ちちやす日記   こんげつぶんきのうあしたかこぶん


2003年11月30日(日) ちゅーちゅーまうすの罠
 JAMSTECの潜水訓練プールで行われるイベントに参加。終わったあと、「しんかい」(運用停止中の「2000」と、分解点検中の「6500」とも)や「よこすか」「うらしま」を見学させてもらって、とてもお得な気分で帰路に。

 横須賀にあるJAMSTECまでの道々、湘南新宿ラインから京急に乗り換えて1時間半以上、暇だったのでキヨスクで買った文庫本を読む。そういえば自分から活字本を読もうと思うのも久しぶりではないか。『鉄道員(ぽっぽや)』。案の定、涙ぐんでしまう。人前であるからというだけではなく、ぼろぼろ泣けるというほどでなかったのは、コミック化したものでストーリーを知ってしまっていたためか。

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 ノーパソにチューチューマウスを入れる。可愛い。可愛すぎる。同時にくだらないというか余分なソフトではあるわけだが、こういうのがデスクトップ上の潤いとゆーものなのだ、と開き直る(なに、自分のPCなんだから、なにをどんなふうにインストールしようと勝手なのだ)。


2003年11月29日(土) のほほんのほほん
 たまった4コマ雑誌など読んで、読み終わったやつはヒモでくくってゴミに出す準備。ただきちさんが無差別に買うもんで雑誌がたまる。自分では毎号買っているのは週刊少年ジャンプのみ。4コマ雑誌はもはやすべて読むことが能わない。雨後の竹の子のように出まくっている実話系4コマなどは読む気すら起きず、読むのあきらめた。

 雨なので出かけず。のんびりと入浴して、洗濯して、雑誌読んでネットながめて。贅沢とも言える時間の無駄遣いする休日。俺は休みだけど、土曜出勤の人もいるのだよなあ。だらだらしたまま夜になって、ゴハン食べて、深夜アニメ眺めて、さてもう寝ようか。小学生の日記かこれは。

 だらけるだけだらけたら、ようやく少し動く気になってきた。動けないことを焦っていたりもした。怠けているのかビョーキのせいで動けないのか分からないのがイヤなのだ。なんにせよ、それが自分なのだと丸ごと受け入れて生きていけるようになれば良いなあ。医師(せんせい)はあんまりせかせかしなさんな、と言うのだろうが。
 次回通院は来週水曜だ。たまに飲んでいた頓服がもうなくなるので、もらってこないと。薬に頼るのも本意でないものの、無いとやはり心細いのだった。抗不安薬がないと不安であるなど、本末転倒ではないか。


2003年11月28日(金) やる気なし状態継続中
 オフィスの植木にたっぷりめに水やって、帰ってきて整骨院、書店にも寄って本を買う。コンビニでゴラクとかモーニングとか立ち読み。

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 死んだ子の年を数える。と言うが、本日11月28日は、亡くなった父の誕生日であった。母に電話しとこうかなあ、と思いつつも遅い時間になってしまって電話しそこねる。やる気ない娘ですまぬことよ。>母。
 ココは母含め親族には教えてないのだけどな。

 ああしかし、死んでしまうとゆーことは誕生日も祝えないとゆーことなのだな。当たり前か。死んで花実が咲くものか。まったく、どんなにみっともなくてもいいから、生きていて欲しかったよ、おとうさん。

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 風が冷たく、ずいぶんと寒くなってきた。行きつけのショップでは、12月に入ってもダイビングのツアーはあるのだけど(しかもドライスーツなんか着ない)、こう寒いのでは海に行く気もなくなるというものだ。もうプール練習で冬眠でいいかも。と思いつつ、もいっかいくらい海に行きたい気もしなくはない。でも絶対さむーいよなあ……。

 でもって、だらだらぼんやり考えるだけで実行に移さない。やる気ないことおびただしい。すべきこといっぱいあるんだけれど、なーんにもやる気ないのだこれが。


2003年11月27日(木) 鬱々とした日々
 そんなにウツのどん底というのでもないのだけど、やる気ないやら不安やら。頓服のマイナートランキライザー飲んで眠い眠い。なので、良くない状態なのだろう、たぶん。そんなこと書かないほうがいいような気もしなくはないが、まあいいか。書いてない分の日記は、後で埋めるかも知れないし埋めないかも知れない。

 ポトスに新しい芽、発育不全っぽいが健気にとんがってきている。アロカシアの新しい葉、展開しかかっているのを触ってみたら滑らかな柔らかい感触で、生まれたばかりの蝶の羽を想起させる。毎日ほんの少しずつ大きくなってゆくのが楽しみ。
 『趣味の園芸』テキスト、観葉植物のを読み返してみたり、2ちゃんねるの園芸板に出入りしてみたり。「花ゲリラ」のスレッドが面白い。

 【カッテニ】 花ゲリラ〜5〜 【ウエル】
 http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/engei/1056528451/l50


 同人誌のシメキリが近いのだが、絵が描ける気がしない。しないったら。少々の焦りと9割の諦念。あきらめが良すぎますか、どうですか。←「どう」って言われてもなあ。

 整骨院に通うも、背中のコリ具合がよろしくない。なんとかならないものか。やはり運動すべきなのか。めんどくさい。とても寒い帰り道、首輪のついてる知らない猫(ほぼ黒。鼻の脇にホクロ斑)にちょっかいかけたら、ニャアと鳴きつつなでさせてくれたので、ちょっとだけ嬉しい気持ちに。弾けるような喜びとは縁がない、けどそれなりに嬉しかったりはするのだった。


2003年11月24日(月) 疲れがたまっていたのか
 振替休日。ひさしぶりに、1日なにもせず爆睡してしまった。23日(日)は寒いなか潜って、三島でうな丼食べて、遅くに帰ってきて入浴+器材片付けで遅くまで。

 休日を無駄にしてしまうとガッカリするのではあるが、必要な休養であったのだろう。


2003年11月22日(土) おでかけバースデイ
 誕生日おめでとう。>俺。祝うほどの年齢でもないのだけど。相方と一緒のイベントは特になし。こんな日なのに、一泊でダイビングに出かけてきます。

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 ウツなので手短に、心覚えのみ書いておく(28日記)。

 22日は西伊豆へ。道中のカーラジオでは、富戸の透明度が30mと言っていた。本当か!? 東に行っていたらどうだったのだろう。
 予定していたポイントはクローズしているとかゆーことで、大瀬崎へ。大瀬にしては透明度が良かったらしい。
 夜は温泉に浸かった後、バースデーケーキにロウソクを灯してお祝いしてもらった。こんな誕生日はいったい何年ぶりであることか。その後はいろいろ話をして23時くらいまで(現地泊)。


2003年11月21日(金) ひさびさ頭痛にやられている
 朝起きたら頭痛。たまらぬ。半日休むことに決定。職場に電話して、薬飲んで寝る。寝て起きたらだいぶマシになっていたので出勤。三連休前なので1日休んだらヒンシュクであるのと、植木に水をやらねば、とか思って出勤。植木の世話に命かけてるなあ(笑)。

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 抗うつ剤の副作用と、病気のせいと、両方であると思われるのだが、性欲がまったくと言っていいほどに欠如している。三大欲のうち、食欲が適正にあって(過食でもなく拒食でもなく)夜もちゃんと眠れていればこのビョーキであってもひとまずは安心なのであるが、最後のひとつはないがしろにされている、というか、正直言って、それどころではない。
 尼僧のようにキヨラカ。あるいは枯れ果てている。年齢からして子どもを持つことを考えねばならぬとは言え(周囲からの有形無形のプレッシャーもあり。もう無視してるけど)、子どもどころか、ビョーキを治すほうが第一である。自分の人生すらままならないのだ、もうひとりの人生に責任を持つことなど、できるものか。

 Q.O.L.(Quality Of Life)の面から見れば、ないがしろにして良い問題であるとは言えまい。性欲とその昇華した情動(のようなもの)はたとえば文章や絵を創作することへの意欲にもなったりする、攻撃的に生きることへの源泉でもある。刺激の火花が脳裏にひらめくことがなく、絶えざる悲しみや不安などの発作が抑えられている代わりに、「感電するほどの喜び」を歌うこともない。

 なんというか、低値安定。植物のように淡々と生きている。という感じがぬぐえない。「それでもいいや」と思ってしまうあたりが、いかに枯れているかの証左なのであろう。

※ 決して状態悪いわけじゃなく、11月はじめの診療では、つぎは一ヶ月後と言われてラッキー。ではあったのだ。ただ三大欲の最後のひとつがない。ってだけで(苦笑)。

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 暑(あち)ぃ。11月とは思えぬ気温に、半そでTシャツ一枚姿になってしまう。上着を着ているからと思って派手な柄もの(NOV@うさぎ柄!)を着てきてしまって恥ずかしいとか言っていられないほどになった。暑い。ホントに初冬なのか?

 高円寺で書店を冷やかし何も買わず、整骨院寄って帰る。


2003年11月20日(木) 親が生きているから
 子どもでいられるんだと親戚の人がウチの人に言っていた。無償の愛なんてそうそうあるものじゃない。3人の子どもそれぞれに褒め、話してくれてたよね、父は。仕事場で年寄りを見ていると、年老いていく父をみることは出来ないんだと悲しくなる。

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 以上、妹からのメール。妹は老人介護施設で働いている。
 ファザコンと言わば言え、私も妹も、父のことを好いていた。父が(「自ら」とは言うまい)命を絶ったことは、わたしたち姉妹に(兄にも)影を落とし続けていくのだろう。先日、NHKで自殺についての番組で言っていたが、「抑うつ状態に陥っての自死」であり、直接には借金が不景気が、間接には病気かそれに類するものが父を死に追いやったのだ、と考える。
 親が健在な人は親を大事にしたまい。まったくよく言われることだけれど、『親孝行したいときには親はなし』なんだから。

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 買うか買うまいか数日悩んでみよう、と書いた翌日に通販のクワズイモ到着。タイミング悪ぃなあ〜。申し込む前に値段のリサーチしとけばよかったのだ、2900円は暴利ではないかと思う。でももう来たので勉強だと思って支払うしかない(22日が誕生日なので、自分へのプレゼント。ということにでもしておく)。返品? そんなことしたらクワズイモちゃんが可哀想じゃないか! ←もはや精神を侵食されている模様。経過はどうあれ、縁あってウチの子(笑)になったんだから、可愛がってやろう。

 降り続いた雨が夕刻には上がったので、練馬の酉の市(二の酉)へ。夜店を見て歩き買い歩き食べ歩き。「大人買い」ならぬ「大人食い」であろうか。子どもの頃はお小遣いのままに買うなんてことできなかったからなあ、と思いつつも、いいオトナは買い食いなんてしないよな。とくにただきちさん爆買い。焼きイカ、タコ焼き、水餃子、飯ダコ串焼き、焼きソバ、生クリームイチゴのクレープ、お持ち帰りでじゃがバター、焼きもろこし。
 帰る頃に雨が降り出し、傘は一本持っていたのだけれど、自転車があったので二人でさして歩くわけにもいかず、ウィンドブレーカーのフードかぶって雨に打たれて帰る。

 疲れたのでさっさと寝た。


2003年11月19日(水) さくさくりんごとマッサージ
 まっきーに青森から届いたばかりのリンゴをいただく。大きくて良い香り。帰ってさっそくむいて食べたら、蜜が入っててたいそう美味だった。ありがとう、まっきー。

 リンゴついでに、吉祥寺で売っているというクワズイモを見に行ったり。水栽培の小さいのが1200円、鉢植えになってるのは800円。何故か価格設定に開きがあるなあ。園芸専門店(良心的)とそうでない店(高い)の差であろうか。
 見ているうちに、ホントに欲しかったのかどうか、わからなくなってきちまった。枯れないのならずっと、永いこと一緒にいて世話をし続けることになるだろうなあ、というのが気が重い。それと、もうデスクの上グリーンで一杯で、これ以上置くところないよ、っていう現状もある。
 可愛い(ああもう。マジ可愛いのだ! 葉ものLOVE!)鉢植えのクワズイモを見ていると欲しい気持ちが湧き起こる一方、通販のもキャンセルして、もう鉢を増やさないほうがいいんじゃないだろうか、と迷ってみたり。数日、考えて迷ってみよう。

 ヤキトリ屋→スタバでまったり話す。まっきーテンション高くていろんな話をしたよ。園芸とか写真とか。私は園芸一年生なので師匠の言葉に耳かたむけるのみ。

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 吉祥寺駅ビル・ロンロンにあるマッサージ店「てもみん」に行く。スポーツマッサージ系になるのだろうか。
 50分かけて全身をくまなく揉んでもらったわけだが、あっちもこっちも痛い痛い。筋肉がコーチョクしているのか硬くなっていて、コリコリの惨状。そんな状態であることに自覚ない俺も俺だが、揉んでもらってはじめて痛いことに気づいたわけで。

 ともかく、整骨院での保険診療だけでは改善するに足りず、2週間にいっぺんくらいは来てください、と言われる(営業ではあろうが、じつにひどかったので、真実の言葉でもあろう)。運動不足で乳酸の代謝が良くないという理由もある。ジムやプールに全然行ってないのが気にかかってはいるものの、行けないときは行けないのだ。しょーがないのだ。
 自らの肉体の状態を自覚して疲れが倍加したような感覚。揉まれたのは気持ちよかったけども。

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 前日くらいまで人に会うのが億劫だった。まっきーに会いに行けたんだから、ちょっとはマシになったんだろう。自覚はなかったがネットでもそれ以外でもずっと停滞していて、活力は低下していたのだ。八丈島への往復で疲れ切ってエネルギー枯渇していたのかも知れない。

 日記に書きそこねていたが、8日(土)は酉の市(一の酉)だったので、練馬の神社にお参りして縁日を巡ってきた。二の酉は20日(木)。あと、月曜に髪の毛切りに行ってきた。美容院も月イチの癒しスポット(陳腐な表現)である。


2003年11月18日(火) クワズイモが来ない
 クワズイモをあちこちの園芸店生花店で探しまくり、見つからないのに業を煮やして通販のを申し込んでしまったら、これがまた届かない。予定されてた到着日から10日過ぎても音沙汰がないので問い合わせの電話してみると、出荷指示はしているとか、調べるのに2・3日ほしいとか言う。なんぢゃそらー。キャンセルしたろか、もう。

 タイミング良く、というか、まっきーが吉祥寺の駅ビルで可愛いクワズイモが水栽培されてるのを写メールで送ってくれた。見にいったら衝動買いしてしまいそうでガマンしているんだけど、時間の問題かも知れづ。



 秋葉原でただきちさんと待ち合わせ→ペッパーランチで肉。油っこい、カロリー高いものばっか食べて、ダイエットもへったくれもないよーう。ああ。


2003年11月17日(月) やる気ないことおびただしく。
 同じタイトルを過去に使っているような気がするが構うもんか。というほどにやる気がない。

 八丈島から帰ってきてから週末が2回。プールに2回と海に1回行ってきて、映画を2本、『マトリックス・レボリューションズ』と『リーグ・オブ・レジェンド』。マトリックスは「こんなものかー」的であったのに対して「リーグ……」は徹底的にエンタテインメントで楽しかった。ショーン・コネリー大好きだし。

 小さい出来事はいろいろあったものの書くに値せず。もっとも、書くべきものごとなど、そんなにはなくて、どうでも良いことを日々、読みものに仕立てあげるのが公開日記の心意気なのかも知れない。


かこぶんきのうあした
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