この日記は日時指定が出来るので、遡った日付で書くこともできる。実際べんり(ニンジャスレイヤー文体の影響!)。年明けのを書いてから、心覚えにメモを書いておくとする。
日々の出来事は公開できることはTwitterで、仲間うちにだけ公開したいことは「mixiつぶやき」って感じで適当に流して、公開すべきでないことは最近はあまり手帳にメモすらとらず、消え行くまま。日記をつける習慣を復活させるのは難しいとは思うけれど、記憶は消えても記録は残るので大事なんだよなーと痛感して、出来る範囲で書き残してゆくのもいいかなと思ったりした。
さて、2012年。大きい出来事は「手術」と「ニンジャスレイヤー」かな。同列に語るのもなんだかなと思うが。
【追記】決断的にマーケティング(笑)。 ニンジャスレイヤー(Twitter公式)https://twitter.com/NJSLYR ニンジャスレイヤー(書籍公式)http://ninjaslayer.jp/
--- 上半期。体調が物理的に悪化し、電車の中で倒れそうになったり、職場近くの駅まで行っておいて引き返したり、さらには有給休暇を6月までにほぼ使い尽くすとか、かなりどうしようもない状態。このままじゃ職場に迷惑かけるし社会的ななんかが【終了】してしまうので、春頃から何度か検査を受けてはいたものの、根本的治療に向けた決心をし、セカンドオピニオンも受けた。病名はいまここに記す折り合いがつかないので(ほかのところでは公表してるけど)、気が向いたら書くことにする。死にいたる病ではありません、ねんのため。
結果、7月末〜8月初旬にかけて1週間ほど入院、開腹手術。そのあと3週間程度の自宅療養ということで、前職での休職時期以来の長期療養となった。腹を切るってんで、さすがに色々と物理的にしんどかった。メンタルのダメージを危惧していたら、そっちは思いのほかなんともなくて拍子抜けしたくらい。しばらくは鎮痛剤ロキソニンが手放せず、抗生剤の副作用で腸内細菌が死滅したらしく腹具合が不穏で食欲も落ちて(手術前から減少傾向ではあったけど)体重がものすごく減った。45kgを切ったのなんて、いったい何年ぶりだったろうか。やせたのなら嬉しくも思うけれど、やつれたとしかいいようのない状態だった。
……医療技術の進歩や良い病院の対応もあって、それなりに楽に乗り越えた気がしていたけれど、思い返してみたら結構しんどかったのだなあ。
そんなこんなで8月末には仕事にも復帰、ぼちぼちと日常をリハビリしつつ過ごしていった。さいわい経過は順調で、術後の検診も1度だけという、「先生そんなんでいいんですか!」的な対応で、またも拍子抜け。下腹部の傷は未だに癒えず(生々しい赤っぽい色をしていて、もしかしたらケロイド化しちゃいそうな気配。大きくひきつれたりはしてないけど、もうビキニなんか着られない。着ないけど!)、ときにシクシク痛む日もあり、それでも半年が経過して、ほぼ普通に日常を過ごせるようになったのは有難いことだ。
とにかくも、慢性的不調の原因を絶ったことと貧血の治療をしたことで、不定愁訴的な自覚症状が一掃された感がある。決断に至るまでは散々迷ったりもしたけれど、手術自体はQOLをあげる結果となったので、後悔はしてないし間違いではなかったと評価している。
--- 秋口、10月ごろから、web上に散見される「ニンジャスレイヤー」というものが気になり始める。形と情報収集から入るのを好む性質なので、まず用語集やWikiから読み始め、夏に発売されていた書籍の1巻を購入し、web(Twitter)での連載も平行して読み始めた。 加筆された書籍版の筆致と世界観にも舌を巻くほかなかったが、Twitterでリアルタイム「放送」される翻訳の非日常感、それに突っ込みや考察を交えつつ、同じくTwitter上で「実況」するファンの熱狂。
見事にはまった。
元来、実況だのチャットだのに耽溺しがちな性質であり、ニチアサ(日曜朝の特撮番組)実況とか大好きだった自分が、実況にハマらないはずがないというか、もはや坂道を転げ落ちるように重篤なニンジャヘッズ(=作品のファン)となりつつある昨今。膨大なバックナンバーをすべて読みつくしてはいないので、謎や知らないキャラクター、エピソード多々ではあるが、少しずつ埋めてゆくのも、また楽しい。
なんにせよ、夢中になれるものは生活に彩りと潤いを与えてくれる。特撮熱も冷め気味で、このところ熱中するものを欠いていたので、当面はこれを楽しみとして日常を過ごしてゆきたいものだ。
--- 手帳などひもとけば細かい出来事も出てくるだろうが、資料なしに書ける2012年の記録として、とりあえず、この2つの出来事を記しておくこととする。
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