嵐の傷跡もいつか平穏な日々に変わる。一番いいはずの日常が、物足りなく感じるのはなぜ?君が去った砂浜に君の足跡を探している。・・・
砂漠のサボテンの上で鷹が蛇を食べる場所。民が探し続けた場所。二度と朝が訪れることはないのかもしれない。日没と共に襲う恐怖。恐怖より死を選んでいった生贄たち。・・・
月へと旅立っていった姫は幸せになれたのだろうか?・・・記憶に残せない真実の名残。姫を思う気持ちは心のどこかに息づいている。