Diary
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■■■ 体重測定 ■■■ |
2004年06月30日(水) |
そら体重測定中。 今朝の体重は39g。 なかなか40gにならないけれど 元気いっぱいだからこれでいいのかな? 病院の先生には「やや痩せ」って 言われたんだよね。 スレンダーそら。
ボタンズの体重は、これまでは、キッチンスケールの上に置いた小箱の中に入っていただいて測定していました。 特にそらはこの小箱が大好きで、スケールを置く音が聞こえるとすぐに駆け寄ってきて、よじ登って箱に入ってご満悦。 でも、箱はすぐにかじられてボロボロになってしまいます。かじりカスも出て汚いし、ボロボロになってダメになるたびにちょうどいい大きさの小箱を探すのも面倒でした。
けれど発見! 前から我が家にあったディズニーのクッキー缶が、スケールの丸い台座にジャストフィット! 缶の底のふちの部分がきっちり台座にはまるのです。 これまでは箱によじ登ろうとして時々自分の体重でひっくり返ってしまうこともあったのですが、これなら動かないしもう安心。缶はかじっても壊れないしね〜
かららもそらほどではありませんが、この缶に入るのが好きです。放鳥中ほうっておくと、いつの間にか潜り込んで遊んでいます。そこですかさずスイッチオン! かららが缶から出ると、かららの体重が液晶画面にマイナス表示されます。デジタルスケールって便利ね。
ちなみに、今日のかららの体重は51g。 あ、また微妙なセンだわ・・・そこで止めておいてよ。タマゴつくっちゃダメだよ!
■■■ 長期旅行の夢 ■■■ |
2004年06月29日(火) |
子アヒルに立ち向かうそら。 腰から下の羽根がビンビン立ってます。 子アヒルは襲ってくるわけじゃないのにね。(笑)
今日の放鳥時の2羽は、とても甘えっ子でした。 そらは、クチバシチョンチョンやってやって、とずっとせがみっぱなし。どれだけやっても満足してくれません。もっともっと、と背伸びをして、私の指を追いかけます。 かららもほとんど私の体にはりついていました。Tシャツの首のところから潜り込んでいって、おなかのあたりで嬉しそうに駆け回るのです。 うわ、わ、たまらん! 早々に追い出してしまいましたが・・・くすぐったいの苦手なんです。(−−;
先週の金曜から月曜までずっと私の外出が続いて夕方の放鳥をしてやれませんでしたので、たぶんその反動なんでしょうね。朝は遊んでやっていたし、土曜と月曜はパパが代わりに夕方の放鳥もしてくれたんですが、特にパパになついていないかららは、それでも寂しかったんでしょう。
そろそろ海外旅行のひとつもしたくなってきた私、行きつけの病院が一時預かりもしてくれるそうなので、そこへボタンズを預けてハワイへ・・・なんて夢を見始めていたのですが、この様子を見ている分にはやっぱりちょっと難しそう。帰ってきたら毛引きになってたんてシャレにならない。 それとも、やってみたら案外なんとかなったりして?
応募したマックの「ハワイ旅行プレゼント」が当たったら、真剣に検討してみます。(当たんないよ)
■■■ 親アヒルと花博 ■■■ |
2004年06月28日(月) |
親アヒル、買ってしまいました・・・ 昨日はH湖花博のフラダンス・ショーで踊ってきました。 その帰りの高速のSAで親子アヒルを見つけ、我が家のボタンズはアヒル嫌いなんだから買ってもムダ、と何度も自分に言いきかせてはみたものの誘惑には勝てず。 そうよ。私が欲しかったのよ。 ボタンズはダシよ。
この親アヒルの背中にお気に入りのボールを乗っけてみたら、ボール欲しさにかららが寄ってきました。そこをパチリ。かららピンボケ。 だってアヒルがメインだから。(おい^^;)
H湖花博は、ショーが始まるまでに時間があったので、会場内を少しうろうろさせてもらいました。 作られたお庭のデザインも植えられた花々もとても綺麗でさすが、という感じ。おトイレの中まで素敵な南国の植物が植えられていたりして、花博というからにはやはりこうでなくっちゃね。 ただ、お天気が良すぎて暑いのなんのって・・・前日2時間しか眠っていなかったこともあってか、頭クラクラ。めまいがしてきたので、早々にクーラーのきいたショーの控室に逃げ込んでしまいました。もったいない。 10月にもここで踊ることになっていますので、その時こそはもっとゆっくり会場内を見学させてもらうことにしましょう。気候の良い時にのんびり散策したら、ほんとに気持ちいいだろうと思うんですよ。
ショーの方はとても楽しかったです。某A市花博と違ってショーの時間も短かかったので、体力的にもラク。 ただ、汗だくで踊っているまん前でビデオ撮るのはやめてください、お客さん。化粧崩れでドロドロの顔がアップで映っているかと思うと。(^^;
■■■ 浮気の恨み、誰を責めるか ■■■ |
2004年06月23日(水) |
プラスティックのジュースカップ(通称マトリックス)の中で、かららおくつろぎ中。 このカップ、元々はそらのお気に入りだったんですが、いつの間にやら、かららに乗っ取られてしまったもよう。そらは入らなくなりました。 パパに言わせると、「この中にいるとかららに襲われた時に逃げられないから」入らなくなったんだそうです。 いや、それはちょっと違う。かららは襲いません。 そらが一方的に怖がってるだけなんだったら。
私がそらをかまっていると、焼きもちをやいたかららがそらにつっかかって追い払ってしまう、という話を、以前日記に書いたことがあります。この時だけは、かららもそらを襲います。(ひどく噛み付きはしないけれどね、脅し程度に。笑)
テレビドラマなどで、恋人や夫が浮気した時に浮気相手の部屋へ乗り込んでいって修羅場を演じる女性の話ってよくありますよね。ああいうのを見るたびに、 「それ、ちゃうよ! 裏切ったダンナ(恋人)を責めるべきやろ〜」 と私はよく思っていました。が、そらにくってかかるかららの様子を見ているうちに、浮気した恋人じゃなく浮気の相手を恨むのはきっと自然であたりまえ、本能的な行動なんだろうな、と思うようになっていました。
けれど、最近はかららの焼きもちも、ちょっと様子が違ってきています。 私とそらが遊んでいると慌てて飛んでくるのは以前と同じ。でも、そらのことはかまわずに、私に訴えるのです。 私の手元に潜り込んで「ぶぶぶぶ」と甘えてみたり、ピトッと私の体のどこかに張り付いてじっと私の目を見ていたり。 「あたちもいるのよ。あたちもかまって」 いや、可愛いんだけれど、きみ、だいじょぶ?
かと思うと、 「なに浮気ちてんのよ!いいかげんにちなちゃいよ!」 カプー! ・・・きつい指導が入ることもあります。 こっちの方が からららしいかな。(笑)
で、これは一体どういうことなんでしょうか。 どうも、目が見えなくなったそらに遠慮して、直接攻撃をしかけるのをやめたように思えるのですが。なので、以前日記に「かららは目が見えなくなったそらをいじめるどころか、かえって優しくなったような気がする」と書いたのですが・・・
いやいや、もしかしたら、そらを責めても根本的な解決には至らぬ、ここはやっぱり恋人(私)に改心してもらわねば、と理性で判断したのかも。 すごいぞからら!(まて)
■■■ 行方不明 ■■■ |
2004年06月21日(月) |
大好きなキッチンペーパーを見つけて大喜びのからら。 ピッ!ピッ!と大きな声で鳴きながら、その鳴き声に あわせて羽根を大きくバサッ!バサッ!と開いては閉じて。 そらも嬉しい時には、鳴きながら羽根をバッ!バッ!と開きますね。 かららほど大きくは開かないけれど、小さくバッ!バッ!って。 ボタンインコ、みんなやるのかな?
今朝の放鳥中、ふとかららの気配がないことに気付きました。 いつもはどこかで大声で鳴いていたり、大きな音を立てて物を落としていたり、ボールを転がしていたり、とにかく存在感の大きな子なのですが(^^; どこに行ったものやらまったく気配がない。 これはまたどこかに潜り込んでいるのかと、いそうなところを全部のぞいて回ってみたのですが、見当たりません。 「からちゃん! からら!」 呼んでみましたが、いつものように飛んでも来ないし、返事もない。だんだんあせってきました。 どこかに潜り込んで出られなくなっているのか? なにかにひっかかって、とか?
「からら、いないのか?」 だーも加わって、名前を呼びながら探し回っているうちに、「カサコソ」 どこかで小さな音が聞こえたような気が。 「ここか!?」 シンクの引き出しを開けたら、かららが奥からぷはーっと顔を出しました。(^O^; まるで、人だかりのバーゲン会場をやっとの思いで抜け出して、「はぁ〜っ!」と息をついているような顔。(笑)
たぶん、かららが入っているのに気がつかないで、私が引き出しを閉めてしまったんでしょうね。いつ閉めたのかも記憶にありません。いったいいつから閉じ込められていたのか。 「からちゃん、ダメじゃーん! 呼んだらちゃんと返事しないと!」 手に乗ったかららに散々お説教しましたが(引き出し開けっ放しにしておいたオマエが悪い!)、 「あら、そうかちら?」 ぜんぜん平気な顔で、オモチャのところへ飛んでいってしまいました。お〜い・・・
にしても、普段はうるさいくらいに鳴くくせに、ああいう状況だとひとっことも鳴かないんですよね、この子。やはり平気だったわけじゃなくて、怖くて声も出なかった、ってことなのかな? 最近のかららは、私達がキャビネットの引き出しでも、キッチンカウンターのの引き出しでも、引き出しと名のつく物を開けようものなら、すっ飛んできて潜りこもうとします。なので開ける時にはちょっと気をつけるようにしていたんですが、閉める時にはなにも気を使っていませんでした。 今後は、閉め忘れた引き出しの中には間違いなくかららがいる、と思っておいた方が良さそうですね。
あとでだーが笑いながら、 「僕ひとりで放鳥してる時にあんなことになったら、きっと(かららがどこにいるか)分からなかっただろうなあ。いない、いない、どうしよう!とか言って、焦って、こっそりもう一羽シロボを買ってきそうだ」 ・・・ちょっと待て。 そりゃもしかして、私に怒られるのが怖くて別のインコでごまかそうって話では? 違うでしょ、解決法が! 私の機嫌じゃなくて、いなくなったかららを心配してくれ〜!
■■■ ケージの温度 ■■■ |
2004年06月20日(日) |
かららにキャリーを乗っ取られて 意気消沈のそら。 仕方なくオモチャかごの上で待機。 最近また勝てなくなってきたねえ。(笑)
2日前の金曜日、なんだかそらが大人しいなと感じました。気のせいかな? そして翌土曜日、やっぱり様子がおかしい。 エサも食べているし、遊びだすとヒートアップして遊びもするんだけれど、なんとなく大人しい。なんとなくけだるそう。遊んでいない時はぼーっとしてる。 そら、どう思う?とだーに聞いたら、 「本調子じゃないみたいだなぁ」 やっぱり・・・ 昨夏、病院通いしていたときの症状とよく似ています。あの時ほど症状が進行してはいないけれど、ほっとくとああなるんじゃないかしら。やはりこの子は、夏に弱い・・・。 「早めに病院行って、薬をもらってきた方がいいんじゃないかな」 とだーは言いましたが、土曜と日曜は用事があって、私は出かけなくちゃなりません。とりあえず、26度だったケージの設定温度を28度にあげておきました。
すると昨日、日曜の朝、いつものそら ふっか〜つ! 朝からボール相手に大ハッスル! ぼーっとしていた顔つきもイキイキ♪ やれやれ、良かった。(^^) 安心して2羽を残してお出かけしてきました。
そらとかららのケージにはそれぞれひとつづつヒーターをつけてありますが、ふたつのケージにまとめて1枚のビニールをかけ、一緒くたに保温しています。サーモスタットがひとつしかないのと、もしどちらかのヒーターが故障しても、片方が作動していれば危機的状況は逃れられるんじゃないかという期待からです。
昨夏はそらの体調不良と、かららがまだ小さかったこともあって、ケージの温度はずっと28度に設定していました。夏中ペットヒーターは片付けられませんでした。 秋に入り、月1度ペースで徐々にケージの温度を下げようと試みたのですが、下げるとそらとかららが交代で鼻水。あれれ、と温度を上げ下げしているうちに、11月にかららが初産卵。やむなくまた28〜29度定温に戻しました。その後、3月までかららが毎月卵を産んでいましたので、怖くてケージの温度を下げることは出来ませんでした。かららにとっては今年は始めての冬越えでしたので、元々それほど下げるつもりはなかったのですが、でも、25〜6度くらいで慣れてくれれば嬉しかったんですが。
そして春になって気温が上がり、かららの産卵も落ち着いたので、ここ3ヶ月ほどはずっと26度に設定。よしよし、これからはこの辺で落ち着きそうだぞ、冬に備えて更に少しづつ下げていこうかな、と喜んでいたところへ、今回のそらの不調。28度復活。(泣)
アフリカ原産のボタンインコにとっては本来28〜29度が適温なのでしょうが、日本で暮らすにはちょっとこの温度はきつい。経済的にもきついし(^^;、ヒーターになにかあったら即アウトだものねえ・・・冬の停電こわい。どうすりゃいいんでしょう。小さい頃から過保護に育てすぎたかな。 せめて25度くらいで慣れてくれませんかねえ。。。
■■■ お昼寝中 ■■■ |
2004年06月16日(水) |
そら、お昼寝中。 寒い時期はテントの中で寝ていましたが、 最近はここ、ブランコの上が定位置。
目が見えなくなってからしばらくの間は乗らなかったブランコ、 元気になったらまた大好きになりました。 パパが、「そらちゃんがまたブランコに乗ってくれるなんてなぁ」って 喜んでいたっけ。 見えなくなったら、もう乗ってくれないだろうと思っていたんですって。
シャッター音で目を覚まして、う〜んとのび。 「うるちゃいなあ・・・」 でも、この後また寝ちゃった。
こちらはからら。
「うるっちゃいわねえ。なんなのよ?」
うすーくあけた片目でにらまれた。(^^;
ママは今日も体が痛い。動くのつらい。 一緒にお昼寝しようかな・・・(無理だな・・・)
■■■ ロープ好き ■■■ |
2004年06月15日(火) |
からら、ロープ好き。 危ないヤツ?(^^;
ケージの中のレイアウトを変えるのも発情抑制には効果があるというので、オモチャの配置を少し変えました。(最近またちょっと危ないカンジなので) 上からぶらさがっていたロープのオモチャを低い位置で横に渡してみたら・・・ほおずりしたり、頭をぐりぐり押し付けたり、じゃれついて遊んでみたり、大喜び。逆効果だったかもしれん。(笑) まあでも、このオモチャには羽根をひろげていないみたいだし、しばらく喜ばせておいてあげようかな。
とっても気持ちの良いお天気ですが(梅雨はどこいった)、昨日のフラのハードトレーニングのおかげで、飼い主動く気がしません。フトモモ痛い。お尻の筋肉痛い。背中も痛い。足ひきずって歩いてます。今日は動くのやめてボタンズと遊んでいようか・・・ このままだと脂肪の上に筋肉がモリモリついて、ずんぐりマッチョになりそうです。しかも下半身だけ。ヤダ。(T_T)
■■■ お風呂のお好み ■■■ |
2004年06月13日(日) |
水浴び中、ひとやすみのそら。 かららの水浴び写真は、今まで撮れませんでした。 なぜなら、彼女はこの間まで、私がプランターの受け皿を両手で持って、水道の蛇口から流れ落ちる水をお皿に受けていると、そこで水浴びしていたからです。お皿のふちにとまったまま、胸を水につけてバシャバシャ。 子供の頃はお皿の中に入って水浴びしていたのですが、いつの頃からか、中には入らなくなりました。 水の入ったお皿をテーブルの上に置いてやっても、「これやだ!」と言うように、お皿をくわえてガッタンガッタン揺らして中の水をこぼしてしまいます。なので、私がお皿を持っていてやらないと、また、流水の下でないと(水の音がしないと?)ダメなんだと思っていました。
先週、私が夜遅くにフラのレッスンから帰ってくると、その日は一日家にいたパパが「今日、やつら水浴びしたよ」 テーブルの上には水浴び用のお皿が出ていました。
「かららがね、お皿をガタガタ揺らして水をこぼすんだ」 「うん、そうなの。かららはダメなの・・・」 と説明しかけた私をさえぎって、続けるパパ。 「こぼして中の水が少なくなったら、納得して中に入って水浴びしてたよ」 え? かららがお皿に入って? 「からら、水が少ない方が好きみたいだ。自分でこぼして水の量を調節したみたいだよ」 へ〜〜っ!気がつかなかった! 目からウロコ。(@_@)
ためしに、後日、水の量を半分に減らしたお皿をテーブルの上に置いてみたら、すんなり中に入ってバチャバチャやり始めました。いつもお皿をガッタンガッタンやっていたのは、「おみじゅ多いよ!」って怒ってたのね。 1年も気がつかなかったなんて、ごめんね〜。
でも、2番手のそらは、かららの後のお皿に入って困惑。 「ヘンだよ。おみじゅ、少ないよ・・・」 そらは、お水たっぷりのお風呂の方が好きらしい。こんなのにもそれぞれ好みがあるんですねえ。
お風呂の順番はいつもかららが先なので、今は、かららが入った後に水を足すようにしています。
■■■ 噛み癖考(ご参考までに) ■■■ |
2004年06月12日(土) |
パパにクチバシチョンチョンしてもらっているそら。 タカタカタカと駆けて来て、クチバシを上に向け、「指よこちぇよ。チョンチョンしろよ」と要求します。 「いいこだね〜 ちゅきちゅきね〜」と言いながら、指先でクチバシをチョンチョンと軽くタッチしてやると、目を細めてうっとり。 満足すると、ちょっと後ろを振り返りながら(後ろ髪引かれつつ?)トコトコとキャリーに戻ります。 満足する前に「はい、もうおちまい!」とこちらが指を引くと、「もっとちろよ!」 更にクチバシを上に向けて、指を要求して伸び上がります。(笑)
元々は、指に噛み付こうと突進してくるそらを適当にかわして遊んでいたものが、いつの間にかこんな良好なコミュニケーションの手段となっていました。 目が見えなくなってから再発したそらの噛み癖は、今ではかなりやわらかいものになりました。たまにカプッと食いつかれることもありますが、噛み方自体が優しくなったので、もう出血することはありません。 一時はどうなることかと思ったけどね。良かった良かった。(^^)
噛み癖がおさまった一番の原因は、そら自身に自信がついたことでしょう。 そらの噛み癖再発は、見えなくなったことによる不安からのものでした。なので、そらがどんな過激な行動に出ても、この子を遠ざけたり強く叱ったりしないで、以前と同じ態度で接するように心がけてきました。見えなくても大丈夫、今までと何も変わりないんだと認識できたことによって、不安が取り除かれたのだと思います。
また、今にして思えば、こちらも噛み癖を助長させるような行動をとっていました。 たとえば、噛まれた時に「そらちゃん、いたいよー!」と大きな声で騒いだこと。 こちらが大きな声で騒ぐと、そらは嬉しそうにシッポをプルプル振って、さらに噛み付こうとしてきました。私達が騒ぐのが楽しかったようです。噛む事がゲームになってしまっては噛み癖は治らない・・・ので、私がとった行動は以下の通り。
1.噛まれたら、黙ってクチバシをはずしてその場を去る 噛まれた手を持ち上げるとそらが釣れますが(笑)、ちょっと我慢すると自分でクチバシを離して 落ちてくれます。そうしたら、無言のまま去る。そのまましばらく放置。 離れた所で「あ−いてー」と出血した傷口をなめ、バンドエイドを貼っていました。(^^;
2.噛まれたら、威嚇音を出す 唇をすぼめ、舌を丸めて息を出すと、「シューッ」という蛇の威嚇音に似た音が出ます。 そらがこれを怖がることは以前から気付いていましたので、この音を使ってみました。 これをやると声で叱った時とは違って、そらはクチバシを離して身をすくめ、すごすごとキャリーに 戻って行きました。戻ったら、「はい、もういいよ。そらちゃん、えらいね。分かったんだね〜」と 褒めてやりました。
3.噛まれたら、ケージにお戻り カプッときたら、「はい、そらちゃん噛んだね。じゃあバイバイね〜」と、ケージに強制送還。 そらはいきなり帰されて「え、なんだよ。どうちたんだよ!」とケージの中で大騒ぎしますが、 そのまま無視。 この手はそれほど使いませんでしたが・・・見えなくて飛べないそらだからできたことで、普通に 飛べる鳥さんをすんなり強制送還するのは難しいかも。
こんなところです。 いずれも、放置したり無視したりする時間は、それほど長くはありませんでした。ほんの数十秒か数分か、長くてもせいぜい5分くらいで、「はい、そらちゃん、おいで〜」と、なんでもなかったようにまた声をかけました。声をかけられると、そらもなんでもなかったようにまた駆け寄ってきました。
実は、以前この子をお迎えした頃にも、一度噛み癖の矯正を試みたことがあります。が、きつい叱り方をして長時間無視したりすると、この子はえらい剣幕で私達に抗議したり(「ピーッ!ピーッ!ピーッ!」と私達を正面から見据えて大声で鳴き続けました。だー曰く、「目に涙をいっぱいためて抗議する子供のよう」に。まさにその通りでした)、ひどく落ち込んで30分もじっと微動だにしない、なんてことがありましたので、今回は、叱ってもその時・その場だけで済ませるようにしました。要は、こちらが不快に思っていることが伝わりさえすればいいのだから、と考えて。
そらに関して言えば、今回のやり方は成功だったようです。落ち込んだりいじけたり、荒れたりすることもなく、いつの間にか穏やかになってくれました。完全に噛まなくなったわけではありませんが、噛んできた時には今も上記の2.を実行しています。噛んでも許される時と許されない時がある、という矛盾をつくらないように。 ヒナから育てたかららと違って、そらは手乗り崩れでお迎えした子ですから、私としては今の状況でもう十分だと考えています。少々噛むことはあっても、私達を頼って甘えて、ちゃんと私達との生活を楽しんでくれているのですから。
上に書いてきたことがすべての鳥さんに有効な方法であるかどうかは分かりませんが、少しでも噛み癖に悩む飼い主さんたちのご参考になれば幸いです。
■■■ 訴える鳥 ■■■ |
2004年06月08日(火) |
一週間もごぶさたしてしまいました。先週は、
木・金:フラ・レッスン 土:木金に溜まった家事に専念 日:早朝から嬬恋へ 月:レッスン・・・
ドタバタしている間に関東も梅雨入り。 じめじめうっとおしいですが、そらからは元気です。
先週土曜日だったか、放鳥中に、パパがふざけて私に抱きついてきたことがありました。(失礼。^^;) 思わずキャッと悲鳴をあげると、「ピッ!」と大鳴きして、かららがすっ飛んできました。私達の目の前のダイニングテーブルにシュタッと降り立ち、「ピーッ! ピピッ! ピーッ!」 えらい剣幕でパパに何事か訴えている、というか、抗議しているというか。 「な、なんだよ、からちゃん。」 パパたじたじ。テーブルからキッチンカウンターの方へ避難すると、かららもテーブルからカウンターへ飛び移り、ピッ!ピッ!と大声で鳴きながらパパを追いかけます。そしてパパの肩に飛び乗り、顔へ向かってにじりよる。 「からら、なんだよ〜。パパなにもしてないよ」 言い訳しても聞く耳持たぬ。そのまま首の後ろにまわると、カプッとひとかみ! 「いって〜!!」
この時のかららの鳴き声は、パパには、 「こいつママいじめた! ママの敵! ママの敵はあたちの敵! 噛んでやる! 噛んでやる!」 と聞こえていたそうな。(^^;; どうなんでしょうね。私はかららがパパに焼きもちを焼いたのかと思っていましたが。(笑)
日曜日は、朝の放鳥をすませたあと6時ごろ家を出て、嬬恋までお出かけ。思ったより早くまだ薄明るいうちに帰って来れたので、帰ってからまた2羽を放鳥しました。が、いつもならケージから出るとすぐにおやつの小皿かオモチャのところへ飛んで行くかららが、私の手にとまったまま動きません。 そして私に向かって大きな声で、ピーッ!ピッピッ!ピピーッ! ・・・これは分かりました。 「ほっといた! 一日あたちのことほっといた! ちゃみちかった!!」 こんなこところでしょう。(^^; 「はいはい、ごめんよ〜。お留守番ありがとね〜。ちゃみちかったね、ごめんね〜」 ひたすら低姿勢で謝ると、納得してくれたらしい。 「許ちてあげるわよ」 ちょっと得意そうな、嬉しそうな顔をして、オモチャのところへ飛んでいきました。 「最近、かららは訴えるよなぁ」と、見ていたパパは苦笑い。
写真は訴える鳥、からら。 「あたち、言いたいことは言うの。お兄ちゃんとは違うの」 ちっちゃい子供が一生懸命自己主張しているようで、とても可愛いのです。
■■■ 平和な午後 ■■■ |
2004年06月02日(水) |
今日の放鳥はなんだか平和。 かららも物を落としたりしないで大人しく遊んでいるし、そらはご機嫌な顔でテーブルの上をとことこ散歩しているし。 いつもこうならいいのになぁ。(いつもは騒々しいよ〜)
さっき、かららに隠しておいたツマヨウジを見つけられて、仕方ないので5〜6本を小瓶に入れてテーブルの上に出してやりました。(かららにとってはツマヨウジは巣材なので、ほんとはあんまりよろしくないんですけれどね) 久しぶりに出してもらったヨウジを嬉しそうにかじるかららの気配が伝わったのか、そらが「なにやってるんだろ?」と、興味しんしん。キャリーから身を乗り出して様子を探ってみるのだけれど、かららが怖くて出て来れないらしい。かららは自分がかじるのに夢中で、そらのことなんか気にしちゃいないんだけれど。
「大丈夫だよ。おいでおいで」 と声をかけると、やっと出てきました。でも途中で引き返す。(^^; そしてまた出てくる。引き返す・・・何度か繰り返して、やっとツマヨウジにたどりつきました。1回目はビンにぶつかって、びっくりしていったん逃げ帰ったんですけれどね。 「あ、これ知ってる! ツマヨウジ!!」 大喜びでくわえて、キャリーへお持ち帰り。しあわせそ〜な顔でハミハミハミ。ヨウジ振り回してごっきげん♪
平和な平和な、オチのない午後・・・また放鳥中に日記書いてしまった。
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