晴れも褻も 〜ハレもケも、と読みます。私らしいかなと。

2003年07月08日(火) 杞憂

その昔、杞の国の人が空が落ちてくるんじゃないかと心配したという故事から。
空が落ちると言えば、桜が散るのを防ぐために、
空を覆うばかりの袖がほしいと言ったという話もあって、
考えることが純粋と言うか、むちゃくちゃというか。

今朝まで今日のタイトルは「防波堤」にしようと思っていましたが、
防波堤よりポジティブな方向で、ということで杞憂になりました。
防波堤、作りたがりです。
波が来て濡れたところですぐ乾くだろうに、
波が近寄るのを必要以上に怖がって、
余計に距離を開けていたら、後ろの川に落ちたりしています。
それ以前に、波が来るってことが杞憂なのかもしれないし。

結局杞の国の人はどうしたんだろう。
寝食を忘れて憂いていたというのは分かったのだけど、それじゃ死んじゃうし。
親切な友人がいて、上手に諭した、でちゃんちゃん、らしい。
(杞憂が載っている本の作者の)列子曰く、
天が落ちようが落ちまいが、そんな先のことを悩むほうが意味がないこと
仰るとおり、かも。
変なことを心配してたのしいことを短命に終わらせないようにしませんとね。


***南の島の写真をアップしました。→こちら***
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