独り言

2007年03月29日(木) 裏側

浮かぶ月に君の心刻んでくれたら、
月の裏側に刻んだ僕の心見せてあげる。



2007年03月27日(火) 月明かり

君の声
沈めた思い
浮かぶ夜
月に添い寝て
波に消し去る。



2007年03月25日(日) 隠れ人

足跡の残らぬ夜
雪降り積もり
心消え
照らす月隠れ
さ迷い人

雪止んで
澄む空に浮かぶ月に
導かれれば
人戻る。



2007年03月24日(土) 桜の季節

桜が咲くまでに、
桜が咲くまでに、
桜が咲くまでに、

心のつぼみ落ちませんように。



2007年03月23日(金) ぬくもり

優しさは、生きている。
時に冷たく
時に暖かく。



2007年03月20日(火) 三分咲き2006・03・28

色づいて
春に目覚めて
咲き渋り
冬に惹かれて
ためらいの花



2007年03月17日(土) 手帳

百の言葉より
ひとつの真実。



2007年03月16日(金) 彗星

一度すれ違ってしまった、
彗星にはもう二度とめぐり合えないのかもしれない。
再びすれ違うことがあったとしても、あの時の輝きを
瞳に映すことは2度とできない。



2007年03月13日(火) 真実

落ち葉で覆われた足跡
落ち葉が風に舞えば、
いまだ風化されぬその姿。
その足跡をたどり、
過去の君を探しに出かけてみようか。



2007年03月07日(水) 種まき

夢からさめたら、
手のひらに花の種が、一掴み握られていた。
夢が現実に接近していた証。
僕は、土を探し、
その種を蒔いてみた。



2007年03月03日(土)

言葉ひとつ、ひとつに翼をつけて、あなたに送る便り。
あなたの心に刺さらぬように、柔らかい羽を選び翼を作る。
返ってくる便りに、あなたの翼をさがして、ため息ひとつ。


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夜露 [MAIL]

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