あまいせいかつ

2006年09月25日(月) るかちゃん映画鑑賞会「北の橋」

薄っぺらい華やかさが苦手なわたしは六本木の街が大嫌い。
でも、六本木で大好きな場所が1つだけ以前はあった。

今はなき六本木WAVEの地下にあった映画館シネ・ヴィヴァンである。
わたしがまだ52歳じゃなかった頃、ここで欧州映画をたくさんみたことが
今のわたしを存在させたのかもしれない。

この映画館ではじめてパスカル・オジェという女優を見た。
みなしごハッチみたいな眠そうな目、枯れ枝のような体
インコの囁きのようなしゃべり、あまりの可愛さに卒倒しそうになったものだ。
彼女は26歳で亡くなっているため
出演作品でみることができるのは
「満月の夜」とこの「北の橋」の2本だけである。

「北の橋」は一応ロードムービーで一応サスペンスである。
なぜ一応かというと、まるでスリルを感じないサスペンスだからである。
ロードムービーというよりは子供の時の裏山にこっそり行った行き当たりばったりの探検を思い出す。
いつも思うことは、ジャック・リベットの映画は
まったりとした、はちゃめちゃな天才バカボン風味なのだ。
今回も主役のひとりは元テロリストで刑務所あがりで閉所恐怖症。
もうひとりは妄想狂で空手好き。
ふたりの共通点はいかれぽんち。
実世界ではこの二人は母娘なのだ。
ラストもおったまげだったけど
これでいいのだ。レレレのレ。

北の橋(1981) - goo 映画


「北の橋」の画像がなかったので「満月の夜」より
パスカルオジェとまだハゲてないルキーニ



2006年09月24日(日) るかちゃん映画鑑賞会「瞬間の記憶」

それほど期待せずに見に行ったのですが
鳥肌モノでよかったです。

アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶 - goo 映画

「現像には根気がいるけど、撮影は短気でいいんだよ」
という言葉からはじまるドキュメンタリー。

その1瞬の最高の場面にシャッターをおせる才能、素晴らしいです。

わたしが一番気に入った写真はこちら。
カメラ目線でにっこり微笑む少女とそれを優しくみつめる父。
そして坂の向こうから、満面の笑みで走ってくる母。
最高です。




2006年09月21日(木) 老女ケニア

先週はダイエット週間でした。
ダイエットクリニックの先生に
メディカルチェックを受けたときのことです。

先生 「あなたは内臓型脂肪じゃないですね。」

わたし「内臓型脂肪じゃないんですね!
    \(@^o^)/ <キャッホー!!」

先生 「内臓というより・・・」

わたし「(・∀・)内臓というよりっ!!」

先生 「全部太ってます」

わたし「・・・・」

先生 「・・・・」

先生 「あなたの肉体年齢は・・・・」

わたし「(・∀・)肉体年齢はっ!!!」ワクワク

先生 「52歳です」

わたし「・・・・」

先生 「・・・・」

わたしはイザベル・ユペールと同じ誕生日なのですが
年齢も同じ52歳であることがわかりました(大照)。
同じ演技派女優としてメス臭のしない同士
仲良くしていこうね!ユペールっ。



2006年09月19日(火) ヘンな踊りだよ おっかさん!

こんな両親に育てられたら
多少の音痴ぐらい目をつぶってあげたいと思う今日この頃です。



すみません。
ハートのとぐろが怖すぎです。
でもこのCDを持っている自分が好きです(大照)。



2006年09月18日(月) るかちゃん映画鑑賞会「ピアニスト」

先日寿退社したCXの某有名女子アナ。
サバサバしたところが人気なのだろうかとわたしは思っていたのだが
男子からみると彼女のメス臭はすごいらしい。

そういわれてみれば彼女の結婚式には乱入男が現れたり
警察が出動するぐらい見物人が来たらしい。

同性同士ではそのメス臭は感じないことが多いが
同性からも異性からもメス臭が感じられないのではないだろうかと思う
イザベル・ユペールさん主演のこちらの作品は
カンヌでグランプリ、主演男優賞、主演女優賞をとった作品です。
(ユペールさんが読んだら刺されそうだが、ユペールさんは日本語わからないからいいのだ。)

あらすじはこちら。
ピアニスト(2001) - goo 映画

主人公エリカの風変わりな性癖ばかりが目につくが
エリカは他人との協調がとっても苦手な女性で
彼女にとって、他人との関係は「支配」か「服従」
のどちらかしかない。
他人との関係がうまく作れないまま
老女になってしまったため起きる悲哀。

なんだか居た堪れない気持ちになる作品です。



2006年09月16日(土) 20年ぶりだよ おっかさん!

なんと20年ぶりに
シャルロット・ゲーンズブールさんがCDを出されました!
5.55というタイトルです。聞いてみたい方は検索開始っ。

歌う最近のシャルロットさん

ちょっと声が低くなった気がしますが
平均台でピルエットを踊るような不安定な歌唱法は健在のようです。
ママに似てきたような気がしますね。

はじめてシャルロットさんの歌を聞いた時は衝撃でした・・・。


この曲を含むアジャーニ、バルドー、ドヌウブさんたちイム大女優さんたちが
歌うオムニバス盤CD「美しい人」を持っているわたくし。
もちろん廃盤のようですわ。ほほほ。

■おまけ■
アジャーニさんも
つり橋で逆立ちしながら歌うような不安定な歌唱法です。
このPVはリュック・ベッソンさんがお撮りになったそうです。
とても若々しいですね。

「マリンブルーの瞳」というタイトルで日本でもちゃんと発売されました。


プールの底へ早く来て
あなたの小さなイワシを再び釣り上げて
溺れるのを防いで


(;´∀`)ひょっとして猥褻な歌詞なのでしょうか・・・。
イワシ大って・・・・。
でも伊豆で買ったイワシが美味しかったので許すことにします。


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