forget-me-not

2005年01月31日(月) プチ地獄

かなしい。

かなしすぎる。。

好きで就いた仕事なのに。

好きで就いた仕事だから?

トラブルにつぐトラブル。

何でもかんでも私の責任になってしまうのか。。

いっぱいいっぱいなのはわかるけど、上司の度量の狭さにも
ほとほとがっかりを通り越して、ただただ悲しくなっている自分がいる。

大勢の部下が去っていった理由がようやくわかりかけてきた。

上司っていっても、長い時間一緒にいるから、どこかもう
自分の親に近い感覚を抱きつつある。

だから、なお更

かなしい。

来月も当然のごとく土日出勤が続く。

・・誰が助けてくれるというのだろう。

できない自分がなんで自分よりできない人をつかって
仕事をしないとならないんだろう。

こんなものなのかしら。
このくらいの年代って、できる人についてしごかれるもんなんじゃないの。

でも同僚曰く、私がいうような仕事のできる人なんて
現実にはいないって言われた。

特に男性・・。

そんなものなのかな。

来月のカレンダー見てもため息が出た。

・・東郷君とのデートがことごとく犠牲になる。

仕事は大切だ。

ライフワークにできればいいと思っている。

でも、

仕事が何をしてくれた?

私が苦しんでいる時に、

一体、何をしてくれた?

悲しくて絶望しかけた時に、

一体、どんな言葉をかけてくれたというのだろう。


これまで、仕事のためなら何でもかんでも喜んで犠牲にしてきた。

仕事の為に自分を犠牲にすることほど、

素敵でかっこいいことはないと思っていた。

キャリアウーマンなんて、自分を犠牲にして何ぼだと思っていた。



・・ばかだった。


もう自分を犠牲にしたくない。

自分の大切な時間、

自分の大切な人を、

犠牲になんて

してたまるものか。






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2005年01月29日(土) 逃げ場がない

風邪をこじらせ昨日は会社を休んだ。

風邪だっていってるのに

仕事の携帯には電話、メールがたんまりと来るわ、
自宅のメールにも仕事のメールが来るわで、ほとほと鬱になりそうな勢い。


風邪だって

・・いってるじゃない。


休みだっていうのわかってて急ぎでもないメールを送ってくる人たちに
敵意すら抱きそうになった。

一回は会社に電話を入れたけど、
その後もメールが来るのでもう無視した。

なのに

今日の午前中も海外から電話がかかって来た。



・・お、追い詰められる。

っていうか、逃げ場がない。



誰も守ってくれる人もいない。

自宅で風邪で伏せっている私に何ができるっていうのだ。

・・みんな必死なのはわかるけど、
私だって生身の人間なんだから。

しかも私だってまだまだひよっこの2年目なのに。

私が甘いんだろうか。

こういう道を選んだ自分の責任なのだから、
ひたすら我慢すべきなのだろうか。

なんでこんなに追い詰められないとならないんだろう。

同い年のバイトの同僚。

たまたま早く結婚してたまたま旦那がいてたまたまお金に困ってない彼女たち。

それに引きかえ、

たまたま独身でたまたま一人で食べてかなきゃならなくてたまたま
キャリア志向が少し強いだけな私。

それだけで、こんな思いをしなきゃならないのだろうか。


・・誰か、たすけて。


っていっても誰も助けてくれないから、やっぱり自分でがんばるしかない。


とりあえず風邪を早く治そう。

でも、昨日から寝れば寝るほど具合が悪くなるので
適度にお風呂に入り掃除をして清潔に過ごそう。

そして、気分転換。

こんなもんもんとした気持ちで、仕事のことばかり考えていても
鬱々とするばかりだ。

そこで、本当は体がだるだるだけど東郷君に最寄の駅まで来てもらうことにした。

今月は彼の誕生日で今週末はいろいろ計画をしていたのだが、
私がこの調子なのですべておじゃんになったのだ。

でも、会いたいし。気分転換したいし、ケーキをおごりたいし、と思って
交渉したところ、しぶしぶ2時間くらいかけて彼が来てくれることになった。


う、うれしい。葛根湯飲んで温かくして行こう。

実はおとといの昼からろくなものを食べてない。

外に出るついでに、栄養のつくものをたくさん買い込もう。


最悪、仕事なんて私がいなくてもどうにでもなるのだ。


だったら、まずは自分の体調、精神状態をきちんと保つところから
はじめないとね。


みんな、それぞれ大変なのはわかるけど、


やっぱり負け犬って


楽じゃないかも。






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2005年01月23日(日) しあわせな瞬間

今週末も仕事。

帰国ラッシュで、毎週末のように空港に行っている。

それに伴って、毎週末のように送り迎えをしてくれた東郷君。

昨日も6時起きだったのに、ぶつぶつ言いながらも最寄駅まで
車を出してくれた彼。髪爆発してたけど・・。

何の得にもならないのに、自分のバックアップをしてくれる。
がんばれ、がんばれって応援してくれる・・。

こ、こういうのを彼氏っていうのね。

私こんな体験初めてなんですけど。

過去に付き合ったあの人たちは一体なんだったんだろう。

自分が相手に尽くすのが当たり前で、
見返りなんて求めたら罰があたると思っていた・・。

この人がいるからがんばれるって

・・しあわせだ。






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2005年01月19日(水) 所詮すべては些細なこと。

やばいかも。

最近の私。

なんとかしないと。ストレスマネージメント。

本当にこのままだとストレスで窒息しそうだ。


ここ最近、ストレスになることが次々と襲ってくる。

昨日も、直属の上司でもないどうでもいいおっさんからあまりに
理不尽な怒られ方をして、寸でのことろでぶちぎれそうになった。

今日も、代休だっていうのに仕事用の携帯にフランスから国際電話がかかり、
相手の要領の得ない物言いとへたくそな英語にイライラして切れそうになった。

さらに、仕事上の行き違いで会ったこともない人から
自分の責任でもないのに言いがかりをつけられ、心底頭にきた。

穏やかな東郷君から、最近グチが多すぎると咎められた。

今日、親からCOACHのバッグが届いたけど、せっかく大好きなCOACHなのに
全然好みじゃなくてがっかりした。でもお礼の電話して目いっぱい嬉しそうな
ふりをして受話器を置いたらますますストレスが溜まった。

小さい頃から、親が私のためを思って大事に選んでくれる、ありがたき
プレゼントを自分が気に入った試しがないのは何故なんだろう。
こんな悲しいことってあるのか。

値札も取らずに、COACHを棚の奥にしまう。
くやしいから、目につかないところに。

・・こんな悲しいことって、ない。

そしてさっきも、夜遅くに仕事の電話をかけてきた相手に、
「今日代休なんで」ってつい厭味ともとれる言い方をしてしまった。

八つ当たりをされて不快な思いをしている私が、
他人に八つ当たりしてどうする!

キャパの狭い自分にさらにストレス・・。


こんな不健康な悪循環はない。


睡眠をとらなきゃ。

そして、運動。

運動運動運動!それしかない。気分転換してストレスを発散させなきゃ。


今の仕事のストレスが自分の人生の大半を占めているような錯覚を
覚えてしまうけど、仕事なんて辞めてしまえば、全て自分とは関係なくなる。


・・所詮、大したことではないのだ。

私には養う家族もないのだし。

あんなに仕事でくよくよ気に病んでいて、毎日グチのオンパレードだった
元同僚のAさんもBさんもCさんも今は辞めてすっかりハッピーだ。

私だってそんなに厭なら辞めてしまえばいいだけの話。

辞めないことを選択するのであれば、ストレスをマネージしないと。

世の中には生きたくても生きられない人。
産みたくても産めない人。
死にたくても死ねない人。
自分の命より大事な人を他人に奪われてしまう人・・。

・・自分の意思や選択ではどうにもならない苦境に立たされている人が
ごまんといるのだ。

選択肢がある今。

私はそれにアダプトできるようにしないとならない。


所詮すべては


些細なことなのであるから。






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2005年01月17日(月) まけないわたし。

今日はひさびさに上司に怒られた。

というか八つ当たりされた。

ふーんだ。

さっすが△型。

さっすが中間管理職ゼロ。

・・なんのこれしき。

まだまだ辞めないわよ。

絶対に辞めない。

いつか私がいないとにっちもさっちもいかなくなるまで
私は辞めないんだから。

絶対に負けない。

もっと認められるまで。

いつか八つ当たりしたことすら後悔させるまで、

絶対に負けませんからっ。






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2005年01月15日(土) そんな気がする。

疲労困憊。

そんな一週間。

しかも長かった・・。

これでもか、とトラブルが活火山のように噴出した一週間。

電話につぐ電話と連日の会議で仕事もろくにはかどらない。

夜は連日のように疲れのあまりおコタでうたた寝。

これ、本当によくないよなぁ。来週はやめよう。

そして今月は、毎週末のように出勤。

・・ああ体が持つかなぁ。

しかも、信頼をおいて仕事をしてきた海外の取引先のベテランスタッフが
退職することを知る。

これで何人目かしら。私と直接やりとりあった人が辞めるの。

あまり根拠もないんだけど、なんとなく責任を少し
感じずにはいられない私・・。

前はカナダの人。
そして今度はオーストラリアの人。

とても辞めそうにもなかった人達が突然辞めることに。

たぶん、家庭の事情とか他にもっと身入りのいい仕事が見つかった
ってことだろうと思うけど、私とのやりとりの中で時に結構ぶつかった人たち。

ま、考えすぎだよね・・。

私の悪い癖だ。すぐ自分のせいだと思う悪い癖。

でも、わかってるんだ。

会議の時とか、特に海外の人との電話会議の時に理不尽なことを
言われると頭に来て理詰めで声を張り上げて言い返しちゃうの。
この前もさすがに上司に咎められてしまった。

気持ちはわかるけど、言ってもわからない人に感情的になって
声はりあげて言い返しても逆効果なだけだって。

思い出す。小さい頃からの母とのやりとり。

理不尽なことを言いつづける母に、理詰めで切り返し、
母の逆鱗に触れるボタンをあえて押してしまう私・・。

これでもくらえ。くらえ。
私をこんなに傷つけて、絶対に許さない。絶対に許さないんだから・・。



・・私はあまりビジネスには向いていないようだ。



・・杉田かおるが結婚した。

なんとなく他人事とは思えずとても嬉しく思った。

そしてなんとなく、自分も遠からずするような気がしてならない。

なんでなんだろう。

こんなこと書いてしなかったら赤っ恥なだけなのに、
なんとなくそんな気がする。


そんな気がするのだ。






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2005年01月10日(月) 生きていかねば。

今日、ひさしぶりにエステに行ったら、エステティシャンに
左の頬の筋肉が固くなっている、といわれた。

原因は、笑いすぎ。


・・笑い過ぎだって!


あーっはっはっはっは。


はっはっは。


は・・。


私、いつからこんなに幸せだったんだっけ。

脳の中が、アルファーファで満ち足りてる感じ。


さっき、母親から電話があった。

COACHのアウトレットで素敵なハンドバックがあったから送ったわよって
弾んだ声。

・・時計を見たけど、向こうの現地時間は朝5時だ。

嬉しいけど、もうメールで同じ内容が来てたよって
言おうと思ってやめた。

お母さんも寂しいんだ。

朝5時にわざわざ

そんなことを伝えに電話してくるなんて。

寂しいのよ。


ありがとね、

・・ママ。


祝日の今日、歩行者天国の道を歩いていたら、人だかりができている。


ふと見ると、若い男の子が気を失って地面に横たわっている。

横に、心配そうにしゃがみこむ母親らしき女性の姿。

その周りを声をかけるでもなく、手を貸すでもなく、
無言で取り巻いている群集。

ちょっと、奇妙な光景だった。

私はそのままとおり過ぎたら、ほどなく救急車が正面から
近づいてくるのが見えた。


・・無事に、助かるといいのだけど。


関係ないけど、この前ネットで偶然、もうすでに亡くなってしまったという
人の日記に辿りついた。

支離滅裂で、ディスファンクショナルな内容で、
憎しみと孤独に溢れた内容だった。

日付をみたら、もう3年も前に亡くなったそうだ。


色んな人の人生が


自分の想像もつかないところで


色んな形ではじまって、


色んな形で終止符が打たれているのだな、と思った。



・・生きていかねば。







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2005年01月09日(日) 時はながれて。

・・新年早々、仕事がトラブル続きで忙しい。

正月が一週間前だったなんて信じられないくらい。

しかも、気が付いたら人がぱたぱたぱたぱた辞めている。

スタッフが辞めた後に、辞めたことを知る、というパターン。

非常によくないよねぇ。

残される方もたまったものではないけど、
辞めていった人をそんな状況に追い込んでしまうこの環境も相当なものだ。

でも、幸か不幸か私は新卒で入った前の職場の方が色んな意味で何倍も 
しんどかったので、今は仕事が大変なりにのらりくらりとやっている。

もう前の職場のような働き方は絶対にできないだろう。

新卒で“大変な会社”に入るのも、それなりに良いこともあるようだ。



・・ところで、最近少し腰痛がするので自分で背筋をつける
エクササイズをしている。

と同時に、せっかくの機会だから、ヨガか今人気のピラティスの教室に
通いたいと思い、いろいろと調べるも、あまり、というかほとんど選択の
余地がないことに気づく。

私の場合、夜が遅いので平日は厳しい。となると週末。
でも週末も仕事が入ることがよくあるのでチケット制でないと損だ。
できれば、地元近くでと思っても、スポーツジムの会員になればレッスンが
受けられる、というの以外に探しても探しても適当なのが見当たらない・・。
週末だけ教室に通うのに、高い入会金と月会費払うのなら
今たまに通っている市営のジムに行ったほうがよほど経済的・・。

都内でいくつか面白そうなクラスがあっても、平日の昼間や
夜のものばかり・・。

はぁ〜あ。無理だこりゃ・・。

結局、ネットで3時間くらいかけて探しまくったのに、条件に合うのは
ほとんどなかった。

そうそう都合がいいクラスなんてないのはわかってるけど、
それでも忙しい人は余計に金払えって言われんばかりでブルーになった。

なんか損だよなぁ。お金無駄になるのわかってて通いたくないし。

私みたいな思いしている独身女性、結構いるんじゃないかなぁ。

でも、腰、痛いし。

とりあえず、いくつか一日体験があるところがあったから、
そこをはしごしようかと思っている。

平日の昼間に毎週ヨガとかピラティス通えるような人って、
平日が休みの人や、自由業、主婦や学生なのかな。

なんか、うらやましいなぁ。

私もピラティス、通いたいのに。

でもやっぱり、いろいろ考えたけどビデオを買って家で自分でやるのが
一番経済的で無駄がなさそうだ。留学中は時間があったので、ジムに通っても
いたし家でもビデオでエクササイズを続けていたけど、今は仕事が
優先だから仕方がない。

そうよ。ビデオを買って、何度も練習すればいいんだわ。

元がしっかりとれるまで。


昨日は東郷君と築地のおいしいお寿司を食べ、明治神宮でお参りをし、
行きつけの抹茶パフェの甘味処に行った後、本屋で洋書を買って別れた。

今、はまってるんです。

・・大トロ。

私の大トロデビューはなんと去年の暮れ。
実は私、昔東南アジアに住んでいたことも関係してか生ものが大の
苦手だった。想像しただけで気分が悪くなるような、まさに食わず嫌いだった。

それが、一度築地ワールドにはまってからは、完全にノックアウト。

29になるまで、大トロの美味しさを知らなかったなんて、
恋を知らずに三十路を迎えるようなものだ。

あの脂身。。口当たりのなめらかさ。。
うーん。ファッティトゥナ万歳。

今月は東郷君のお誕生日を控えているので、また築地に行くかも。楽しみ。

そういえば、おとといの夜は初めて東郷君がお料理を作ってくれた。
(というか作らせた。)

それも、ハンバーグ。

私が横から口はさんで、やっとできたハンバーグ。(みじん切りや味付けは私。)柔らかく臭みのない、美味しいハンバーグ。

そもそも失敗しようがないのに、“菜穂香より自分の方がうまい、うまい”
とうるさい彼。

挙句の果てには、自分のことを“シェフを呼んだかい?”。



・・よし。


次は親子丼を仕込むかな。


・・今年は、彼を親に紹介できればいいなと思っている。

まあ同じ中学だったから軽く面識はあるのだけど、それでも怖い。

特に母親。

うちは、普通じゃないから。

そういえば、こんな年になっても正月は5日連続で家に電話をかけてきた親。

用はないのだ。

まあ心配してくれてるのと、あとはただ家にいるかどうか確かめたいだけ。

そしていないと、大騒ぎ。

携帯も切っていると、尚のこと大騒ぎ。

仕事中の弟の携帯に電話して大騒ぎするくらい。

なぜかっていうと、

心配してくれてるのと、あとはただどこにいるのか確かめたいから。


心配してくれるのはありがたいんだけど、


本当にもういい加減にして欲しい。


もう心配も、30年もしてくれれば充分でしょ。



早く、家を出たい。


自立したい。



なんか今年は、


尚のことそんな思いが強かったりする。







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2005年01月03日(月) わるいくせ。

明日から仕事はじめ。

休み足りない。

なんかそんな感じ。

休んでも休んでも休み足りない。

・・なんかそんな感じ。

年明け早々、心配な案件が山積みで、とっても憂鬱だ。

気分が憂鬱。

・・たぶん、明日から仕事を控えている人たちの多くも同じ思いで
いるのかもしれない。

私の良くないところは、生真面目で責任感が強すぎるところ。

手を抜くのがヘタなところ。

昔からそうだった。

“何、社長みたいなこといってるの”
“そんなの、あなたが心配することじゃないでしょ”

と言われても、心配で心配でたまらなくなってしまうのが、私の悪いところ。

・・わかってるんだけどなぁ。

でもたぶん、マイペースで要領が良くて、適度に手を抜ける人がいる一方、
私みたいに生真面目で損しやすいタイプの人もこの世にはゴマンといるだろう。

それでバランスとれてるんだから。


でも、今でも自覚があるのが、他人と自分との境界線がまだ
あいまいなところ。

例えば、ある留学生。

とにかく、浮いてしまう。陰口を言われてしまう。どこにいても。
どこにいっても、輪に入れない。嫌われ、バカにされる。日本人だから、
外国人だからのレベルじゃなく、どこにいっても嫌われ、適応ができない。
いわゆる文化の違い以前に常識に欠けるところがあり、誰も友達になろうとしない。みんな、その子の為を思って怒ったり誉めたりなだめすかしたりしても、
なんの効果もない。しばらくして、みんな離れていってしまう・・。

さみしい。さみしいよ。みんな離れていってしまう。
なんで、どうして・・。

その子の涙声が耳に残る。

かわいそうな子だなぁ、と思いはじめると、もうまるでその子が
自分の分身のような思いがしてきてしまう。

自分の一部であるかのように心が痛む。

最近は、お風呂に入っていないと聞いていたその子に、
ついこの間、会う機会があった。

会えば会ったで、周りから聞く話と正反対の、華やかで、いかに
自分が人気者であるかを楽しそうに語るその子。

でも、そんな話とは裏はらに、
髪のフケがすごい。

臭いも。

どうして。

一体、どうして・・。

だから、別れ際に、紙袋に入った資生堂のマイルドシャンプーを
そっと手渡す。

シャンプーのことで揉めている、とも聞いていたから・・。

紙袋を受け取り、中を確認したとたん、はっという表情とともに
何かを悟ったような顔をし、笑顔で何度もお礼を言うあの子。

かわいそうに。

かわいそうに・・。



はぁぁぁ・・。


まだ、境界線があいまいなのよね。

感情移入しすぎちゃ身が持たないのはわかっているのに。


でも、がんばらないと。


がんばりすぎない程度に、がんばらないと。


あと、他人への批判。

他人を批判ばかりする人の根本的な問題は、批判している内容より、
批判をやめないその人自身である、と学んだ。

最近では、去年ほど批判的ではなくなっていると思っていた。
心の中で批判しても、すぐ忘れてしまうことも増えたし。

会社でも、グチばっかりの女同僚にはほとほとウンザリしていたし。

でも、いけないいけないと思いつつ、溜まってしまう他人への批判。

例えば、年賀状。

初めての子供が誕生し、嬉しさいっぱいの中学時代の同級生が、
子供の写真を載せた年賀状を送ってきた。

でも、子供の写真はぴんぼけ。おまけに、写った子供の背景には山積みに
なった生活雑貨、キッチングッズの山がぐちゃぐちゃに散乱している。

年賀状から漂ってくるかのような、生活臭。

・・この人、幸せぼけしちゃったんじゃないかしら。

子供の写真を年賀状に載せるなら、ぴんとをあわせた写真を選ぶとか、
せめてバックを少し片付けようとか思わなかったのかしら。

まあ彼はこれがベストショットだと思ったのだろうけど。


ピンぼけの幼馴染の子供の写真・・。

素直にかわいいと思えないのは、私の歪んだ嫉妬が反映されているからか。


・・それから、30代も後半にさしかかって、やっとお嫁に行ったいとこからも
新婚らしい、幸せいっぱいの年賀状が届いた。

“菜穂香ちゃんのおめでたいニュースも、早く聞きたいなぁ”

だって。

ぐっさー。それを言われつづけて苦痛だったって
この前、いとこ自身が言ったばかりだったのに。

自分が片付いたら、私に同じことするんかい。

って、まあいいけど。全然彼女には悪意はないんだから。

でも、私はなんとなく知っている。

おそらく、いとこ夫妻は、ネットの出会い系サイトで知り合ったって噂。

誰もあえてつっこまないけど、出会ったきっかけの話になると
いつもしどろもどろになる二人。

まあいいけど。当人達が幸せならそれに勝ることはないから。


・・職場でも、ある同僚と最後の最後まで合わなかった。

その女性。見た目はとても綺麗で女らしく、化粧もネイルも髪型も香水も
いつもばっちり。いわゆる、私にない部分を持ち合わせた女性女性した女性。

一般的に見てもいい女なのに、しばらく彼氏のいない彼女。

でも聞けば、元彼とお互いに割り切った関係で
“することはして”会っているという。

でもお互いに付き合う気はない。寂しいから、その埋め合わせをしている、
と言うので、

“それって、セフレじゃないの?”

と私が聞くと、血相を変えて“ちがう”と否定する彼女。

都合のいいときだけあって、割り切ってすることしてるなら、
いわゆる“セフレ”じゃない、というと、“ちがう〜”
と軽蔑したような目の彼女。

私こそ、何が違うのかさっぱりわからない。

その辺から、もうさっぱり合わず、彼女が辞める日までほとんど
二人で話すこともなくなった。



性格的にはっきりしているところが、時々あだになってしまうのかも。

前にも“みんながあんたみたいに強いわけじゃないのよ”

と親友に言われたことがあった。

全てが白か黒で色分けできるわけじゃないことも、
わかっているのに。

私は、自分の価値観を無意識的に“常に正しい”と思い込んでいる
ところがある。そして、酷いときは、人に押し付けてしまうことも。



せっかくの2005年の新しい幕開け。


今年はまず身近なところから徐々に、


わるいくせを直していこうじゃないの。






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2005年01月02日(日) 正月のひとコマ

明けましておめでとうございます。

今年は、文字通り一人っきりのお正月を過ごしている。

弟は、明日に帰宅する予定。

世の中、正月に関わらず働いている人なんてゴマンといるのだ。


大晦日〜元旦までは東郷君宅でカウントダウン。

最近の東郷君と私のマイブームは、替え歌をつくって踊ること。

合言葉は、

“最近、キャラ変わってない?”

けんかしそうになると、私のとどめのひと言は、

“尻に敷くわよっ”

(しーん)



・・今年もよろしくね、東郷君。


そんなこんなで2005年のお正月。

ひとりで寂しいねってよく言われるけど、案外そうでもない。
ひとりはひとりなりの良さもあるから。

とにかく、元旦、今日とぬくぬくとおコタに入り、
ダラダラとTVを見て過ごしている。

・・こんな贅沢もお正月だけ。

しかも、今日はついさっき近所のスーパーでお買い物をして、
たっぷりお正月用の食糧を確保。

そして先ほどからまたおコタに入り、食べる。
食べる。
食べる。。

ここ数時間で消費したもの。

おみかん、6こ。
北海道ジャガバター、1こ。
ぴり辛ナスの漬物、半パック。
薄皮ミルクパン、2こ。
チーズ、一こ。
笑い栗、一握り。
カルピスソーダ、一本。
カリポリコーラ。

ああ美味しかった。(ってあれ、去年も日記に同じようなこと書いた
記憶が・・。しかし酷い食べ合わせね。)

しかし、正月番組ってつまらないつまらないといいながら延々と
見てしまうものね・・。

昨日も、おコタがぬくいのをいいことに瞼が痙攣するまでくだらない
テレビを延々と見てしまった。

しかし去年の暮れから正月にかけて、ギター侍こと波田陽区の露出度の
高いこと高いこと。

別にファンでもないのだけど、もうなんどもなんども見ているから
時々ソラで彼の落ちが言えてしまう自分がこわい・・。

あまり出すぎで食傷気味になって早々と飽きられないかと心配しつつ、
でもしっかりTVを見ちゃう一小市民。

さて、一応お正月らしく今年の抱負など。

今年はついに三十路突入する記念すべき年。

そして、負け犬街道の幕開けとなる大事な一年だ。

私はね、ますます強くなるから。

仕事には常にシビアに、決して感情を持ち込まない。

やるべきことは最後まで溜め込まない。

仕事とプライベートは区別し、楽しむときは罪悪感を感じないで楽しむ!

それから、もっと綺麗になりますから、拙者。

30代前半の頃の今井美樹のPVを見たのだけど、美しいっ。

美しすぎる。

30代ならではの、あの美しさ。

かっこいい美しさを目指して、今年も頑張ろうと思う。

今年こそは、仕事一色じゃなくて習い事をしたい。
内面を磨きたい。


そして、自立した美しき負け犬になってみせますからっっ!


斬りっっ。(だからテレビの見過ぎ。)






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