言葉がほしかっただけ。 流れを止めたよって 言葉がほしかっただけ。
蛇はきっと僕 龍の川に、住み着いた大蛇 上手に泳げもしないのに、 自分を龍だと、勘違いした愚かな大蛇。 清流を濁流に変えた愚か者。 錆びた鱗では、空も舞えず。 水を操ることさえ忘れた。 愚かな大蛇が水面に映っている。 泡になって消えてしまいたいと、 泣いている。
物語が変わった。 君の書く物語の主人公が変わった。 僕は主人公を降りた。 僕は君の描く物語に挟まれる栞でいいと、思った。 栞なら、たとえ主人公が何時か、変わったとしても、 いつまでも君の物語に、挟まれ触れていられるから。。。
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