山形蔵王・晴天率30%の旅 その2
へっぴり腰のスノボ初心者らしき男の人(でもウエアだけはいっちょまえ)をみると「がんばれ」と声援を送りたくなります。
昨日の夕飯に牛肉と鶏肉が出ましたが「輸入物じゃないから、国産の地物だから」と念をおされて一夜明けました。
つみれはれんこんを混ぜると美味しくなるということを確信しました。(今更)
で、今日も始まります。
山頂に行くまでに何度かリフトやゴンドラを乗り継ぐのですが、その中の1本でとても目を引いた場所がありました。
ゲレンデは上級者向きだからなのか、人もあまり居ないので静かで。
目の前はそり立つような壁になっていて。
機も樹氷になりかけなのでふとっちょで。
空は雪雲で真っ白。
前も、横も、上も、下もまっしろで「純白」というのが似合うのかもしれないくらいで。
勝手に「濃白」と命名。
白い空に向かってのびているリフトに揺られて(でも寒い。鼻のお水出ちゃう)、白に吸いこまれていく感じで。
おおっ。
この感じっ。
何かひらめくかもっ。
何か使えるかもっ。
なんてうきうきしながら。
(残念ながら寝たらなんとなく浮かんでいたネタもふっとんでしまいました)
山頂はとてもクリアでした。
ガスもなく、空は宇宙まで繋がっているのが分かるくらいのブルー。
まあ、去年のアレほどではないのですが。
山頂はあまり晴れることが無いと聞いているので、めちゃくちゃラッキー。
今年もラッキー。
機種変更したばかりの携帯のカメラでとりまくりました。
(友達に送ろうと思ったら圧縮されて画像が汚くなってしまった…)
山頂へのゴンドラが今シーズンから輸送能力3倍!のものに変わったせいなのか、山頂は人でごったがえしておりました。
え?
何?
マイナス9度の観光地?
なんて思えるくらいに人がうじゃうじゃ。あっちこっちで樹氷を前に記念撮影(考えるコトは一緒やね)。
お子様はちっちゃな樹氷を破壊しておりました。
無残に緑を覗かせる木…
良い子はマネしちゃいけませんよ。
さすがに1日ずっと滑ると体力も消耗するわけで。
最後の方は、滑るというよりも転がると言う方がふさわしいくらいで。
足に力がはいらないよ〜(アンパ○マン風に)、なので夕方にリタイア。
そのまま直行で露天温泉行き。(でも徒歩10分)
コレが実は楽しみのひとつなんですよね。
乳白色のお風呂でのんびり、ほっこり。
スキーに来ていたと思われる外国人の方も来られていましてね。
「oh,my God! さむいー。oh,my God! さむいー。」と連呼されておりました。
まあ、その気持ちはわかるな…
今日は阪神大震災の日でした。
9年の月日が流れて地震そのものが風化される中。
体験した者は、それを忘れないようにしていきたいと思います。
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