ToY◎StorY
モクジカコミライ


2011年04月30日(土) 安心感

そしてわたしはあろうことか、

一連の話をひさくんにメールした。

ひさくんからどんな返事が返ってくるかわからないけれど

彼とは来月、会えることになっている。

ばかだなぁと笑い飛ばしてくれたらいいな。




わたしに結婚願望がなかったら

わたしに変なポリシーがなかったら

多分

ううん、絶対

おにーさんと体の関係を持っていただろうな。

深みにはまる前でよかったのだ、と

思えるようになりたい。

自由すぎる彼に

あたしは ついていけなくなる日が来るのはわかってたけど

こんな風に終わりがくるなんて思わなかったんだ。




なんだか、疲れた。

安心感がほしい。

毎日をもっと頑張れる、安心感が。


2011年04月29日(金) 崩壊

びっくりするくらい簡単に、

彼との関係は崩れさってしまった。



たのしい たのしい 時間が過ぎていって

朝になった。

彼はまた、ホテルに誘い

わたしは 彼女がいる人とは無理だからと断る。

そして彼は

「いく気ないならお前自分ち帰れ」と

一人帰宅していったのだ。

冗談なのかと思ったら本気で帰ってしまったみたいで

電話をかけても メールをしても無視された。




彼にとって、あたしはやりたいだけの女だったのかな。

彼女がいる人とできない、というのには

深い 深い 理由がある。

きれいごとをいうつもりはない。

あたしには あたしの理由がある。

でも彼は あたしに軽い関係を望んだのだろう。




あたしはね、もう二十歳の女の子じゃないんだよ。

遊びの恋は、もう、いらないの。


2011年04月23日(土) 圭ちゃんみたい。

結果からいうと、

別に現状がかわることはなかった。

やたらホテルに行きたがる彼に

やっぱりそれだけが目的なのかしら、と

半信半疑になるわたしと

彼女がいるくせに

で、いつから付き合ってくれるん?と

意味の分からないことを言い続ける彼。

彼の言動は、

圭ちゃんそのものだ。

いや、圭ちゃんよりもたちが悪いだろう。





わたしは彼と結婚することになるんじゃないか、とか

なんとなく、そんな風に思うのはなぜだろう。

金銭感覚も、趣味も違う。

あたしの見た目もすぐけなすし、暴言ばかり。

しあわせになれるとは到底思えない(笑)

本当に圭ちゃんそっくり。

なのに

なんとなく、一緒にいるのが心地よくて

なんとなく、一緒にいるのが普通なんだ。

へんなの。




あたしは彼氏じゃない人とする気はないし

ましてや彼女がいる人とは絶対にしないよ。

そう、彼に伝えた。

まだ返事はないけれど

それでもう飽きるような人なら、

そんな中途半端な気持ちなら、

あたしは あなたなんかいらない。




数メートルだけ、手をつないだ。

こんなにも つないでることを自然に感じる手は

過去に一人しかいなかった。

そう。




圭ちゃんだ。


2011年04月17日(日) 勝負

彼からの連絡はめっきり減って

ああ、やっぱりか、なんて

わかりきってたことだけど

まだどこかで期待しているわたしがいる。




お友だちからの忠告は

いつも正しくて なにも言い返せないけれど

わたしはその忠告を受け入れることは、ほぼ、ないに等しい。

こう思ったらこう!と突き進んでしまうのだ。

バカみたいにまっすぐで 傷つくことも多いけれど

傷ついても 後悔だけはしたくないから。




24日に彼と会う。

最後になるか、これからのなにかにつながるか。

ある意味、その日が勝負になるのだろうな。


2011年04月06日(水) 懺悔をしながらも

『ちょっと時間かかるけど、

 みっこちゃんは俺に任せてて』。

彼は、そんな風に言った。

俺の事情を早いとこ片付けるから、って。



彼の言葉を信じていいのかわからないし、

本当はそんなことを願っちゃいけないのだろうけれど、

ダメ女の典型的パターンなんだろうけれど、

少しだけ、だまされてあげてもいいやと思う。

わたしが24歳の間だけ。

彼には期限を決める、って言ったけれど

期限を決めても手を出さないからいいじゃん!と言われ

わかったよーって答えた。

でもね、そうもいかないんだ。

ずるずるは嫌だし

浮気も絶対嫌だし

本当は連絡することにも罪悪感を覚える。

それでもあなたのそばにいたいと思ってしまったから

少しだけ、少しだけ、そばにいようと思う。





さて、どうなることやら。


2011年04月04日(月)

彼と彼女は一緒に暮らしていて

ニートの彼女に嫌気がさした、と言っていた。

あたしは、その彼女にも会ったことがある。

彼のことをもっと知りたいと思うけれど

彼女さんのことを考えると

踏みとどまらなきゃダメなのだ。




『俺、みっこちゃんのこと結構すきやで』。



あなた、正直ねぇ。結構、とか。

そう答えると、彼はいう。

『普段の俺は人を褒めたりせーへんで』って。

こうやって何人もの女をだましてきたのかしら?

でも、その言葉を信じてしまいそうになる。

みっこちゃんを一番にするから待ってて、という言葉すら。




彼は、誰かに似ていた。

そして気づいたんだ。

彼の態度は

圭ちゃんに似ているのだと。


2011年04月02日(土) ややこしいこと。

なんだか、久しぶりの日記。

ひさくんにはこっぴどくふられ続け、

諦めようと頑張っている最中です。

結局年末に会ったきりで、

遊ぼうという話は流れ続け今に至るという。。。

そんな中、またややこしいことになってしまった。

わたし、なにをしてるんだろう。




お友達の結婚式で出会ったおにーさんがいて。

なぜだか半年くらいぶりに遊ぶことになったの。

行ってみたかったご飯屋さんに行って

気になってたイベントに行って

ほんわり酔っぱらって

すんごくしあわせだった。

仕事の上でも尊敬できる人だったし

その他の面でも彼の話はおもしろくて。

でも、なんとなく遊ぶことが決まったときも

ふたりでへろへろに酔っぱらってけらけら笑ってるときも

まさかこんなことになるなんて思ってもみなかった。

もちろん彼も、そんなつもりはなかっただろう。





彼は、ぎゅうっと抱きしめて

キスをした。




わたしは拒否しなかった。

キスをすることが、自然に感じたの。

1ヶ月ほど前にあたしはこの光景を夢で見ていたから。

1度しか会ったことのないその人と、キスする夢を。

でもね、関係をもっちゃいけない人だと

わたしの心はわかっているはずだった。

だって、だって。

彼には5年付き合っている彼女がいるんだもの。




キス以上はできないし、絶対しない、というと

彼女と別れたら考えてくれる?と。

別れたいし、今ぎりぎり続いている感じというのは

2ヶ月ほど前からきいていたけれど

彼の言葉を信じることはできない。

アキちゃんも、結局わたしを選ぶことはなかった。

わたしは、2番目はもうこりごり。


みっこ |MaiL

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