ToY◎StorY
モクジ|カコ|ミライ
ねぇ みやくん。
その態度は
新しい彼女探しているようにしか思えないよ。
信じられない。
みやくんは別れたつもりはなかったらしい。
だけどやっぱり、
あたしにだけ求める彼を
あたしは包み込んであげることはできない。
支えてもらわなきゃ
支えてあげられない。
遠距離になって
キミは あたしを信じてくれなくなった。
どうにかして、なんていわれても
あたしにはどうしようもなかった。
好きなら追ってくるやろ?
おまえの気持ちはそれだけのもんやったってことちゃうん?
あたしも頑張れないよ、っていったあと
話すことはないと連絡が途絶え
一方的に突き放した次の日
あたしを責める言葉であふれたメールが届いた。
なぜ あたしだけに求めるの?
あたしはあなたを
支えてあげられるほどの器はまだもっていないよ。
キミはいつもそばにいてくれた。
あたしは多分 甘えてたんだ。
うまくいっているように思っていた。
でもね、バランスがくずれちゃったの。
キミは あたしと 似ている。
似ているから 好きだと思った。
似ているから やっていけると思った。
だけど、本当は違ったんだ。
似ているからこそ、
あたしは キミを 救えない。
キミは あたしを 救えない。
気づいてしまったあたしは
キミとの別れを 選んでしまうのだろう。
みやくんと 別れた。
信じてもらえてなかった。
信じてあげれなかった。
あたしも
みやくんも
似た者同士すぎて うまくいかなかった。
なんで、こんなことになってしまったのだろう。
わけがわからない。
着信も拒否された。
もう、あたしはどうしようとも思わない。
せっかく出会えたのにな。
にすぎているのも、だめなのね。
あなたのこと、大切だったよ。
すごく すごく 愛しかった。
あたしの言葉はもう 信じてくれないのだろうけど。
みやくんの行動に
なんだか無性に腹が立つことが増えた。
イライラして
今までのように接するこができない自分が
ちっさい人間だと思った。
みやくんは かわってない。
かわったのは あたしだ。
ごめんね。
キミはなにも、悪くない。
キミのこと、本当はすごく、大切なのに。
距離があたしを 意地悪くする。
素直になりたい。
年末からお正月にかけて、
みやくんとはじめて喧嘩。
思いやれなくてごめんなさい。
それでも
誰にも見せないあたしを
キミには見せれてしまうのが不思議。
受け止めてくれてありがとう。
みやくんと出会って、4ヶ月。
まだ、なのか
もう、なのか。
不思議なものです。
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