■『怒涛のモーヲタGW前半戦終了』■
2003年05月08日(木)
□ やっと仕事が一段落。
□ さいたまS.A.最終日最終回。保田圭卒業ライブ。 市井以来、悲壮感が充満するのが通例となった娘。卒業ライブとは異なり、 清々しいそれだったと思います。素晴らしい。
□ パフォーマンスに目を向ければ、やはり5期の充実ぶりが目を引きました。 新垣、紺野が急成長していたような印象。 多分、それは“保田の卒業”という取り返しのつかない“別れ”の予感があった からではないでしょうか? 死と再生を繰り返すユニットとしてのモーニング娘。。 やはり、モーニング娘。には“別れ”が、“死”がよく映える。
□ 圭ちゃん卒業式では高橋が泣き崩れるところまでは、筆者も爽やかな涙モード…… だったんですが、その後何の気なしに見てしまったステージ上のあるお方に驚愕。 そしてそれ以降はずっとそのお方に釘付けでLIVE涙色とはオサラバ。全くもって LIVE計算チガイです。
そのお方とは……藤本のミキティーさんです。ハッキリ言うと彼女、明らかに 圭ちゃん卒業式に飽きてました。と言うか飽きているように自分を見せたかったのか。 キョロキョロふらつく視線、腕の上げ下ろし、足の組み換え、髪の毛いじり…… 卒業式の間に見せた彼女の立居振舞です。飽きた人間の典型的な所作ではないで しょうか? なんという反抗心、そしてなんという胆力。他の6期メンがお座なり な言葉を圭ちゃんに伝え、持ち場に着いてからは気配を完全に消したのとは対照的に、 ミキティーさんは持ち場についての待ち時間から自らの存在感を(マイナス方面に) アピールしまくっていたんですよ! 田中れいなが握手会でふて腐れて落ち着きを 無くすのとは場が違います(これも筆者は至近距離で目撃)。何といっても超満員 2万8千人のさいたまS.A.、そして大先輩の保田圭卒業式ですから!
悲しくも何ともないお通夜のときのように下向いて明日の朝飯でも考えながらその 場をやり過ごせばいいものを、きちっと自分を表現してしまうミキティー。 おそらくミキティーの中に、「自分は違う」という想いがあり、涙一色に染められ ていくステージ、会場への対抗手段としてああいう立居振舞・ビヘイビアが生まれ てきたんではないでしょうか。筆者も相当な天邪鬼なんで気持ちは分かるような気も。
でもね、そんなミキティズムを賞賛こそすれ、批判しちゃあいけません。というのも 思い入れが全然ない卒業式だったら、その旨態度で表明するってのもまた人前で 己を晒さねばならぬ芸人としては、有効な選択ですから。第一、ミキティーに “優等生”なんて誰が期待するか! いや更に言うと、こういう“ヒップ”な娘。に こそ、モーニングサーガを伝承する権利があるんだと力説したい。その意味では 5期はスクェア過ぎましたね。ま、行き過ぎて某“バイクに乗った少年”にならない ことを祈るばかりではありますが……
ともかくミキティー加入以降のモーニング娘。が楽しみになりました!
□ ライブ後の飲み会では一次会で姿を消してスマンカッタです。デザイナーさんが徹夜で 頑張ってくれてたらやっぱり悠々と酒をかっくらってるワケにはいかねーんですよ、俺的に。 また途中まで一緒だった掟、宇多丸、ワル氏等のモーヲタドリームチームも呼び出し たかったんだけど、俺が一次会で消えちゃうこと確定だったんで、責任もてなくてね。 スマンカッタです。
あーきちんとハンドリングしてればなー。って前日までWIRE爆音だったし、 その前はトークライブだったし、全然仕事もヲタ活動もさぼってねーよなぁ、俺。 ってかこの10日間きちんとベッドで寝たのは昨日だけで、後はソファ、クッション に横になるだけじゃない。むぅ……
□ そんなワケで土曜日は広島爆音! 西日本のヲタは雁首そろえて集合!!
またベッドで眠れない日々が続く……が、本望だよ!
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