たまの日々

2003年06月19日(木) トウゼンノムクイ?

新しいスニーカーは軽い。
まだ眠くて会社になんかぜんぜん行きたくないのに、
足だけが軽やかに駅までのアスファルトを蹴っていく。
右、左、右、左。
身体をどんどん会社へと運んでいく。
赤い靴で踊り続けさせられた女の子の足のようだ。
自分の意思とは関係なく進んでいく。

私の最近も、
新しいことに囲まれて、どんどん進んでいき戻れない。


すっきりしない

本当は、
昨日あったさみしいことも嫌なことも、
みんなみんなどうでもよくなるくらい、
朝がまちどおしいくらい、

・・・

だめだ。
やっぱり新しいスニーカーはえらい。
会社がいやでも軽やかに私を運んでいく。



2003年06月13日(金) 今までのこと、これからのこと。

今日、
今まで住んでいた、
私の部屋にお別れしてきた。
鍵も返した。
がらんとした何もない、
ふすまも押入れの戸もはずした広くて古い部屋たちに、
一人暮らしをはじめたときのことを思い出させられた。
そして、
今までのいろいろなことを。

その部屋は、
正真正銘、私の場所。
たったひとつ、私が帰れる場所だった。
ひとりぼっちで必死だった。
何もなくて、楽しかった。
ふわふわとただよっていて、こころぼそかった。
空が近くて、風が緑色で、好きだった。
誰でもやってくることができて、
だれでも帰ってこられるよう、
いつもあけっぴろげな気持ちで暮らしていた、
私の場所。

それももう帰れない。
過去に帰れないのといっしょ。
そして、
これからは、
ここで生きていく。

そういうこと。



2003年06月09日(月) 雑念との闘い!

こっちに引っ越して今日でちょうど10日。
飛行場が近いせいで、やたら大きな飛行機と、
少し離れた高速道路が目線の高さを走っている。
そんな少し旅行にきた旅人気分になれるところです。
今まで私鉄しかない街に住んできた私が、
JRの定期券を持つなんて考えてもみなかった!!
駅までおおよそ5分。
駅から職場の最寄駅まで15分。
快適な生活を送っています。

この一ヶ月、
いろんなことを考えたよ。
自分の事、相手のこと、家族の事、周りのこと。
そしてやさしいきもちになったり、
途方に暮れたり、
うれしくなったり、
不安になったりした。
どんどん急流に飲まれていくのがこわかったり、
逆によどんでしまうのを恐れたりした。
そして迷ったり笑ったりしてる。いまも。

良い意味にも悪い意味にも、
もう決して戻れない。

そして何より自分が決めたんだ。

あなたが決めたのでも、
周りが決めたのでもない。
自分で決めたんだから、
そうするってきめたんだから、

しっかりしなくちゃ。

こうするって決めたのは、
私なんだから。


 < 過去  INDEX  未来 >


たま [HOMEPAGE]

My追加