今回が結婚前最後の上京です。家を出る時両親に、「元気に行ってきます。明日ホテルで待っているね。いろいろとどうもありがとうございました。」とだけ挨拶してきました。手紙を渡そうかとか、それらしく挨拶をしようかと随分考えたのですが、結局さりげなく家を出ることに決めました。これからもちょくちょく来ると思うし。
すいすいと順調に都内に入り、まず新宿の世界堂へ行きました。依頼しておいたウェルカムボード用の額のマットが仕上って入るはずです。間違いなくちゃんと出来ていました。ギリギリになってしまいましたがこれで額縁は万全です。ミニイーゼルも用意できたし、後は額縁の外側のデコレーションだけです。実はこのデザインがまだ自分の中で固まっていないのです。色はアイボリーホワイトで羽とフワフワとお花を使うということは決めていたのですが、配置とフワフワ飾りの止め方を悩んでいて結論がでないのです。あまり早くからキッチリ止めてしまうと当日飾るまでにフワフワがつぶれたりお花とリボンの形が崩れたりするのはイヤなので思いきって明日、ホテルで仕上げることにしました。パーツだけは今晩妹の家で作ります。
後、今日は当日受付をしてくれる友人と披露宴で歌のプレゼントをしてくれたり、その伴奏をしてくれる友人、そしてお色直しの時にサプウライズで“お手引き”をお願いする当日が誕生日の友人にお渡しするお礼の品々を選びに行きました。色々と考えた末、レピシエの紅茶を贈ることにしました。レピシエの「ウェディング」というフレーバーティーはフラワーシャワーをイメージした華やかなお茶です。ブライダル専用のラベル缶と箱が用意されているのでダージリン味のクッキーと一緒に詰め合わせました。お誕生日の友人へは「ウェディング」のプチ缶と「バースデー」のフレーバーティーとミニパウンドケーキとティースプーンをセットにしてプレゼントすることにしました。当日演出としてプレゼントするので透明セロファンで見えるラッピングにしてもらいました。
会社が終わった妹をピックアップして妹の家へ。妹には随分と結婚までの長い道を精神的にも肉体的にもとてもサポートしてもらいました。母の私への干渉を極力回避してくれたことが、このたびカレと結婚までに至った最大要因だと、深〜く感謝しています。その妹も近々結婚することが決まっています。今度は私が出来る限りのお手伝いをしたいなと思っています。本当にありがとう♪
夜、カレから電話が入りました。忙しい仕事をなんとか都合をつけて、明日お休みを取ることが出来たとのこと。良かった〜。明日、例のソファーカバーが届いて装着するのを待ち、ネットでなんとか見つけたお見送り時のプチギフトにするマドラーが届くのを受けとって、自分の準備をしてからホテルに来てくれるそうです。私も車のトランクに当日使うものを全て積み込んで、東京駅で養父母を出迎えてからホテルに入ります。ここ数週間は本当に「やらなければいけないこと」に追われ、締切りに縛られてきた日々でしたし、カレも仕事が忙しくて残業続きの毎日だったのでちゃんとした話しもデートもできませんでした。考えてみれば最後に会って話したのはいつだっけ？という状態でした。そんな日も、もう終わり。これからは何時も、どんな時も２人一緒になります。もちろん嫌々決めた結婚ではなかったのですが、どこか急かされ、追い詰めれられた様に感じていた気持ちは、何時の間にか消えていました。今はカレと歩いて行く新しい道がハッキリと見えていると感じるし、とても楽しみに思っています。
昨日のお引越の片付けの続きをする為にマンションに行きました。
鍵を開けても昨日カレが言っていた私の香りは全く判りません。どんな香りのことを言っているのかなぁ。化粧品とか香水とかが並ぶとやっぱり空気がかわるのかしら？
昨日までガランとしていたお部屋が今日は違ってみえます。依然として大きな家具はまだ入っていないのですがそれでもちょっとした小物が並んでいたり、自分の荷物がカレのモノと混ざって置いてあるのってちょっと妙な気持ちです。照れくさいって言うか…。これからここで暮らすんだなぁっていう実感が急に出てきました。
台所に実家からもらってきたお鍋や調理器具、コーヒーメーカーやお米なんかを並べるとますます現実感が出てきました。
お昼前に先日購入したソファーが届きました。しかーし困った事に運送やさんが「リビングの入口のドア幅が狭いから入らないかもしれない」と言い出すじゃありませんか！えっえ〜！！そんなぁ〜！！
私「サイズを計った限り大丈夫なはずですからとにかく試してみて下さい。」
運送やさん「ドアがはずれない限り無理だと思います。」
ええーい、とにかくやってみてくれっての！！私の顔つきにびびったのかしぶしぶながらも梱包を外で全て剥して運び入れに挑戦してくれた運送やさん。
「あれ？入った！」「やったー！（だから最初からダメと言わず、やってみろっちゅーの！）」もーなんと人騒がせな運送やさんでしょうか。ところがこの運送やさん、やっぱりやってくれました。
運送やさん「お客さま、申し訳ございません。ソファーカバーを倉庫に置いて来てしまいました。明日またお届に参ります。」
私「…。明日は私ダメです。明後日もダメです。１１月１日の午前中なら大丈夫ですが？」
運送やさん「必ず朝一番でお届にあがります。申し訳ございませんでした。」
なかなかすんなりいかないものです。でも母が刺しゅうして作ってくれたクッションを２つ並べるととても良い感じ。おめでたいことに因んだモノですから文句も言わずにお願いすることにしました。
なんとか片付いたので午後からお掃除をしました。洗濯機もあることだしカレのお洗濯をしておいてあげようかな？とも思ったんですが、どーしても気恥ずかしくてできませんでした。もうあと数日で結婚するのにおかしいよなぁと思うけどダメでした。
カレにお手紙を書き残してマンションを後にしました。こうやってマンションから帰るのもこれが最後です。次回からはここが帰る「おうち」になるんだなぁってシミジミ考えながら部屋を見回していると、少しずつ新生活に向けて、自分の気持ちが変化してきているのを感じます。結婚式まであと４日。長かったシングルもあと４日なんですねぇ。そんな事を考えても自然に思えるようになってきました。明日の朝実家に帰って一泊して車で上京です。
やっぱり徹夜になりました。空が白々と明けてきた頃やっと荷持がまとまりました。妹の引越しでもお世話になったRun引越サービスさんが約束の時間より早く、８時に到着です。２階の自室に積み上げたダンボール箱と衣装ケースを次々と2トントラックに積んでくれます。洗濯機は梱包もしてくれたので楽チンです。チェスト、とドレッサー、姿見などの家具もどんどんと運ばれていきます。９時過ぎには全ての荷物が積み込まれました。荷持を積んだトラックが一足先に新居へと向かっていきました。
休む間もなくお風呂に入って汚れを落した私も新幹線で新居に向います。「いってきまーす」と慌しく家を出てしまったので結局実家の両親には改まった挨拶はしないままでした。
電車を乗り継ぎ、１４時前には新居のマンションに到着でしました。今日、私の荷物が入るのかなぁと思うとお部屋が違って見えてきました。既にカレが住んでいるとはいえまだまだガランとしています。
１５時ちょうどくらいにトラックが到着。どんどんと荷物が運び込まれます。プロの方々の仕事は速い！しかも丁寧にマンションのそこここに気を遣ってのことなのに…。流石です。洗濯機もちゃんと設置、配線、配管までキチンとしてくれます。最後にトラックの荷台に残っている物がないか確認し、現金でお支払をして完了。後はまた１人でちまちまと荷物をしまっていかねばなりません。
とりあえず洋服関係とドレッサー廻りは順調に片付きました。後は膨大な本たちですが、本棚が届くまではしばらくダンボールに入れておくしかありません。トランクルームにしまっておくことにしました。頑張って整理をつづけていくと、会社を終えた妹がお手伝いに来てくれました。もうヘトヘトだった私はボーっとし始めていましたが、それでも妹がタオルやせっけんなどの洗面所廻りの片付けをしてくれている間に、なんとかパソコンを接続するところまで終えて今日の作業を終えることにしました。もーくたくたです。残りはまた明日。
１９時頃妹のカレが迎えに来てくれてマンションを後にしました。今日も妹のトコロに泊まります。途中でご飯を食べているとカレから電話がかかってきました。
「今どこにいるの？今日は残業しないでまっすぐ帰ったんだよ。でも間に合わなかったね…。引越手伝えなくてごめんね。今日からここに泊まって行くかと思ったんだけどな…。」
「住むのは１１月３日からだよ。また明日の朝行って片付けるからね。まだゴチャゴチャしているけどごめんね。」
「帰ったらすみれちゃんの香りがした。なんか良い匂いだったな。荷物が入っただけでも違うんだね。早く一緒に暮らしたいな。」
「うん、楽しみだね。」
カレはどうだったか判りませんが、引越の疲れと寝不足で疲労の溜まった私は帰宅後ぐっすり寝てしまいました。
| 2002年10月27日(日) |
買い物＋ホテルへ支払＋美容室で顔剃り |
今日も朝からお買い物モードです。カレの車で町田の東急ハンズへ行きました。サンキューカードを入れる透明袋を先ず購入。これで今晩折り込みが出来ます！そしてカレがマンションの合鍵を作成。それが出来あがるまでの間も売場を走りまわって買い物です。藤の脱衣カゴを２ケゲット。１つにはバスタオルをストックする予定です。あとは炭の脱臭下駄箱シート。これを探すのが大変でした。ネットで調べて東急ハンズでようやくゲットすることが出来ました。これで靴がしまえます。あとはトイレのカバーセットが欲しかったんですがウォシュレットタイプの気に入るデザインが見つからずに時間切れとなってしまいました。今日は私は忙しいのです。
カレとは町田駅で別れ、一人電車で新宿へ。速攻で伊勢丹へ。今日こそなんとしても布団を買わねば！！！実は羽布団を探していたのですが、思うような品がなくて困っていたのです。通販で買う方法も考えたんですが、長く使える良いもので上等過ぎないものっていうのが難しくて。そしたら伊勢丹にありました！予算よりは少し高かったのですが幸いにもブライダルクラブでの割引が受けられる点と配送が１１月３日の夕方ＯＫということが決め手になりました。これで新居で自分のお布団で寝れます！敷布団はディノス（通販）でカールロックの敷きバッド付き布団を注文済みです。羽枕も２タイプ購入。羽布団と枕に合わせてカヴァー（ミントグリーンのワイルドストロベリー）もチョイス。全て配送してもらう手ハズを整えてやっとお買い物終了。一息つく間もなくホテルに向います。
１６時にブライダルサロンに到着。請求書を最終確認して花嫁分をＪＣＢカードにてお支払い。これはＪＣＢの紹介による式場決定のポイント還元特典を受ける為にカドー支払の申請をして了承されたので出きる技ですよね。普通こんな高額の支払を受けてくれませんよね〜。汗をかきながらサインをしました。
担当さんと郵送しておいたＢＧＭのカセットの確認をして終了。「あとは当日を待つばかりですね〜。体調を整えて下さいね」という温かい言葉と笑顔で見送って頂きながら美容室へ飛びこみます。
もうヘトヘトです。ですがこれから顔とデコルテを剃っていただき、ハンドマッサージもして頂きます。同時にネイルチップの最終フィッティングもしてもらいます。ガウンに着替えてイスに座った私に美容師さんがニッコリ。
「お嬢さま、とってもお疲れみたいですね〜。でもこの時期の花嫁さんは皆様そんな状態でいらっしゃるのが普通かもしれませんね。まだまだお式までお忙しいと思いますけどせめてこのお時間はリラックスなさって下さいね。ぐっすりお休みになられちゃう方もいらっしゃいますよ。どうぞゆっくりなさって下さいね♪」
くぅ〜泣けます。うれしい言葉じゃありませんか〜。妹が気遣ってくれるとはいえ、孤軍奮闘のこの毎日。カレも仕事が忙しいからグチをぶつけられられないし、東京と実家を往復するだけでも大仕事。実家の荷造りも思うように進まぬ日々。家事のお手伝いもしなくちゃならない。煮詰まりに煮詰まっていた私を思いやってくれるこの一言に、もうウルウル来てしまいました。
なんだかホッとして、ゆっくりおまかせすることにしました。私1人に対して剃る人、マッサージする人、ネイル担当の人と３人の美容師さんがつきっきり。私は全ておまかせでほとんどうつらうつらしていました。約３時間弱の至福の時間が終了。つるっつるのほっこほこの私は顔剃り後のケアの仕方を夢うつつの状態ながらもなんとか頭に叩きこんで式の前日にネイルチップの最終確認に来ること、ブーケとヘッドドレスの当日の到着時間を再度花屋さんに確認しておく事を約束して帰宅の途につきました。
明日はいよいよお引越し。これから妹のうちに車を取りに行ってから実家に戻って徹夜で荷造りです。体がもつかしら〜（涙）
今日はいよいよ家具購入の日。下見しておいた家具をカレが気に入ってくれたらいいんだけど…。
カレノ車で多摩センターの大塚家具へ。前回担当して下さった方に予約をしてあったので早速売場へ。
最初はダイニングテーブルです。私が気に入ったのはイタリア製の折りたたみテーブル。通常は天板が蝶番で２つに畳んである２人用のサイズ。広げると倍の大きさにになるのでお客さんが来ても安心。高さも７段階で調整出来ます。一番下まで下げると座卓の高さになるので余計に便利。予備のイスが要らないでしょう？テーブルの足には車輪がついているので移動もラクチン。カレもとっても気に入った様子です。何度もテーブルの高さを調節して確かめていました。コレいいね〜ってことになり、即決定しました。色はチェリーレッド（私希望）と白木タイプのナチュラル（カレ好み）があり、協議の結果（笑）レッドチェリーに決めました。やはり落着きがあるし、上品な印象をかもしだす色が長く使うには良いですもの。
続いてはダイニングチェアーです。テーブルと同じ色のイスを何点か見せてもらいました。できれば統一感がでるように同じイタリアものでスッキリして座りごこちが良いものを選ぶべく二人で座りまくり！カレと私では身長差があるのでお互いに座り良いものを選ぶのは難しいかな？と心配したんですが、、大丈夫でした。ありました！座面は明るいイエローの布貼りで背面はレッドチェリーウッドの逆台形。５センチ間隔の横木が優しく背中を支えてくれて、腰を気持ち良い感じで包んでくれます。横木だから座る時に引き易いですし。２客購入することにしました。
最後は食器棚。これが難しかったんです。私達が探す幅が１０７ｃｍまでのものって中途半端なんですよね〜。９０ｃｍ幅タイプだと収納力が弱いし、幅広のタイプとなると１１０cm以上なんですよ〜。私達は家具をウッドタイプで整えたかったんですが、食器棚はカラースチールものが多かったり…。電子レンジと炊飯シャーの収納が付いているもので天井近い背の高いタイプで〜等と担当さんに要望をぶつけまくっているとありました！大塚家具さんスゴイですね〜。オリジナル商品の中に私達の希望を網羅する食器棚がありました。逆にびっくりするくらいです。ちゃんとチェリーレッドウッドだし！収納も充分でお値段もまぁまぁ。カレも気に入って。思わずリビングに置くカップボードも欲しくなった様子でした。「いずれ必要になったらね」という事で理性を取り戻しまして、めでたくお買い物終了です。最後に商談スペースでお支払を済ませ、家具の配送日を予約。結婚式の翌々日、11月４日にお願いしました。
集中してお買い物したら、とっても疲れました。スターバックスでコーヒーを飲みながらもう挙式まで１週間なんだね〜と今さらながらにしみじみ。それにしてはまだやらねばならぬ事が控えていて息切れしそうです。彼もお仕事が忙しそう…。挙式まで全く体を休めることが出来ないのでやつれてきました。残業キツそうだし…。あと残りちょっとだからもう一頑張りしようね、ってことで今日は早めに送ってもらい、お互いに少し休もうということにしました。でも明日もお買い物です。
ギリギリまでデザインが決まらず、悩みに悩んでいたウェルカムボード。あまりの時間のなさによる焦燥感からいっそのこと外注してしまおうかとも考えました。でもせっかく楽しく習ってきたカリグラフィーだから頑張ってみようと思い、夕べ必死に書き上げました。迷った末に選んだ台紙は深めのグリーン。これはリーガロイヤルホテルに合わせてみました。そしてインクの色はホワイト。ウェディングテーマであるホワイトと羽にマッチするべく選びました。何回か下書きし、清書ではついついペン先に力が入りすぎて２度失敗した後、ようやく一応満足できるかな？という１枚が仕上りました。反省点としては、「もっと時間のあるうちに書いておくべきだった！」に尽きます…。
午前中に実家を出て上京。あまり寝ていないので慎重に高速道路を走ります。まずは新宿の世界堂へ。夕べ仕上げたばかりのウェルカムボード用の額を購入する為です。迷った末に台紙に近いグリーンとつや消しゴールドの枠飾りのついた額に決めました。台紙に合わせてクリーム色のマットをオプションで依頼したので受取りは１０／３１。なんともぎりぎりの仕上がり予定です。予定では額にフラワーパーツとファーで飾りつけるつもりなので間に合うかどうか不安です。
続いて小田急の印刷ショップへサンキューカードを受取りに行きました。
思い通りのデザインにきれいに仕上っていて大満足です。やっぱりプロにお願いして良かった！だって今の自分のスケジュールでは絶対に間に合わないもの！！あとは２つ折りして透明のセロ袋に入れるだけです。日曜にカレと買い物する予定です。
会社帰りの妹と合流して、ミスターミニットヘ。新居の合鍵を作ります。自分用の部屋とトランクルームの鍵を１本づつ。緊急時用に妹に預ける部屋の鍵１本。そしてカレ用の車の鍵１本。今結構カワイイイラスト入りの鍵があって迷いましたが自分用には白地に花柄を選びました。マンションの鍵は一応ピッキング防止タイプの鍵なので選択肢は少なかったのが残念でした。
もうぐったりです。途中妹の彼氏と待ち合わせて一緒に夕食を食べてから妹のマンションへ。眠くて眠くて〜。明日はカレと大塚家具へ家具を見に行きます。最低限のものしか買わない予定ですが、月曜日に妹と下見しておいたモノがカレも気に入ればいいなのですが…。
| 2002年10月23日(水) |
プイロフィール原稿の最終チェック |
私達は仲人さんをお願いしなかったので、披露宴で私達のプロフィールは司会のＫ合さんにお願いする事になっています。前回打合せの際、お願いしてあったシナリオが出来あがったという事で新居宛てにＦＡＸで原稿が送らてきました。
早速カレの分のチェックを済ませた原稿を私の実家宛に転送してもらい、目を通しました。私は養女ということもあり、親が２組あってなかなか面倒臭い環境なのですが、そこはプロ。とても自然な形で紹介して下さる内容になっていました。流石だなぁと感心し、それでも数カ所の小さな訂正と加筆を加え、念の為実家のの父にも目を通してもらい、了承を得てから再びＫ合さん宛にＦＡＸで送りました。
こうやって一つ一つ当日まで確認しながら良き日を迎えていくんだなぁと感じました。
むくれていても仕方ないので会社をお休みしてくれた妹と家具の下見に出掛けた。
カレと相談した結果とりあえず「ダイニングテーブル」、「ダイニングチェア×２客」、「食器棚」の３点だけ家具を買おうという事に決めていた。多摩センター方面にでかけ、まず“家具の大正堂”へ。う〜んピンとくるものはないなぁ。食器棚はちょっといいかな〜っていうものもあったけど、サイズが…。
次に“大塚家具”へ。初めて行ったのでまず会員登録して、担当者の案内で売場へ。本気で買う気持ちのある私は良いけど、冷やかしでは来にくいお店かも。ここはとっても広い！全ての商品がカラー別に展示されているのでカラーコーディネートを重視する私にはウレシイかも。ここでピピっと来た家具発見！３点とも目星がついた感じ。妹も「あたしも欲しいかも」という商品に出会いました。今日は下見なので後日カレと一緒に来ると担当者に予約して今日はひきあげることにしました。
最後に新居のためのお買い物です。細々とした生活用品は私が揃えて行こうと思っています。そのほうが自分の趣味で揃えることができるし、大きいものは彼が準備してくれるので細々としたものは私が準備しようと考えたのです。といってもこれは相談して決めた事ではなく、なんとなくそうなった感じ。
本格的には結婚して実際に生活を始めてから必要なものだけ新規購入するつもりだけど、「新生活初日から必要」だと思われるものだけは買っておかねばなりません。ということで買ったものは以下の通りです。
・ご飯茶碗とお碗とお箸（夫婦用１組）
・客用ご飯茶碗（大×２、小×３、子供用×２）
・のれん
・レードルスタンド
・スリッパ
買い物の帰り道、そのまま新居に荷物を運びました。まだ食器棚がないので、キッチンシンクの下や引出しそっと入れておく事にしました。あとは実家の押し入れに眠っているお鍋や食器をかき集めて足りないものは結婚後に揃えて行きます。
新居の寝室にするお部屋にポツンとお布団が１組たたんでありました。急に生活色が鮮やかになって改めて「結婚したらここに住むんだなァ」っていう気持ちになりました。
今日はこれから実家に帰るのでカレの帰宅を待たずに、ちょこっとメモだけを残して新居を後にしました。
朝５時起きでカレのお引越しの手伝いに行きました。妹が手伝ってくれます。カレの荷物が入る前にまず掃除をしなければ！新築のお部屋ってすごく汚れているものなんですよ。
眠くなりそうな気持ちをやり過ごしながらなんとか９時半にはカレの社宅に着いて、新居の鍵を受取ることができました。さぁこれから新居に突入です。さっそく妹と床に這いつくばって雑巾がけです。まず水拭きで、続いてワックス拭き。２ＬＤＫでもなんにも荷物が入っていない床は広い！
きれに仕上げたところに照明が届きました。取りつけサービスを依頼しておいたのであっというまに作業員の方が取りつけてくれました。
日用品の買いだしから戻るとちょうど彼のトラックが到着していました。カレが結構衣装持ちだったことが判明し、なし崩し的に大きいほうのクローゼットがカレのものになってしまいました。私より数倍衣装ケースが…。びっくりです。
と、そこへカレのご両親と弟さんご夫婦とその赤ちゃんが登場です。この赤ちゃん、パンを頬張りながらお母様の腕に抱かれて入ってきて、妹と私が磨き上げた床にボロボロってパンクズを撒き散らします。泣けました。
弟さんご夫婦とは初対面。ご挨拶しました。彼らは一通り「きれいね〜広いね〜」と見学した後、「じゃぁ失礼します。」と帰っていった…。ハ？手伝いにに来たんじゃ？？
手伝いに来たのはご両親でした。カレと相談して、当座使うものだけ荷解きして、私の荷持を入れた後、レイアウトを相談しながらダンボールを空けようということだったのに、お二人はどんどん勝手に荷解きしちゃいます。呆然とする私と妹でしたが、そんな中宅急便が長野から届きます。掃除機、電子レンジは聞いていましたが、新品の炊飯器や突っ張り棒まで届いてもうびっくり！炊飯器はあるものを使おうって言っていたのに。わざわざ買うなら私、欲しいメーカーのモノがあったのに〜！しかもその事、ちゃんとカレに伝えてあったのに〜！！！！
もーやだ。まただ、、、、、、
しかもカレがぜんぜんこの状況を「違う」と思っていないのが嫌でした。
今まで転勤時の引越しはきっとこんな具合だったんでしょう。でも今までの引越しと今回、新居に入る引越しとは状況が全く違うのでは？？？
ご両親がこの場で陣頭指揮を取る状況など、ハッキリ言って私には理解できません。なぜ、私とカレの思う通りに出来ないのでしょう？カレもどうしてそうリードできないのでしょうか？？
カレのお父様は１つ荷物を開いては「すみれさん、怒るかもしれないけど、これ使って。」「すみれさん、怒るかもしれないけど、ここはこれを置いたら…」の連発。私ムカっときはじめました。
お母様からは「そちらさんはコレ使う？」と言われ、ボーゼン。「そちらさん」って何？？ワタシのこと？？嫁のことそんな風に言う？？
結局この日は終始こんな具合でした。
夕方田舎に帰るお父様と弟さんの家に泊まるお母様を最寄駅まで送りながら私と妹は新居を後にしました。
もう、精神的に疲れて…。これがずうっと続くのかと思うと結構ツライなと感じはじめました。
| 2002年10月18日(金) |
婦人科検診…結果発表 |
婦人科に予約時間少し前に行った。
やはり少し緊張してしまって、ドキドキ待っていた。
…しかし、今日に限って診察が遅れていて、待たされること１時間。
やっと順番が回ってきました。
結果は、正常値とのこと。
良かった♪
でも１年に一度はちゃんと検査するように薦められました。大事なことだもの、当然ですよね。
痛いから、忙しいからと言わずにきちんと受けようと決心しました。
| 2002年10月15日(火) |
衣装小物合わせ＆ヘアメイクリハーサル |
１３時からの予定だった小物合わせが衣装室の希望で１５時半になりました。ちょっとゆっくりお出かけです。
まずは購入したインナーを着けてみます。やはり借り物でなく自分の物だと思うと気分が違います。
早速ウェディングドレスから小物を合わせます。
ベールはマリアベールが希望でした。でもドレスの襟にあるお花のモチーフを隠したくなかったので、通常よりも可愛く、繊細な刺しゅうを施したマリアベールに決めました。色もオフホワイトでドレスに合います。イヤリングもネックレスもオフホワイトのパールとゴールドの組み合わせで花のモチーフがついたものにしました。可愛い印象に仕上げたいのです。手袋はサテンジャージのひじまでの手袋にきめました。
さてカラードレスです。
こちらはドレスにリボンチョーカーとヘアアクセサリーがセットになっていました。せっかくなのでショールも含めて全て使わせてもらうことになりました。イヤリングはクリーム色の一粒パールに決めました。手袋はピンクのオーガンジーのショート丈のものです。あっさり決まりました。
時間が押してしまい、１６時からの美容室でのヘアメイクリハにすっかり遅れてしまいました。衣装さんと一緒に美容室に飛び込みます。まずはクレンジングをしっかりしてもらって挙式用のリハです。マリアベールなので低い位置ですっきりまとめてもらって下に生花をつけるつもりでしたが、マリアベールがあまり重くないのでもう少し軽い雰囲気になるようにポニーテールくらいの位置で上をまとめてもらうことにしました。メークは寒色系を希望したので、ブルーのアイシャドウで仕上げてもらいます。出来上がってみると希望通りになっていました。自分でも納得いく感じだったのであっさりＯＫとなり当日用の記録写真を撮って完了です。
次はカラードレス。
ヘアーは部分的にウィッグを使って動きがあるアップスタイルが希望です。ヘアメイクさんはどんどんスタイルを作り変えていきます。メイクは今度はグリーン系で仕上げてもらいました。う〜ん、いいかも。とても納得がいくしあがりでした。やはり挙式前に一度実際にリハーサルをしてもらうことは大切だと思いました。不安感が払拭されます。私は幸運なことにホテルのサービスで受けられましたが、もし有料でもお願いしたほうがいいと思える時間でした。これから結婚する友人、妹にはぜひ薦めようと思います。
帰り際、最後にホテルの花屋さんでブーケの打合せです。
挙式用のブーケ、ヘッドは全てキャンセルしました。又、お色直し用のヘッドはパーツ数を増やしました。バック型のブーケも色とデザインを指定し打合せ終了。良かった。
もうぐったりです。
友人との夕食にはすっかり遅れてしまいました。
| 2002年10月14日(月) |
最終打合せ＆ブーケ打合せ |
１０時からホテルの担当さんと最終打合せを行いました。いよいよ最終です。
…が、まだ私の衣装の小物合わせや、メイクリハ、ブーケ打合せが済んでいません…。
でも、一応今日までに決定した分を最終見積りとして挙式１週間前までに支払うのだ。私はＪＣＢカードで決済するつもりだ。既に挙式費用支払いのための限度額一時引き上げ手続きも済ませている。両家の費用分担は基本的にプラン折半。飲食等の宴席費用は両家の招待人数割。衣装や写真などは各家の注文数に応じてということになる。ブーケは両家で１つづつ負担。ホテルの担当さんが両家それぞれに分けて請求書を作ってくれるそうだ。（これは一般的ではないそう。通常はホテルからの請求は両家合算で。ただし支払いは両家別で支払いが可能とのことだった。）
なんか女性の負担額が多いような…。仕方がないけど。でもウェルカムボードやサンキューカード、送賓時のおくばりもの、リングピローの作成なんかの経費はみな私の負担？？？？？？？？？
あとで話し合わなくちゃ。
さぁ後はＢＧＭの録音が残ってる。一応おととい私の兄に頼んで録音してもらっているけど、まだあと少し残ってる。がんばって録音しなくちゃ。ん？待ってこれも私がやってる？？う〜ん、なんか納得出来ない…気がしてきた。
さて、場所を伊勢丹に移してまずは結婚指輪の受取り。フラ・ジャコーの指輪、出来てました。う〜んさすがに指にしっくりなじみます。初めてはめたとは思えないフィット感です。高かったけどこれに決めて本当に良かったです。
後、子供花束をくれるカレの甥っ子のお礼用のおもちゃを選びます。プラレールにあっさり決定。１歳ちょっとの子供が持てるように包んでもらうのが大変でした。
１５時からは伊勢丹地下２階のフラサーショップ「more than words」でブーケのオーダーです。初めはホテルでブーケを全て頼もうと思いましたが、どうも挙式用のお花が納得いくものが頼めなかったのです。ずっと不満でした。そんなときこのショップのことを思い出したのです。相談してみるとすごく私の思い描いていたブーケを作って頂けそうです。即決お願いすることにしました。クリーム近い白くころんとしたバラとグリーンの実ものを入れてナチュラルな感じに。そしてこだわりのファーを加えてもらうことにしました。ヘッドとブートニアをオーダーするとちょっと値ははりましたが、Ｉカード割引とブライダルクラブ割引が使えるので最終的にはあまりホテルと変わらない値段になりました。
カレと別れた後、小田急をぶらついていると、印刷ショップにぶつかりました。そこの店員さんに声をかけられ、印刷物の不安をぶつけるうちに気がつくとサンキューカードの印刷をオーダーしていました（笑）簡単だし、自分でするつもりだったんです。でもそんな時間が果たしてあるのか？と思い悩んでいたんです。で、結構印刷代が安いこともあってプロにおまかせすることになりました。あ〜これで安心です。肩の荷がまた１つ降ろせました。
| 2002年10月13日(日) |
カレ衣装サイズ合わせ＆司会者との打合せ |
お昼の新幹線で上京。
今日から又３日間ホテルに打合せに通います。
１５時半から衣装室でカレの衣装のサイズ合わせです。前回着用したサイズより１サイズ上を着ます。カレはなで肩なので、薄い肩パットを入れないと上着の後ろにへんな皺がくっきり入ってしまうのです。今日はそのへんもしっかり当日と同じようにして試着すると、袖丈や裾も今日のサイズの方がピタリしました。あっという間に試着終了です。
１６時から、司会をお願いするプロのＫ合さんと打合せしました。Ｋ合さんはお若いのにとても落ち着いていて、頼りになりそうな印象を受けました。正直言ってとても安心しました。プロフィール紹介もお願いするのですが、私達との会話から提出した資料以上の情報を引出す術に長けていて、こちらが長々と説明しなくても多くを理解してもらえるのです。本当に感激しました。さすがはプロです。声もしっとりと落ち着いた雰囲気で宴席を上品に演出してくれそうな感じです。とても素晴らしい方にお願いすることができて幸せに思いました。
今日の打合せを元にシナリオを作ってくれてあらかじめＦＡＸで私達に見せてくれるそうです。安心してお任せできると感じました。
１４時半からホテルの美容室で美容相談。
まだ衣装の小物合わせが済んでいないので詳しくは決められないが、ホテルのサービスでヘアメイクリハーサルをしてもらえるのでその時実際にいろいろやってみてから相談して決めましょうということになった。
カレはお酒に非常に弱いので、写真が赤ら顔になるのを防ぐために軽くメークをしてもらうことにした。ひげも濃いから兆度いいかも。
顔・襟ソリを含めたフェイシャルエステも挙式５日前にサービスで受けられることになっていてその予約も完了。
あ〜いよいよです。
帰り際、ホテルのお花やさんでブーケを１つキャンセル。挙式用のブーケは外注することにしたからです。あと、子供花束贈呈もカレの甥っ子ちゃんからだけにしたので１つ花束をキャンセルした。
あ〜忙しかった。夕方の新幹線で家路に着いたのですが、さすがに東京との往復にくたびれてきました。
| 2002年10月06日(日) |
進行打合せ＆カレの衣装合わせ＋お買物 |
朝新幹線で上京し早速ホテルで打合せです。
今日は進行の打合せ。担当さんと細かく当日の２人の動き方、披露宴の進み方や祝辞を頂けるご来賓の名前などを確認しました。今日の打合せはスムーズで最後に変更箇所などを確認しておしまいです。１時間程ですみました。
その後カレと別室でＢＧＭの相談です。２人で好みの押し付け合い（笑）をしながらだいたいのところがきまりました。結構自分でテープに録音する必要がありそうなので頑張らねば。
続いて１３時からカレの衣装合わせです。今日は列席者衣装フェアなので、新郎の衣装も沢山ありました。まずはカレ希望の黒から。デザインはロングタキシード希望なので後は色の問題だけなんです。黒はやはり無難。可もなく、不可もなくでツマラナイ…。
続いて紺。殆ど黒と変わらない色合いでしたがちょっと印象が明るいかな？という程度。悪くはないかなぁというカンジ。
実は私はグレーを着てもらいたいのです。
私のピンクのカラードレスにも合うし、柔らかい印象になるからです。カレはすごく嫌がっていたのですが、どうやら薄いグレーを嫌っている様子。私が薦めたいのはチャコールグレー。黒に近いからちょっと心が動き掛けた瞬間を私も担当さんも見逃しませんでした。
中のベストと襟の切り替えがスウェード調というモダンブリティッシュ風のデザインをすかさず試着してもらうと、よく似合うではないですか！本人もまんざらではない様子です。ハイ、決まりですね。
お色直しは赤のベストに決めました。本当はピンクのカラーシャツへのチェンジを薦めたのですがこれは絶対に嫌だと拒否されてしまったので断念。
今日着たのは１サイズ小さいものだったので、来週再度サイズ合わせをすることになりました。
もう夕方です。でも新居の為の買物も少しはしないと間に合わないということで、青山に向いました。ベルコモンズのＢ１「シボネ」でソファベッドを注文するのです。これは長年私が欲しかった物で、両親が結婚祝で買ってくれることになったのです。カヴァーの色を決めるのに少々手間取りましたが、やっとのことでベージュに決めました。うれしい♪
今度は新居近くの家電量販店に出向き、照明器具と冷蔵庫、ファックスを買いました。照明器具は天井にピッタリつくタイプのリモコンタイプで１番明るいものを３点。冷蔵庫はスリムタイプの５ドアで使い勝手の良さそうな日立のものに決めました。色は悩んだ末に無難なホワイトグレーにしました。テレビは迷っちゃって決められず、結局次回買う事にしました。ファックスはカレは要らなそうだったけど、私がおねだりしてしまいました。
ここまで盛り沢山だったのですが、今日の締め括りはやはり話し合い。
家電量販店から駅へ戻る道すがら、結納の時のわだかまりを正直にすべてはきだしました。時間が経って自分の中で整理された為が感情的にならずに話せたと思います。カレは黙って全部聴いてくれて最後に、「お互い誤解があった部分もあるとは思うけれど、いろいろと嫌な思いをお父さん方やすみれさんにさせてしまって申し訳なかった…。これからは父が前面に立って事を進めることはないとは思うけど、これからは僕が間にたって、キチンと話合いの交通整理をするようにするから。」と言ってくれました。
すごくうれしかったし、少し安心した。
今まで少々頼りなく感じていたカレをチョッピリ見直しちゃいました。
本当にカレがしっかり私を守ってくれるなら、もう結納のことは過去のこととして、私もわだかまりを捨てて前向きにカレのお父様と付き合っていけるかなと思った。
今夜はほのぼのとした気分で別れることができた。
一応、ブライダルチェックの意味合いも含めて、婦人科検診を受けてきました。問診、内診と子宮ガン検査を受けました。いやぁ、毎度ながら苦痛でした。痛かった…
２週間後に結果がでます。
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