかし業者にしか卸されないのか一般では見かけない」と言い出しました。
「じゃあ今度行ったら業者のふりして買ってきてよ」
「いいけど樽売りだったらどうしよう」
「そんときゃ船便だね」
「じゃ受け取り人の名義はemiちゃんにしとくから」
「横浜税関まで行ってきてね」
…税関の受け取りって実印じゃないとダメなのかしらん(-_-;)

やっと使えるようになったケータイが最近機種変更でまた振り出しからだよとボヤいてたら、編集担当だった子が途中寄ったコンビニに忘れ物したことに気づき慌ててケータイで確認とって無事発見、よかった〜。更に学校で発熱した〜とお子さんからケータイで連絡が入り急遽帰宅した子もいたり。実は今回のサークル誌、テーマが「携帯電話」だったんです(^_^;)。しっかりお役に立ってますわ。

その後喫茶店に移動してあれこれ話題は盛り上がり、ふと気づけば4時半。まだ子供が小さかった頃はお昼食べて慌しく帰宅してたのがウソみたいです。今は部活もあって夜8時近くにならないと帰ってこないもんね。そんなこと考えつつ外に出たら急激に寒くなってました。出かけるときは半袖でちょうどよかったのに。まあ、4月の気温としては今までが異常だったんだけどね。

今日は夕方から気圧の変化で雷雨になるとか。気温は更に下がって場所によっては雪。コタツ仕舞わないでよかった(^_^;)。

2004年04月24日(土)



 フルバの新刊買ったけど

まだ読んでません…多少は進展あったのでしょうか。なんだか段々どーでもよくなりつつあったり…;
モーさまの「バルバラ異界」1、2も買いました。こちらは別のイミで覚悟決めて取り掛からないといけません。「残酷な神が支配する」は連載途中でどーにも吐き気が止まらず読むのを止めてしまいました。生理的に拒否反応が出てしまったようです。久しぶりに見た絵柄はまだ馴染めません。時間かけて少しずつね。

読書は新しいジュニア文庫のシリーズに入りました。現刊4冊なのですぐ済みそう(^_^;)。そのあとは神林さんの短編集が3冊。ちょっとズルして溜めてました、ゴメンナサイ。最新刊の「麦撃機の飛ぶ空」(ヒヨコ舎)は、化粧箱入りの装丁も本文のレイアウトも同人誌っぽい作りです。イラストもほのぼのしててカワイイ♪

月末になったらアニレンのムックVol.2とリョーマさまのSCD(!)が届く予定。アニプリの新しいOPは歌も絵もいいですね。前回が個人的にイマイチだったので、今回シャープで立体的な動きのある画面にウットリですv

2004年04月22日(木)



 青学レギュラー御一行様登場。

…イエ、管理人の昼寝の夢になんですが(滝汗)。

朝の教室(部室か?)にいると、メンバーさんが次から次からやって来てあたしに「ご苦労さん」ってプレゼントをくれるんです。不二さんも、リョーマさまも、部長も!それが靴下だったり卓球のラケットだったり、どうやら昨日今日観たニュース内容が微妙にからんでいた模様(笑)。たいへん幸せな夢でした。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

我が家にはDVDプレイヤーが無いのでパソ子さんで観ています。でも常駐ソフトのせいか途中で画像や音声が乱れるのが困ったところ。
最近無印良品で再生専用DVDプレイヤーなるモノが発売されました。これが薄くて小さくて、しかもお値段1万円切ってるんです!メーカー商品でここまで安いのないし…で急激に欲しくなっちゃったんです。

ところが機を同じくして炊飯器に異常発生。ちゃんと炊けたり炊けなかったりするようになってしまいました。家庭的にはゴハンの方が重要ですから新しい炊飯器購入が先決。で〜も〜DVDプレイヤーも欲しいの〜〜(^_^;)。
一挙両得必殺逆転サヨナラ満塁ホームラン的解決方法ないでしょうか?

2004年04月20日(火)



 妄想サヴァラン

ほとんど唯一といっていい管理人が敬愛する作家、それは森茉莉である。

作風が好みでも作家自身にあまり興味を持たないようにしている。情が移ると作品の良し悪しを客観的に判断しにくくなるからだ。よってこの作家なら全部好きとは決してならない。自分にとって駄作をつかまされる確率が、他に比べて低いだけである。

そんな中にあって茉莉さんだけは別格で、彼女の作品よりむしろ彼女自身に大いに興味を引かれる。あたしは食べることに無頓着な人間だが、茉莉さんのエッセイを読んでいるとムラムラと食欲がわく。
文豪の愛娘で超お嬢様育ち。しかし二度の離婚や戦争を経て経済的に逼迫し、それでも尚物書きを続けながら古びたアパートで独創的な王侯貴族の生活を実践した人。国内外のたくさんの美味しいものを食した経験を、赤貧の生活で再現しようとする飽くなき努力には頭が下がる。

胃腸を悪くして更に食が進まない。最近買った「贅沢貧乏暮らし」(神野薫・著/阪急コミュニケーションズ)を眺めつつ、お腹がくぅと鳴った時点で駅前のデパートに食材を買出しに行った。内容はプチトマト、胡瓜、オイルサーディン、小岩井バター、薄切りハム、高野のオレンジマーマレード、サンドイッチ用パン、日東紅茶ティーバッグ。上記の本は茉莉さんのエッセイ等に綴られた食事の部分を中心に、再現写真やレシピが載っているすぐれモノである。今日は胡瓜とオイルサーディンのサンドイッチを作って食べてみることにした。

茉莉さんは食材にもこだわりが多く、決して高価なものではないがコレと決めたら絶対コレな人だったらしい。「本物バタァ」は小岩井バターで、昼となく夜となく飲む紅茶は日東ティーバッグ。ハムは鎌倉なんだけど高いので伊藤でガマン。トマトとマーマレードは茉莉さんの好物だったそうである。彼女に影響されてマヨネーズも最近は専らビン入り愛用だ。
さてサンドイッチだが、まず胡瓜を薄く切って軽く塩をふっておく。次にパンにバタァとからしをぬって先の胡瓜とサーディンをはさみ適当にカット。美味しい♪あつあつのミルクティーもいただく。天国だ。作りおきのカレーもあるし、ミンチステーキとサラダの材料も買った。これで食欲にはずみがつくといいなあ。

2004年04月19日(月)



 たらたらと読書

やっと微熱もおさまり、お床上げでございます(^.^)。

寝てる間ヒマだったので、買い溜めておいたジュニア文庫を読んでいました。全部お初の作家だったんですが、設定が似たり寄ったりでちょっと驚きました。
共通してるのは(ジュニア向けなんだから当然だけど)ボーイ・ミーツ・ガールが主軸なこと。語り部は男の子で大抵ある日突然それまで意識してなかった女の子の髪や白い肌、ほっそりした体の微妙なラインとかにグッときて一気にfall in loveなのでした。しかもほとんど下僕のような滅私奉公なのです。
作家の性別に関係なくこのシチュエーションなので、もしかすると編集部の(強い)ご意向なのかもしれません(^_^;)。

舞台はどれも過疎が進む一方の地方都市や、都心まで2時間はかかる郊外の町(そーいや先日まで苦心惨憺で読んでたシリーズも北海道の過疎地が舞台だったなあ)。なんと申しましょうか、一定の人数が一定の場所に取り込まれた状態に限定して、初めて成立可能な物語とゆーか。社会的な繋がりがタテもヨコも恐ろしく狭いんです。子供が把握しやすいボリュームに物理的要素をおさえているため、まるでお芝居を観てる感覚。やっぱりジュニア文学として倫理規定以外の条件が存在するようです。

作風の好き嫌いは、会話と地の文のテンポの好き嫌いに依るかなあ。ただ文脈が分かり辛い箇所が多かったです。重複も気になるし。
例えば「乗り換えで使うS駅は、有名な人の多い駅だ」。これ一読すると「有名人が多く利用するS駅」って思いません?「乗り換えは混雑で有名なS駅だ」の方がいいんじゃないかなあ、とそんなことが妙に気になったり。
かといってあんまりサラサラ読めてしまうのも、結局それだけで終わってしまって物足りない…なーんて注文が過ぎるでしょうか。

でもね、読者は作品に対して果てしなくワガママで強欲でいいと思うんです。作家は無体なリクエストをなんとかクリアするよう試行錯誤を続ける。結果我々も面白いモノが読める。
100冊のうち99冊がカスでも、たった1冊にめぐり合うため、あたしの本の旅は続くのでした。

2004年04月18日(日)



 昨日と今日のあたし。

■昨日のあたし
某所(笑)にて鋼原画展を見てきました。
原画を見るのは最遊記以来かな、やっぱり生原稿はいいですねーインクの香りまでしてきそうでしたv

展示室にはウワサの等身大アルもいて、同行していただいたAさまに記念写真を撮っていただきました♪ このアル、近づいて声をかけると鎧の中から「ニャ〜」と鳴き声が! …引き続き飼っていたのね(^_^;)。
エドと大佐のコスチュームもトルソー展示されていて、触っちゃイカンというのにあたしはエドの赤いコートフードやセンターベンツ、大佐のエポレット周辺を引っくり返して見てきました(ごめんなさい;)。だってどんな構造になってるのか見てみないと分かんないんだもん!

それから原画を一枚一枚鑑賞。荒川さんは真っ白KENTに千枚通しでトンボをあける、非常に懐かしいというか拘った描き方をしてました。描線は少年マンガらしくかなり太め。枠線も1.0ミリはありそうです。背景の線はロットリングなのか、とにかく細くってキレイ、うっとりv 
店内の雑貨が昔のアメリカ映画に出てくるようなラフなイメージで、いかにも「労働者の生活&憩いの場所」って感じ。流線、ホワイト、トーンの処理もよく分かりました。ベタ指定はやっぱり×印でした(笑)。

そのあとはグッズを買ったりガシャポン(!)に興じたり、我が身を忘れてはしゃいできてしまいましたのさ(^_^;)。別フロアでは初めて鋼同人誌なんかも買ってしまいました! 幸い以前お客さまにオススメされてたサークルさんの本があったのです〜やった〜! …それにしても世の中にはこんなにたくさんのマンガがあるんだなあ、一生かかっても読みきれないやとちょっとタメ息ついてしまいました。

昼食をとりながらサイト管理や創作話、趣味からプライベートまでああだこうだと盛り上がり、たいへんに楽しいひと時を過ごすことができました。お天気もよかったし最高です。Aさま、お忙しい中おつきあいいただき、ありがとうございました(アルとのツーショット写真も届きました、うわ〜ん嬉しい〜)!


■今日のあたし
…そして好事魔多しではありませんが、夜中から突然の吐き気と腹痛に見舞われてしまいました。病院で点滴打ってもらいかなり症状は落ち着いたのですが、どうやら胃腸にくる風邪みたいです(相方も先週やられたらしい)。まだ微熱があるので週末はちょっとネット落ちになっちゃいそう。感想その他は来週ということで、管理人また布団にもどります。ではでは。

2004年04月16日(金)



 マリーナ・ショウGET!

最新アルバム「Lookin’ for Love」やっとこ見つけてきました、わーい♪タイトルからして当然バカラックのアレが入ってるんだと思いましたが、単にイメージってだけみたい。

イノセンスでヲタク業界でも人気急上昇の伊藤君子ですが、あたしが持ってる彼女のアルバムに「Here’s to Life」というメッチャいい曲があるんです。どーしても他のヴァージョンが聴きたくて検索してみたら、ぬぅあんとマリーナ・ショウのがあるじゃあないですか!しかも去年録音の最新盤!!も、絶対買いよねってんで、探し回っていたのです。

ライナーノウツ見てみると日本での録音。どーりで日本受けすんのばっか入ってると思ったぜ。以下収録チューンです。

Hope in a Hopeless World
New York State of Mind
For All We Know
Just the Two of Us
Everything Must Change
Here’s to Life
Easy Living
Mercy,Mercy,Mercy
What a Wonderful World
Sweet Georgia Brown
You Don’t Know What Love is

全11曲。皆さんもどっかで耳にしたことのある曲が多いですよん♪
お目当てのHere’s to Lifeは、ちょっとサルサ風のアレンジでノリがよかったです。ほんとアレンジひとつで同じ曲かいっつーくらい印象変わるよね。

知ってるのばっかりだったんでお初のインパクトはイマイチだったけど、イレブンジィズあたりにはちょうどいいテイストざんす。

2004年04月14日(水)



 リンゴと戯れる死神

頭の悪い管理人はキラ先生の理論が途中から分からなくなりました。よって今は先生が仰ることを鵜呑みにして先のことあんまり考えず読んでおります。

そーなると面白いもので、言葉の端々や画面の細かいところにも目が行き届いてしまい(テニプリでは絶対ありえない;)竜崎くんのケーキは何かなとかどーしてミルクポーション食べちゃうのとか、気になって仕方ないのでした。

リンゴラヴな死神リューくんが路上で「早く早く」とはしゃいでるのも溜まりません。『伊果梨屋』ってゆーのはやっぱ、小畑さんなりのリスペクトなんでしょーか。リューくんは食べ方も愛らしいです、踊り食いって感じで。

センター試験…2年後には又…いやいやそれは置いといて。まあ試験会場でご対面ですか、ステキ(どこが)。じゃあ同じ大学に入って同じサークルで仲良しになって、新入生歓迎コンパで一緒に吐いたりするのね(それも違)。

かように「DEATH NOTE」は管理人にとって微笑ましい連載なのです。

2004年04月13日(火)



 手塚治虫のこと

物心ついたころ、すでに手塚治虫は人気のピークが過ぎていました。トキワ荘の弟子たちが次々と話題作を発表し、劇画が席巻し始め、手塚のスタイルそのものが古臭く感じられるようになっていった時代でした。それでも「ブラックジャック」や「アドルフに告ぐ」のような後世に残る名作を描き続けた力量には、敬服するばかりです。
しかし、1970年代の終わりに彗星の如く現れた大友克洋に対し遂に語る言葉を持ち得なかった(或いは語る決心がつかなかった)ところに、一時代の終焉を感じたように思っていました。

もう6、7年前になりますが、手塚治虫の少年時代を描いたTVドラマを観る機会がありました。
第二次大戦の始まる前、きな臭い軍靴の音がそろそろと忍び寄っていた頃。治虫少年の物語性に決定的な火を点けた様々な要素を、虚実取り混ぜ織り成した内容でした。
ドラマの最後で時間は一気に現代に飛び、画面に手塚治虫が臨終を迎えた病室のベッドが映し出されます。白いシーツに覆われたベッドの上に突如きらきらと光が溢れだすと、それは見る間に火の鳥に姿を変え病室の窓から飛翔していきます。そして彼の目に映るのは…阪神淡路大震災で瓦礫と化した街並みなのでした。

手塚が少年時代、夢見るように過ごした街。手塚治虫という稀有な作家を生み出した街。
あたしはこの映像を観ながら、人の一生と人の業績は別物なんだとはっきり思い知らされました。人気のピークを過ぎ押し寄せる新しい波のうねりに呑まれ心身ともに衰退してゆく、それが如何ほどのことか。大事なのはそんな表面上のことじゃない、無論繰り返し手塚治虫がリスペクトされることでもない。大事なのはいつでも誰でもが、新たなインスピレーションを得られるほどに奥深いテーマそのものなんだと。

どれだけ時が流れようとも色褪せない、人が人として生きていくための答え――それが手塚作品の中に確かに在るのです。

2004年04月11日(日)



 無いなら作る

昨日の囲碁話の続きです。

ウチにはヒカ碁スターターBOXという入門用の九路盤があるだけで、他の碁盤はありません。「由香里の碁」では六、七、九、十三、十九路とステップアップしていく予定です。TVやテキストを見ているだけだと分かり辛いので、実際石を置いてみたいのですが、全部の碁盤は無い。買えば結構高いものだし、そうそう練習用に段階踏んで投資できません。
じゃあ、どうする?
無いなら作る!
…とゆーことで、お手軽碁盤作りの開始です。

六、七路は面積が小さいので厚手の紙(ウチにあったB5コットマン使用)に碁盤目を油性マジック(細)で引き簡単に出来上がりました。いつでも取り出せるようにクリアファイルに入れておきます。
続いて十三路。これは少々広い。全面仕様だと置き場所に困るので半分にたためるように作りました。
石の大きさから換算して1マス22ミリ×22ミリ、一辺12マスなので全面264ミリ×264ミリです。この大きさだとB3サイズの紙が必要ですが、立てかけ収納したいので少し厚みのあるB3クレセントボード(5ミリ厚)を画材店で購入しました。カラーは木目をイメージして薄いベージュ色です。

まずボードの長辺で半分になるようエンピツで線を引いておきます。あとは上記の一辺264ミリの正方形を書き22ミリのマス目を正確に記していきます。このとき注意するのは最初に引いた半分線の上にマス目の線がかからないようにすること。要するに正方形全体を少し中央からずらすのです。
碁盤目をマジックで丁寧に引いたら、次はカッターでボードの半分線から切り離します。一度では無理なので少しずつゆっくり切っていきます。
2枚に離れたら両方とも裏返し、荷造り用の幅広テープで端から端まできれいに繋ぎ合わせます。これで簡単折りたたみ碁盤の出来上がりv

表面を保護したいなら図書用の透明シート(糊付き)で全面を覆ってからテープで繋ぎ合わせるといいでしょう。十九路もA3ボード2枚使用で同様に作ることができますが、十九路までたどりつけたらその時こそホンチャンの碁盤を買おうと思います(^.^)。がんばるぞ!

2004年04月09日(金)



 由香里の碁

先週日曜まっ昼間っからの放送を見逃してしまい、昨日夜の再放送で拝見しました。まったくの初心者向け囲碁講座(NHK教育)でございます。指導はヒカ碁でお馴染みの梅沢由香里センセです〜v

第一回目はこれもヒカ碁ファンにはお馴染みの「みっつのルール」から。交点の上に白黒交互に打つ、囲えば取れる、陣地の多い方が勝ち、うん、さすがにここらへんはあたしでも大丈夫です(^_^;)。
生徒役の夏木ゆたかさんは「陣地の数じゃなくて、陣地内の交点の数なんですね」ととっても初心者な質問をしてました。でも分かんないよね、確かに。そいでもって、みっつのルールを聞いただけでいきなり由香里センセと対局です、凄いぞ!
石を囲むことに頭がいってしまいがちだし、陣地を考えて打つなんて最初はとてもじゃないけど無理。夏木さんは分からないなりにイヤな予感がしたのか、潔く投了しました(^_^;)、えらいえらい。プロに相手してもらえれば理解も上達も早いんだろうなあ、羨ましいです。

詰碁もいくつか出ましたが、あたしは二手以上先読みを必要とするとすぐ分かんなくなっちゃうの。目の前しか見てないってコトですよね。盤上を見渡すなんて夢のまた夢だわー;
しかし足踏みばかりもしていられないので早速テキストを購入し、しまい込んでいたスターターBOXを引っ張り出しました!例題は九路盤も使用するのでやっと使えます。

楽器演奏やお料理、簡単な手芸にお絵かき、テニスにゴルフ…今まで多少なりとも経験があるものは講座を観ながらある程度勘が働きますが、囲碁となると完全にお手上げです(将棋も同様;え〜ん加賀ァ(TxT))。

全13回、果たして管理人は打てるようになるでしょうか!?

2004年04月08日(木)



 入学式でした。

前日あっれっだっけっ注意したにも関わらず、上履き一式忘れて行きやがりました@子供。おかげで時間差で出かけたあたしは余計なお荷物持つハメに(T-T)。入学早々の忘れ物お届け事件で、先生のファーストインプレッションが決定しないことを祈ります。

制服以外は細かい指定がないので中学同様に考えていたら、ローファーにショルダーの子がほとんど。運動靴とリュックはえっれーマイノリティでした。他にも定期券入れだの見落としがあったのでまとめてお買い物。
しかし本日は駅前のKO大学をはじめ多くの学校が軒並み始業だったので、駅周辺はGWのディズニーシー入口並みに大混雑なのでした。定期券売り場は予想通り長蛇の列。事前に申込書だけは書いてたんだけど、学割のための通学証明書が入学式まで出ないっつーんですもの。ああ、それにしてもバスの定期は高いわ(-_-;)。ローファーはジャストサイズが品切れで明日もう一回。しかも早速6時間授業で要弁当です。
始まったら始まったで眩暈するような忙しさ。でも委員はパスできたのでラッキー(なんと式の後そのまま体育館に幽閉されて決めさせられたのじゃ!)。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

さて駅前のKO大学Hキャンパスは、1・2年生の一般教養課程中心に講義が行われます。ここで無事単位を取得すれば晴れて三田キャンパスへの出入りが許されるので、学生は履修のスケジュールを念入りに立てる必要があります。学校のガイダンスだけでは情報が一方的で不十分という理由から、KOでは学生による学生のための履修情報誌が毎春発行されます。

その名も「リシュルート(笑)」。塾生総合研究所というサークルの学生が地道に在校生からアンケートを募り新入生のために発行されるこの本、
そんじょそこらの雑誌をはるかに凌駕するほどめっちゃ面白いんです!

販売は駅内書店のみの扱いなので、おヨソの方には全く馴染みのない雑誌。あたしもここに住むようになって初めて知りました。
最初はどんな講義があるのかなーという真面目な興味だったのですが、内容のあまりのおかしさに毎年学生に混じって買うようになったんです(^_^;)。
一限目の講義アンケートを取るべくサークル生が教室に行っても誰も生徒がいない――そんな状況から一時は休刊の憂き目に遭いましたが、最近めでたく復活。

内容は各学部の進級フローチャート(ほとんど人生ゲームのノリ)を基本に、般教(パンキョー/一般教養の短縮形)の共通と選択全講義について、充実度・難易度・選択の抽選制度・出欠に関する情報(代返はほとんど不可能)・授業内容・試験方法・授業の評価・特記事項と詳細な解説が載っています。
特記事項には具体的な授業の様子が書かれていますが、「先生はダイエーホークスのファンらしい」「授業中催眠術にかけられているかの如く意識が薄らぐ」「先生の機嫌が悪いときはもの凄く怖いので空気を素早く察知すること」など、とにかく笑えます。

この他にも「先生の名(迷?)言集」「文系のための数学科目攻略法」などのコラムや、アンダーバーの一行コラムも秀逸。「KOは1学年2回までしかいられないために、留年した人は『1回の裏』と呼ばれている。攻撃か守備かは謎。しかし、教授に親と頭を下げに行くと、場合によっては幻の『1回の裏の裏』という隠しステージに突入できるらしい」「図書室前にある諭吉像の台座に足をかけたり座り込んだりすると留年してしまうらしい」など、キャンパスライフにまつわる愉快なウワサにあふれておりますv

あたしはフツーの大学生活を知らない(^_^;)ので、こういった話を読んだり聞いたりするのが大好きです。きっと他の大学でも似たようなガイドが発行されているんじゃないかしら。お近くにキャンパスのある方は探してみると面白いかも。
参考HP⇒KEIO Journal


2004年04月06日(火)



 L’Arc〜SMILE!

3月31日の発売日、駅前ショップではすでにSOLDOUTでございましたラルクのNewAlbum。ネットで直ちに注文したものの、24時間以内出荷可能が注文直後にやはり品切れ(号泣)。昨日届くハズが臨時でお出かけ、今日やっと届いたんだよ〜〜!!

同封DVDはライブやCDメイキングシーンなどで収録時間1時間ちょい!かーなーりーお得でしょ?
ジャケは昔のTVゲームみたいにドットの粗いシンボリックフェイス。これを印刷したダンボールを被ったメンバーの愉快なフォトが、ライナーノウツに載ってますv どっかのオフィスを借りてサラリーマンの一日みたいなコンセプト。どんなにロッカー崩れしてても、スーツを着るとサラリーマンに見えるからおかしいよね。

さて、管理人は普段ロックをほとんど聴きません。たまーにスマッシュヒットがあれば単品購入かレンタルするくいらい。accessにすっ転んだのは楽曲よりビジュアル先行だったことを、ここに謹んで告白致します(今さらかい#)。
今回のラルクも鋼OPが気に入って初めての接近遭遇。あんまり動機が純粋じゃないけど、聴かないよりゃずっとマシなんだぜ(@管理人基準)。しばらくは脳天の別の場所を刺激してもらえそうです(笑)。

こちらがひと段落したら、宇多田ヒカルのシングルコレクションも聴く予定。彼女デビューして5年経つのねえ。
Automatic以来、J−POPの世界は大きく変容しました。日本では人気が出ないと言われていたブルースを歌う女性ヴォーカリストが増え、とても嬉しいです。人間の声はピアノキーじゃなく弦なんだと、中間音を巧みに操る歌唱法が一般的に受け入れられるくらい聴き手が習熟したのね。

音楽に限らず、流行は左に振り切れれば右に戻ろうとします。現在はちょうど中間点に針があるバランスのいい状態。貪欲にいろんなジャンルを聴きたいです。

2004年04月05日(月)



 さよなら とらや

今日の朝刊社会面に写真入りで載っていた記事。
『モチモチ焼き団子の吉祥寺「とらや かねこ」経営難、後継者もなく閉店』
がーーーーん(@_@)!

1937年創業の和菓子屋「とらや かねこ」はダイヤ街という狭ーい通りにあります。ここは他にも開店前に売り切れる羊羹(一人5本限定。朝5時から整理券待ちの行列ができる)で有名な「小ざさ」や、メンチカツ(一人5個限定、いつも行列)販売の「肉屋のサトウ」など、なかなかホットな場所なのです。

とらやのお団子食べたら他のとこ食べらんないってくらい美味しいの!女優の長山藍子もファンなのですって。
小さな店先では、白い割烹着と三角巾のおばあちゃんが黙々とお団子を焼いてました、夏も冬も。しばらく姿が見えないとウチの家族は「ばあちゃんついに死んだか?」「いやこないだ焼いてた、まだ生きてる」とたいへん不謹慎なことを言っておりました(^_^;)。磯辺、よもぎ、みたらし…おばあちゃんのぷっくりした手が焼くお団子、もう食べられません。

ここしばらく赤字経営が続き二代目あと後継者もおらず、おばあちゃんの「私の生きてるうちにやめたほうがいい」の一言で閉店が決まったそうです。
おばあちゃん、今年で90歳!…四半世紀、本当にお世話になりました。おばあちゃんのお団子の味、忘れません。

2004年04月04日(日)



 ヒカ碁キャラクターDVDが発売

…になるそうです(某さま方掲示板情報)。
WJで匂わせていた最新情報ってコレのことかもね。6月30日発売、タイトル未定です。もう少ししたら詳しい内容出てくるでしょう。
お正月に放映された北斗杯篇DVDも、小畑先生オリジナルイラストのジャケットで5月に発売。
続編は…果たしてどうでしょうか。

今朝は芹澤先生のご尊顔(笑)を確認しようと思い、結局単行本19〜23読んでしまいました(^_^;)。
ラスト「…聞こえるのですか? 私の声が、聞こえるのですか?」のセリフ、最初は当然声の主は佐為だと思ってました。ヒカルに内在する佐為の残滓(と言っていいものだろうか)が反応を示したんだろうと。
ところが今日の気分は「これって佐為じゃなくて、時間の声かもなー」と、とってもSFチックな答をはじき出してしまいました。

ヒカルが永夏に向って言った「遠い過去と遠い未来をつなげるために碁を打つ」は、碁打ちとしての心情の吐露だけど、梅海兄さんはそんなの碁打ちに限らず今生きてるヤツ誰だってそうだ、と一笑に付してます。
誰もが連綿と続く歴史の連鎖の一部と自覚するなら、それを支配する時間こそが神であり、その声は誰もが聞き得る…そういうコトなんだろーかと。

今さら何だなんですが(^^ゞ。長いストーリーを追うのに精一杯だった時期を脱し、少し物語に踏み込んだ考え方ができるようになってきたかなーと思います。
やっぱりあの最終回は個人的に「?」な印象が強かったし、正直それを無理矢理納得させようとしてるところがありました。腑に落ちず困惑するのがイヤで、最終回近くはさらーっと流し読みばっかりしてたのです。あたしのヒカ碁はアニメに終始すればいいんだ、とかね。

今回ちゃんと対峙して、再読を重ねれば重ねるだけ、いろいろな結論にたどり着きそうな予感がしました。
ほったさんが最後にヒカルの碁を通して伝えたかったのは

「囲碁は特別なものじゃなくて、食べたり飲んだり笑ったり泣いたりするのと同んなじように、当たり前の人生に当たり前に従属してるだけなんだよ」

そんなことなのかもしれません。

2004年04月02日(金)



 4月のカレンダーをめくった途端

体調絶不調;
ひと眠りすれば直るかと思ったんですが、目の前がぐるぐるです(@_@)。とりあえず鉄分補給してみたけど、やっぱイスミンの呪いかしら…(冷汗)。

今日から消費税込みの価格表示が始まりましたね。まだ買い物に行ってないですが、昨夜はどちらも徹夜で作業だったのかなあ。営団地下鉄も東京メトロなんてトホホな名称に変わるし、JASはJALに吸収合併…同居人は「どうしてこんな忙しい日にエイプリル・フールなんか設定したんだ」となかば怒りながら出掛けていきました(^_^;)。

入学式まであと5日。
それ過ぎりゃフリーだ、ガンバレあたし!

2004年04月01日(木)
初日 最新 目次 HOME


My追加