いぬの日記
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2002年04月25日(木) |
夜中なのでちょっといつもより駄目な文章かも |
今日は1限から学校に行けました。 昨日も1限から。 それ以前の私のことは。まあ。もう。決して忘れないようにします。
前日の夜に翌日の服を決めてから寝ると良いかもしれない。 しかし、眠い頭でそれをやると変な気合の入り方になってどうかと思う。 今日は×(バツ)のBR(バトルロアイヤル)のネクタイを締めてみました。 エンジ色で細くてかわいい。 しかしねえ、あれを白いブラウスの上から締めると高校生のコスプレのようになるんだ。 チェックのミニスカートなんてはいた日にはエセ制服。 やばいかな。 かなり面白かったので誰かに見せたかったけど、そんな機会は今後ともないでしょう。
夜10時に茜さんがパンを売りに寮に来てくれました。 そのままハー@ルンの笛吹きのごとくふらふらと連れられて、今もまだ茜さんのお宅にお邪魔してます。 漫画が。 漫画が。たくさん。 ごめんね、遅くまで。 ありがとう茜さん。
「妖精事件」(高河ゆん・講談社アフタヌーンKCDX 全5巻)
さっき読み終えました。 今から「ジョジョの奇妙な冒険」に移ろうかどうか迷ってます。 「天使のツラの皮」も読みたいし。止まらない。休めない。うううう。
最近ひきっぱなしの風邪はやはり悪化するんでしょう。 うーん、あまり考えたくない。 サークルの新入生歓迎月間つづいてるのにねえ。 こんな疲れた頭だと、私一人くらい居なくてもいいかな。てへ。とかって感じに。 まあそれはずるいから、出来るだけ頑張ります。 しかし私は熱を押してまでサークルに貢献する気はないけど。 そういう無理はしたくないんです。駄目なのかな、これは。
高河ゆんは好き嫌いが分かれるだろうな。 私は彼女の描く「人を好きになる」ことが好きだ。 彼女の漫画を読むと恋愛っていいなー、誰かを好きになりたいな―と思ったりする。 現実にはキツイことばかり目に付くので、出来たら避けたいくらいなんだけどね。 クーフーリンが好きです。 彼と(じゅりあ)と(めしあ)が一緒に暮らした時間がとてもいい感じでした。 王子なんなんだよもーと思いますが、作者の彼についての扱いもかなりぞんざいだったのでまあいいや・・・。 うあー、クーフーリン・・・。
毎日きつきつに興味の赴くまま受講科目を入れてみた結果、「いつ勉強する時間があるんだろう」ということになりました。 金も時間も払ってるのに、もったいない。 いろんなことに対する興味をずっと忘れないでいたいものだ。
本日は、昨日がんばって受講したクラスの先生のガイドで、同じクラスの女子5人とともに東京駅〜神保町を歩いてきました。 皇居歩いて尚蔵館で皇室所有の美術品見て、国立公文書館行って特別資料展「花と行楽」を見て、神保町歩いて先生の行きつけの蕎麦屋でおごってもらいました。
そば美味かった。 本当に美味かった。 学生の独り暮らしでは決して食べられないような素敵なお店でした。 田舎そばっぽい太めで固めで香りの良いそばでした。 食べ方が変わっていて、薬味が5種類くらい出てくるんです。 そばは小さいおわんに3杯〜5杯くらいで1人前。 薬味は、かつお節、海苔、もみじおろし、長ねぎ、ウズラの卵、それに、たぶん口直しの梅干が、それぞれ小皿に入って出てくる。 私は梅干もそばにまぶして食べてしまいました。 ああ美味しかった・・・。 S目先生ありがとう。 で、そこで先生と別れて、皆で本屋回って帰ってきました。 えらいマニアックな一日でしたが、面白かったです。 希望者がいればそのうち国会図書館にも連れて行ってくれるそうで。 もちろん希望しますとも。
神保町の古書街では、古本屋には1件しか立ち寄らず、でかい新書店を3店くらい回りました。 古本屋は数人の希望で雑誌系の店に。 ダ・ヴィンチの数年前のやつとかはちょっと興味がありましたが、買うほどではなかったです。 田中芳樹解体新書号なんかはちょこっと危なかったけど。いやまあ。
新書店には、かなり私のわがままで最後まで回らせていただきました。 探してた本があったんですよ。 最後の店で見つけました。 ・・・なのに、それまで回った新書店すべてで何らかの買い物をしていたのは何故でしょうね。 もう帰り道は荷物が重くて重くて。 ああ馬鹿。
「ONE PIECE」23巻 小田栄一(ジャンプコミックス・集英社) 「ヒカルの碁」16巻 小畑 (ジャンプコミックス・集英社) 「レディー・ヴィクトリアン」4巻 もとなおこ(プリンセスコミックス・秋田書店) 「犬を旅する」新美敬子(河出書房新社) 「1限目はやる気の民法」2巻 よしながふみ(SUPER BBC・ビブロス) 「悪魔の論理学」水森しずく(ECLIPSE ROMANCE・桜桃書房)
探していたのはよしながふみです。 何故かすごい探しました。 ないんだもん。何故?ってくらい。 探すのが恥ずかしいんですよね。これ。 恥ずかしさを怒りにすり代えてがんばって探しました。 ええもう。 つれの方々が追いつかないくらい素早く階段を駆け上がり。 できるだけお待たせしないようにというつもりもあったんですけどね。 「そんなにまでして、何を探していたの?」 「えー、言えないような漫画(うふふ)」 (「うふふ」じゃねえよ・・・) (この後誰にも突っ込まれなかったんですけど。皆さん何を想像したのでしょうか)
ジャンプ・コミックスは、週刊誌読んでるし、そのうち気が向いたらちょっとずつ買うつもりでした。
「犬を旅する」 世界各国の犬の写真集です。 著者の新美敬子さんが世界中を旅して取りためた犬の写真。 彼女は犬猫の写真を撮ってらっしゃる方で、何冊か写真集を出版されているようです。 媚がなくて、表情豊かで、すごく可愛い写真です。 猫のもほしかった・・・。 「化け猫の作り方」という猫の写真集では、仔猫のころの写真と成描になってからの写真や嗜好を並べていく趣向になっていて、大変可愛いです。 血統証付から雑種まで色々な猫がいますが、どの猫も美猫で、仔猫はあくまで愛らしいのに、大きくなってからはふてぶてしくて個性的でたまりません。 いいなあ・・・ほしいなあ・・・。 犬の写真集は衝動買いでした。 さすがに犬猫そろえるほどには理性を失っていなかったんですね。良かった・・・。
「悪魔の論理学」 これについては、笑。笑。 ええと。ほしかったんです。それだけ。 あと、今までどこをのぞいても見つからなかったものだから、つい。 ああ・・・くそう・・・。いいんです。ほしかったんだから。でも、ああ・・・。 (色々思うところがあるらしい)
2002年04月12日(金) |
『デンジャラス・ビューティー』 |
独りでビデオ大会第3回 『デンジャラス・ビューティー』
ちなみに第1回は友人に借りたPS2で観る、『ショコラ』でした。 音楽がよかったです。 映像もきれいで、服装とかチョコレートのデザインとか大変好みでした。 溶かしたチョコレートを混ぜたときのあの艶って悪魔的な美しさですよね。 私はバイオリンの音色を聞くとあのチョコレートの艶色を連想します。
私はビデオで映画を見るときはテレビの上にデスクライトを据えて、部屋の明かりを消して見てます。 テレビの後ろ側から照明で照らすと映画館気分を味わえると聞いたことがあるので、試してみました。 いいですよ。 かなり入り込めます。 飲み物とスナック菓子なんか手元に置きながら見ても楽しいです。
この映画は、今はもう潰れた近所の映画館に配信されていました。 パネルがあまりにつまらなさそうだったので「うお、何じゃこりゃ」と印象に残っていたんです。 私は、そのとき同じ館で時間差上映していた『リトル・ダンサー』が見たかったのです。 結局見れませんでしたが。 1週間くらいの短期上映で、昼間に3本ぐらいずつしかやっていないって・・・なに? 大学生には見るなと? じゃあ誰を客層として意識してたんだ?この環境で。
TSUTAYAでこれを見つけて手に取ったら、パッケージの粗筋が意外に面白そうだったので、何かの縁ということで借りてみました。 ビデオレンタルショップでビデオのパッケージを見て時間をつぶすの好きなんです。 内容想像して、イメージ膨らませて、「いいなあこれ見たいなあ、あれ見たいなあ」と思っていると1時間くらいは楽しく過ごせてしまう。
『潜入捜査でミス・アメリカコンテストに参加することになった、「女を捨てた」女性FBI捜査官ハート・グレイシー(サンドラ・ブロック)。引退したカリスマ美容コンサルタント(カマっぽいおじさん)の力で驚くほどに美しく変身し、見事ミス・コン潜入を果たすが・・・。』 といった感じが粗筋。 とても可愛らしい映画でした。 好きだな。 何故『デンジャラス・ビューティー』などというごついタイトルにしたんだろう。 もうちょっとかわいいタイトルつけてあげればいいのに。 主役のハート捜査官は、女らしさとは無縁だけど、頭が良くて気さくで面白くて、乱暴な割に繊細でやさしい。 いささか決断力が良すぎて暴走気味だけど、有能で切れ者。 優しくしてくれた人に素直に好感を持ったり、友達だと思った人を一生懸命守ろうとしたり、なんだかすごく可愛いんです。 通常モードの飾り気のない雑な動作も何かわたわたしていてかわいいけど、ミス・コンの時の優雅な動きはさすが女優さんって感じ。
美容コンサルタントのカマっぽいおじさんが、意外に愛情深いキャラで好きでした。 ビジネスはビジネス、と割り切る姿勢も嫌いじゃないけど、ちょっと行動原理が謎な人でした。 あの状態で彼女を放って帰って、本当に何とかなると思っていたのか?おっさん。 女言葉も素敵な人でした。 おすぎとピーコを思い出しました。
一応ヒーロー役の主人公の同僚マショーズ君はかーなーりー情けないです。 でも、ハートが美人になったとたん手の平を返すような明るさと軽さは、あそこまで行くと結構気持ち良いからまあいいや。 ラストは頼りになったし許す。 彼は馬鹿なわけじゃないんでしょう・・・多分。
サンドラ・ブロックはやはり美しいです。 映画のパネルの写真はいただけなかったけど、画面の中で動いている彼女はすごいきれい。 ミス・コンに出てくる色んなタイプのきれいなお姉さんたちの中でも飛びぬけた魅力があると思います。 多分実際に見たら細いんでしょうけど、しっかり肉のついたナイスバディ。 腰がしっかりしていて足が長くて太もも太くて、これはこれで良い。 胸ないけど。 どんなにきれいな足でも、太ももがあるほうが好きだなー私・・・。 いやいや。笑 そういえばレオナルド・ディカプリオも、写真の彼より動いて演技している彼のほうがうんと格好良いと思いました。 美人って立体的に美しいことを言うのでしょうね。 しぐさや表情や動きも含めて。
ハート捜査官の化けっぷりはなかなか見事です。 登場シーンとラストの差は結構すごい。 何が違うかって、服と髪と、け、化粧・・・? 化粧ってそんなに顔が変わるの? なら私もまじめに研究しようかなあと思いました。 (結局しないままだけど) (朝化けてる時間なんてありませんったら)
ところで本日は今期授業初日。 かなり受けたい科目が1限にあったので、しばらくぶりに授業20分前登校という快挙を遂げました。 (石投げないでください。すんません) 先着30名だって言うんだもん・・・。 友人には驚かれた。驚かれたともさ。 自分でもびっくりさ。 実際受けてみても、その授業は私のツボでした。 これがまた役に立たなさそうな学問で。(楽しげ) 役に立たないものには好きなものが多いです。
その後サークルの新入生勧誘のための宿舎回りをして、サークルの練習に行きました。 こんなに疲れているのについさっきビデオを巻き戻してもう1回見てしまいました。 何やってんだか。
2002年04月06日(土) |
『Shall we ダンス?』 |
先日実家から中古のビデオデッキが届いたので、とりあえずビデオを借りてみました。 『当日レンタル』って、借りた日の午前0時までじゃなくて、借りた日の翌日の開店時間までのレンタルということなんですね。は、初めて知った。近所のTSUTAYAならば、翌日の10時、というわけです。
まずは、社交ダンスを始めてからずっともう一度見なおしてみたかった。 『Shall we ダンス?』(監督・周防正行)
やはり草刈民代は感動的な美しさだった。 首がきれい。 姿勢がきれい。 足が長くて胸があって、スタイルがきれい。 動きがきれい。 無表情でもぶっきらぼうな台詞回しでも何でもよいです。 あーきれい・・・。 作中の彼女の役柄がまたはまっていて、無表情で無感動そうな彼女がダンスへの情熱を思い出して夢中でになって笑うところなんて、えっらいかわいかったです。うあーきれいな人だ。あの体を作るためには、やはりジャンクフードなんて口にしないんでしょうか。あれを目指したいなあ。 (無理だって) (いや、言うだけは言っとこうよ)
ダンスをやってみてあの映画を見ると、一つ一つの場面の空気がめちゃめちゃリアルです。 初めて自分のヒール〈ダンス用の靴)を勝ったときの戸惑いと喜び。 右・左・右という簡単なステップにさえいっぱいいっぱいになってしまって、頭を押さえてしまう、羞恥と混乱、悔しさと情けなさ。 自分一人がいつでも一番出来ていないような気がするんですよね・・・。 (気のせいじゃないんだけどさ) 基本的なステップをやっと覚えて、形だけでもなんとか踊れるようになったときの気持ちよさ。
「ああ〜分かるよ、恥ずかしいよね。頑張れ、うあー」 と異常に楽しく見てしまって、夜中の1時半にサークル仲間の友人HMに電話をかけてしまいました。 この感動を誰かに伝えたかったのです。 ごめんよ。笑って聞いてくれてありがとう、HM。
作中の竹中直人のオーバーアクションでさえ奇異に感じませんでしたもの。 ああ・・・慣れてきてる、慣れてきてるよ私、この世界に・・・。
大会の場面では無性に踊りたくなりました。 この映画は初めて見たときからとても好きで、TVで再放送するたびに見ているのでもう3・4回は見ています。 内容なんてもう覚えてしまっているけど、やっぱり楽しかった。 見るたびに楽しそうに踊る人々が羨ましくて仕方なかったので、今の自分が踊れることが嬉しかったです。
私がしているのはあくまで競技だから、競って成績を出すことが目的です。 カップルを組んで異性と踊る以上、色々と思うところもあります。 組んでる相手との相性もあるし、二人の情熱の度合いが違うとすれ違ってしまうこともあるし。 サークルのノリは結構意外と体育会系で、練習はやってもやっても足りないくらいです。 怠け者の私は実は結構ヤバイ状態です。 だけど、踊るのは楽しい。 結局、なんだかんだ言って楽しいから続けているんです。 踊ることは楽しいです。 それはきっと誰にとっても間違いの無い事実で、忘れてはいけないこと。 ・・・まあそれはともかく。 もっと練習しなきゃなあ。うう・・・。
本日は昼の12時半ごろに友人に起こしてもらって、私の一日はそこから始まりました。 ウソです。 本当は練習に行くつもりで、朝10時ごろに友人に起こしてもらったのに2度寝してしまいました。 起こしてくれてありがとう、りー。さん。すまん。
かけもちしている通文(現代通俗文芸研究会)というサークルの部室大掃除のためにまたりー。さんに起こしてもらったのに、1時間半も遅れていきやがったのは私です。 ・・・うわ、重ね重ねごめんなさい、りー。さん。(彼の人は会長様) とにかく、訳がわからなくなるほど大量のモノを捨てました。 3人〜8人がかりくらいで3時間かけてきれいにしました。 6畳もないあのスペースに、どうしてあれだけたくさんのモノが収まっていたのか謎です。 4次元?亜空間? 昭和56年からの大学会報のファイルとかはもう手をつけられず、見なかったものとしました。 あれは今後も時空を超えていくでしょう。
私は、ラスト数10分はうさこ。さんと一緒に大量のマンガを整理整頓することに情熱の残りカスを燃やしました。 一度手を止めたら二度と立ちあがれない気がしたので、それはそれは一生懸命やりました。 楽しかった・・・。 少女マンガも少年マンガも青年マンガも小説も・・・楽しかった。 ほとんどのマンガを判別できる自分に気づき、後々軽いショックを覚えました。 あの人達の中にいると一般ピープルのような気がするんですが、世間一般の中に入ればやはり私はマニアック? やっぱそう? (今更言うことでもないような気がするが) りー。さんによると私は「おたくというよりマニアック。マニアというか、嗜好がマニアック」だそうです。 私なんて表層的な興味ばかりで、全然深みの無い人間なんです。 傾向がマニアックでその上深みの無い人間・・・ガーン。 ダメじゃん。 (だからってマニアック路線で深みを増すのもどうかと思うが) (人間的にはそのほうがまだマシ?)
その後夕方から、寮の新入生歓迎会飲みがありました。 本来花見になるべきところなんですけど、散っちゃってるから・・・。 代わりといってはなんですが、男子学生二名(推定大学二年生)がマッパ〈真っ裸)で池に飛びこんでました。 暗くて遠目でよかった。 ちょっと先輩ぶってみたりして、楽しかったです。
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