一生一緒にいようと決めた。
それは、あなたが自分を犠牲にしてまで私の幸せを優先してくれたから。
つらかったよね。 ぜったいつらいよ。
望んでいたけど、その陰ではあなたの涙があるから、素直に喜べなかった出発前夜。
半年以上ぶりの、貴方との仕事。
楽しんだらいけないのに、すごく楽しくて、3日間があっという間でした。
帰る途中、何故だか分からないけど、何度も泣きそうになった。
行きし、からかい合いながらの金沢までの道中がすごく楽しかったこと。
ひさしぶりに触れた貴方の手が気持ち良かったこと。
一緒に目覚める幸せ。
二日目の夜、部屋でダラダラしたり一緒に夜ゴハン向かい合わせで食べたり、『お客さんに見つかったら気まずいね』って言いながら一緒にお風呂に行ったこと。
お風呂を先に出た貴方が、長風呂の私をずっと待ってくれてたこと。
夜、貴方が私の頬を優しくなでてくれていたこと。
朝ゴハンを一緒に食べたこと。
帰りの道中、貴方の横顔をずっと見ていた私。
あなたといつか結婚をしてあなたの子どもを産んで、私はきっと死ぬまで幸せで。
だけど。
貴方に恋をした私と、この三日間の旅路はきっとずっと永遠に忘れないでしょう。
幸せだった三日間を、忘れることはないでしょう。
ありがとう。
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